ブログ

長野◆諏訪/地方のほうが進んでいる??【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年3月14日

緊急事態宣言が1ヶ月延長され、さらに2週間の延長。毎日東京都の感染者数の推移を見守る毎日です。四谷本部の周りの飲食店、特に古く馴染みのあるお店の顔ぶれが変わったり、飲食店を営むというお客様の苦しい胸の内を聞くにつれ、一日も早い収束を祈るばかりです。

諏訪にあるチェーン店で、快活な店員さんの接客が心地よいお店があります。たまに社会実習で地元中学生が接客するなど、様々な試みをしているお店です。店内でのマスク着用の説明があり、以降はタッチパネルで注文。今でこそ「黙食」なる言葉も定着し、こまめな消毒と会話を伴わない食事についても馴れてきました。料理はかわいいメロディにのって、ロボットが配膳にやってきます。

接客するロボットは大手回転寿司チェーン店の受付用の移動しないペッパー君ぐらいしか見たことがなかったので、スターウォーズのR2D2やC3-PO のような愛らしい動きに新鮮な驚きを感じました。

まだお会計まですべてを行うまでには至りませんが、非対面で接客される時代がすぐそこまで来ている気がしました。
(本部 星野 努)

===========================================================
三夢株式会社
https://sam-kabu.co.jp/

栃木◆那須/自家製醤油完成、静かな餅まき・来年こそは!【那須高久・里山日誌りたーんず】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2021年3月7日

12月26日 自家製醤油完成 

醤油作りもいよいよ最後の作業の火入れ、そしてビン詰めになりました。搾りたての醤油は生醤油でそのままでは日持ちしないので、75℃~80℃で15分加熱処理をして発酵を止め殺菌をします。

火入れ中に万が一沸騰させてしまうと風味が飛び、油断して焦がそうものなら焦げ臭い醤油ができ、今までの頑張りが無になってしまいます。そんなわけで香ばしい匂いのする大鍋に付きっきりで全神経を集中して温度計とにらめっこです。

その後1週間程そのままにして澱おりを沈めます。そして上澄みだけをそーっと掬いとり、ナベの蓋の上で暖めたビンのフタを「プチッ!」とはめて出来上がりです。

▲2年がかりでやっと完成したお醤油です。

一般の醤油は食べる時、鼻から匂いが入って来るが、自家醸造醤油は「飲み込んだ時、香りが喉ごしにファ~ッと戻って来て鼻に抜ける」と、私に醤油作りを教えて下さった先生はいつも言っていました。餅搗きの時にお持ち帰りのお正月セットに間に合い皆さんに味わって頂けたことを嬉しく思います。

※お正月セット(杵搗き餅、豆餅、コンニャク、自然乾燥米、そば粉、甘酢漬け大根、白菜漬、お醤油等)


12月30日 お正月用の餅搗つき

年越し寒波襲来の予報で、凄い雪が降るのか??と心配でしたが、朝早く起きて外を見ると雪が降っていないのでひと安心しました。気温はマイナス1℃ですが、このあたりでは常日頃のことなので気になりません。今日参加される皆さんはこちらに移住された方や別荘に長期滞在されている方々です。そして新型コロナ感染症予防対策に基づいた新しい生活様式を実践している仲間達なので、私は食事の準備に気配りしお弁当作りに集中しました。

9時ちょっと前になると「サァ~始まるよ??」と1年振りに聞く懐かしい掛け声が静かな広場に響きます。同時に湯気が立ちのぼる熱々のセイロを持った仲間が小走りで運んできて、臼の中に「ドサッ!」と入れると、待ち兼ねていた搗き手3人が臼に杵を押し付けて米粒を潰す捏ね合わせが始まり、いよいよ餅搗き開始です。

▲大きな臼を二人がかりで移動します。

毎年搗き始めの1、2回に腰の弱いヘナヘナの餅ができていたのですが、今年は1回目から腰の強い素晴らしい餅ができて順調な滑り出しです。今年は様々な都合で参加できない人が数人いたので、その分代わり番こに息切れしながら頑張っていました。

半ば過ぎた頃、何げなく見た、マスクを掛けた男の人達の鼻のあたりがちょっと薄汚れた感じに見える・・・。どうしたの?と聞くと、カマドの側で暖をとっていたので煤すすけた?とか・・・。私は寒いので皆で鼻水を垂らしたのかと思ったよ。と大声で笑いたいのを堪えるのが辛かった。

餅搗きも順調に進み、最後の10回目を搗き始めた時、空模様が怪しくなってきて急にパラパラと降り出して来た。「もう少しなのに?」とブツブツ言いながら搗き始まったばかりの臼を転がすようにしてテントの中に取り込み続きを搗き無事10回終わりました。

