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福島南◆南会津町/ミイラのその後・・・③【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2024年8月20日

▲自宅の梅。

趣味で始めた農業(野菜・果実)ですが、ついに奴らが何の前触れもなく突然やってきました!

それは村内で話には聞いていた「獣」です。

噂で猪・猿・鹿が出て作物の食害があると聞いてはいましたがまさか自分が被害に合うとは・・・。

近所の爺ちゃんの話では「あぁ、その足跡は猿だべ」とのこと。

間もなく収穫かな?と思っていた矢先に葉物2種類を上半分の柔らかくて美味しい部分を綺麗に食べて行きましたよ。

まぁ、奴らも生きていくのに必死でしょうから仕方ありませんけどね。

今頃家族か集団で「新しく来た奴が作った葉っぱ案外美味かったよな」なんて話してるかも。

▲彼らも生きるのに必死だが・・・(画像はイメージです)

さて、そこでやられっぱなしでは面白くないので近所の先輩農業従事者に相談したところ、「町で獣害対策費用の補助金があるから役場に相談してみっせ?」とアドバイスを頂き、早速役場に相談したところ、しっかり対応してもらい、近日中にはフェンス+電気柵を導入することになりました。

それなりに費用は掛かりますが補助金が出るので大変助かります。

その様なわけで獣害がありましたが、これは福島県に限ったことではなく全国的なことですので間違いのないようお願い致します。

南会津に移住される方で農業に興味のある方は是非相談して下さい。

間もなく夏本番になりますが、この先冬を向かえる前に一軒でも多く物件探しに力を入れて南会津に移住を考えてもらえるよう頑張りたいと思います。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

・2024年5月号掲載『ミイラ取りがミイラにI?』はこちらから
・2024年6月号掲載『ミイラのその後・・・』はこちらから
・2024年7月号掲載『ミイラのその後・・・②』はこちらから

福島◆南会津町/ミイラのその後・・・!?②【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2024年7月18日

▲庭に設置した自作のデッキ。

移住して2ヶ月が経過しましたが、集落の方々の温かさにいつも助けられております。

本当の家族のように接して頂き、顔を合わせる度に「お茶でも飲んでけ〜」です。

お言葉に甘えてお邪魔すると、お茶菓子と漬物攻撃であえなく撃沈です。

婆ちゃんの作る漬物がこれまた美味いんですよ!

私の作り過ぎた天婦羅なんかを近所にお裾分けに行くと「ビールでも飲んでけ〜」てな感じです。

私も空いた時間に農業を多少やっておりますが、爺ちゃん婆ちゃんから得られる情報は、地元の内容だけに書籍やネットより正確で本当に役に立っております。

さて、その畑ですが、敷地内にある畑と近隣で耕作放棄地になっている土地を切り開いて作った畑の2ヶ所で色々な作物を栽培しており、野菜はジャガイモ・サツマイモ・ネギ・レタス・人参・かぼちゃ・春菊、他諸々。

果実は最初からある梅の他にキウイフルーツ・イチジク・ブルーベリーを植えてみました。

▲手作りのフキ佃煮。

そういえば近隣に、ワラビ・タラの芽・フキ・コシアブラなんかは普通に採ることが可能で、山菜好きにはたまらない土地ですよ!

仕事面では、私が内見案内し成約されたお客様が立ち寄られた際に、改めて情報交換させて頂いております。

南会津地域は物件的には宝の山で、魅力のある物件がまだまだあり、売却依頼も多いことから整理するのが大変な状況ですが、1軒でも多く探し出し、情報誌掲載後に皆様に見て頂きたいと、日々活動しております。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

▲ミイラ取りがミイラになったお話の続きでした。

※2024年5月号掲載『ミイラ取りがミイラに』はこちらから
2024年6月号掲載『ミイラのその後・・・!?』はこちらから

埼玉◆長瀞/宝登山・秩父花ごよみ【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年4月9日

秩父エリアの魅力のひとつに、通年咲き誇る草花を挙げる方がいらっしゃいます。なるほど。羊山(ひつじやま)公園(横瀬町)のじゅうたんのように一面に咲き誇るピンクと白の芝桜は見事なものです。また、美の山(みのやま)公園(皆野町)の山肌一面真っ赤に咲き乱れる山ツツジを求めて土地を買われた方もいらっしゃいました。そして宝登山(ほどさん)山頂(長瀞町)の臘梅(ろうばい)は、秩父エリアで最も早く春を告げ、2月下旬頃まで花の見頃を迎える毎年の風物詩。秩父に移住されて初めて冬を越し、一足早い春の訪れ、夫婦で見てきて感動した、なんてお話を良く耳にしました。


ロープウェイで登れる標高497mの山頂に咲く臘梅は、少し冷たい冬の青空の下、普通の梅と比べて小さく、うつむき加減の薄黄色の花が、ほんのりと甘い芳香とともに雄大な斜面を彩ります。臘梅は800株、約3000本あり、同じく山頂にある梅百花園では、2月上旬から3月下旬にかけて約170種、470本の梅が咲きます。3月上旬からはさらにしだれ桜が見頃を迎え、これからの季節、4月上旬から中旬にかけては桜、4月下旬から5月中旬にはツツジ、5月中旬から6月中旬はシャクナゲと移り変わります。秋になればライトアップされた紅葉が楽しめ、10月から12月にかけては冬桜、まさに四季折々の草花が楽しめます。



また、宝登山の麓には秩父三大神社のひとつ・宝登山神社、山頂には奥宮があります。ちょっとしたパワースポットであり、長瀞駅からロープウェイの乗り場までは歩いても行けますが(徒歩約20分)、駅前から無料シャトルバスが運行しています。



自家用車でお越しの方は宝登山神社を目の前にして左に曲がると、広大な駐車場(1日500円)があります。割とわかりづらい所にある宝登山ロープウェイ乗り場ですが、駐車場から見上げると看板が見えると思います。


バンビ号とモンキー号と名付けられた2台が30分おきに運行中、往復/大人820円、小人410円、片道の所要時間は約5分。割高になるものの片道購入も可能ですが、歩くとなると1時間ほどはかかりそうです。山頂は雄大な秩父の山並みと街を見下ろすことができ、また荘厳な杉の木に囲まれた奥院の周辺は、空気感がまるで違います。まだの方は今年こそは是非一度、宝登山山頂に登ってみてください。(本部 星野 努)