ブログ

山梨◆八ヶ岳/処暑のみぎり・9月のお知らせ【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2020年9月1日

▲北杜市高根町。9月下旬の稲刈りの様子。

稲穂が揺れ、稲刈りの時期まであと少し。季節は変わり実りの秋が廻ってきました。さて、この文章は8月上旬に書いているのですが、市内において県外ナンバーの車が増えてきたように感じます。一度は減った観光客が戻ってきたようです。7月の4連休では中央道が込み合い、案内の待ち合わせに間に合わないとの連絡も。

国土交通省の交通量のデータから、人の流れの大きな変化が読み取れます。図は中央道の「相模湖~上野原」間の交通量を示したものです。車両は小型車(軽・二輪・普通車)、縦軸が交通量、横軸は日付。土日の他、GWの祝日と7月の4連休を抽出しました。こちらを見ると4月、5月にいかに人の流れが減少したか分かります。ここまでの落ち込みを年初に予測できた人はいないでしょう。

▲出典:国土交通省HP(全国・主要都市圏における高速道路・主要国道の主な区間の交通量増減)の値を使用。

その交通量が回復をしてきたのは6月20日の週から。6月27日は一時的に昨年を越えています。その後は昨年には及ばないながらも、ある程度の交通量を保っています。今後の交通量はどのように変化するでしょうか。観光業では海外から国内、遠方より近場がトレンドとのこと。社会全体を体に例えると人の流れは血流。感染を防ぎながら、血流を戻し、健康な体(社会)に戻れる日が早く来ることを願います。

◆温泉で新しい生活様式を体験

コロナ禍での生活が続いています。マスクを着ける日常がノーマルで、常に人との距離を気にし、レジの前にはビニールの幕。そんな状況ですが久しぶりに市内の温泉に行ってきました。

以前は仕事後などに気軽に立ち寄っていましたが、しばらくは疎遠に。今回訪れたのは小淵沢道の駅の「延命の湯」。久々の温泉は新しい生活様式そのものでした。以下、訪れた際の流れです。

1)入口で手の消毒をする。これはどこでもお馴染みですね。
2)次に体温のチェック。非接触の体温計を額に向けて計測。なんだが額がムズムズします。
3)連絡先(住所・氏名・電話番号)を記入する。書くのは代表者だけ。これも以前は無かった取り組みです。
4)脱衣かごを受付で受け取る。以前は更衣室に置いてあったものです。使用後は受付まで返却します。
5)更衣室に入ると、かごを置く棚の一部に×マークがされていました。隣との距離を保つためのものです。鍵付きロッカーは全て使用が出来ませんでした。窓は全開で風通しが良くなっていました。
6)さて肝心の浴室ですが、以前との違いは、窓が全開になっていることでしょうか。サウナは近々再開と書いてあったようですが、密閉した空間なので近寄りませんでした。

入浴したのは平日のお昼前。浴室はガラガラで、私を含めてお客は3名。距離を保ちながら過ごすことができました。一度の入浴者数に上限を設けているそうで、休日など込み合う時は入場制限がかかることも予想されます。

また休憩の大広間は封鎖されていました。入浴後に昼寝したり、テレビを見たり、会話を楽しんだりといったことは、しばらくお預けとなります。そんな新しい生活様式に沿った温泉体験でしたが、以前と変わらずに気持ち良いものでした。自然の中で木々の揺らめき、風を感じながら、広々した湯につかり、体の芯から暖かくなる。これは自宅で味わえないもの。一方で温泉の運営側としては大変な労力で頭が下がる思いでした。コロナ対策と経済活動の両立と言われるが、まさに最前線の努力を見た気がしました。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

山梨◆北杜市/小淵沢・高原のホースショー【巡り巡って北杜市探訪記】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2019年7月24日

※写真は運営事務局提供

「八ヶ岳ホースショー」は八ヶ岳南麓の北杜市小淵沢町で開かれる夏の恒例のイベント。今回が41回目の開催です。

小淵沢町は歴史的に馬と関わりの深い「馬の町」として知られます。古くは騎馬隊で知られる武田信玄が整備したとされる軍用道路の「棒道」が残され、現在は複数の乗馬クラブがあり、そこで飼育されている馬は200頭とも言われます。お子様向けの引き馬から、外乗、本格的な乗馬レッスンと幅広い層が楽しむことができます。

イベントが行われる山梨県馬術競技場は、年間を通して馬術大会が開催される乗馬の中心的役割を担う施設。当日は音楽ライブからトークショー、人馬一体の華麗なる演技のホースショーと楽しさてんこ盛りの内容です。

クライマックスには、打ち上げ花火が高原の夜空を彩ります。暑さを逃れ、高原のイベントに足を運ばれてはいかがでしょうか。(八ヶ岳事務所 大久保 武文)

===================================
第41回八ヶ岳ホースショーinこぶちさわ
令和元年7月27日(土)15:00から21:00まで
会場:山梨県馬術競技場小淵沢駅から会場までのシャトルバスを運行予定
主催:八ヶ岳ホースショーinこぶちさわ実行委員会・北杜市
共催:(一社)八ヶ岳ツーリズムマネジメント

公式ホームページ https://kbchorceshow.jimdofree.com/

東京◆本部/低コスト・低カロリー、お弁当に山菜【編集スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: 編集

2009年4月26日

都会で働く人たちのお弁当人口が増えているそうです。

一人暮らしの男性も自分でお弁当を作る人が多くなっていて、男性用お弁当箱の売り上げが伸びているとか。低コストで低カロリー、つまり節約とメタボ解消の両方ができて一石二鳥というわけのようです。

私も、本部勤務の際は極力お弁当を作って持っていくようにしています。新婚さんHの愛妻お弁当を見て、「わー!可愛いい!蓋を開けたときあんなふうに思わずうれしくなるような工夫をしたい」などと触発されたり、お弁当タイムのコミュニケーションも楽しいものです。

食材の買い物や作りおきおかずの工夫などで頭を使うのも気分転換になったりします。ただ、やっぱり都会のスーパーで売っている野菜は高いなあと溜息をつくこともしばしば。

八ヶ岳の直売所や道の駅で入手する野菜たちの元気のよさ、安さとついつい比べてしまいます。山菜の季節が到来したので、今回は小淵沢で摘んだヨモギやワラビなどを東京まで持参して、数日間お弁当のおかずにしました。ヨモギはえびやいかと炒め物にしたら、もちもちした食感が味わえておいしかったです。

ワラビはあく抜きしてからおひたしに。山椒の実や蕗の葉をしらすと一緒に煮たつくだ煮も、ごはんのふりかけにするとまた格別です。(編集 ささき)