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岡山◆岡山/晴れの国・岡山からお知らせします【地域スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: 岡山エリア案内人/ 渡邊 治道

2021年5月30日


早いもので、コロナ、コロナと日本全国、いや世界中で被害が出始めてから二年目に突入していますが、光明は遥か彼方と思えてなりません。政策に一喜一憂して国民はどのように日々過ごせば良いのやら模範解答が有れば御教授願いたいですね。

当地、中国地方の岡山県で、業務の一端をお手伝いさせていただいて早いもので四年目となり、多少為りとも貢献出来ているのかどうか不安の毎日を過ごしております。ここ岡山県、通称は「晴れの国・岡山」と呼ばれます。瀬戸内海に面して魚介類が豊富、県北部は西の軽井沢と呼称される「蒜山(ひるぜん)高原」が有ります。

中心部は温暖なので「フルーツ王国」といわれ、春夏秋冬果物栽培、穀物野菜が収穫でき、非常に過ごしやすく「天変地異の災害が少ない県」と言われております。是非一度「晴れの国・岡山」へおい出まぁせ。

ちなみに近年話題の「もんげーバナナ®」も岡山で作られた皮ごと食せる無農薬バナナです。多少値段が割高感(一本当たり5~600円)は否めませんが、量産化で将来は安価な価格へと予定されています。

「桃太郎」、「ヤマトタケルの命」、歴史文化も豊富で、お奨めします「晴れの国岡山」へおい出んせぇ。(岡山エリア現地案内 渡邊 治道)

 

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農業法人 株式会社 D&Tファーム 岡山もんげーバナナ®
http://mongeebanana.com/
※岡山もんげーバナナ®は岡山産の無農薬栽培バナナです。

栃木◆那須/今年も味噌作りの季節、色んなことが起きてます【那須高久・里山日誌りたーんず】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2021年5月12日

3月27日 味噌作り 1日目

このイベントを始めて24年目になります。そしていつの間にか恒例行事になり、毎年参加の皆様はこの時期になると、楽しみに待っているそうです。今年も新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、密を避けて家族単位の作業で手際良く素早く終わらせました。

暑いくらいの素晴らしい天気に恵まれ、仕込み作業が捗りました。私の「田舎料理」が大好きという男の子が、今年もお母さんと一緒に来ました。「サァ~始まるよ?!」とお母さんに促されると大きな手袋をはめた手で桶に中の煮大豆、こうじ、塩を良~く混ぜ合わせ始める・・・もう何度もやっているので慣れた手付きでお手伝いをしています。

▲常連の男の子?は大きな手袋をしてお母さんのお手伝いです。

最後に男の子の頭程もある「味噌玉」を作ってもらい、それを桶の中めがけて「えい!」と打ち付けて空気を抜く作業になると何度もやっているうち疲れたのか、的を外れて投げようとしたのを隣にいた人が見つけ「桶を見て!」と叫び間一髪でセーフでした。

▲家族単位の味噌仕込みもご夫婦仲よく手際良く作っていました。

それぞれが自分の味噌を仕込み終えると、私の作った「田舎膳のお弁当」と栗おこわ、そして心ばかりのおみやげを大事そうに胸に抱き、帰る姿を見送る時の私は至福のひとときです。 その後ひと休みをして夜7時ちょっと前の頃、台所で明日の準備をしていると、何となく外が気になり、テントの方を見ると真っ暗闇の中オレンジ色の炎が上がっている!?

