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北海道◆弟子屈町/美味しい食の宝庫・地域のアイデンティティ【地域深掘り・のぞむ生活紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年7月17日

北海道の東側(道東エリア)に位置する弟子屈町(てしかがちょう)は、北、東、南の海沿いから内陸へ約70kmの距離にあります。実際海は無いものの、町の北部に摩周湖と屈斜路湖を擁し、西隣りの阿寒町にある阿寒湖までも40kmほどで、自然豊かな町の西部や3つの湖周辺は阿寒摩周国立公園に指定されています。

北海道の大自然、肥沃な大地で育った野菜や、冷たい北海道の海で育った魚介が上がる釧路港、ミネラルたっぷりの天然水で育った阿寒ポークやブランド牛が集まる食の宝庫です。弟子屈町オリジナルの蕎麦やラーメン、豚丼など何を食べてハズレ無し!と、言っても過言ではないかも知れません。

またペンションで出される朝食もレベルが高く満足のいく物でした。北海道出張の集大成、今まで出張して頂いてきましたオススメフードの一部をご紹介させて頂きます。

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1)ペンションビラオの朝食
海の幸、山の幸を贅沢に利用しバランスの取れた朝食です。ペンションにあまりお泊りにならない方でも、この朝食を食するためだけでも宿泊頂きたい、そんなオススメフードです。
ペンション&コンドミニアム ビラオ【公式】
http://birao.sakura.ne.jp/

2)くまうし・弟子屈本店
阿寒ポークを利用した豚丼は、味は勿論のこと、見た目よりも軽く、また食べたくなる味です。道の駅より東へ国道391号線・通称パイロット国道沿いにあるのでわかりやすいです。

3)キッチンくいしんぼう
初めて食べたのに懐かしさを感じる味は、町民に長く愛される町のビストロたる由縁でしょう。

4)スーパーフクハラのお惣菜コーナーのお弁当
ここのお弁当はひと味違い、価格もお手頃です。東京ではお目にかかれないオホーツク海の海産物、スーパーの値札を見ているだけでもこの地の暮らし・日常がわかるようで楽しいです。

食はその地域のアイデンティティ、楽しい旅行に花を添えてくれます。そんな魅力溢れる素敵な町・弟子屈町でした。(本部 長内 望)

てしかが移住・定住ポータルサイト ~てしかがでくらしてみませんか~
https://www.town.teshikaga.hokkaido.jp/iju/index.html

北海道◆北海道全域/北海道のジンギスカン事情【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

この記事の投稿者: 編集

2022年2月21日

「ジンギスカン」といえば北海道。北海道は国内ラム肉の生産地1位です。このイメージゆえに焼肉よりジンギスカンの方が好きなの?とよく聞かれます。

ソウルフードあるあるですが、道民だからと言って毎週食べるわけではなく月に1回食べればいいほうです。私に限って言えばむしろ焼肉の方が好きです。

そうはいっても帰省時にジンギスカンが久しぶりに食べたくなりラム肉の最高級品「サフォーク」を食べに行きました。そのお店はサフォークを出しているお店の中でも人気店の為、予約をしなければ入れないお店でした。

このお店ならば北海道産のサフォークを食べられるだろう。と期待して行ったのですが、運ばれてきたラム肉を見て驚きました。なんと盛り合わせの半分以上がオーストラリア産なのです。

なんでも道内産のラム肉は高級品として東京などへ出荷されるため道民でも中々食べられません。現在、日本で流通しているラム肉の99%は輸入肉という現状だそうです。(本部 井上  美穂)

北海道◆北海道/冬の到来は雪虫で【北の国から・編集スタッフ進行日誌】

この記事の投稿者: 編集

2021年10月30日

10月中旬から下旬ごろに北海道では「雪虫」が飛び交います。「雪虫」とは体長5㎜前後の小さく綿で包まれた虫で、飛び方が雪のようにふわふわと飛ぶので「雪虫」と呼ばれています。

