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山形◆尾花沢市/雨上がりの1%【本部スタッフ・地方出張余話】 

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年12月11日

▲山形と言えばヤマザワ、ヤマザワと言えば山形。山形らしさ全開の写真になりました。

先日出張で山形県尾花沢市を通過していた際に、降雨の中でうっすら日差しを感じた瞬間、前方に驚くべき光景を発見しました。

全く途切れることのなく、まさに絵に描いたような立派な虹が2本も現れているではありませんか。

これはいつ消えてもおかしくないと考え、急遽山形県ではおなじみのローカルスーパー「ヤマザワ」の駐車場へ。

駐車場には写真を撮っている方もチラホラおり、今やほぼ全国民がいつでもどこでもすぐに写真を撮れる良い時代になったとしみじみ思いながら、夢中で写真を撮っていると予想通り虹の中間がうっすらと消え始めてきたため、やはり虹は水物のためすぐ撮るに限ると確信しながら、無言で立ち去る虹に別れを告げました。

ところで、雨の日に虹が発生する確率は約10%と言われ、特に主虹の外縁に副虹が発生して二重に見える、いわゆる今回のようなダブルレインボーは約1%と極めて低い確率のため、昔から国内外では「神々の祝福」「人生の転機」「願い事が叶う兆し」とされているんだとか。

ダブルレインボーが発生しやすい条件としては、太陽の角度が低い朝方か夕方で、空気中に雨粒が残っている雨上がり直後、小雨ではなく雨粒が大きい本降りだそうで、今回もその条件に一致した夕立のような雨でした。

個人的には幸福よりも何かのターニングポイントのような意味合いを感じるダブルレインボーだったため、その気配を逃さないよういつも以上に脳内センサーを働かせていきたいと感じました。(本部 髙橋瑞希)

山形◆山形市/山寺 ~ 宝珠山立石寺 を往く ~【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

この記事の投稿者: 編集

2021年11月23日

松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」で知られる「山寺」の「宝珠山(ほうじゅさん)立石寺(りっしゃくじ)」は、山形県の外せない観光地です。1000段の階段を上がり、頂上にある五大堂からの眺めは見事な絶景が広がっています。

▲8:00~17:00(閉門) 大人300円、中学生200円、小学生100円

▲山寺の石段は煩悩を祓い、一段一段登ることで欲望や汚れを落とします。

▲根本中堂 不滅の中灯。

▲五大堂から見た景色。

▲まさに修験道の聖地・修行の岩場。

松尾芭蕉が『奥の細道』で「一見すべきよし、人々のすゝむるに依(よ)りて、尾花沢よりとつて返し、其間七里ばかり也。」(一度は見ておくべきだ。人々がこうすすめるので、尾花沢から引き返した。その間、七里ばかりである)と芭蕉が尾花沢から約28キロもある道を引き返してまで足を運んだとされる「立石寺」は充分に見る価値があります。

▲芭蕉と曾良がいます。

▲せみ塚。

▲看板。

「山寺」は山形駅から電車で17分。アクセスも良く11月中旬であれば紅葉も見頃です。駅の周辺にはお土産屋さんや飲食店もありますので絶景を見た後のお昼には、お蕎麦でもいかがでしょうか。山形市に行く際は、是非一度は「山寺」へ。(本部 井上美穂)