はじめ何の火か分からず、近くに行ってびっくり!大豆の入っている大釜の下のカマドの中が燃え、上に掛けておいたブルーシートに移り、溶けて垂れ落ちた火が、近くにあった豆殻の入ったプラスチックのカゴに燃え移りえらい事になっている・・・驚いた私は「水!水!」とうわずった声を上げて叫ぶと、我が夫は水道からホースを引っぱって来て消火してくれました。

よ~く考えてみると、明日の朝、直ぐ火を点けられる様にと、カマドの中に焚き付けや豆殻等を入れて準備し、すごく気を利かしたつもりでいたが、カマドの中に残り火があったらしく燃え上がってしまいました・・・反省しています。

3月28日 味噌作り 2日目 

朝から曇天で今にも泣き出しそうな空模様に、「午前中だけでも降らないでー」と祈る様な気持ちでいましたが、皆さんが集まり始めると・・・雨が降り出しました。ただ、今日は我が家といつもの仲間と、都合で参加できなかった人達の分なので直ぐ終わりました。今年の味噌作りも無事終わり、ほっとひと安心。来年こそは大声で笑える味噌作りイベントが出来ることを祈ります。

▲田舎膳のお弁当。男の子は私の作る田舎膳のファンらしい。嬉しいです。

鎌倉に住む次女から「こんな木桶があるんだけど、味噌作りに使いたかったんだー」とLINEで写真が送られて来た。昨年あるイベントで木桶職人と知り合い、「味噌仕込みに良いなー」くらいの軽い気持ちで立派な木桶を買って持っていたとか。

しかし去年も今年も新型コロナの影響で帰省することができず、直射日光とエアコンの風のあたる木桶には最悪の場所で飾り物になっていたらしい・・・それではと急遽、仕込んだばかりの味噌と私が昔から(50数年前)使っていた重石をお供に入れ宅急便で送りました。

娘は木桶の使い方を調べて一晩水を張ってタガを締め準備をして待っていたらしく、届くとすぐおままごとの様な「味噌仕込み」をやったと連絡が来た。しかし私の目分量がぴったり過ぎ?!でほぼ口ぎりぎりで中蓋を載せると味噌の神様の重石が入らなーい!と言って来た。その後一部取り出してタッパーに移したその写真を見ると、蓋の上に重石が載っている・・・それを見て重石の役目を伝えると「わかった!やり直す」と言ったきりでその後どうなってことやら・・・。

一つ一つ教えるのは面倒だが、私のやっていることに興味を持ってくれたと思うと嬉しいです。昔「サボテンを枯らしちゃったー」と言っていた娘が「味噌を育ててみたいんだけど大丈夫かな?」と心配していたので「しっかり重石をして涼しい所に置けば、自然が育ててくれるから手間入らずだよ」と味噌を育てる気持ちを持った娘にエールを送りました。(那須店 高久タケ子)

▲「味噌の神様の居場所が違う~ !!」味噌を仕込んで娘の宝物になった木桶です。

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栃木◆那須/独特の温泉療法・人気・鹿の湯のかぶり湯を【地域店・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店 / 高久 重廣

2021年3月26日


那須の観光名所であり、九尾の狐伝説で有名な「殺生石(せっようせき)」のそばに、那須温泉の中でも評判の「鹿の湯」があります。昔は湯治客で賑わい今は観光客で賑わっているこの温泉に久し振りに行って来ました。

この温泉には時間湯という独特の入浴法があります。先ず浴室に入って直ぐ「かぶり湯」があり、後頭部にタオルを掛けて47度の温泉を柄ひ 杓しゃくで後頭部に100~200回位かけ流します。これを「かぶり湯」といい鹿の湯独特の温泉療法といわれ温泉の薬分を効率よく吸収するとともに、入浴後のめまい、吐き気などの湯あたりを防ぐ効果があると言われております。


次に入浴ですが、男湯には木製の浴槽が41度~48度と温度毎に仕切られて、六つ在り、お客が好みに応じて入浴しています。腰まで1分、胸まで1分首まで1分の3分湯で、短熱浴といわれ長湯すると体に悪いと聞いております。私もかぶり湯をして48度の浴槽に挑戦しました。かろうじて2分位入浴できたことの達成感に満足です。

