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栃木◆那須/受け継がれるフキ採りと猛暑対策の美味ウナギ【那須高久・里山日記リターンズ】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2018年9月11日

6月13日 フキ採り

毎年のことですが、6月に入ると私の中に漫そぞろ心が湧いて来ます。それは大好きな「フキ採り」の楽しみが到来するからです。旬の宝物が待っている場所は、マウントジーンズ那須スキー場に行く途中で、昔は桑畑だった所です。

養蚕をやめて何十年も経った桑の木は、見上げるほどの大木になり、雑木林のようなその中に木漏れ日を浴びて育っています。この土地の持主は私の母の知り合いで、昔は6月に入ると、母に「フキ採り」のお供を求められたものでした。いつの間にか受け継ぐかの様に、あの頃の母とまったく同じ事をやっている自分にふと気付くことがあります。

今まで採りに来ていた人達が今年は誰も来ないということで、手付かずのフキの群生を目の前にして「採り放題」に気合が入ります。採り始めると「あれ?穴ボコがない」と昨年と違うことに気付きました。昨年はあちこち穴ボコだらけで足元が危なかったけど、今年はとても楽です。この穴ボコは、フキの中に共生している山ユリの球根を狙ってイノシシが出没するせいとか…。

数年前、この穴ボコを見つけた時、あまりにも上手に沢山掘られていたので、「ユリ根ドロボー」と駐在所に盗難届を出したらしい。その後ハンターが来て犯人はイノシシと知らされたとか・・・。その話を聞いた時、「イノシシと鉢合わせ?なんてことになったらどうしよう~」とちょっとだけドキドキしていましたが、フキ採りの欲の方が勝って、いつの間にか忘れていました。

約2時間くらい過ぎた頃、「もう帰ろうか~」と採ったフキを集めると、驚いたことにお友達2人と私で約35㎏も採れていました。

車まで約30mくらいを背負って運び出すわけですが、途中、野菜畑に村の人らしい男性が農作業をしていました。

「イノシシの被害はありますか?」

と声をかけると、

「今年はまだ来ないけど昨年は楽しみにしていた新じゃがいもをひと晩で荒らされてしまった」とか。

「あいつらは家族ぐるみで来るんだから堪らないよな~」とぼやいていました。

持ち帰ったフキは半分キャラブキにし、あと半分はちょっとゆがいて皮をむき塩漬け保存にし、イベントの時に田舎膳の一品に使います。

▲とっても良く仕上がったキャラブキ。冷凍保存でイベントの時の一品にします。

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7月28日 暑気払い(16人参加)

「災害級の猛暑」と連日報道のある日、「土用のウナギいつやるの?」と数人の方から問い合わせがありました。今年も「ウナギ高い!」とかいってるけど、連日の暑さでバテ気味の体に滋養の御褒美という名目で催すことになりました。

夕方、那珂川町の「高瀬やな」まで片道1時間かけて買って来た「ウナギの白焼き」が届くと、俄かウナギ屋が開店します。ウナギの串刺しが始まると、「去年と同じ値段にしてくれたっていうけど、本物のウナギを食べられて有り難いね~」と感謝です。

「高瀬やな」で串の話をすると、ウナギ用の串をサービスしてくれたそうで、その串を使うと、「この串はしっかりしていて刺し易いよ~」と終る頃には職人級?の手捌きになったとか。いつもは外の炉で焼くのですが台風12号が来るというので、今回は囲炉裏で焼くことになりました。

▲「おお~!今年の串は刺し易い」と喜ぶ串刺し職人達。

もちろんウナギは炭火で焼きます。落下防止の金網の上に金属の棒を渡しその上に串刺しのウナギを並べて、パタパタとウチワで煽るその姿は「ウナギ屋のオヤジ」そのものになりきっています。ウナギを焼いている煙と匂いが漂う頃になると「そのまま」とか「三度つけ焼き」とか好みを言い始めたので、とり合えずそのまま一串づつ渡しました。

▲俄かウナギ屋のオヤジ。カッコ良かった~。来年もお願いします。

カンパイの後、私は一度つけ焼きで食べましたが、脂がのっていて飲み込んだ瞬間に五臓六腑に染み渡り、ちょっとだけ元気になった様な気がしました。

「今年の夏はもう一度食べないと体がもたないね~」といいながら、バテ気味の体へ滋養強壮の御褒美を口に運び「幸せ」をかみしめました。 (那須店 高久 タケ子)

▲ウナギを食べて猛暑を乗り越えよう~?とカンパイ。

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長野◆佐久/佐久高原コスモスまつり &布施温泉まつり【全国行脚☆新ライダー伝説】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2018年9月8日

9月中旬から佐久市の花コスモスの見頃を向かえる国道254号線(通称コスモス街道)。約9㎞に渡り50万本の花が咲き、秋の風物詩となっています。内山地区では9月8 日(土) ~ 9 月20日(木)「コスモスまつり」が開催されます。コスモス広場では、農産物の直売が行われ、コスモスの葉や茎を染料として制作するスカーフ作りや、内山のシンボル荒船山に登るハイキング、地元出身者による音楽とダンスのライブなど、様々なイベントが開催されます。