「雪虫」を見て秋の終わりと冬の訪れを感じ、そろそろ雪が降るのかと思うのです。まさに「北海道の風物詩」といえます。

「雪虫」は人を避けずに突進してくるため必ず頭や服についてしまいます。自転車やバイクを乗る人は目や口に入ってしまうこともあるので厄介です。それゆえ帰宅時の玄関先では頭や服に付いている雪虫を払い落してから家に入るのがこの時期のルーティンとなります。

東京では「雪虫」を見ることもないので上京した年は少し違和感を覚えましたが、それも年が経つにつれて何も感じなくなりました。「雪虫」を当たり前だと思っていた当時は「雪虫」に対して何も感じませんでしたが、今思うと季節を感じさせてくれる雪国ならではの虫なので感慨深いものです。(本部 井上美穂)

北海道◆弟子屈町/理想の地、拠点を求めて【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年7月22日

最近、弟子屈町の物件をお求めになられる方が増えております。今年に入り、数件の法人様が東京から弟子屈町へ本社移転のために土地を購入されました。お話しを伺ってみると、コロナの影響を受けて、テレワークやZoom会議など、対面の必要性が少なくなり、賃料の高い東京に本社を置く必要性が無くなったという事でした。

弟子屈町の夏は20℃程度と過ごしやすく、エアコン要らずの避暑地として注目を集める一方、冬場の寒さは厳しく、インターネット企業の中枢を担うパソコンサーバーを冷やす冷房費用の節約の地としても注目が集まりつつあります。冬の雪溜め地に冷却パイプを巡らせ、サーバールームへ冷気を送り、暖まった熱をビニールハウス栽培に再利用して、熱エネルギーを無駄なく使いきります。

また、道東は空の便に恵まれており、女満別空港、中標津空港、釧路空港と3箇所の利用が出来、出張や出荷にも恵まれた地と言えます。働き方も大きく変わる中、田舎暮らしの方法も今までと違った視点で探してみるのは如何でしょうか。(本部 長内 望)

北海道◆全域/川の水は飲んではいけない【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

この記事の投稿者: 編集

2021年5月16日

小さい頃「どんなにきれいな水でも、川の水は絶対飲んじゃだめだよ」と親によく言われました。北海道には「エキノコックス症」といって、主にキツネ等の排泄から虫卵に汚染された水、食物、埃などを経口的に摂取した時に起こる病気があります。

これは肝臓の腫大、腹痛、黄疸、貧血、発熱や腹水貯留などの初期症状が現れるまで、成人では通常10年以上を要します。放置すると約半年で腹水が貯留し、やがて死に至るという怖い病気なので間違って飲んでしまうと大変なことになる可能性があります。

先日、地元北海道の友人から「最近家のまわりでキツネを見るさ。エキノコックスに気を付けなきゃだよね。」と電話のたわいない話の中で話題にあがりました。久しぶりに「エキノコックス」という言葉を聞いた気がします。

北海道へ移住を検討されている方は、地方へ行けば行くほど川の水はとてもきれいですが、危険なので絶対に飲まないでください。
(本部 井上美穂)

東京◆本部/北海道の英雄・樋口季一郎【北の国発・制作スタッフ進行日誌】

この記事の投稿者: 編集

2020年12月4日

皆さんは〝樋口季一郎(きいちろう)という人物をご存じでしょうか?

第二次世界大戦中、当時ハルピン陸軍特務機関長を務めていた樋口少将は上海へ亡命しようとしていた2万名近くのユダヤ人を南満州鉄道株式会社(満鉄)に特別列車を出すよう指示し、上海へ脱出させました。これが世にいう「オトポール事件」です。

救われたユダヤ人はこのルートをヒグチルートと呼びました。この功績により樋口はイスラエルにある「ゴールデン・ブック」という多大な功績を残した者や、傑出したユダヤ人の名前を記した本の中に「GENERAL HIGUCHI TOKYO」そして部下の安江仙弘(のりひろ)大佐の名前が記されています。