硫黄泉独特の匂いと、肌の刺激も強く誰もが肌の色が真っ赤、赤です。その分体の芯まで温まり、入浴効果抜群です。皆様も是非体験して下さい。 (那須店 高久 重廣)

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栃木◆那須/コロナ対策の那須店年中行事・香り抜群!生醤油披露で上品な振る舞い??【那須高久・里山日誌りたーんず】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2021年1月10日

11月21日 醤油搾り

令和2年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で「コンニャク作りイベント」を中止にしましたが、醸造中の諸味は出番が無くても絞らない訳にはいきません。醤油絞りは例年通りにやることになったのですが、いつも指導に来て下さっているつくば市の醤油製造蔵元沼屋本店さんが来られず私達だけでやることになりました。

仲間達はうろ覚えで何となく始まって、諸味を入れた袋を積み重ねていると「あらら?袋がてんこ盛り?!」の声にそちらをみると舟の上にてんこ盛りになっている・・・本気になって昨年のことを思い出す。1回目が沈んで空きができたら残りを載せた気がする・・・と思った時は遅かりしで、もう全部載かっていた・・・。以前、無理に圧を加えると良くないと聞いていたので、軽く重石をして自然に沈むのを待つことにした

▲ギリッギリッ!と全身の力を込めてジャッキを回します。

あれやこれやと言っている間に、舟口からお醤油がツツツーっと流れ出て来てポトリと落ちたひと滴、この時から本格的に醤油搾りが始まりました。

ピッタン、ポットンの音が消えるとギリッ!ギリッ!とジャッキを回し圧を加えるとツツツーっと流れ出る。この繰り返しを1日に何度もやります。ある日ちょっぴり味見をすると「うま~い!」ゴクンと飲み込むと喉の奥の方から香りが戻って来て鼻に抜ける。こんなに旨いものを独り占めなんて心が痛む?と思い、稲刈りのお手伝いに来てくれた方々にお振る舞いをすることにしました。

11月28日 生醤油披露

久しぶりの集会に昨日から気忙しい。何故かと言うと新型コロナウイルス感染対策に知恵と工夫を絞り出し食事と会場の準備をするからです。食事はいつもの大皿は止めてお弁当用のパック詰め、しかも2パック(二の膳付き?)その他栗おこわ、生野菜のパック詰め等食事関係の段取りOK 。

次は飛沫防止のアクリル板を見つけにホームセンターをはしごしましたが、私の探しているものが無く諦めて帰ろうとした時、レジの所にビニールシート状のものが下がっている・・・これだ!と思い聞くと「売り切れです」と素っ気ない返事。

何気なくテーブルクロス売り場に行くと「つかって実感。魔法の透明シート。静電気防止、抗菌処理でいつも清潔」等の歌い文句が書いてあるテーブルクロス発見!これなら使用後にテーブルクロスとして利用できると思い4m 買って来ました。

次に園芸コーナーに行き、伸縮タイプの菜園支柱と竿を見つけ、取り揃えながら頭の中に何となく設計図?ができました。明日どうなることやら・・・。

▲飛沫防止のアクリル板ではなく「魔法の透明シートのテーブルクロス」で創意工夫中です。

今日夕方に集合し手打ちうどんを作る人、飛沫防止シートを張る人、お弁当パック詰めをする人等、分担作業で進めました。シート張りをする人に私の思いを説明すると、さっそく取り掛かりましたが、ちょっと違うかな?と途中まで思いましたが、仕上げは上出来で私の頭の中の設計図は急いでかき消しました。

夕方6時頃になると全員集合したので、いよいよ開始です。席に着くとお向かいさんの顔がはっきり見えず何とも落ち着かない・・・「霧が掛かっている様で美しく見えるよ」なんて言っている人がいるが、私には度の合わない老眼鏡をかけた時のようで、長いこと見ていると目まいがしそうです。

