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山梨◆八ヶ岳/爽秋の候、10月の八ヶ岳事務所より【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年10月2日

10月に入り、移動性高気圧が大陸からやってきて広く日本列島を覆うときには秋晴れになります。天高く爽やかな気候が1週間続くこともあります。

かつては10月10日が晴れの特異日で、オリンピックを記念した祝日でした。 収穫の秋、各家庭では「梨北米(りほくまい)」の新米が食卓に並びます。(山梨県産のブランド米で、日本穀物検定協会の食味ランキングで最高評価の「特A」を5年連続、通算10回取得しているコシヒカリ)

近年では温暖化の影響か日本の年平均気温は、100年あたり1.19℃の割合で上昇しています(世界においても同0.72℃)。北杜市の中でも米どころの標高が上がってきており、高根町五町田あたりがおいしいとも。

苅田の先には冠雪した富士山。甲府地方気象台によると南アルプス・甲斐駒ヶ岳の初冠雪は、例年10月27日(昨年は11月1日)ですので、いよいよ雪を抱いた山々の景色が楽しめる時期となってきます。この時期は朝夕の寒暖差が大きくなるとともに冷え込む日もありますので、現地見学の折は着帽の上動きやすい長袖の服装でお出かけください。

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◆今月号の物件こぼれ話

平成10年(1998年)のとある日、山梨県甲州市(旧塩山市)の古民家を初めて見学に来た方が、いく日か時を隔て今度は北杜市高根町の古民家を見学し、ご縁があって購入の運びとなりました。

トタン屋根の下にはむき出しのカヤが被さり、荒れ果てた家と言ってもおかしくはないその住まいを、県内の民家再生で名のある工務店とともに蘇らせました。

囲炉裏のある板間、梁と大黒柱の架構。甲斐駒ヶ岳を望むゆったりとした佇まいは、買主様の都会での暮らしを癒すには十分でしたが、ご家族の介護も重なり、とりわけ忙しい日常の中、なかなか自分の時間を持てなかったようです。

このたび生い茂った樹木を伐採し、屋根を修理、再び新たな住まい手を探すこととなりました。北杜市高根町2350万円(物件NO15244B)はそうした歴史がある、私が自信を持ってお勧めできる物件です。


(八ヶ岳事務所・中村 健二)

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◆「甲斐適生活相談会・秋」が開催されます

「甲斐適生活相談会・秋」が10月21日(土)22日(日)、の両日JR 町田駅並びの町田市文化交流センター(プラザ町田5階)にて開催されます。八ヶ岳事務所からは中村と安江、本部山梨担当の長内が対応させていただきます。

北杜市や甲州市、山梨市の物件だけでなく、都市部とは異なる、地方ならではの暮らしかた情報などもお伝えできればと考えております。毎回好評の「移住者セミナー」では、北杜市へ移住された方を予定していますので乞うご期待を。皆様のお越しを待ちしております。

お問合せは、
山梨県総合政策部地域創生・人口対策課地域創生担当
(電話055-223-1850・直通)
または八ヶ岳事務所
(電話0551-46-2116・水曜定休)まで

 

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★☆★遠方からの物件見学の際は、「田園暮らし体験館」がお得です!


<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。

山梨◆八ヶ岳/9月の八ヶ岳事務所からのお知らせ【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年9月1日

昭和34年9月26日18時過ぎ、台風15号は930mb(当時、現在は929hPa)の勢力を持って和歌山県潮岬の西15㎞ 付近に上陸。最盛期の等圧線は直径2500㎞に及び当日9時の最大風速が60m/s という猛烈な風に加え、高潮と秋雨前線が重なり各地で甚大な被害をもたらしました。

この「伊勢湾台風」は自然の脅威として、愛知県と接する私の実家(静岡県・三ヶ日町)辺りでは今も語り継がれています。当時1歳にも満たなかった私にとって、記憶はまったくないのですが、裏山が崩れそうだと近所の家族が我が家に避難してきたという話を、私は毎年親から聞かされてきました。9月は台風シーズンとともに秋雨前線が停滞します。気象災害が続く昨今ですので、この秋も気を引き締めていきたいと思っています。

