▲美味だれ焼き鳥。
先日、長野県青木村で仕事があり一泊しました。宿泊を伴う出張では、ホテル付近の居酒屋でその土地の美味しい食べ物やお酒を飲めるのが、この仕事の魅力の一つであります。
さっそく、上田市発祥の美味だれ焼き鳥を求め老舗の焼き鳥屋の門を叩き、ハツ、レバー、かしら、すなぎもを注文しカウンターに置いてある自家製の美味だれをかけ口に運びます。
すりおろしニンニクに醤油ベースのたれはやみつきになる旨さです。
美味だれは昭和30年代に、上田市内の焼き鳥店で考案され市内や市外の家庭や店舗に広まりました。
当初は美味だれという特別な呼び名はありませんでしたが、2011年に市民有志により「美味だれで委員会」が立ち上げられ、上田地方の方言で親しい仲間に使う愛称になりました。
「おいだれ」と「美味しいタレ」と好みにより後から追加できます。「追いダレ」は3つの意味を持たせ「美味だれ」と命名されました。
私は濃い口派なので、とても好みの味で美味ダレの追いダレが止まりません。ついでにビールも止まりません。
ちなみに上田市内だけでなく、近隣の千曲市や坂城町などでも美味だれ焼き鳥を味わえます。私が今回訪れた店も千曲市の温泉街の飲み屋通りにあるお店です。
また美味だれは焼き鳥だけでなくラーメンやパスタ、カツ丼など様々な料理に使っても美味しいそうで、帰り道上田市内のスーパーに立ち寄り2本購入しました。(本部 浅見修光)