▲二の膳付き?の田舎膳。

静かにカンパイをして、先ずは釜あげうどんからと、手打ちうどんに薬味を入れ生醤油をかけてズズズーっ!とすする。「おいしいな?」「うまいな?」の声があちこちから聞こえてくると身内が褒められている様で嬉しさが込み上げて来ます。

「4回もお代わりした」と言う人やお腹をさすりながら「うどんだけで満腹になっちゃった!」という人もいました。お弁当だけ頂いて帰ろうかな?なんて冗談も飛び交い、久しぶりに小声で上品?に笑いました。

ただでさえ聞き取りにくいのにテーブルの中程に透明シートが張ってあるのでほとんど話が通じないのですが、分かった振りをしてトンチンカンな受け答えをしている人達の会話を聞いただけでおかしくて笑ってしまう。小さく上品に笑っても、ちょっとだけ表情筋が緩み笑顔が戻って来ました。(那須店 高久タケ子)

▲飛沫防止のアクリル板ではなく魔法の透明シート?テーブルクロスで代用。お向かいの人が美しく見えるとか・・・。

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栃木◆那須/みんなほっこり? 久々の田舎膳です【那須高久・里山日誌りたーんず】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2020年11月22日

▲天気の良い秋の1日。枝豆は食べ頃、白い蕎麦の花が一面に咲いている。

9月21日 枝豆の収穫祭と蕎麦の花見 21名

今日は待ちに待った「枝豆収穫解禁?」の日で、「ちょうど食べ頃ですよ」のお知らせの日です。先日「枝豆食べ頃になるけど、収穫祭どうするの?」と仲間から声があり、蕎麦の花が見頃なので収穫祭と花見を兼ねて畑でやる事に・・・。私はここ数ヶ月、田舎膳を作る出番がなくて寂しい思いをしていたので、思わず「お弁当作りは私に任せて??」と気合が入ってしまいました。

昨日、枝豆班長さんが急ぎの連絡で「都合の良い人だけ集まって下さい!」と声を掛けたところ全員で21人も集まりました。枝豆畑と蕎麦畑の間の通路に軽トラックを止め、その荷台にコンパネ2枚を敷いてとりあえずのテーブルを作りました。その上に私の作った栗おこわと田舎膳弁当、そして仲間から差し入れのケーキ、果物、手作りまんじゅう等が所狭しと並んでいます。見頃に咲いた蕎麦の花をバックに記念の集合写真を撮った後、テーブルの所に集まり、枝豆収穫を無事迎えられたことに感謝し「お疲れ様でしたー」とお茶でカンパイしましたが立食なのでゆっくりできず皆さんお持ち帰りされた様です。コロナ禍のご時世で形ばかりの収穫祭と蕎麦の花見でしたが、何ヶ月も皆さんにお会いしてなかったので、久しぶりに見る元気な笑顔にほっとひと安心しました。

▲親戚・知人に送る枝豆を収穫中。「おいしかったよ~」の言葉を聞くのが張り合いになるとか・・・。

軽トラックから少し離れたところに幸せを絵に描いたようなファミリーが私のお弁当を広げて食べています。両親と男の子3人(6歳と1歳6ヶ月の双子)で家族全員私の田舎料理のファンとかで、栗おこわや里芋の煮染め等喜んで食べていました。おなかが満腹になると少しもじっとしていません。お兄ちゃんが蕎麦畑の中に入ると、双子ちゃん達もすかさず後に続き、お父さんに注意されるとすぐ止める。と思いきや収穫の終わった畑の中に寝っころがるとすぐ真似して3人で土だらけという元気の良さです。

近くにいる大人達は孫を見る目で見守っていると双子ちゃんの1人が急に泣き出した・・・「何事か?」と聞くと草で指を切ったとかで、もみじの様なちっちゃい指先から血が出ています。それを手当てしているお父さんは、初めての痛みと出血を「痛いの分かって良かったねー」と優しく言っていました。