一方、八ヶ岳事務所のある北杜市では、この時期になると空気は澄んできて甲府盆地のその先にそびえる富士山もくっきりとその姿を見せ始めます。毎年甲府地方気象台の発表する初冠雪は、平年で9月30日と言われています。さて今年はどうでしょうか。事務所の周りでも黄金色に色づく田んぼがその収穫の時期を迎えます。物件見学の折には紫外線対策に加え朝夕冷え込む時期になりますので着帽の上、長袖長ズボンは必需品です。

◆今月号の物件こぼれ話 (物件NO.15199B 大泉町住宅)


椎名誠の国分寺書店ではないのですが、北杜市大泉町の森の中に佇むその山荘は東京・国分寺市内の古書店主が売主です。図書館の書架のような電動式書庫を初めて見たときは鳥肌に近いものを感じました。明治期の文豪や某マンガ家の絶版本が所狭しと並べられていたからです。


今は残念ながらすべての本は撤去されていますが、1万冊前後は入ると売主の弁。当然のことながら床と根太は補強してあり、設置費用はン百万円かかったそうです。誰にも邪魔されないこの山荘のパティオで過ごす読書のひとときを本人もこよなく愛してこられたようです。読書家や蔵書の多い方にはぜひともご覧いただきたい!


◆「新しいコミュニティのあり方と地域活性化施策」


北杜市と早稲田大学公共経営大学院は平成20年度より、「地域活性化システム論」を官学連携で取り組んできています。本年度の片木淳教授のゼミテーマは右記に掲げたとおりで、5月下旬より大学院生10数人が北杜市内でフィールドワークを行なってきました。市長や市職員、移住相談員等との対話を通じた市の課題や移住定住の可能性の追求など幅広く意見交換をしてきましたが、その中で私・中村も「北杜市に住まわれる人々〜具体的事例と地域との関わり方〜」というテーマで1時間半ほど話をさせていただきました。そうしたことを踏まえ7月下旬には早稲田大学3号館でゼミ生が2班に分かれて「中間発表」を行ない、私も参加させていただきました。新しい地域コミュニティの場やSNSを活用した施策提案は今後の移住定住にも結びつく院生の労作でした。「本発表」は10月に行われる予定です。(八ヶ岳事務所 中村 健二)

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<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。

山梨◆八ヶ岳/8月の八ヶ岳事務所よりお知らせ【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年8月3日


6月23日に気象庁より発表された関東甲信の3ヶ月予報では、8月の平均気温は平年より高い確率が50%で、今年も厳しい夏になると言われています。これは太平洋高気圧の張り出しが強く、その北側を低気圧が通過する「南高北低型」と呼ばれる気圧配置で、等圧線が鯨の尾のような形になります。

大気の状態は安定しており、青空が美山の上空に広がる時であっても、甲府盆地などは記録的な猛暑に見舞われることも。八ヶ岳南麓の北杜市は盆地との標高差が600m以上あるため、気温減率でいうと平均で4度ぐらい気温は下がりますが、それでも日中は30度以上になる日もあります。しかしながら、夕方から明け方にかけては放射冷却に伴う山風や田園を渡る風により寝苦しさはまずありません。

7日の立秋を過ぎた頃には秋風も吹き始めます。ツクツクボウシの鳴き声も森にこだまして夏の終わりを告げます。夜には葉陰から秋の虫たちの声も。物件見学時には着帽の上、長袖長ズボンと歩きやすい靴で。また、静岡側から鉛直方向に長く伸びる積乱雲が現れて、周囲が突然暗くなり夕立が発生する場合もありますので、雨具もご用意しておいてください。

 

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北杜市大泉町◆岩盤浴サロンの営業ができる清涼な森の再生民家風住宅
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◆今月号の物件こぼれ話
何年か前に東京で行われた「甲斐適生活相談会」と「北杜市現地ツアー」に参加されたその方は、公務員時代からの夢であった「人を癒す」施設をこの南麓で実現したいと思い、大泉町の落葉樹の森にこの物件を購入されました。移住後資格を取り「パノラマの湯」で整体をされる姿に私も出会うことがありました。



