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千葉◆館山市/歴史と自然を楽しむスポット【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年1月16日

▲どの角度から撮っても絵になる、白壁が美しい館山城。

千葉県館山市は、温暖な気候と美しい自然に恵まれた南房総の街です。

海と山に囲まれ、豊かな海産物や新鮮な野菜が楽しめるほか、歴史ある名所や観光スポットも充実しています。

中世の頃には、戦国武将里見氏がこの地を治めていました。

滝沢(曲亭きょくてい馬琴ばきん作の「南総里見八犬伝」の舞台になったこの地には、今でも里見氏の史跡の数々や八犬伝のロマンが香る史跡が残されています。

里見義頼によって築城された館山城は、美しい城郭と豊かな自然が融合した癒しのスポットです。

山の頂上に建つ館山城からは、館山市街や太平洋を一望でき、四季折々の風景を楽しめます。

特に春は桜が咲き誇り、ピクニックや写真撮影にぴったりです。

▲園内。子どもたちがのびのびと遊べる遊具。

また、城の周辺に広がる城山公園では、散策を楽しみながら心地よい風を感じることができます。

歴史好きにも、自然を楽しみたい方にもおすすめのスポット、館山の文化や歴史に触れる街に移住してみませんか。(本部 角南辰彦)

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館山城・城山公園(公式ホームページより引用)
花の公園としても親しまれ1~3月中旬に咲く約200本の「梅」春には1200本の「椿」や約500本の「桜」、4月には6400本のツツジと季節の花々が美しく咲き誇ります。
『万葉の径』では万葉集で詠まれた四季折々に花咲く植物が皆様の目を楽しませてくれます。
日本庭園の茶室『雁月庵』では、茶道・華道・短歌会・俳句会などの文化活動の場としてご利用できます。

館山城
・開館時間:9:00~16:45(最終入館16:30) ※休館日は公式ホームページよりご確認ください。

城山公園
・所在地:〒294-0036 千葉県館山市館山362番
・管理事務所営業時間:9:00~17:00まで営業

・アクセス
【高速道】富津館山道路 富浦インターチェンジから、国道127号経由8km。
【路線バス】JR館山駅東口ロータリーに乗り場があります。

千葉◆館山市/日本三大金運神社のひとつ【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年8月23日

▲安房神社、一の鳥居前。参道は春になると参道は桜の名所にもなる。

日本三大金運神社をご存じでしょうか?

日本三大金運神社とは、山梨県富士吉田市の新屋山神社あらややまじんじゃ、石川県白山市の金劔宮きんけんぐう、千葉県館山市の安房神社あわじんじゃの3神社のことです。

日本の財界の有名人などが参拝するほど、金運上昇のご利益があるとして知られています。

安房神社は、千葉県南部、房総半島最南端部の吾谷山あづちやま山麓に鎮座する神社です。

伝承では、阿波地方(現在の徳島県)から渡ってきた忌部氏いんべうじによる創建といい、「安房」の国名・社名はこの阿波忌部の移住・開拓から起こったといわれています。

境内入口には遠くからでも目立つ白い鳥居、一の鳥居があります。

一の鳥居をくぐると桜の木に囲まれた参道があり、二の鳥居へ。

▲拝殿の奥には本殿がある。

二の鳥居を過ぎてやや斜め右に進むと、日本産業の創始の神である「天太玉命あめのふとだまのみこと」が祀られている拝殿があり、金運上昇のパワースポットとあって、平日にも拘わらず10名以上の参拝者がいました。

館山市にお越しの際に訪れてみてはいかがでしょうか。(本部 角南辰彦)

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安房神社あわじんじゃ公式ホームページより引用)

・所在地:千葉県館山市大神宮589番地

・参拝時間:午前6時~午後6時 ※冬季は午後5時
 神符守札授与・御朱印等:午前8時30分~午後5時
 ご祈祷・お水取り・お砂取り等:午前9時~午後4時
 ※冬季は日没が早い為、閉門を午後5時と致します。
 ※初詣の受付時間は変更になりますので早めのご確認をお願い致します。
 ※七五三のシーズンも混み合いますので早めのご確認をお願い致します。

千葉県◆いすみ市/厄除石と厄除玉【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年2月15日

▲県境なような看板。

昨年、前厄・本厄・後厄の3年間が終わりました。

厄年とは、肉体的にも精神的にも調子を崩しやすい人生の転換期のことのようで、振り返ると、これまで風邪も引かないくらい心身ともに健康的な私でしたが、確かに色々あった3年間でした。

千葉県いすみ市に国吉神社という1500年以上前に創建されたといわれている由緒ある神社があります。

もとは諏訪神社と称していましたが、明治時代に周辺の神社が合祀(ごうし)され、当時の町名から国吉神社となり、厄除けや交通安全・家内安全などの神社として信仰されています。

