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東京◆本部/情報誌の進行管理、執筆者とのやりとりより【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2018年7月20日


本誌の進行管理を担当するようになって、原稿執筆者とメールでやりとりする機会が増えました。なかでもルーラル・レポートは「田舎暮らし実践者によるリアルなエッセイ」で、原稿から各地の暮らしぶりがリアルに伝わってきます。そしてメールの文面からもよく感じるのは、皆さんとても忙しそうなこと。

都会では「田舎でのんびり暮らしたい」と憧れ、「田舎=のんびり」というイメージを持つ人も多いと思います。私も以前はそんな風に思っていましたが、今は「田舎暮らしは忙しい」という印象にすっかり変わりました。畑に田んぼ、DIY、保存食作り、動物を飼育したりと、活動的な方が多くて驚くほど。それが好きなことをやっている充実した忙しさなので、苦労よりは楽しそうな様子も伺えます。

そんな忙しい中で執筆までされているルーラル・レポートは、実践者ならではの知恵や工夫、お役立ち情報もたくさん詰まっています。たまには本当にのんびり暮らしている方の話も面白そうですが。 (本部 三鴨 玉江)

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山梨◆峡東エリア/西関東連絡道路、延長してます!【全国行脚☆新ライダー伝説】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2018年7月16日

国道140号線の北側を通る西関東自動車道路。山梨市から甲府市にかけて通れる無料のこの道は、信号が無く、高速道路の様に快適に走れます。今までは日下部警察署の西側(八幡南ランプ)まででしたが、東側のトンネルも開通し岩手橋付近(岩手ランプ)までの1・6㎞区間が新たに通れるようになりました。

山梨英和大学付近の十郎橋西交差点も左折専用レーンが新たに設けられ、いつも渋滞していた山の手通り方面からの乗り入れも格段に早くなりました。いずれ、西は中央自動車道の双葉ジャンクション、南は中部横断道路の南アルプスインターチェンジ、東はなんと、関越自動車道の花園インターチェンジまで延びる計画があります。

現在は山梨から東京へ向かうには中央自動車道のみで、小仏トンネルの渋滞が慢性化しています。西関東自動車道路が開通する事により、中央自動車道、圏央道の渋滞緩和にもつながり、埼玉方面からのアクセスも格段に良くなります。 全線開通(約110㎞)は、まだまだ遠い話ですが、道路が出来る事により事故や渋滞が減る事は地元住民だけの望みでは無いはずです。山梨と埼玉・群馬との二地域居住だって気軽に楽しめるはず。そんな夢が膨らむ西関東連絡道路。首を長くして全線開通を待ちたいと思います。(本部 長内 望)

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栃木◆那須/力を合わせた田植えと赤空豆のプレゼント【高久の里山日記・リターンズ】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2018年7月13日

さぁ~三世代で孫田の田植です。あと何年できるかな?

5月6日 孫田?の田植え

数年前から事務所脇の3aの小さな田んぼを浦和に住む長女家族に開放し、田植えと稲刈りを孫娘達に体験させています。孫娘達も大きくなり(ことみ高2、きなり小6)、それぞれの都合で昨夜帰省し、今朝は8時から田植えが始まりました。次女きなりは、今まで苗運びや端っこの一列だけとちょっとずつ慣れるための参加でしたが、今年は6年生になったので、いよいよ田んぼの中にデビューです。

皆で一列に並び、田んぼの中へ入る前になると「やっぱりお母さんの側がいい~」とすぐ横に入って植え始めました。何とか皆にくっついて頑張っていたが30分もたたないうちに「何やってんのよ~?」と田んぼの中からお母さんのいつもの声? が飛んできました。どうしたの?と聞くと、ちょっとでも楽に植えられるようにと、分けた苗を前方に株間をとってポンポンと投げ配りそれを植えるという「きなり式田植法?」を考えたとか・・・。努力が苦手のきなりらしいな~と思いました。

