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福島◆小野町/時代と共に変化した城下町【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年3月20日

▲小野町の中心地に位置しアクセスは良好。火曜~日曜の10時~16時に営業中。

福島県田村郡小野町は自然に囲まれた緑豊かな市町村で、かつては浜通りと中通りを結ぶ磐城街道の宿場町として機能した。

戦国時代には小野佐右衛門が開城したと言われている「小野城」の城下町としても発展した。

小野城が廃城となった後は、農業や酪農といった第一次産業が主流となったが、戦後になってある企業の工場が置かれることとなる。

それが現在玩具業界大手タカラトミーの前身にあたる、タカラ福島工場だ。

工場が小野町に誘致されたのは、タカラ創業者の故佐藤安太氏の出身地が、お隣のいわき市(旧石城郡三和町)だった縁だという。

そんな福島工場は1993年に工場とテーマパークが合体した施設、「リカちゃんキャッスル」として生まれ変わることとなる。

外観はまさにリカちゃんの世界観をイメージしたお城で、歴代リカちゃんに関する展示はもちろんのこと、リカちゃんグッズもたくさん販売しており、ファンにとってはまさに夢のような空間だ。

今では小野町の貴重な観光資源として、日本各地から大勢のファンが集まるようになった。

福島県には福島五大名城と言われる、三春城(三春町)、二本松城(二本松市)、白河小峰城(白河市)、若松城(会津若松市)、向羽黒山城(会津美里町)があるが、リカちゃんキャッスルが今後名城として認められたら、ゆくゆくは福島六大名城と呼ばれる日が来るのかもしれない。(本部 髙橋瑞希)

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リカちゃんキャッスル(公式ホームページ:https://liccacastle.co.jp/より引用)
所在地:〒963-3401 福島県田村郡小野町小野新町中通51-3

アクセス(車):須賀川IC&郡山ICから国道49号をいわき方面へ。田母神交差点を左折(右にガソリンスタンド・県道13号線を小野方面へ)
矢吹IC=あぶくま高原道路 小野ICより5分

アクセス(電車):JR磐越東線 野新町駅より徒歩10分

営業時間:10:00~16:00(最終入館15:30)
定休日:月曜日休館
駐車場:無料

チケット
≪一般≫
大人(高校生以上):1,000円
2才以上~中学生:800円

≪団体割引(25名以上対象)≫
大人(高校生以上):900円
2才以上~中学生:720円

≪障害者割引(障害者手帳のご提示が必要です)≫
大人(高校生以上):500円
2才以上~中学生:400円

東京◆本部/「老害」という言葉を考える【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年3月8日

▲人助けできるお爺さんのイメージ

タレントのデヴィ婦人が自らウクライナへ出向き、衛生用品や防寒具など沢山の物資を供給しました。

バラエティ番組で面白おかしく振る舞っている傍ら、自身の仕事は「国際社交家」や「国際慈善家」と語っていたことを身体を張って実行したのは、彼女に対する見方を変えさせられた称賛以外の何物でもありません。

そんな彼女がロシア寄り発言を繰り返すある政治家対して「あの人達は老害です」と放った言葉が、ある事件とリンクしてとても印象的でした。

それは長野市のとある公園が隣接する一軒の〝ご高齢〟住民からの苦情で閉園になったこと。

この話題は今の日本が抱えている少子高齢化問題を違った視点で映し出し大きな反響を呼びました。地元からは「子育てし難い町であることを全国に曝け出した」と、辛辣な声が多数上がりました。公園の直ぐ隣には保育園や小学校もあるにも係わらず。これも一種の老害でないでしょうか。

「子供の声は公害か」で保育園や幼稚園の運営が上手くできないという話はよく聞かれます。

夏休みの朝のラジオ体操がうるさいと言って、子供達のラジオ体操の思い出は無くなりつつあります。東京オリンピックのセクハラ紛いの発言や高齢者の車の事故も然り。

その一方で朝夕に通学路に立つ年配ボランティアの方々。私自身、デヴィ婦人のようにはなれませんが、世間から老害などと煙たがられない、小さな人助けができるお爺さんになりたいと頑張る所存です。(本部 金澤 和宏)

東京◆本部/デジタル化の波、待ったなし【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年3月2日

▲ AI で作成した「のどかな農村」。画像や文章が手軽に作成でき、昨年は「AI」を身近に感じた一年でした。

本誌でも度々ご紹介したキャッシュレスサービス。賢く利用されていますでしょうか?

