今年のみちのく岩手の冬は、近年の暖冬と雪不足に悩ませられるスキー場の便りとは打って変わって、厳寒と大雪・吹雪に大慌ての冬でした。併せて、なかなか出口の見えない新型コロナの情報はただでさえ鬱陶しい冬を一段と辛いものにしています。
そんな中で、春遅いみちのくに毎年一番に春の便りを届けてくれる「第24回三陸・大船渡つばきまつり」が今年も2月6日~3月21日まで開催されています。場所は大船渡市の名勝地「碁石(ごいし)海岸」の高台にあり、震災の影響も受けなかった処です。
▲春を先取り「世界の椿館・碁石」。
我が家では、雪国で長い冬にいたたまれなくなると、毎年待ちきれずに、小一時間かけてドライブとお花の観光に出かけます。三陸の旨い食べ物を味わいに行くのが好きで、子供たちが小さいころから家族で出掛けています。朝の最低気温が零下の遠野市内から行くと、三陸海岸の温暖な気候は春の匂いでまんぱいです。
「世界の椿館・碁石」は世界13カ国約600種700本ものツバキを一堂に集めているそうで、施設内の散策路を歩き、良い香りと、美しい花々を愛でながら、今年も陽光輝く季節への愉しみと心の栄養を貰えます。(みちのく岩手事務所 佐々木泰文)
▲薫り溢れる施設内の椿たち。
岩手観光協会
https://iwatetabi.jp/event/detail/03203/214.html
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