その後も「ウワーッ!」と叫ぶので何事かと見ると、泥に吸い付いた長靴を田んぼの中に残し、足だけ抜けてしまったとかで、横にいるお母さんに纏わり付いています。どうも飽きたらしい。何だかんだ言いながら1時間30分くらいで田植えは終わり、頑張ったご褒美のおやつにアイスクリームを出すと、大喜びで食べ始めました。

努力が苦手なきなりは、楽に植える方法を常に考えています。

食べながら「この田んぼでお米どの位とれるの?」ときなりに聞かれたので「お米の袋(30㎏)で4個くらいかな~」というと、娘は「え~っ!家で食べるお米の半年分だよ~!」といって驚いていた。私はそれを聞いて「この小さい田んぼで1年分あると思っていたのかよ~!」と思いましたが、余計なことは言わず黙っていました。家族全員ご飯大好きで食べ盛りの子供のいる家の米の消費量は健康のバロメーターのようで、張り合いがあり嬉しいです(炭水化物をお腹いっぱい食べられて羨ましい)。

5月13日 我が家の田植え

農家の後継者不足はどこも同じで、私達の地域でもほとんどの家が大きな機械を持っている人に農作業を委託しています。我が家でも田植えと稲刈りの作業は知り合いにお願いしています。今年もこちらへ移住された4人の方に苗運びと空箱洗いの応援をいただいて無事終了しました。

我が家の耕作面積は1・6haで、そのうち30aを皆さんの力をお借りしてはさ掛けのおいしい自然乾燥米を作っています。夜はお手伝いいただいた方達と早苗振(※さなぶり)のまねごとで豊作を祈りました。赤空豆 コンニャク作りイベント(昨年11月)の時、船橋から参加された女性から赤い空豆の種をいただきました。

大型田植機に苗をのせるお手伝いです。

秋蒔きの野菜は早目に蒔かないと、発芽しても霜柱に持ち上げられ空っ風に吹き飛ばされてどこかに行ってしまうのが関の山と思いながらもすぐ蒔きました。今までに空豆を作ったことがなくちょっと不安でしたが、本格的な寒さが来る前に発芽して雪の日や凍てつくような厳しい冬を無事乗り越えることができました。春になると急に生育状態が良くなり、可愛い花が咲き、グリーンの莢さやがつき、日毎膨らみもうすぐ収穫できそうです。

初めて作った赤空豆。いっぱい収穫できました。

3月末の「味噌作りイベント」に来られたので赤空豆の畑を見てもらうと、あまりにも貧弱でかわいそうと思ったのか、5月の連休に赤空豆の詰まった莢を沢山持って来てくれました。「生の赤空豆をご飯の中に入れて炊くとおいしいよ」と聞いたのでさっそく炊いてみました。炊き上がりを見てびっくり! まさにお赤飯そのものです。やわらかな甘み、ほっこりとした食感、ご飯にも豆の香りがほんのりとしていてとってもおいしい。赤空豆の豆ご飯を食べるたび「ハッピー」な気分になります。(那須店 高久 タケ子)

※早苗振り(さなぶり):昔は田植えが終わると水口(川から田へ水を引く口)に植えてある苗をとり束ねて神棚に上げ、田の神様に田植えの無事終了を報告して豊作を祈り、酒、魚のごちそうで祝った。

お赤飯のような赤空豆ご飯。食べるたびハッピーな気分になります。

↓↓↓栃木・那須物件一覧はこちら↓↓↓

岩手◆遠野/ふるさと村と虎舞でございます【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2018年7月9日

遠野市の北側に位置する附馬牛町(つきもうしちょう)に、「遠野ふるさと村」があります。此処に江戸期から明治にかけて建築された厩舎と作業場及び母家を、鍵形に繋いだ茅葺の南部曲り屋が十棟ちかくも移築されて、清流の小川、水車小屋、蔵、納屋等々が長閑な村の風情を醸し出し、入村する者を懐かしい時代へとタイムスリップさせてくれます。

ここでは五月の連休のメインイベントとして、遠野郷の郷土芸能が出演して観光客を楽しませるのですが、今年も当事務所のある暮坪集落に伝わる郷土芸能の虎舞が招待されて、小生も助太刀で参加して来ました。