期間限定で自治体キャンペーンがあると20%〜30%のポイントキャッシュバックがあり、デジタル化社会の思わぬ恩恵を受けています。

出張はまだ紙の切符を購入しますが、四ツ谷駅の「みどりの窓口」は廃止。昨年から大阪メトロの御堂筋線では、顔認証システム改札の実証実験が今年の2月まで行われているそうで、切符の概念が変わりそうです。

不動産売買契約は身分証明書の提示が義務付られ、買主様売主様にご提示をお願いしていますが、近年マイナンバーカードを提示される方が増えている印象。

住民票を忘れた買主様も物件最寄りのコンビニで住民票を取得でき無事決済、などのメリットがありました。

漠然とした不安感は薄らいだものの作成までの手続きが億劫で先延ばしにされている方は多いことでしょう。

当方もその一人で、調べてみれば最大20,000マイナポイントの付与もこの今年5月末まで延長されており、特に町中のスーパーや携帯電話ショップ(携帯契約の有無を問わず)、手ぶらで作成できるようになっていたことに驚きました。(本年3月下旬まで)政府も様々なメリット、サービス拡充を進めているように思います。

2月は一年で一番短い月。先延ばししていた物事にチャレンジする機会としたいですね。(本部 星野努)

※ PayPay のHP にはキャンペーン開催予定の自治体一覧があります。(※2月は千葉勝浦市、埼玉小鹿野町などがお得)https://paypay.ne.jp/event/support-local/

東京◆本部/新年初詣で誓ったこと【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年2月24日

▲新年の深大寺。

ふるさと情報館新年の恒例行事として、全社員が調布市の深大寺に集まり、その年の繁栄祈願はコロナ禍が4年目に突入した本年も中止。その後は私が例年代表でお札返しと初詣を実行しています。

本年は行動制限の無くなった初めての年明け。深大寺山門前の茶屋然り、境内にもたくさんの人、人、人。コロナ禍以前に戻っていた状況でした。

そんななかで参拝行列につく。本堂へ向かう行列が徐々に短くなり自分が一番前になり、実際、賽銭箱で手を合わせ恒例の祈願(会社の益々の発展、云々…)。

あまりにも平凡過ぎる願いではないかと思いつつも、会社としての祈願であるからそれはそれでも良いのかと自問自答。

今の世の中ひとたび世界へ目を向ければ、1年が経過しようとしていているウクライナ戦争、緊張を増す日本を取り巻く隣国の脅威。コロナ禍でそんなことをしている場合ではないにも関わらず。エネルギー不足、物価高など大きな問題が山積の今日。

メディアでは政治、経済の専門家が一年の予想を上げているがいまいち明確さに欠けパっとしない。それらはプロ野球のペナントレース前に優勝チームを予想するのと相変わらない。

そんな世の中で社員10人程のふるさと情報館ができることは微々たるもの。しかし、本年も社員一同これまでと変わらず「月刊ふるさとネットワーク」の誌面充実に励んで参ることを誓った初詣でした。(本部 金澤和宏)

千葉◆いすみ市/絶景を眺めながらの休憩【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年2月21日

▲太平洋の水平線と探知機の礎石。

千葉県いすみ市岬町の太東岬(たいとうみさき)に行ってきました。岬町の大正堰を抜け、細道を上ると、そこには、太東岬があります。

岬には、海の道標となる、高さ16mの太東埼灯台が佇んでいました。観光用に設けられた専用の無料駐車場が利用でき、収容台数も10台近く用意されていて、バイクで来られている方もいました。

太東岬の最大の魅力は展望広場から望める、どこまでも続く太平洋の水平線です。真東に向いているため、水平線から日の出の景観も拝むこともできそうです。

戦時中は、眺望の良さを生かして敵軍の侵攻を探知する電波探知機が置かれていたほどです。

▲南側、夷隅川と和泉浦・大原の眺め。

そんな絶景を、のんびりくつろぎながら眺められる木製のベンチも設置されていたので、お弁当を持ってランチなど、海の景色を楽しみながら、休憩する事ができます。

また駐車場の近くには、トイレも設備されていました。岬の周辺には、ちょっとした散歩ができる広場もあり、犬と散歩されている方もいました。

南房総国定公園に指定されている太東岬。岬町にお越しになった際には是非見て欲しい景色です。(本部 角南辰彦)

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太東岬(たいとうみさき)
〒299-4503 千葉県いすみ市岬町和泉
・JR外房線太東駅より車で約10分
・見学無料
・駐車場あり

北海道◆根室市/命がけの鉄分補給はやめられない 【本部スタッフ・全国乗り鉄漫遊記】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年2月9日

