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東京◆本部/無理だと思っていたコトが案外と【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年5月11日

五月になりました。

いろいろな事が例年とは違う昨今ですが、新緑はいつもと変わらず美しいですね。

多くの会社でテレワークが実施され、「無理だ!」と思っていたコトが案外出来たり、想像していたのとちょっと違っていたり、思いがけない経験もたくさんありました。

「テレワークが出来るようになったので、生活拠点を都会から移そうかと思う。」

「拠点を二つにして生活しようと思う。」

ふるさと情報館にも、いろいろなご希望がよせられるようになりました。住まいを考えるのは大きい事ですが、まずは自然の中に出掛けてみるのはいかがでしょうか。

芸能人のソロキャンプがすっかり一ジャンルとして定着し、アニメ『ゆるキャン△』などで、キャンプの敷居もずいぶん低くなりました。今年のゴールデンウィークは天候に恵まれ、昼キャンや一日キャンプから挑戦した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

里山や林を散策するだけでも気分が変わり、自然の中でゆっくり出来る幸福を感じます。(ふるさと情報館 杉田 玲子)

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ヒロシちゃんねる
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キャンプ西村チャンネル
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藤森慎吾のYouTubeチャンネル
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アニメ『ゆるキャン△』ポータルサイト
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長野◆飯島町/駅は見かけによらぬもの【本部スタッフ・全国乗り鉄漫遊記】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年5月2日

日本全国の47都道府県には2022年4月現在、実に約9000の駅が存在しており、その数は路線廃止などの事情で年々減少傾向にあります。

今年は日本に初めて鉄道が開通してからちょうど150年。いつも身近にある駅もそのほとんどが何十年何百年と長い歴史があり、地域によっては町の玄関口として親しまれている駅もあります。

ここは長野県上伊那郡飯島町にあるJR飯田線の「田切(たぎり)」という駅。

1日の乗降客数が50人以下の無人駅で、開業したのは1918年と駅としての年齢は今年で104歳という歴史のある駅です。

築堤の上に佇む「ポツンと一軒家」ならぬ「ポツンと無人駅」ですが、この一見何の変哲もない駅には実は意外な点で有名な駅だったりします。

今や地方の町おこしの一環としてメジャーとなりつつある、アニメの「聖地巡礼」。

これまであまり注目されなかった地方自治体がアニメで取り上げられたことによって、一気に知名度アップに成功した例も少なくありません。

そんなアニメの「聖地巡礼」ですが、一体いつ頃から注目され始めたかというと、

今から約30年前の1991年に公開された『究極超人あ~る』というアニメがきっかけと言われています。

 

これまでの架空の世界を描いたアニメとは違い、実在する場所を忠実に再現した映像は放送当初から話題を呼び、

キャラクターと同じ空間を共有したいといった想いのもと、当時は何もなかったこの駅も今や石碑が建つまでに存在感のある駅となりました。

地方の人口減少が話題となる中、各地方自治体はふるさと納税や移住促進補助金など様々な方法で試行錯誤をしていますが、

地方の移住促進をお手伝いしている私たち不動産業者としても、まずは町や村の名前を知ってもらうためのきっかけとして、

こういったアニメや映画などを通して訪れてみたいと思ってもらえるだけでも喜ばしいことです。(本部 髙橋 瑞希)

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埼玉◆名栗/いつも車が停まっているのは?【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年4月27日

▲広い県道にいつも車が停まっています。駐車には気をつけてください。

先日名栗の物件を案内してきました。名栗に行くには飯能市内から西へ県道70号線、青梅方面から伸びる県道53号線と交わる一本道を通ります。道路に沿って名栗川が流れ、西へ向かうに連れて自然が深まり、しっかりと装備したバイクライダーや自転車サイクリストの姿も多い道です。そんな名栗の道路にいつも車が停まっている一角があり、気になっていました。

そこは上名栗地域の小さな社、新井不動尊の脇にある「不動の名水」。この水を目当てに訪れた車が路上駐車しているようで、わりと県外ナンバーの車も見ました。

▲お堂の右脇にある不動の名水。

下名栗の旧道にも「庚申(こうしん)の水」という名水があり、こちらは2台ほど停められるスペースがあります。馬頭観音と庚申尊が一緒に祀られ、募金箱が置いてあります。水質検査された安全な湧き水、口コミも100件以上あり、まろやかな美味しいお水のようです。(本部 星野  努)

▲旧道にある庚申の水は交通量も少なく安心して水を汲めます。

東京◆本部/味わいの増す「木製扉」【地域深掘り・のぞむ物件紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年4月25日

▲長年の利用で徐々に変形。

古民家などに多く使われている「木製扉」。漆喰などの塗り壁と相まって雰囲気が良く、建物の味わいが一層増します。「ベニヤ板」とは違い、年を追う毎に木目も際立ち、手入れ次第では長く利用できるメリットもある反面、板が湿度の影響を受けて変形する事もあります。

鍵穴のある板戸ですと、経年とともに徐々に鍵穴がずれる為に中々鍵が掛からない事もしばしば。そんな時は木製の特性を活かして、建付け調整を行い修正が可能です。

近年では林業の衰退化により、節が無い幅広の無垢板を見る事も減り、古民家を解体する際に建具や木材を買いに来る業者も現れた様です。もし、ご自宅やご実家、購入される物件に木製扉が在るようでしたら、大切に残して頂ければと願います。

(本部 長内 望)

▲鍵穴がずれて、閉めるのにコツがいる。

山梨県◆笛吹市/東京から2時間弱で桃源郷へ【本部スタッフ・業務日誌】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年4月15日