虎舞と言えば、岩手では沿岸地区に多く伝わる郷土芸能ですが、当団体は内陸部には珍しいもので、特に梯子かがりは垂直に立てた梯子に「ササラ」という舞手が、虎を相手に舞う姿は、スリル満点のサーカス的な魅力と興奮を与えて、毎回観光客の皆様から盛大な拍手をもらっています。皆さんに喜んでもらうと、たかが助太刀の小生でも芸能者としての満足感は心地よいもので病みつきになるから不思議です。

このふるさと村では、四季折々に遠野郷に伝わる芸能や、濁酒祭り等々の多彩なイベントが開催されますので、是非お寄り頂きたいところです。(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

「遠野ふるさと村」(岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛5−89−1)

宮城◆白石蔵王/天候ばかりは人知の及ばぬ世界にて「蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙」

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2018年7月4日


※写真はイメージ

山道を軽快な自転車で駆け上がる競技、ヒルクライム。蔵王観光の象徴として町を代表する行事となりました。蔵王の山頂千七百メートルを目指すこの大会も今年で7回目。今年の開催は5月20日。残雪の白壁を縫う山岳コースが人気で、知名度もずいぶんあがりました。

蔵王山の噴火警戒解除が遅れ、参加申し込みの選手が今年は例年より減ったのが残念でした。それでも、役場からの募集に応じ、コースなかばの標高800メートル地点で給水を担当するボランティアチームに加わりました。

当日は早朝4時起き。妻に送られて集合地点でバスを待っていると、入ってきた情報は前線の異常で大会は急遽中止の知らせ。蔵王山は中腹から上が降雪3センチ、道路部分は氷結の通行不可で、選手以下千名のイベントがあっけなく水に流れてしまいました。

陽が昇ると蔵王は今年一番という好天となり、信じられない空模様になりましたが、これだけは人知の及ばぬ世界、来年に期すしかありません。(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)


※日本の蔵王ヒルクライム・エコ2018実行委員会のfacebookより
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日本の蔵王・ヒルクライム・エコ2018
https://www.zao-hillclimbeco.com/

山梨◆八ヶ岳/梅雨明けのみぎり、7月の八ヶ岳事務所より【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2018年7月1日


梅雨も末期の7月に入り、本格的な夏ももうすぐですね。この時期の気圧配置は南海上の太平洋高気圧が強まり、梅雨前線を北へ押し上げるようになります。いわゆるザーザー型の雨の日が多くなってきます。心配されるのが「ゲリラ豪雨」といわれるもの。山梨県内でも1966年7月22日の夜に降った雨は、わずか2時間で80㎜弱の豪雨となりました。川の上流域で降った雨が甲府駅周辺に一挙に押し寄せ全半壊104戸、床上浸水1486戸など大きな被害をもたらしたといいます。(※雨の強さと降り方一覧<気象庁HP>1時間で40mm⇒バケツをふっくり返したように降るくらいだそうです!

また梅雨明け後は一気に気温が上昇しますので特にご注意を。甲州市勝沼では2013年梅雨明け後の9日から12日にかけて4日連続で39度台を観測しています。人間の体温をはるかに超えた気温でした。ちなみに八ケ岳南麓の北杜市大泉町(標高約860m)でも日中の最高気温は34.5度まで上がりました。今年はその年に迫るのではないかというような予報も出ています。


この時期の現地見学ではつばの深い帽子や長袖、動きやすい靴など虫よけや紫外線対策も万全にしてお出かけください。なお、当社の「田園暮らし体験館」を利用すれば日が暮れてからの田園を吹き渡るさわやかな風や寝苦しさのない快適な夜を体験することができます。


◆山梨県中北地域創生連携会議について
この会議は地域創生の推進を図るため、域内のNPO等関係団体、市や町(甲府市や北杜市など8市町)が連携し、昨年7月に発足しました。座長は山梨県の都留文科大学出身の埼玉大学教授・石阪督規先生、会長は山梨県中北地域県民センター所長。私もメンバーの一人として昨年に引き続き参加させていただいております。(山梨県ホームページ