▲熱々の米粒を手早に潰す捏ね合わせ、お餅の良し悪しが決まるポイントです。

その後、思わせ振りの雨はすぐに上がり良い天気になりました。いつもなら搗きたての「みず切り餅」に好みの味を絡めて「おいしいね~」と言いながら楽しいひとときがコロナ禍の影響でお弁当になりました。私が作った田舎膳弁当をソーシャルディスタンスとかでそれぞれの場所で広げあっち向いたりこっち向いたりして静かに食べている光景は、今までに無かった事で寂しく思いました。

来年は、周囲に気兼ね無く大声で笑い掛け声と杵の音が響く活気ある餅搗きのできる日が戻って来ることをお祈りします。
(那須店 高久タケ子)

▲普通でも息切れするのにマスク着用で「罰ゲーム?」のような息苦しさだと個々に呟いていました。

===================================

味噌作りのお知らせ
日 時:3月27日  9~14時
28日   同上
※雨天決行
場 所:ふるさと情報館・那須店
参加費:大人2,000円、子供1,000円
(お弁当・飲み物、お土産代含む)
味噌代:白米16,500円。
玄米17,500円。
※ポリ桶付きの場合は
+1,550円。
締切り:3月15日
お申込:ふるさと情報館・本部
TEL:03-3351-5601
※各自マスクの着用及び感染拡大防止をお願いします。
=====================================

↓↓↓栃木・那須物件一覧はこちら↓↓↓

東京◆本部/新しい生活様式・時代の変化と暮らしの変容【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年3月4日

緊急事態宣言が1ヶ月延長され、やっと解除の見通しが見えてきました。ここ数ヶ月当たり前のように東京都の感染者数の推移を見守る毎日です。

小学校から帰宅した息子は、手を洗いうがいを済ますとすぐにテレビゲームへ。どうやら約束したクラスメートとオンラインゲームの中で合流し、チームを組んで見知らぬ戦いに出かけるようです。ゲーム機に繋いだマイクのあるヘッドセットで、おしゃべりしながらのプレイ。放課後に友達の家に集まってボードゲーム、外で走り回り、缶蹴りなどで騒いだりした自分たちの頃とは明らかに違う時代の移り変わりを感じます。

2017年から社会実験が始まったIT重説。ITを活用した非対面による不動産取引における新しい試みで、2年の実証を経て賃貸取引での安全性が認められ、2019年からは売買取引においても社会実験が行われています。IT重説が認められるとリモート契約はもとより、膨大に準備する紙書類を削減できるとも言います。実証結果の情報はまだ正確に伝わってきませんが、いち早く現場に届くことを期待してやみません。
(本部 星野 努)

===============================================
国土交通省
(ITを活用した重要事項説明に係る社会実験に関する検証検討会(平成27年度~)
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/sosei_const_tk3_000125.html

東京◆本部/春の訪れ~ 福寿草からフキノトウへ【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年2月16日

毎年、この季節の物件調査は、雪に覆われた土地から福寿草の黄色い花が目に付き始め、春の訪れを実感します。福寿草の花を担当エリアでひとまわり見終わる頃から、気づくと緑色のフキノトウの芽吹きのサイクルにいつしか移り変わっています。

今の仕事に就く前は、フキノトウなど雑草の一種でしかなかったのが正直なところで、この山菜によって春の訪れや自然の息吹を感じ、マンション暮らしに馴れた自分にとって、その有り難みが一際大きいものになるとは思いませんでした。特に肥沃な里山物件には、あたり一面山菜で埋め尽くされているものが多く、地主さんが持て余しているように錯覚することもあります。

民法上では山菜は「天然果実」と解され、もちろん我々が勝手に収取することはできません。たまたま現地にいた地主さんが「お土産に持って帰りな」と声かけて下さることもあり、スーパーでは小さなパックで500円はするだろう「フキノトウ」をビニール袋いっぱい頂くこともあります。

自然によって生み出される副産物、衣食住と人の心を豊かにする付加価値が田舎の不動産にはあると思うのは考えすぎでしょうか。(本部 星野 努)

長野◆佐久市/生ごみ処理機の補助金について【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年2月13日

日本全国で私たちが出す「生ごみ」は年間推計で約2550万トン。その内訳は約70%が食品産業から、残り約30%が家庭からの排出と言われています。

実は、生ごみの排出量の実態を表す正確な数値はなく、あくまで推計値です。日本において生ごみの多くは、「燃えるごみ」「可燃ごみ」などの分類で焼却処分されているため、生ごみだけを計量した数値が集められないからです。

その中で本来食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量は年間612万トンと途方もない量です。捨ててしまえば「ゴミ」ですが、「リサイクル」出来れば資源に変わります。

