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静岡◆三ヶ日/奥浜名湖に沈められた戦車?!【所長中村・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年4月21日

奥浜名湖周辺はマリンスポーツが盛んだ。「県立三ケ日青年の家」、「ヤマハマリーナ」、「東急リゾート」など諸施設がある。わたしが子供の頃には想像もつかなかった。

奥浜名湖でもっとも水深があるのは大崎地区の「瀬戸」と呼ばれる場所だ。江戸時代の大地震で今切口(いまぎれぐち)と遠州灘が通じ、海水が流れ込んだ汽水湖で、潮の満ち干により豊富な魚介類の漁場でもある。現在の天浜線三ヶ日駅前はもともと遠浅の浜辺であったため、牡蠣や海苔の養殖が盛んでシジミの宝庫でもあった。また、ボラやウナギ、ナマズ、ハゼといった魚も多く取れた。子供会ではボートに乗って潮干狩りに出かけることがゴールデンウィークの楽しみの一つだった。

郷土史家であった父方の祖父の話では、農閑期に村人たちが浜名湖に屋根を取り付けた船を浮かべ、その中で賭け事に興じていたという。真偽のほどはともかく湖上はある意味「治外法権的特権」を受けていたのだという。

瀬戸に架かる橋から飛び込むのが子供たちの肝だめしの最たるものだった。後年小学校から厳禁の命が降ったが、その深海には終戦時に旧日本軍が戦車を沈めたという噂が代々受け継がれている。

三ヶ日町観光協会ではこの旧式戦車を陸に上げる構想があると聞いた。いまさら湖底に沈んだ戦車を見にくる人なんているのかと疑問に思うけれども、けっこう本気らしい。うまく行くことを願っています。

(八ヶ岳事務所 中村 健二)

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現在の「瀬戸」には大きな橋がふたつ架かっている。

山梨◆北杜市/4月の八ヶ岳事務所からのお知らせです【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年4月7日

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「新」という言葉が一年で一番似合う4月となりました。街には新入社員があふれ、真新しいランドセルの子供達が闊歩しています。桜は満開の時季を迎え新しい希望に向かう人生の船出です。

二十四節気の「清明」はまさに生命力も満ちています。北杜市には全国的に有名な武川町の「山高神代桜」があります。樹齢は二千年以上とも言われるエドヒガン系の古木です。毎年見頃は今月中旬です。

しかしながら一方で4月の天気は不安定でもあります。移動性高気圧が大陸から偏西風に乗り張り出してくるため晴天になりますが、その後は天気が急変することもしばしば。この高気圧はスピードが速いため晴れが長続きしません。また日本付近に二つ玉低気圧があると全国的に荒れた天気となります(いわゆるメイストーム)。25年前の4月25日の夜東京上空は雷鳴が轟く大雨となりました。

その日は尾崎豊の命日とも重なりとても印象深い夜でした。

八ヶ岳南麓へ物件見学にお出かけの際にも天気の急変に十分ご注意ください。動きやすい服装やウインドブレーカーなどが必要です。また今月に入っても標高の高い場所では積雪があります。チェーンなどすべり止めもご用意なさってください。

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◆今月号の物件こぼれ話

高根町住宅1380万円はレインボーライン(広域農道)の北に位置する定住者も多い分譲地内の木造注文住宅です。現オーナーは2代目で都会から移住された方です。実は八ヶ岳事務所の高さ1.5メートルの立派な門松は毎年このオーナーに作っていただいておりました。また、オーナーは移住後に隣接地を買い増ししました。その理由は都会の孫たちの遊び場にするためでした。雑木林を切り開き作業小屋を作り泥んこ遊びができる池を掘りました。このように178坪の広さがある敷地にはオーナーの思いが隅々まで込められていますが、このたび娘夫婦の住む千葉県内に引越しを決められたためその志を継いでいただける方をぜひ見つけて欲しいと私は懇願されました。

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◆「移住希望地域ランキング2016」と八ヶ岳事務所の取り組み

ふるさと暮らしを希望する都市住民と全国の地方自治体のマッチングを行っている「認定NPO 法人ふるさと回帰支援センター」(本社:東京都千代田区)が発表した「移住希望地域ランキング2016」で、前年2位だった山梨県がふたたび1位となりました。以下、2位:長野県、3位:静岡県 という結果です。県民人口が82万人という山梨県ですので移住希望地としての注目度アップは、県や北杜市をはじめ甲斐適生活応援隊メンバーや空き家バンクメンバーとしても協力させていただいている当社八ヶ岳事務所にとってもありがたい結果です。やまなし暮らし支援センターが中心となって、移住セミナーや相談会、地域マッチングツアーや移住コンシェルジュの皆様の取り組みなど地道な活動を評価していただいたのだと思います。