明日9月9日(日)には滑津川で「ニジマスつかみどり大会」が開催され(対象は小学生)子供達の歓声が響き渡ります。また3連休の中日、9月23日(日)には布施温泉(信州・佐久 ほっとふれあいの湯・日帰り温泉 布施温泉HP)で通常入浴料500円のところ、なんと100円で入浴できるので、この日に現地見学される方は予定に含めてみてはいかがでしょうか?当日は限定500食で豚汁の振る舞いも行われるそうです。視覚、嗅覚、触覚、味覚と秋を堪能できるイベント満載の東信州・佐久エリアです。(本部 長内 望)

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東京◆本部/多子世帯向け新築・中古住宅取得に補助金あります【埼玉県子育て応援制度】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2018年9月6日

少子高齢化が叫ばれる昨今、ふるさと情報館でも子育て世帯の移住者が増えています。

平成30年度の補助金制度で、中古住宅取得についても対象となり、最大50万円の補助が受けられるようです。

もちろん移住先は埼玉県限定ですが、補助対象要件を満たす方は調べてみる価値はありそうですよ。

↓↓↓埼玉・秩父物件一覧はこちら↓↓↓

東京◆本部/ひと夏の小さな旅~武蔵御岳山へ【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2018年9月4日

7月中旬の連休を利用して家族4人で御岳山へ出掛けた。旅は若い頃から私の趣味の一つであり、学生時代はユースホステルを使い全国を旅したものだ。ただ、旅行の準備段階でいつも思うこと、本来は私一人で出掛けても良いのだし旅費も安く済むが、そうは問屋が卸さない。嫁や娘のアメニティー設備がどうの、部屋にバス・トイレがあるか、浴衣が可愛いかなど、、、私の趣向とずれたことを気にして宿を見つけなくてはならない。ユースホステルで旅をしていた自分を押し殺しいつも宿を探しているのだ。

御岳山にある宿は殆どが「宿坊」という御岳山(神社)の参拝客や僧侶向けの質素な作りで築年も相当古い。私達が泊まった宿も2回の食事は洒落た洋食ではなく、野菜中心の如何にも修行の雰囲気漂う品々だった。ただ、次々に運ばれてくる料理は食べきれることはできなかった。そこだけは贅沢な飽食の時代を感じた。わずかなひと時だったが今夏の猛暑から逃れられた、標高900m以上のひと夏の小さな旅であった。(本部 金澤 和宏)

※記事内の画像はイメージです。

山梨◆八ヶ岳/白露のみぎり、9月の八ヶ岳事務所より【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2018年9月1日

記録的な猛暑となった今年の夏でしたが、なんと標高760メートルの場所にある八ヶ岳事務所も例外ではなく、日中エアコンのフル稼働状態が続きました。

また暑さだけではなく7月下旬に日本列島を東から西へ横断した台風12号は「過去の経験が通用しない可能性がある」と気象庁が表現したように、いつどこで何が起こるかわからない状況が続いています。なにごとも普段の心がけや備えが大事だとあらためて思った次第です。

さて、台風といえば1959年(昭和34年)8月の台風7号、9月の台風15号は山梨県内においても甚大な被害をもたらしました。 特に15号は「伊勢湾台風」と広く知られることとなり、東海地方に生まれた私も母親からその時の恐怖の様子を聞かされてきました。

※出典 日本治山治水協会(1960)「昭和34年山梨県治山災害調査報告書」〔昭和34年台風7号〕

この秋も数十年に一度の大雨に関する特別警報が出ないとも限りません。県内では土砂災害の警戒区域(イエローゾーン)は7091ヶ所、特別警戒区域(レッドゾーン)は6027ヶ所にのぼります。この秋は物件見学と同時に、事前にハザードマップ(※市町村や県などで配布)など、どのようなところがレッドゾーンに指定されているのかをご自身の目で見ることも私は皆様にお勧めします。

9月は長雨のあと中秋の名月、富士山の初冠雪、紅葉の始まりなどもあり、大きく季節が変わる時期でもあります。急な天候変化もありますので、お出かけには万全のご用意をお願いいたします。

◆オール山梨移住相談会

昨年もこの時期に東京有楽町の交通会館で行われましたオールやまなし相談会は大変な盛況でした。今年も県内の自治体をはじめ、就職相談や新規就農相談のブースが設けられます。北杜市からも職員が出ていますので興味のある方や空き家バンクについての相談などお気軽にお尋ねください。

当社も官民協働の「甲斐適生活応援隊」メンバーの一員として本部の長内(おさない)、八ヶ岳事務所の安江(やすえ)がブースにて皆様のお越しをお待ちしています。尚、この日は「山梨県中北地域連携会議」で7月に行った移住者訪問バスツアーの模様も冊子としてご紹介させていただく予定です。いずれもそうそうたる本気移住のガチメンバーです。乞うご期待を。