購入物件の1階の物置部分を改装して岩板浴施設にし、その南には周囲の森をゆっくり眺められるスペースも設けました。その費用はン百万円だったとは請け負った大工さんの弁。その静謐な空間は首都圏に住むお子さんに引き継がれ、このたび惜譲となったものです。

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北杜市大泉町◆岩盤浴サロンの営業ができる清涼な森の再生民家風住宅
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◆「移住」をテーマにした地域創生会議
山梨県では県内を4つのブロックに分けて地域創生会議を開いてきましたが今年のテーマは「移住」。甲府市以西の7市町(含む北杜市)のブロック会議が、先月7月の初め県庁防災新館にて開催されました。冒頭、山梨県内の大学で学ばれたという現埼玉大学の石阪教授が会議座長に選ばれ議事が進行しました。空き家を通じて移住や都市と農村の交流活動をかれこれ20年以上北杜市で続けている私も、この会議に(年3回)委員として召集していただき、地域の行政マンや学識者、地域おこし協力隊の面々とともに議論させていただくこととなりました。この会議の内容は、今後現地見学会の折りに八ヶ岳事務所の田園暮らし体験館でご報告させていただきます。

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★☆★遠方からの物件見学の際は、「田園暮らし体験館」がお得です!


<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。

山梨◆八ヶ岳/7月の八ヶ岳事務所よりお知らせ【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年7月3日

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昭和49年、6月下旬から雨を降り続かせていた梅雨前線は台風の影響を受けて活発となり、7月7日の午前中より東海地方各地に集中豪雨を引き起こしました。いわゆる「七夕豪雨」といわれるもので、静岡を走る二俣線(現天竜浜名湖鉄道)は1ヶ月ほど不通となりました。当時高校生だった私は期末テストを控えた同級生たちの不安な横顔を今も忘れることができません。

太平洋高気圧が勢力を増してくる梅雨末期には上空と地上の気温差が大きくなるため、大気が不安定になり雷を伴った大雨が降ることが多くなります。用心に越したことはありません。

そのいっぽう日中田園を吹きわたってくる南風は自然のクーラーの役目を果たしますし、夜の間、山から吹き降ろしてくる風(山風)は地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で涼しいため、皆さんがよくご存知の窓を開けて寝ると風邪を引くといわれるようなことが起きます。ですから真夏でも寝苦しい夜はほとんどありません。電気代も夏場ほど安く済むと言われる所以です。

現地見学の際には紫外線予防対策として長袖と着帽、動きやすい服装でお出かけください。

◆7月3日、小淵沢新駅がオープン!

中央本線小淵沢駅の新駅舎が7月3日に開業します。北杜市の鉄道の玄関口であり長年リニューアルが待たれていた小淵沢駅ですが「エコステ」モデル駅として整備されました。これまでの駅舎は老朽化とともに、「小海線の待ち合わせ時に居るところがない」とか、「トイレが汚い」だとか、「改札口までの上り下りが大変だ」とか、多くの不評をかっていましたが、新駅舎にはおおいに期待したいものです。

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※写真提供JR東日本八王子支社

”エコステモデル駅:晴天日の日照時間帯における駅消費エネルギーを100%太陽エネルギーで賄う仕組みを備えた駅。「LED照明」、「太陽光発電設備」、「太陽熱給湯の導入」、「待合室への太陽熱暖房」などを導入し、「エコ表示モニター」で太陽光発電量や使用電力等の使用傾向を表示する。”

私が気になっている小海線との連絡橋が高齢者や車椅子利用者にとっても、スムーズに移動できるようになればありがたいです。7月の八ヶ岳南麓見学会に電車でご参加の方はこの新駅舎でのお待ち合わせとなります!

