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岩手◆奥州市 /奥州衣川の森の中にてカフェがオープンしまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2019年5月9日

昨年、当事務所の紹介で奥州市衣川鷹の巣に移住した大船渡市出身のSさん夫妻が「カフェ・サンクチュアリ」を、4月3日からオープンして、自然に囲まれたログハウスでこだわりの自家焙煎コーヒーなどを提供しています。

前オーナーが手作りした温かみのあるログハウスで、同じく手作りの家具に囲まれた客席は25席あります。コーヒー好きでコーディネーターの勉強をしていたご主人といつかお店を持ちたいと思っていた奥様は、インターネットでこのログハウスを見つけて「一目ぼれした」そうで、前オーナーから機材や食器も譲って頂いたこともあって、昨年9月に移住して準備をして来ました。

4種類の豆から選ぶコーヒーは提供する直前に豆をひき、香りを引き立て、手作りのデザートやカレー・パスタ、6種類の紅茶も提供しています。春の若葉から差し込む穏やかな日差し、夏の深緑の木々の匂いと沢から吹き抜ける涼しい風、秋は紅、赤、黄、紫等々極彩色の中で穏やかな時間を満喫しに是非、奥州衣川へいらしてください。
(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

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「FOREST SIDE CAFE SANCTUARY」(旧店名・山の贈り物)
(フォレスト サイド カフェ サンクチュアリ)
住 所:岩手県奥州市衣川区鷹の巣50-65
※奥州市衣川区の南股簡易郵便局から約4キロ南に進んだ森の中 ※Free Wi-Fi完備
営業時間:午前10時~午後5時、水・木曜日はお休み
tel:0197-47-3366

Facebook
https://www.facebook.com/cafe.sanctuary.koromogawa/
Instagram
https://www.instagram.com/tengu_majo/

岩手◆遠野/全国どぶろくコンテストが開催されまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2019年4月15日


先頃、第13回どぶろく研究大会が8年ぶりに遠野市で開催されて、18都道府県の85銘柄が集結して、事例発表やコンテストが行われました。今回のコンテストでは最優秀賞に、さっぱりとした「淡麗」の部で、遠野の第一人者で農家民泊「MILKInn江川」の「開花」が、また濃厚でコクがある「濃芳醇」の部では、新潟県阿賀町の「どぶろく金よし」の「稲穂の香」が選ばれました。

そもそも、小泉首相時代に国の規制緩和策の一環として国の「どぶろく特区」認定制度が始まりで、今や遠野に限らず全国で地域活性化に繋がる取り組みが展開されています。遠野では、農家民宿や町内の旅館・民宿のほか、各道の駅で個性的な「どぶろく」が造られていて、梯子で飲み比べも楽しめます。

とくに、先述の「MILKInn江川」は、遠野市内から車で40分程の早池峰山麓にある牧場と茸を始めとする山の幸やイワナ、ヤマメ、更には狩猟まで幅広く営んでいるので、大自然の御馳走と合せて頂く「どぶろく」は最高です。そのほか、「水光園」「風の丘」等々でも、昼食を兼ねて頂けるところが沢山あるので、遠野にお越しの際は、宿泊先で飲むか、ハンドルキーパー付きでお願いします。(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

岩手◆遠野/「スネカ」とは何者でしょうか?【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2019年3月5日

※立て看板より

岩手県大船渡市三陸町の吉浜集落に江戸時代から継承されてきた「吉浜スネカ」があります。岩手県では沿岸部を中心に来訪神行事が分布しており、県北に「ナモミ」「ナゴミ」と呼ばれる行事もあります。

ここ吉浜では小正月(一月十五日)の晩に、鬼とも獣ともつかない面をつけ、蓑に身を包み、アワビの殻を腰にぶら下げ、俵を背負った「スネカ」が家々を訪れて、「なぐ子はいねが~」「なまげ者はいねが~!」と身を屈めて鼻を鳴らして、子供達を驚かして廻り、幼い子供達は親や祖父母に抱きついて泣きじゃくるのです。恐ろしい形相の「スネカ」を家に受け入れて、幼子が強く健やかに育つことを願い、子供を中心とした年に一度の風習で、吉浜の子供からお年寄りまで、「思いが一つになる瞬間」です。

この来訪神、仮面・仮装の神々は、世界中の民俗に様々な形態で存在するそうですが、日本では有名なところでは秋田の「ナマハゲ」、能登の「アマメハギ」等を含めて、10団体が昨年末にユネスコの「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に記載が決定されました。

過疎化に喘ぐ地方の集落では、このような貴重な文化・芸能の後継が危機的な状況ですが、吉浜地域の人々の熱意が伝わってきます。(みちのく岩手事務所 佐々木泰文)

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文化庁(無形文化遺産)
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/mukei_bunka_isan/

 

岩手◆遠野/みちのくの若武者達にあやかりまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2019年2月17日


昨年、大谷翔平が二刀流を掲げて渡米して、アメリカ大リーグのエンゼルスで見事な活躍をして新人王に輝いたのは素晴らしいニュースでした。今度は西武ライオンズの菊池雄星投手がシアトルマリナーズに最大700億円超の契約をしたニュースが飛び込みました。

大谷は水沢市、菊池は盛岡市出身で、ともに花巻東高等学校で佐々木洋監督の指導を受けた生粋の岩手県人なので、大リーグでの両者の対決が楽しみです。かつて甲子園大会に出場しても、岩手の野球の実力は話題にものぼらない野球後進国でした。花巻東高校の活躍から一気にレベルアップしたのですから、佐々木洋監督の卓越した眼力と指導力には感心します。