国吉神社に隣り合って上総出雲大社が鎮座しており、両社は親子の神様という事で、片参りにならないよう両社をお参りするようになっており、近年はパワースポットとしても人気です。

▲近距離から厄除石に投げます。

国吉神社の境内には、厄割石という石があります。

厄除玉の穴に息を吹きかけ厄災を移し、厄割石に投げ、厄除玉が割れる事で厄を落とす事ができるとの事で、厄除玉を購入し、石に投げ、厄を落としました。

3年間、色々とありましたが、大事に至らず、無事に終わっていったのは、厄除玉のお陰でもあります。

この程度で終わって良かったと感謝し、これからも参拝したいと思います。(本部 角南辰彦)

千葉◆君津市/アイコンや背景画像等で見る、話題の洞窟【本部スタッフ・地方出張余話】 

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年12月23日

▲洞窟内に亀に似た岩がある。

千葉県君津市笹にある清水渓流広場。

駐車場から、木々に囲まれた遊歩道を約5分歩くと亀岩の洞窟に到着することができます。

亀岩の洞窟は、実は人工的に掘られたものであり、1660年頃に、大きな川をショートカットする目的で作られたようです。

最大の魅力は、豊かな自然に囲まれた幻想的な光景、季節や時間帯によって異なる景色を楽しめます。

洞窟から射し込む光が水面に反射してハート形のシルエットを映し出すことで、ここ数年SNSなどで話題となっています。

しかし、ハート形のシルエットが見られるのは限られた条件下であり、3月と9月の早朝7時半頃までの晴天の日に限られるようです。

私が訪れたのは10月の9時でした。ハート型のシルエットを見ることは出来ませんでしたが、十分見応えがある風景でした。

▲房総スカイラインから見える看板。

清水渓流広場は、新緑、ホタル、紅葉と四季折々の魅力を楽しめる場所でもあります。一度訪れてみてはいかがでしょうか。(本部 角南辰彦)

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清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)※君津市公式ホームページより引用

清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)は、洞窟に差し込む朝日がスポットライトのように岩肌と川面を照らし、ハートの形を作り出す幻想的なスポットとして、インターネットを中心に多数のメディアで注目されています。
※崩落の危険がある一部の区域については立入禁止となっておりますのでご注意ください。

・所在地:千葉県君津市笹1954
・アクセス
 電車:JR久留里線上総亀山駅よりタクシーで約15分
 自動車:君津ICより約38分
    木更津東ICより約33分
・駐車場
 第一駐車場:26台+障がい者用2台
 第二駐車場:20台
 第三駐車場:約80台

千葉◆ 富津(ふっつ)市/五葉松をイメージした展望塔【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年10月25日

▲細長い地形の富津岬。

富津岬は、東京湾に突き出た岬。

南房総国定公園に含まれる景勝地で、岬一帯は千葉県立富津公園として整備され、日本の白砂青松(はくしゃせいしょう)100選、関東の富士見百景にも選定されています。

岬真後ろには、砂州からなる富津岬の細長い地形を望み、右後方は京葉臨海工業地帯が広がり、左後方は房総半島の勇壮な山々が佇んでいます。

▲高さ21.8mの巨大な展望塔。

岬先端には、明治100年を記念して建設された巨大な展望塔「明治百年記念展望塔」がそびえ立っています。

高さ21,8mの高層展望塔で、昭和46年(1971の名の通り明治元年(1871年)から100年の記念に建設されました。

展望塔は、五葉松をモチーフにしており、複数枝分かれした各階層が、それぞれ頂点に向かうという展望塔としては珍しい構造。階段を何個も登り最上階に着きました。

展望塔からは、天気が良ければ、富士山に三浦半島、都心の景色を360度ぐるっと見渡すことができるようです。

富士山は見えませんでしたが、心地よい海風を感じる事が出来ました。

駐車場はプールや食堂がある公園入口付近と、岬先端に無料で完備している為、気軽に行きやすいオススメスポットです。(本部 角南辰彦)

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明治百年記念展望塔(富津市ホームページより引用)

・所在地:〒293-0023 千葉県富津市富津2280 
・駐車場:富津公園第3駐車場 乗用車100台 大型無し(第1・第2駐車場に有り)
・交通アクセス
 車:館山自動車道木更津南ICから国道16号線直進、県道255号線を岬先端に向かって約20分
 電車:JR内房線青堀駅で下車し、富津公園行きバス終点から徒歩約20分

千葉◆いすみ市/歴史と自然が融合した魅力的な場所【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年8月26日