◆山梨県移住相談会が開催されます。

来たる7月23日(日)、東京有楽町の東京交通会館にて、山梨県移住相談会が開かれます。「やまなし暮らし支援センター」のある東京交通会館として皆様にはよく告知させていただいておりますが、今回は山梨県内の放送局も加わり、12階のカトレアホールの仕切りを取り外した大スペースに、各自治体や民間企業などがブースを設けます。

通常の相談会というよりもイベント的な要素を加味した企画もあるとか。移住のための就業や就農についても県の担当者などがアドバイス。来場者にはより身近に山梨県の魅力に触れていただける機会になるのではと張り切っています。

当社においても空き家や古民家など最新物件情報をブースにてご紹介すべく、八ヶ岳事務所担当者および本部山梨担当者が終日皆様のお越しをお待ちしております。

http://furusato-net.co.jp/wordpress/news/170723yamanasi_event

お問合せは、山梨県 総合政策部 地域創生・人口対策課 地域創生担当(電話055‐223‐1850)または八ヶ岳事務所(電話0551‐46‐2116)まで。

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静岡◆浜松/奥浜名湖の鵺(ぬえ)伝説【所長中村・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年6月21日

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遠浅の汽水湖である奥浜名湖には一つの伝説がある。(鵺ぬえ)という仮想の妖怪だ。鵺は『平家物語』などに登場し、サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビだという。鵺は平安時代に京の猛者に退治されたが、切り刻まれた身体が遠江(浜名湖)の奥・三ヶ日町の入江に落ちてきたといわれている。

奥浜名湖はその形から猪鼻湖(いのはなこ)と呼ばれているが、その妖怪が落ちてきた場所が鵺代(ぬえしろ)、長い尾が落ちた場所が尾奈(おな)、胴体は胴崎(どうさき)(現在の三ヶ日中学校あたり)に沈んだという。

天浜線に沿っていずれも現在もまだその地名が残っている。

胴崎の東側には津々崎(つづさき)という地区があり、長い石段を登った小山の頂上に湖を見渡せる神社がある。そこと対峙するように正面の位置にあるのが干潮時にだけその姿を見せる湖のなかの鳥居だ。いまも村人たちの手により丁重に鵺を供養しているのだと私は聞いたことがある。

★全6回にわたり三ヶ日の話をしました。季節は夏に向かいつつあります。ミカンの花薫るこの時期お出かけになってみてはいかがでしょうか。

(八ヶ岳事務所 中村 健二)

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山梨◆八ヶ岳/6月の八ヶ岳事務所よりお知らせ【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年6月1日

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6月に入ると日本列島はオホーツク海高気圧と太平洋高気圧が日本付近でせめぎ合い梅雨前線が停滞して約1ヶ月間雨が降り続きます。春と夏の間にある5番目の季節ともいわれています。農村地帯では5月に植えた田んぼの苗を成長させる恵みの雨となり、田園を吹き渡る風が自然な涼風を運んできます。関東甲信地方では例年6月8日ごろ梅雨入りし、7月21日ごろに梅雨明けとなります。

八ヶ岳南麓(山梨県北杜市)では周辺の山々が田んぼに映し出される水鏡を愛でることができます。特に夕日に照らされた甲斐駒ヶ岳は圧巻ではないでしょうか。またこの時期は大気の状態が安定しないため急な天候の変化でどしゃ降りや雷、梅雨寒となることもあります。物件見学等でお越しになられる際充分な雨具の用意をお願いします。

◆今月号の物件こぼれ話

韮崎市住宅2200万円の所有者は今から15年ほど前から物件探しで「田園暮らし体験館」によくお泊まりになっていらっしゃった方です。愛知県と山梨県を足繁く往来され、ようやく見つけられたのが本物件でした。

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お子さんやお孫さんなど家族一同が会しての山菜料理やブルーベリーを栽培しジャムにするなど楽しんで来られたり、陶芸や油絵など趣味の時間を持てたようです。オーナーいわく「引渡しはブルーベリーの収穫のあとに」とは宜なるかなと思いました。
甲斐駒ケ岳の眺望と暮らす高台の平家建て住宅/物件NO.15043B 韮崎市住宅・6月号P47)

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韮崎・住宅現地見学会のお知らせ
6月10日(土)に上記物件の見学会を開催します。
・時間の詳細は47ページに掲載
お申込み・お問い合わせは ふるさと情報館・八ヶ岳事務所まで
TEL0551-46-2116
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山梨◆八ヶ岳/5月の八ヶ岳事務所よりお知らせします【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年5月23日