※昨年の様子

日 時:平成30年9月8日(土)11:00〜17:00
場 所:東京有楽町・交通会館12階 カトレアサロン(東京都千代田区有楽町2丁目10−1)
※入退出自由・飛び入り参加歓迎!入場料も無料です。
問合せ:山梨県総合政策部地域創生・人口対策課
電 話 055 -223 -1850 FAX 055 -223 -1776
電子メールアドレス c-jinko@pref.yamanashi.lg.jp

または
ふるさと情報館八ヶ岳事務所電話 0551-46-2116(中村)

◆よろず相談室in東京

今月もやります!八ヶ岳事務所に勤務している所長の中村が行う、東京本部(新宿区・四谷)での空き家等のよろず相談室
9月10日(月)、18日(火)の17:30から19:00まで。要予約 (ふるさと情報館・本部 TEL03-3351-5601)

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★☆★遠方からの物件見学の際は、「田園暮らし体験館」がお得です!


<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。

山梨◆八ヶ岳/最近、テレビをやめてみた。【八ヶ岳スタッフ・日々の雑記帳】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2018年8月27日

最近、テレビをやめてみた。

CATVを解約し、テレビが見られない状態にしたのである。

その地域に住んでみないと、気づかないことは多々あるものだが、テレビもその一つ。

山梨県では、アンテナで見られる局がわずかで、他県と同じように見るには、CATVに加入することになる。

CATVの受信料は月3千円程。

NHKに加え、民放にも受信料を払うとは、思ってもみなかった。

 

視聴できる局が少ない理由は、地形、政治説等色々あるらしいが、結果、山梨県はCATVの普及率が82%を超え、ほとんどの家がCATVという状況。

そういった状況の中で、移住を機にテレビをやめたという声をちょくちょく耳にした。

生活に必要なものを考えてみた結果だと。

日々、家の中に物が増えていきやすい状況の中で、身近にあるものを削るのも面白いかもしれない。

ミニマリストへの一歩だ。

何より、受信料がないのはうれしいことだ。

さて、その浮いたお金で何を買おうか。

あれ?逆に物が増えそうだな。(八ヶ岳事務所 大久保 武文)

 

宮城◆白石蔵王/活発に利用者を迎え入れる~さすが国営公園【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2018年8月24日


蔵王町の隣にある川崎町は、広大な公園に仙台圏からの来客を集めています。仙台の水ガメ「釜房湖」の一帯を公園化したもので、「みちのく杜の湖畔公園」という国営公園です。

県や市町村営とはレベル違いの、国の直営施設で、面積286ヘクタールの広さに、自然公園とも、テーマパークとも異なるユニークな設備を備え、利用態勢も万全です。公が直轄する公園には、国立公園34か所(環境省)、国定公園56か所(都道府県)、国営公園17か所(国土交通省)と3種あり、国営公園は国家的記念行事や広域的な見地から国が設立したものです。東北6県では宮城県のこの湖畔公園が1か所だけで他にはありません。

特に優れた景勝地を線引き指定しただけの、国立、国定公園と違って、国営公園は、自然景勝の中に盛沢山な新しい設備が施されていて活発に利用者を迎え入れています。 四季の花々が絶えなく咲く共生園、東北6県の代表的古民家を移築公開している「ふるさと村」、農的な体験、子供たち向けの遊具を充実させた「わらすこひろば」、30棟のコテージを含むキャンプ場やゴルフ場など、大人450円(中学生以下無料、65歳以上210円)という低廉な入場料で入れる公園とは思えない施設が揃っています。

ネットで検索されて、ぜひ一度お出かけをおすすめします。 山形自動車道・宮城川崎インターから車10分です。(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

☆ふるさと情報館でFacebook ページ始めました!/田舎でお店を開業された方は本誌及びFacebook ページでご紹介させて頂きます!

香川◆高松/四国・高松のウォーターフロント【地方出張・担当旅がらす】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2018年8月19日

前回、再開発されて新しくなった岐阜県の「高山駅」のことを書きましたが、先日は、香川県にある「高松駅」を久しぶりに訪問し、さらなるカルチャーショックを受けてきました。

考えてみれば、普段利用している「東京駅」や、自宅のある「船橋駅」周辺も、昔の面影がどんどん遠くなって、新しくなっているわけですから、何年振り、何十年ぶりに行く駅など、改装されて当たり前なのかもしれません。「高松駅」が現在の駅舎になったのは平成13 年ですから、新しくなった、などと表現するのは失礼にあたるのでしょう。四国の玄関口なのでホームが終着駅の構造になっており、さらにフェリーターミナルと隣接して船から鉄道へ接続できるところが旅愁を掻き立てます。

「高松駅」より驚いたのは「サンポート高松」と総称される、高松のウォーターフロントでした。美しく整備された海沿いの公園に、高松シンボルタワー、ホテル、ターミナルビル、合同庁舎などが建ち並び、堂々たる公園都市が完成しつつあります。

店舗、スポーツ施設、イベントも充実しています。初夏の好天に恵まれた土曜日だったこともあり、心地よい海風にさそわれて、広大な駐車場に次々と車が吸い込まれ、人だかりがあちこちで見られました。四国旅行の際はぜひ足を延ばしてでも見るべき景色だと思います。(本部 山中 準一)