長野県佐久市ではごみの減量化及び、「循環型社会」の構築に向けて、生ごみ処理機・生ごみ処理容器を購入された方を対象に、予算の範囲内で補助金を交付する制度があります。未使用品の購入が対象となり、家庭から排出される生ごみを微生物の活動を利用することにより堆肥化する物となります。

コンポストも対象となり、一世帯1回に限られます。令和2年度の受付は既に終了しておりますが、来年度も継続の予定をしております。また、補助金制度を導入している自治体も多く、これから購入される方は一度、お住まいの自治体へお問合せください。

一人の活動は小さくとも、環境問題への取り組みを始める事が大切かと思います。先ずは小さな第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。(本部 長内 望)

▲スイカの皮やトウモロコシの芯も利用できる。

====================
佐久市ホームページ
https://www.city.saku.nagano.jp/

新潟◆中越/あと1日ズレていたら・・・関越道立ち往生【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年1月31日


昨年12月、その年最後の新潟出張をしました。当日の天気予報では雪マーク。そのこと自体は新潟では驚きませんが、さて、交通手段をどうするか・・・。

逡巡した結果、大事を取って新幹線とレンタカーで行くことに。

越後湯沢駅から関越道を一路長岡へ。大粒の雪がしんしんと、否、どんどん、?!適当な表現が思いあたりませんが、兎に角凄い量舞い降りてくるではありませんか。まるで手付かずの雪原を走っているかの様よう!


「ここは天下の関越道?」と、疑いたくなるほどの状況・・・車線や縁石が分からない。各々が大体の場所を走り、停まってしまう車もチラホラ。

私のレンタカーは4WDの軽自動車、十日町の山奥も行き、なんとか全ての用を終え無事越後湯沢駅へ帰庫。次の日のニュースでは日本海側の大雪警報・・・なんとそこでは自分が昨日走った関越道の立往生発生のニュース。最終的には2000台以上の車が2日以上にも亘り立往生した事態でした。

日本一の降雪地帯を通る高速道路にも係わらず、、、原因は諸事あるようですが1日で1m近く降る量というのは、1、2月では無いことはありませんが、「12月」という時期で言えば稀でした。皆様も冬季間お出掛けの場合は充分お気をつけ下さい。(本部 金澤和宏)

岡山◆岡山エリア/ご当地運転ルールにご用心!【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年1月25日


昨年の秋、岡山に行ってきました。新幹線で東京から岡山駅まで約1万7000円で、駅前にはビジネスホテルとレンタカー屋が複数軒を連ねます。岡山駅が出張族にとってありがたい拠点のイメージがあるのは、10歳の息子が3歳の誕生日の時に、ここから出雲大社~京都までレンタカーで周遊した記憶があるからです。

岡山城や後楽園方向、路面電車や大きな店舗の並ぶ桃太郎大通りの東口界隈、市内からの脱出口のような静かな発展を遂げる西口の風景は、当時とそれほど変わっていませんでした。



今回も同じ西口のレンタカー屋さんで車を借り、瀬戸内海方面へと出発しようとしたところ、店員の方が気になる一言。「岡山の人はウインカーを出さないことがあるから気をつけて」。また車内で流れるFM ラジオからも、番組の終わり際に「皆さん、車線変更の時はウインカーを出しましょう」とラジオパーソナリティの呼びかけまでありました。


確かに頻繁に車線変更が必要になりそうな市内の道路は、皇居前や首都高羽田線あたりを走るような緊張感がありました。事前の注意喚起で知識を得られたのが幸いして、ウインカーのタイミング、前の車の挙動を注意し、そのような車とは遭遇しませんでした。

「茨城ダッシュ」や「名古屋走り」くらいは聞いたことがありましたが、瀬戸内海を走るなら、「阿波の黄走り」「伊予の早曲がり」などにも気をつける必要があるようです。(本部 星野 努)

福島◆福島エリア/発見!県の形がそっくり!【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年1月22日

昨年の7月より福島を担当する事になり早半年。今まではあまり意識せずにいましたが、福島県は思っていた以上に広い県でした。

都道府県別面積順位では皆様1位と2位はご存知の通り「北海道」と「岩手県」ですが、個人的には長野県が「3位かな?」と思っていました。しかし続いて3位に入る福島県。特徴としては太平洋側が「浜通り」阿武隈高地を挟んで「中通り」奥羽山脈を越えて「会津地域」となります。

南北への縦移動は国道4号線を栃木から宮城の県境で約110㎞。比較的容易ですが、東西への移動(いわき市~南会津町)は野を越え山を越えて150㎞程ととても大変な道のり。どの道が最適かと地図を眺めていると福島県の形がオーストラリアに見えて来ました。

試しに、福島県とオーストラリアの地図を重ねてみると、やっぱり似ている。エアーズロックと猪苗代湖の位置関係までもが酷似している。地図を眺めていると意外な発見があり、楽しみが膨らみます。
(本部 長内望)