▲花咲線の落石海岸付近(根室市)はまさにエゾシカたちの楽園と化していて、運転士さんの苦労が偲ばれる。

鹿肉は高タンパクでヘルシーかつ鉄分豊富なため、栄養価の高い食肉として有名だ。

人間は様々な食品から鉄分補給をして健康を保っているものの、そんな草食動物の鹿たちは一体どこから鉄分を補給しているのだろうか。

北海道の東側あたりはエゾシカが多数生息している地帯で、住宅地でも悠々自適に闊歩している姿を見られるほど。

人間との距離が近い分、交通事故が後を絶たないのも事実で、特に冬期は毎日のように事故が発生している。なお鹿と衝突してしまった場合、保険内容によっては補償が出ない話をよく耳にするので注意が必要。

冬期は植物が極端に減ってしまうので、道東のエゾシカたちは、あるもので鉄分補給を行っている。それは線路の鉄分、厳密に言うと鉄道車両とレールの摩擦で発生した鉄粉を舐めている。

昨年12月の発表で、JR花咲線(釧路〜根室)の冬期夜間に走行する普通列車の減速運転が発表された。これはこの区間のエゾシカ発生率が道内トップクラスで多いためである。

突然の飛び出しにより非常ブレーキを多用することで、制輪子(ブレーキパッド)摩耗が著しくなり、運休が多発したからだ。

鉄道会社側も鹿笛を車両に設置したり、沿線に防護柵を設けたりと対策を行ってはいるが、効果は今一つ。

元はエゾシカたちの生活圏に勝手に鉄路を敷いた人間が悪いと言えばそれまでだが、人間とエゾシカたちがお互い傷つくことのない道を選びたいものである。(本部 高橋瑞希)

 

東京◆本部/理想の部屋を見つけるために【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年2月3日

▲部屋探し、部屋の広さや立地など、何を重視していますか??

昨年、引越しをしました。

新生活を始める際にもSNSを活用します。

インスタグラムで、部屋づくりの色決めや配置を参考にする。新たに買う家具家電のレビューや組み立て方は、YouTubeで解説動画を見る。退去時・入居時にする事や周辺のお店は、TikTokで簡潔に教えてもらえるなど、SNSでも様々な情報を得る事ができます。

一人暮らしの部屋は賃貸物件なので、実際に見に行かなくてもいいオンライン内覧が可能な物件もあります。

でも私は、実際に見に行きました。

部屋のイメージは大体わかるけど、周辺環境は、SNSやグーグル地図などで調べるよりも、駅まで歩いたりしたかったからです。歩く事で、町の雰囲気と人の多さや、坂の勾配、騒音などを感じる事ができます。

部屋は妥協点が多少あったものの、町の雰囲気が良かったので物件を決めました。

ネットでも情報収集がしやすくなっていますが、手軽に情報を得るだけでなく、やはり実際にその地域に行き、歩いたりする事で感じる情報も大切だと思いました。(本部 角南 辰彦)

※弊社取り扱い物件の一部を360°カメラで内覧できます!

山梨◆全域/謎の自販機HDS【本部スタッフ・全国乗り鉄漫遊記】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年1月25日

▲ HDS はスタバや吉野家とほぼ同じ店舗数だそうです。

国内で自動販売機が普及し始めてから約60年が経過しますが、その間に日常生活で視界に入らない日はほぼないと言ってもいいほど、全国至る所で自販機は24時間365日人々を待ち続けています。

今や立派な社会インフラとして機能している自販機ですが、山梨県全域と長野県・群馬県・静岡県・神奈川県の山梨寄り一部エリアで、ご当地名物のような自販機があるのをご存じでしょうか。

その名はハッピードリンクショップ。主にロードサイドで駐車スペースがある広い場所に3〜4台ほど設置されている自販機コーナーで、他の自販機価格より数十円安いお手頃さをアピールしている。

最近では昨今のキャンプブームの火付け役となったアニメ「ゆるキャン△」とのタイアップも行った、山梨県民おなじみのご当地自販機である。

山梨県内の道路を走行していると、もはや遭遇しない方が珍しいぐらい、県内ありとあらゆる場所に設置されており、一種の道の駅のような存在感を醸し出しています。

この自販機を運営しているのは山梨県甲斐市にある会社で、21世紀になってからこのシリーズを始めた模様。その台数は年々増加傾向にあり、今や1200を超えたというのだから驚きだ。

そんな当たり前に目にする自販機にも、かつて1人1人の営業マンが地権者に交渉を行ったからこそ置かれている事情を想像すると、同じ営業マンとして考えさせられるものがある今日この頃です。(本部 高橋瑞希)