本年のテーマは「さらなる移住促進」。中北地域は県都である甲府市や商業集積が著しい昭和町、そして移住希望地として全国屈指の北杜市が名を連ねており、この地域の成功の可否が県全体にも大きく影響してくるといわれております。 第1回目の会議は6月7日に行われ、7月は連携会議メンバーと県内の学生なども参加して、各エリアの移住者宅に訪問するという地域資源の再発見ツアーが行われます。本欄ではこの時の様子を次月号以降でご紹介してまいりたいと考えております。

◆7月のよろず相談室
八ヶ岳事務所所長の中村が相続やご売却など物件についての相談をふるさと情報館本部にて承ります。
日時は7月9日(月)、17日(火)の17:30~19:00まで。要予約、先着順となります。(お申込みはふるさと情報館・本部 電話03–3351 –5601まで「中村のよろず相談」希望とお伝え下さい)

(八ヶ岳事務所 中村 健二)
 


 

静岡◆西伊豆/西伊豆のご縁に感謝!感激!【ラーバニストお訪ね隊】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2018年6月29日

「田舎暮らし」ということで、全国津々浦々から不動産売却の話を頂きます。特に最近増えているのが、ご友人からの紹介など口コミによるもの。特に移住頂いた方が本誌常備店として紹介頂くケースが増え、やはり情報産業とも言えるこの不動産業界、唯一無二の情報を頂けることは感謝の限りです。

今回ご紹介したいのは平成24年に千葉から西伊豆町大沢里(おおそうり)地区に移住された堀内夫妻。自らリフォーム、手直しを重ね、翌年には「森のカフェ・リトルハート」を開業。昨年、西伊豆町の物件の売主様をご紹介頂き、様々なご縁を経て無事成約となりました。

契約の帰りに大沢里にある堀内さんのカフェを訪ね、デッキで作業中のお二人とお話することができました。お店のfacebookでは新作メニューのお知らせから地元集落とのお付き合いやお祭りの話まで、お店のみならず地域の情報も発信されていて、私も地域を知る参考にしています。最近は『しずおか・すてきな旅 CAFE』やDIY雑誌『ドゥーパ』のリノベーション特集でも紹介されたそうです。

あっという間の6年、西伊豆町の唯一無二のお店を作り上げたお二人。機会あれば是非一度お立ち寄り頂きたいお店です。(本部 星野 努)

▲雨の吹き込みに対する補修を夫婦で作業中。

▲何もなかったお庭は、菜園が出来、アプローチが整備され、見違えるほどに。

▲デッキも新しくしました。

▲カフェのお客様が楽しめるようなお庭に。

▲弊社プレゼントの記念樹もこんなに大きくなりました。

岐阜◆高山/観光地で田舎暮らしはいかがでしょう?【地域担当・出張旅ガラス】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2018年6月25日


「飛騨の小京都」として人気の「高山」で、一昨年に完成した新駅舎を初めて見てきました。東西に抜ける自由通路をエスカレータで繋ぎ、さながら空港ターミナルのような偉容です。「春の高山祭(4月中旬)」直前の駅周辺も散策してみたのですが、とにかく外国人観光客の多さに圧倒されました。駅前のコンビニやバスターミナルのスタッフが話す英語も、堂に入ったもので、頼もしい限り。折しも宮川沿いの桜は満開、伝統的建造物群保存地区は、人だかりでいっぱいです。


観光客の特徴は、特に国際色が豊かで、世界中から老いも若きも集まっています。このような観光地の近くで田舎物件が増えれば仕事の楽しみもまた増えそうです。ペンション物件や店舗営業ばかりでなく、知名度が上がればそこに住んでみたい、という人も多くなりそうな気がします。古い街並みや、温泉郷、おみやげ、グルメなど、飛騨高山には、海外から高評価を得るためのノウハウが町のあちらこちらにつまっているように思えます。(本部 山中 準一)