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八ヶ岳事務所としては優良な中古住宅(国指定のR住宅)の掘り起こしと流通に加え、日ごとに増え続ける空き家や古民家の有効活用の提案などをこれからも積極的に推進してまいります。そのために民家のオーナーとユーザーを結びつけた新たな組織づくりを勘案中です。

(八ヶ岳事務所 中村 健二)

山梨◆北杜市/3月の八ヶ岳事務所より報告いたします【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年3月28日

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0328-02春は喜びあふれる季節ですがいっぽう今月は気候変動が大きいため体調面を崩しやすい月でもあります。大相撲3月場所(大阪)は荒れる春場所と昔から言われてきました。場所中の負傷でも休場することなく見事に千秋楽を乗り切り、優勝した稀勢の里。すばらしかったですね。

さて、山あいの町・北杜市は標高差があるので、特にこの時期は注意が必要です。真冬並みの寒気が居座ることもあれば、春休みに入っても気温が一気に下がる日もあります。以前、浜松からの帰り道吹雪に見舞われたこともありました。中央道で新宿方面から北杜市へお越しになる場合、須玉IC から小淵沢IC までは実に400m の標高差があります。高原鉄道・小海線も小淵沢駅から清里駅までもほぼ同様です。

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ちなみに高尾山山頂(599m)の標高は市内では明野中学校の少し茅ヶ岳寄りと同じです。一般的な気象データでは100m 上がるごとに0・65度気温が下がります(気温減率)。それに加えてこの時期は宮澤賢治の『風の又三郎』のモチーフになった八ヶ岳おろしという季節風があるので、都会で桜が開花する時期であっても要注意です。25日(土)の南麓見学会も久しぶりに雪の中の見学会となりました。物件見学の際は防寒対策(おおむね気温が5度下がればダウンなどの上着プラス一枚で)をしっかりいただくとともに、行き帰りの道中を安全のため「タイヤチェーンの携行」と今しばらくの間は「スタッドレスタイヤの装着」をお願いします。

0328-03▲3月25日(土)南麓現地見学会、たくさんの方にお越し頂きました。八ヶ岳事務所の駐車場はいっぱいです。

◆今月号の物件こぼれ話

須玉町民家480万円は西側にある里山を背にひな壇になっている地区にあります。このため集落内の民家は茅ヶ岳に向かってほぼ南東向きに建っています。タモリさんならこうした地形の高低差を歴史的な事象と結びつけるかもしれませんが。地区名も東ひがしむき向と言います。

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さてこの民家、実は市の空き家バンク登録物件で昨年初めて伺ったとき、現在の所有者がいまだ建物の相続をされていないことが判明。人様にお譲りするには「不完全な状態」でした。なぜなら建物の登記が先代と先々代の名義になっていたからです。

このたび地元の古屋司法書士によって半年かかってようやく相続登記がなされました。「わたしがいま52歳だからこの建物は75歳だね」とはオーナーの弁。愛着を持って引き継がれんことを望みます。

 

◆「甲斐適生活相談会 冬」が行われました

0328-051月14日㈯、東京交通会館カトレアホールには当日雪の予報が出ていたにもかかわらず本当に多数の方にお越しいただきありがとうございました。

毎回好評の移住体験談には夜叉神峠の手前のペンションにご家族で南アルプス市に移住された折口さんにお越しいただき、今の暮らしぶりをお話しいただきました。

事前に入念な情報収集をされ、中学生のお子さんが地区の伝統である新聞配達にも参加されていることなど話され、会場に集まった方々は熱心に耳を傾けていました。折口さんの都合が合えばまたぜひお招きしたいと思っています。

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折口さんの記事が平成29年3月28日の読売新聞に掲載されました!
※弊社・中村も取材を受けました。「移住先と仕事を探す際の注意点」が掲載されました!