「ゴールデン・ブック」には、アインシュタインやイエス・キリストなど多く著名人の名前も記されています。パスポートを発行して約6000名のユダヤ人を救った杉原千畝(ちうね)は有名ですが、不思議なことにこれほどまでの功績を残した樋口季一郎のユダヤ人救出についてはほとんど語られていません。

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第二次世界大戦が終戦し、ポツダム宣言を受諾後ソ連軍が突如、占守島(しゅむしゅとう)へ侵攻してきました。それにより多くの日本人が虐殺されたのです。第五方面司令官だった樋口はこれに対戦し、島民400人を無事北海道へ逃し、ソ連軍に甚大な被害を与えました。ソ連はその報復として樋口を戦犯と強硬に示しましたが、マッカーサーがソ連の要求を断固拒否しました。これはニューヨークに本部がある「世界ユダヤ教会」のオトポール事件で樋口に救われたユダヤ人達がマッカーサーに働きかけためです。このおかげで樋口は東京裁判で裁かれることはありませんでしたが、皮肉にもオトポール事件について抗議してきたドイツ軍に対し「当然なる人道上の配慮によって行われたもの」と一蹴したのがA級戦犯で裁かれた東條英機だったのです。

今年(2020年)の9月15日にナチスの迫害からユダヤ人を救い、ソ連からも北海道を守りぬいた英雄・樋口季一郎の功績を伝えるため、北海道石狩市に『樋口季一郎記念館』が開館されました。北海道出身の私としては地元、北海道を救ってくれた英雄・樋口季一郎を少しでも多くの人に知ってもらえればと思います。観光や弊社北海道の物件見学へ行かれる際には是非お立ち寄りくださいませ。(本部 井上美穂)

北海道◆弟子屈町/無料で入れる和琴温泉をご存知ですか?【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年10月14日

▲屈斜路湖を望める露天風呂。

屈斜路湖にある和琴半島は、一周約1時間のお散歩コース。半島付近にはキャンプ場や神社、硫黄が湧き出る場所があり、地熱が高く、冬でも凍らない場所があるなど、特異な景観が楽しめます。夏には多くのキャンパーが訪れる自然豊かな場所です。

その中でも無料で入れる混浴露天風呂は、屈斜路湖を望みながら入浴でき、地元の方からも愛されています。脱衣場はありますが、シャワーなどは無いのでシャンプー等は禁止となります。

これからの季節、湖畔キャンプやカヌーで冷えた身体を少し熱めの温泉につかりながら、紅葉や冬の景色を眺めて身体を温めるのは格別。24時間利用できますので、夜に星空を見上げながらや、夜明けの一番風呂も楽しめます。冬には白鳥を愛でながらと洒落込んでみては如何でしょうか。(本部 長内 望)

▲奥には脱衣場があり、少し離れると24時間トイレも設置されています。

北海道◆弟子屈町/霧の摩周湖 ~「カムイ・トー」~【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年9月16日

▲朝陽が顔を出す摩周湖。

布施明氏の歌で一躍有名となった「摩周湖」。初めて訪問した時は「ここに摩周湖があるの?」と思うほどの濃霧でした。まさに「霧の摩周湖」!

現地の説明書きを読むと、アイヌ語で、神の湖を意味する「カムイ・トー」と呼ばれるそうで、注ぎ込む川も流れ出る川もないため、水位が一定に保たれているそうです。透明度は20m前後で維持されており、この高い透明度が生み出す摩周湖の独特な色は「摩周ブルー」と呼ばれているとか。(私は霧で摩周ブルーは見えなかったんですがね・・・)

第三展望台は摩周カルデラの西端にあり、以前は第二展望台もあったそうで、狭く柵も小さかったそうで危険の為に廃止されて現在では東西2つの展望台で構成されています。西の展望台からは、硫黄山や屈斜路湖が見え、東側には摩周湖の小島、カムイシュ島を近くで見ることができます。6月から10月の早朝には雲海スポットにもなり、多くのカメラファンに愛されています。(本部 長内 望)

▲湖が見えない程の濃霧。

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