▲お父さんお母さんはチビちゃんを優しく手当て中です。

これを見ていた大人達はノビノビと自然体の子育てに感心し、ほのぼのとした親子に拍手喝采です。子供たちのお父さんは最初の子供の時は宝物を磨くように大切に育てたそうですが4年後、双子が生まれ3人になると手が掛かり構ってやれない状態になり鷹揚になったとか・・・。久しぶりに元気の良い子供達を目で追っていると動きのない日常生活を送っている私には刺激になったのか、ちょっとだけ活気付きました。

▲お花畑にちょうちょが。

その後、畑にぽつりぽつり収穫する人達が集まり、それぞれ親戚、知人に送る枝豆を収穫しています。届いた人たちから「おいしかったよ?!」の嬉しい言葉を思い浮かべそれを張り合いにしているとか・・・。私の知り合い等は届けた枝豆を後の楽しみに冷凍保存しようと塩ゆでし、サヤから出していると隣で見ていた2歳になる孫娘さんがそーっと手を出し1粒口に入れて食べたところ初めの味に美味しいと思ったのかパクパクと手が止まらなくなったとか・・・。枝豆仲間のまわりの人たちは旬の味?としてこの時期幸せ気分に浸かっている事でしょう。

▲軽トラックの荷台にコンパネ2枚を敷いたテーブルに並んだ栗おこわ、田舎膳弁当、その他。

9月28日 はさ掛け(天日干し)

もう労力的に無理かなーと思い、今年から「はさ掛け」を止めることに心を決めたのですが、稲ワラや籾もみ殻がらが欲しいという声に急きょ今年もやる事になりました。今では珍しい「はさ掛け」ですが、さすがに手刈りは出来ないのでバインダーで刈り取った後、はさに掛ける作業です。毎年お手伝いして頂いている仲間達は仕事の手際がよく、思いの外早く終わりました。

▲急きょやることになった稲刈り。何一つ無駄なものがない稲。天日干しのお米は美味しいですよ~。

よく考えてみると自然乾燥の美味しいお米、稲ワラ、籾殻、米糠と何一つ無駄なものが無いことを今更ながら知りました。味噌作りの時お世話になっている日野屋さんが麹を作る時使用するそうで「今では稲ワラを見つけるのが大変で貴重なんだよー」と稲ワラ欲しい組の仲間になりました。(那須店 高久タケ子)

長野◆蓼科/隠れた穴場をご紹介します【信州蓼科・タイムカプセル】

この記事の投稿者: 信州蓼科エリア案内人/ 星野 登美夫

2020年11月16日

※写真はイメージ

コロナウイルス感染症も、いまだに新規感染者が発生していますが、感染予防で自宅にこもりっきりではストレスがたまり、かえって他の病気にかかってしまいそうです。そんな人たちに、東京から2時間ほどで来れる蓼科エリアで、最近有名になった隠れた穴場を紹介します。

八ヶ岳・天狗岳の登山口、「信玄の隠し湯」と言われ江戸時代から湯治場として近在の農家の人たちに利用されて栄えた「奥蓼科温泉郷」は現在は3軒の温泉宿が営業しています。麓の集落から始まる温泉郷に行く「湯みち街道」を登っていくと、坂道の各所に100mおき位に「馬頭観音」や「千手観音」などの石像が建てられていて、これは麓の集落が昔、家族同様の農耕馬の死を哀れんで、江戸時代の安政二年にこの道を行き交う人馬の安全を願って建てられました。

▲一度は訪れて頂きたい御射鹿池。

これを見ながら2.5㎞ほど進むと、ため池100選に選ばれた「御射鹿池(みしゃかいけ)」があります。この池はただの農業用温水ため池だったのですが、東山魁夷(ひがしやまかいい) の「緑響く」やテレビCMから有名になり、多くの人々が訪れるようになりました。駐車場やトイレが整備がされ、緑色の湖面に回りの木々が映されて、その上を飛ぶ蜻蛉は、幻想的です。湯治を兼ねて是非お出かけ下さい。
(信州蓼科エリア案内人 星野 登美夫)