山梨県甲府盆地の東側に位置し、日本一の桃の生産量を誇る笛吹市では、毎年4月上旬に桃の花が咲き乱れ、市内の至るところで桃色の景色が広がっている。

先日ちょうど桃花がシーズンだった笛吹市の物件へ訪問することとなったのだが、東京から2時間近く走ってきた中央道から降りて下道へ移ると、そこはまさに桃源郷。

まだ残雪の山を遠望する中、麓の甲府盆地ではピンクと黄色で色鮮やかに染まった桃の花と菜の花がお出迎えしてくれた。

物件調査のために持参したカメラ、ここで使わずしていつ使う!と言わんばかりに写欲が湧いてきた。

シャッターを切ることばかりに夢中になり周辺を歩いてみると、気が付けば行けども行けども桃畑ばかり・・・ここまで桃の花で溢れているとなると、それは必然的に山梨県産の桃が全国のスーパーに立ち並ぶわけだ。

と妙に納得をしてしまったが、よく見てみると少し山の方には現在建設中のリニア中央新幹線の高架橋が。

今のところ2027年開業予定ということは、おおよそあと5年でリニアの車内からこの桃源郷を見ることが出来るのか、と同時に東京から山梨がわずか30分ほどで結ばれる現実がもうそう遠くない将来にまで近づいていることに感動を覚えてしまった。

地方の人口減少が問題になっている中、山梨がここまで首都圏とアクセスが劇的に改善されるということは、少なからず山梨への移住を検討していらっしゃる方もいるのではないでしょうか?

(本部 髙橋 瑞希)

新潟◆上越/雪国物件の季節到来 ~ 少しだけ遅い春の訪れに ~【雪国魂・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年4月14日

今年は全国的にも特に日本海側のエリアは豪雪でした。2月初旬、暦の上では「立春」でも、まだまだこれからが冬本番という季節です。

にも係わらず「十日町の物件を見学に行きたい」、「上越の古民家を見に行きたい」との反響。「うーん、どうだろう」と思いながら現地の人に確認を取ると「無理だよ!1階は完全に(雪で)埋まっているよ」との回答。特に空き家の物件は道路から家まで辿りつけない・・・。

新潟などの雪国での田舎暮らしを検討したい方で、雪(冬)の状態を見てみたいというお考えは確かに大事。そこを見誤ると出鼻を挫かれお先真っ暗、長続きしない・・・。例年真冬に雪国物件の問合せは結構あり、実際それを承知で行かれる方も。嬉しくもあり、かつ心配しながら対応しています。

▲道路沿いは3mを超える雪の壁。

また、我々宅地建物取引業者にもこのような豪雪地域の契約時には、重要事項説明書に気候や大雪については義務付けられておらず、雪国十日町出身の私としては何よりも重要な説明事項として追加させて頂いております。「除雪(融雪)」、「雪下ろし」、「雪囲い」、「当地で暮らすための必須道具」、「防寒」、云々・・・。そして最後「本当に買うんですか?」と念押し。

冬の間に売却依頼をたくさん頂きました。流石にそれらは雪解けまで待って頂き、やっと春到来、これから現地調査に行ってきます。雪国での田舎暮らしを検討している方、若しくはご売却をお待ち頂いていた方、お待たせいたしました。スーパーボランティア・尾畑春夫さんの言葉「必ず春は来るよ!」、いよいよ春到来です。(本部 金澤和宏)

▲3月初旬の十日町市。雪が多い地域ほど四季の変化が美しい。

東京◆本部/新年度が始まり時代も変わり意識も変わり【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年4月5日


割とデジタル化が遅れていると言われていた不動産業界。今年になって電子帳簿保存法の施行や宅地建物取引業法が改正され、「デジタル社会」の形成へ加速しているように思います。コロナによって人々の意識が変わり、対面を避けることや、SDGsを念頭に、紙による交付は不要となりました。都市部の売買においては電子契約化など現実味を帯びているようです。

ただ、ハンコの押印を一律に廃止するのはどうもしっくり行かないのは考え方が古いのでしょうか?廃止すべきはお役所や企業などで形式上に連なる上席の稟議のハンコで、売買契約や結婚、離婚、本人の大きな決断や最終判断を示す押印が本人の自署の横に印章が存在することに価値があると思えるのです。

もしかしたら自分のサインや押印に今流行りのブロックチェーンの技術、NFTのような証明が為される時代が来るのかも? キャッシュレス決済が進めば領収書の手間が無くなりそうです。新たな変化に不安はつきものですが、少しずつ対応していきたいですね。(本部 星野 努)

東京◆本部/海外からのお客さん【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年3月26日

電話機のディスプレイに見慣れない長い番号が表示されることがあります。海外からの問い合わせです。インターネットが気軽に使えるようになってきてからは、海外からのメール問い合わせは珍しくありません。ただ、それだけでは納得できないお客さんは実際に電話で問い合わせをしてきます。

感覚的に年1件はそのようなケースで成約になっているでしょうか。昨年はロンドンから、一昨年はニューヨーク、その前はハワイなど。そこまでのことをされるお客さんは、実際来日し、見学されてもお断りされた実績は〝今のところ”ありません。確かに、日中に電話をくれるということは、現地では夜中の場合もあり、その熱意は電話を通じてもひしひしと伝わってくるものがあります。

現在も、私は北米から時々お電話をくれるお客さんの対応をしています。夏頃には来日出来そう(したい)、とのことです。どんなお客さんなのか、お会いできるその日が楽しみな反面、それ以前に売れてしまった場合は申し訳ない気持ちもあり、複雑です。(本部 金澤 和宏)