一方、今シーズンのW杯ジャンプでは小林陵侑(岩手県滝沢市出身)が、今季10戦中7度の優勝と絶好調の中にあります。小林は盛岡中央高校時代にレジェンド・葛西紀明氏にスカウトされ、土屋ホームに入り四年目ですが、今季の大飛躍は葛西監督の記録を越えて、冬季オリンピック長野大会で活躍した船木和喜以来のW杯総合優勝に邁進しています。

みちのくの大自然の風土で育った若武者達の大飛躍にあやかりまして、当事務所も益々田舎の良さを皆様に紹介して参りたいと思っています。(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

岩手◆遠野/三陸沿岸地域の夜明けでありまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2019年1月11日

近頃、宮城県北部の登米市、松島市、石巻市の物件案内が多くあります。今年の前半は当事務所(岩手県遠野市)から出向くのに東北縦貫道路を経由して二時間から二時間半前後で行っていたのですが、最近は三陸道(高規格道路)の開通が進んだものですから、遠野市から陸前高田市に出て、高田インターチェンジにのると途中断片的ではありますが、ほぼ東北道経由と同じか、場所によっては三陸道の方が早く目的地に着く事が出来ます。

かつては、リアス式海岸と称されて、出っ張っては入り込む地形が災いして、沿岸地域の村々は交通の不便さから陸の孤島と言われていた地域も有りました。時代は移り、昭和年代から岬の山々にトンネルを通して仙台から宮古まで国道45号線が整備されて、だいぶ便利になったと思っていました。

ところが平成に入り、計画された仙台港北インターチェンジから田老北インターチェンジまでの248kmを高速道で繋ぐ夢のような構想は、八年前の東日本大震災の復興支援事業で一気に進展し、平成三十年度末には気仙沼市近郊約30kmを残して、ほぼ繋がるのですから、交通の大変革が期待されます。

当然生活環境も仙台市から1~2時間圏内で風光明媚な三陸沿岸に行けるのですから、三陸の夜明けが間もなくです。 (みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

岩手県◆遠野市/小生も走る師走かな?今年も12月になりまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2018年12月5日


一年の経つのは早いもので、早くも師走の候となりました。 神棚を設けている御家庭では、一年の御加護への感謝と新しい年に向けての御期待をこめて、煤払いをしたうえで、新しい御神札をお迎えします。

古来日本では眼に見えるもの、見えないもの、善きもの、悪しきもの、美しきもの、醜いもの、全てに霊が宿り、自然界、現世界の人間の力の及ばぬものを畏れ、崇めることで自然摂理を大切にする事を根本として来ました。年にも歳神様がいて、新しい年が明けることで歳神様が若返り日々太陽の日差しが強まってくることを祝い、新しい年の作物、食糧の豊作と安寧を祈念する大事な節目であるわけです。


神社は全国津々浦々に八万社ともと言われますが、総本として崇められているのが伊勢神宮でありまして、天皇及び皇室の大祖神としての天照皇大神(アマテラスオオミカミ)が祭られています。神棚の中央に新しい天照皇太神宮様の御神札をお迎えして、良い年と家内安全を祈る事が御正月を迎える大切な行事です。小生も小さな神社の宮司ですが、御神札を氏子崇敬者の方々に頒布する師走は、てんてこ舞に奔走することとなります。さあ、頑張るぞう!(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

岩手◆遠野/奥州平泉で散る義経公に想いを馳せまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2018年11月30日


今回、暫らくぶりで源義経公の終焉の地「高舘義経堂(たかだちぎけいどう)」に寄りました。後に俳人松尾芭蕉が元禄元年に訪れた際に詠んだ「夏草や兵共が夢の跡」の名句の石碑が立つ処から、眼下に広がる夏草が風に揺れ光る様を眺めてみました。

人の気配の無い静寂の中で暫しの間、義経公がこの地で妻子とともに自害した無念を感じ、弁慶の立往生の逸話も頭を廻ります。そんな中で「義経北行伝説」を思い起こしました。

北行伝説によれば、急襲に遭う一年前に、妻子と主従で岩手沿岸のルートで北へ向かったとの伝承と逸話の名所が繋がっています。しかも、その一端に、小生が宮司を勤める「日出神社」が、義経公の娘の日出姫が終焉の地に建てられたとの言伝えなど、遠野市内を経由し、時空を越えて、線で繋がって来るのですから、興味が尽きません。

これからも、この伝説ルートを訪れたいと思っているところです。(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

髙館義経堂(所在:岩手県西磐井郡平泉町大沢)
日出神社(所在:遠野市上郷町細越第31地割11番地)

岩手◆遠野/市役所から約3分、土蔵を改装した新事務所を開設致しまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2018年11月11日

▲新事務所、快適であります。事務仕事をこなす小生であります。

平成27年4月にみちのく岩手事務所を開設して早くも3年半経とうとしています。不動産業といたしましては新米・新参者ではありましたが、皆様の温かいご指導・ご支援を頂いて、どうにか事務所的な仕事が出来るようになってまいりました。

今までは市街地から遠い小生の住んでいる住居を事務所として利用していましたので、遠方からお見えになるお客様には不便をおかけする事が多くありました。ついては本年10月1日より、遠野中央通りに新事務所を開設しましたので改めてお知らせいたします。

▲遠野市中央通りの土蔵を改装した新事務所。

遠野駅より徒歩5分、遠野市役所から約3分程度で、近くには「遠野蔵の道ギャラリー」があります。さらに周辺には利用出来る駐車場や小公園もありますので、近くをお通りの際は是非お寄り願います。

これを機会に、皆様へのさらなる情報提供の充実と様々な御提案が出来るよう、努力して参りますので宜しくお願い致します。(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)