群馬◆黒保根/人生の楽園づくり…田舎暮らし応援【桐生くろほね・花咲爺日誌】

この記事の投稿者: 群馬・黒保根案内人/小林 峯司

2020年10月8日

▲荒廃していた山林が、明るい花山へと変貌を遂げる。

群馬県桐生市黒保根町に在住、「花咲か爺さん」を目指す小林峯司です。今回は私達の楽園・人生の楽園づくり『赤城グリーンランド自治会』をご紹介します。古きヒット曲「名月赤城山」の東麓にあり、尾瀬沼や日光中禅寺湖に車で90分程の高原です。

昭和の高度経済成長期にゴルフ場予定地として買収された土地があり、その未開発のまま放置され荒廃していた山林を再生させようと、有志の仲間達で買い受けました。作業道を入れ、山桜や花桃・山もみじ等350本程を植栽。15年目の春を迎え、エリア全体が見事な花山に変わりました。

▲春になると一斉に花々が咲き乱れる。

▲国の補助金によって整備。

現在7組が約5ヘクタールのエリアに水道・電気を共同導入し無農薬農園・山菜園に花木園を加えた「楽園」つくりに家族ぐるみで今も汗を流しています。

▲山の中の畑でも農作物は十分な収穫可能。

8月号でご紹介した桐生市の物件(物件NO.16502H)は、15年程前、県道沼田大間々線の全線改良完成時に仲間と開店したこだわりの直売所で、工芸品等の生産直売・食堂・レストラン等に転用可能な土地建物です。別荘・高原野菜栽培・オートキャンプ地に適した広い山林のセット販売。エリア内には10 年程前に定住し、無農薬野菜を市内に直売・都心のレストランに直販「和みや」を起業したお手本夫婦も暮らしています。

桐生市は自然災害も少ない地域で、子育て支援や田舎暮らし等の定住者に助成制度の支援も充実。私たちの自治会は田舎暮らしに共鳴し、それぞれのライフスタイルを楽しみながら共に汗を流す仲間を歓迎します。(群馬案内人 小林 峯司)

▲2139坪ある広大な山林。起伏に富み、 開拓し甲斐がある。セルフキャンプなどにも良さそうだ。

▲楡高(にれたか)トンネルの手前にある産地直売用の店舗倉庫。広大な山林で栽培したものをすぐに売ることができる。

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桐生市720万円(物件NO.16502H)
宅地65.78坪上に店舗倉庫があり、両隣の土地約100坪を一体利用中。車で5分ほど離れた所に2139坪の山林があり、ダイナミックな利用方法が考えられる。

長野◆青木村/里山の恵み ~きのこ止山・今年の松茸・第一号発見?!~【東信州あおき・小県からの手紙】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・上田青木店 / 山本 幸哲

2020年9月25日

▲写真はイメージ。

8月初旬、住宅付きの土地をご購入いただいたお客様と、改築工事の打合せをしました。キッチン、トイレ、風呂等水廻り一通りです。早朝よりの打合せだったので、10時30分頃には終了。時間が出来たので、気になっていた近隣の方からのキノコ情報を確かめに、今年入札した山に「きのこ止山」のビラを貼りに行きました。

30枚位のビラを松の木に貼り終わる頃、なんと今年第一号の松茸発見??もうビラ貼りどころではなく、本格的な松茸探査です。

2時間程で8本の収穫がありました。コロナ禍で、買い物に行くのもちょっと躊躇(ためら)われるこの頃ですが、野や山へ山菜を採りに行く回数がとても増え、自然の恵をいただく自然の中で作物を育てる楽しみを、改めて感じています。

この想いを少しでも皆様にお伝え出来れば幸いです。「里山の恵み」を体験していただき、ご参加いただける様なイベントを計画しています。コロナの状況を見ながら、実施していきます。(上田青木店 山本 幸哲)