▲5月後半の沖縄は既に夏でした。
5月の後半、久々に降りたった沖縄は夏の気候でした。
沖縄から山梨へと移住して早10年。日々の忙しさもあり、疎遠になっていましたが、節目というか、ふとした気持ちから訪れたくなりました。
まだ肌寒い羽田発の飛行機に、半ズボンで乗り込む乗客を、気が早いなと苦笑した自分でしたが、沖縄の気候を忘れていたのは自分の方だったようです。
現地へ着いたとたんに、異様な湿度をもった暑さと、記憶よりはるかに強い紫外線で、体が驚いてしましました。
ただ、そんな戸惑いも半日程でした。
日焼け止めを調達し、着る物を一気に身軽にし、冷えた南国ジュースを飲んだり、涼める場所に移動したりと、どうすれば、この環境で体が楽かをどんどんと思い出してきたのです。
▲『第二の故郷』、沖縄。
そして旅行に来たというより、戻ってきたという感覚になりました。
第二の故郷とでも言うのでしょうか。その場所で一定期間、生活することで得られるような特別な感覚。
普段の生活から離れた場所ですが、自分の居場所の一つという気持ち。
久々に戻った沖縄でそんな気持ちになれたことが、とても嬉しく、自分の中に地層のように時が積み重ねられている事を感じた旅行となりました。(八ヶ岳事務所 大久保 武文)
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