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風薫る皐月の空に悠然と泳ぐこいのぼり。北杜市高根町長沢地区の「南きよさと 道の駅」のこいのぼりは「北杜二十四景」のひとつとしてすっかり定着した感があります。

 

地元では4月に入った頃には国道141号線と東の里山を結ぶ雄大な景観が八ヶ岳を背景に現れます。また、北杜市は昼間と夜の気温差が大きく、この時期はたとえば最低気温5度、最高気温20度という日もあったりします。そのおかげかどうか花々の色づきが深く日照時間が全国一といわれる明野町のハイジの村では色鮮やかなツツジ畑が見られます。

 

そして花散ったそのあと、カラマツ林はいっせいに新緑の時期を迎えます。生気溢れる木々を愛でるのもこの時期ならでは。注意することは鉛直方向に伸びる積乱雲が現れ大気が不安定となることもあり、現地見学等当地へお出かけの際には、雨具の用意が必要です。

 

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居ながらにして富士山を望む高級感のある田園住宅

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◆今月号の物件こぼれ話  物件詳細はこちら

高根町2780万円は八ヶ岳の岩盤強固な尾根沿いに建ち富士山をいながらに望める立地です。西側のアカマツ林を伐採したので明るい土地になりました。所有者は学生時代に弁論部に在籍していて某政治家の私設秘書まで務めた経歴の持ち主です。私はそんな話を事務所でよく聞かせていただきました。二地域居住でご利用になられていましたが、断熱性の高い住まいはもちろん定住にも向きます。周辺は移住者村とでも呼べる場所で南麓の暮らしを楽しんでおられる方々が増えています。移住者の自治会もあると聞きます。(八ヶ岳事務所・中村 健二)

 

物件詳細はこちら
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◆イベント報告
5月20日(土)に「韮崎市&北杜市合同相談会」が有楽町・交通会館8Fにて開催されました。
八ヶ岳事務所・安江も「北杜市空き家バンク」のお手伝いとして参加。真夏日となった東京ですが、会場の移住熱もアツい感じでした☆

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静岡◆三ヶ日町/ミカンの花咲く丘に想う、五月の頃【所長中村・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年5月20日

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童謡にも歌われる『みかんの花咲く丘』が有線で三ヶ日町全域に流れる5月。この時期ミカン畑はむせかえるほどの香気を放っている。

婿養子で中村家にきた父はちょうどこの5月に亡くなっている。ディープインパクトが競馬界を天馬の如く席巻していた年だ。その父によれば、姫街道のはずれにある海抜15メートルほどのミカン畑には、今も貝殻が見つかると言っていた。かつては海地であったようだと。

長い年月をかけて浜名湖は隆起や陥没を繰り返してきた。そのおかげで奥浜名湖に向かって傾斜した地形とたぐいまれな水はけの良い赤土が出現した。いまの三ヶ日ミカンの土壌を培ってきたわけである。

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「三ヶ日ミカン」と一口に言っても、個人的に地区によってそれぞれ微妙な味わいがあるように思う。北遠五山の大福寺や摩訶耶寺がある福長、周辺の只木、平山、本坂の各地区は湖から離れているため、ここのミカンはやや渋みがあり大人の味わいがあるが、いっぽう奥浜名湖に近い上尾奈、下尾奈地区は甘みの強い味わいが楽しめる。

ちなみに天浜線尾奈駅前の駄菓子屋(いまは営業していない)はわたしの同級生宅であり、尾奈地区は父が養子に入った中村家の義母の生家であったため親類縁者も多かった。わたしが小学生の頃、近所の農家では収穫しても倉庫に入りきらないミカンを家じゅうの畳間に広げ、家族はその横で食事をし寝床を取っていた。牛馬とともに暮らす農村地帯にあって「ミカン」と寝食を共にしていたのだ。

ちなみにその当時の晩酌は二級酒と火鉢で炙ったハゼの丸焼きだったと記憶している。(八ヶ岳事務所 中村 健二)

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