▲夷隅川を渡ると天守閣をかたどった展望台が見える。

万木城跡公園は、戦国時代に美濃国からきた土岐氏によって築かれた万木城、房総でも代表的な山城の跡です。

三方を夷隅川(いすみがわ)に囲まれ、敵の侵入を防ぐため巨大な堀や山肌を垂直に削った切岸が城を守っていたのかもしれません。

江戸時代の城のようにここで普段生活をしていたわけではなく、合戦のとき籠る場所だったようです。

城主の土岐氏については資料が少なく、謎の部分も多いそうです。

当初は里見方だった土岐氏ですが、第二次国府台合戦で里見氏が小田原北条氏に負けると、北条氏に属します。

そのため、里見氏や正木氏に、幾度となく攻められましたが、決して落城することはなかったそうです。

北条氏が滅びると土岐氏も同じ運命をたどり万木城は廃城となりました。

▲展望台から西側を望む。

現在は公園となり、公園のふもとの駐車場に車を置き山の上まで坂道を10分位歩いた所に天守閣をかたどった展望台があります。

展望台からは、西に美しい田園風景と民家を望め、東には太平洋が望む事ができます。

いすみ市にお越しの際には、一度立寄ってみてはいかがでしょうか。(本部 角南辰彦)

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🏯万木城跡公園(千葉県公式観光物産サイト「まるごとeちば」より引用)
・所在地:千葉県いすみ市万木834
・アクセス:いすみ鉄道国吉駅からタクシーで7分/いすみ鉄道国吉駅から徒歩30分
・見ごろ・シーズン:4月下旬~5月上旬にかけてオオムラサキツツジが満開になります。

千葉◆君津市/独自の井戸掘り技術が生み出した名水の里【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年6月24日

▲水汲み広場の給水口は6ヶ所ある

君津市の北東に位置する久留里地区は、生きた水の里久留里として知られる。

水質の良さ、水に含まれる有用な成分、そしてそのおいしさが認められ、平成20年に千葉県内で唯一「平成の名水百選」に選ばれた場所である。

JR久留里駅前には久留里名水マップを配布する観光交流センターや水汲み広場があり、この名水を目当てにポリタンクやペットボトルを持参し、県外から多くの観光客が訪れていた。

▲観光交流センター。

名水マップ内の井戸からも自由に汲むことができ、そのいくつかは君津市発祥の「上総(かずさ)掘り」によって掘られたものだ。

上総掘りとは、明治時代の初期に考案され、人力で掘り抜き井戸を掘削する工法で、細長い鉄管とそれを地中の穴に吊る竹製のヒゴを基本的な用具とし、用具の自重を利用しながら人力を頼りに地下を掘り進み、帯水層にある地下水を掘り当てる技術です。

この技術は、アフリカや東南アジアなど水不足に悩む国へも伝えられ、国際貢献にも役立っているそうです。

一般開放されている井戸は水質検査が行われており、検査結果は、君津市のHPで公開されています。

情緒ある街並みを散策しながら、名水で喉を潤してみてはいかがでしょうか。(本部 角南辰彦)

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久留里観光交流センター(生きた水久留里 酒ミュージアム)

市役所ホームページ内より引用

・住所:君津市久留里市場195番4

・問合せ電話番号:0439-27-2875

・アクセス

①電車でお越しの場合:JR久留里線 久留里駅下車 徒歩1分

②お車でお越しの場合:木更津東ICより久留里方面。所要時間10分程度

・駐車場:50台程度、駐車無料(大型バス対応なし)

・開館時間:9時00分から17時00分

・休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)

千葉◆いすみ市/絶景を眺めながらの休憩【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年2月21日

▲太平洋の水平線と探知機の礎石。

千葉県いすみ市岬町の太東岬(たいとうみさき)に行ってきました。岬町の大正堰を抜け、細道を上ると、そこには、太東岬があります。

岬には、海の道標となる、高さ16mの太東埼灯台が佇んでいました。観光用に設けられた専用の無料駐車場が利用でき、収容台数も10台近く用意されていて、バイクで来られている方もいました。

太東岬の最大の魅力は展望広場から望める、どこまでも続く太平洋の水平線です。真東に向いているため、水平線から日の出の景観も拝むこともできそうです。

戦時中は、眺望の良さを生かして敵軍の侵攻を探知する電波探知機が置かれていたほどです。

▲南側、夷隅川と和泉浦・大原の眺め。

そんな絶景を、のんびりくつろぎながら眺められる木製のベンチも設置されていたので、お弁当を持ってランチなど、海の景色を楽しみながら、休憩する事ができます。

また駐車場の近くには、トイレも設備されていました。岬の周辺には、ちょっとした散歩ができる広場もあり、犬と散歩されている方もいました。

南房総国定公園に指定されている太東岬。岬町にお越しになった際には是非見て欲しい景色です。(本部 角南辰彦)

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太東岬(たいとうみさき)
〒299-4503 千葉県いすみ市岬町和泉
・JR外房線太東駅より車で約10分
・見学無料
・駐車場あり