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静岡◆三ヶ日/数々の伝説と子供たち【所長中村・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年3月3日

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浜松市北区三ヶ日町の冬はミカンの出荷に追われる。エースの青島種は品のある甘さが人気で、首都圏などに年明けから集荷されている。この町の一大産業はこの時期活況を呈している。

 

わたしが子供の頃はこの町にいろいろな伝説があった。「三度巻き」と言われる場所には「ダイダラボッチ」の巨大な足跡があったり、平安時代の遺構を残す「瓦塔」が里山の中腹にあったり、能面を祀る「八幡神社」では小学生女子児童が「浦安の舞」を奉納したり、現在の三ヶ日スカイラインには「白蛇神様の祠」があったり、コウモリの生息する「マンガン鉱の洞穴」があったりと、子供達の好奇心と想像力をなにかと刺激する「地域資源」の宝庫であった。

 

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当時、悪ガキメンバーの一員であったわたしも興味津々おそるおそるそうした「施設」に出向き、大将を任ずる年かさのリーダーの旗本よろしく付いて行くのであった。 ある村の行政区は新田(しんでん)、中町(なかちょう)、下(しも)に区分けされ、さらにそれぞれが10班に分かれ、班を取り仕切るのは一門の長(おさ)がなるのが習わしだった。

 

その地で育つ子供たちはやがて、「村祭り」→「青年団」→「消防団」→「公民館館長」として「出世」して行く。それほど地区分団に属する村の子供たちが多かったとも言える。(八ヶ岳事務所 中村 健二)

 

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天浜線の三ヶ日駅は昭和11年築、登録有形文化財に指定されている。

静岡◆三ヶ日/浜松市内の某高校を出て【所長中村・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年2月18日

すわたしの通っていた浜松市内の某高校は1学年時の退学者が1割を超えるという(いまは知りませんが)、すさんだところでした。

徳川ゆかりの地名があちこちに残り、三ヶ日というミカンしかない僻地から一人で通う16歳の少年にとっては、ここがかつては歴史の表舞台になっていたということを、大人の階段を一歩ずつ登るにつれ、薄ぼんやりとうかがい知ることとなります。

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技術を生かした製造業中心の地場産業。東海地方の産業の重要拠点である浜松市は、高校や大学で他県等へ進学した学生が卒業後、地元の企業に就職するU ターン者が多いというところも特徴的です。

 

そうした意味で、他の自治体には羨ましい限りですが、北遠地域と呼ばれ、杉の美林地帯の「天竜区(旧天竜市)」や農村地帯の「北区」では人口減少が目立っています。当然高齢化による空き家が増えているとのこと。

 

一方、こうした地域に都会の若者が関心を持ち、移住する人が増えてきています(静岡県の移住担当者による)。中区中心部へも車で1時間程度の立地条件や、年間を通じて温暖である気象条件をかんがみて、自ら移住相談員になる青年層が、お年寄りたちと協力して地域を盛り上げているという話は、わたしの同級生の口からも語られました。

静岡県人であるわたしも、遠くから応援しているよ!杉本くん。

(八ヶ岳事務所 中村 健二)

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新浜松市概要(浜松市HP)
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shiminkyodo/kaigi/chiikikyougikai/ground/index.html

山梨◆北杜市/2月の八ヶ岳事務所より【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年2月14日

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八ヶ岳事務所・中村です。3年前(2014年)の2月、山梨県内は未曾有の大雪に見舞われ、死者重軽傷者数は合わせて112名、家屋の全半壊55棟、一部損壊357棟という甚大な雪禍となったのは記憶に新しいところです。

もともとあまり大雪は降らない山梨県は、気象台のある甲府市でも降って約50cmほどの記録しかありませんでした。

この年は、南岸低気圧がオホーツク海側の寒気を呼び込み、初めて積雪量が甲府市で114センチ、富士河口湖町では143センチという未曽有の大幅な記録を更新、降雪量の少ない地域であるが故に、大雪の対応が遅れ、学校・病院・スーパー・流通といった市民生活はその後数日間マヒ状態に陥ったのは、東京と変わらずご存知の通りです。

いっぽう、干し柿や乾燥イモ、漬け物、玄米備蓄といった食文化や薪ストーブで暖を取る暮らしを継承する農家をはじめ、都会からの移住者の間では、多少の不便さはあっても、ひと冬をゆうに越せるだけのストックが確保できていたため、「不安はあまりなかったよ」という声も多く聞きました。「中村さん、われわれは日々サバイバルしています!」とは八ヶ岳ふるさと倶楽部メンバーのおひとりの弁。

私自身はといえば、前日から東京へ出張しており、高速道路が復旧・開通し、山梨に戻れたのが3日後でした。

不安な気持ちで自宅へ帰ってびっくり。なんと1台分の駐車場スペースと玄関先まで除雪されていました。

八ヶ岳ふるさと倶楽部の方が店舗の除雪の合間にやってくれていました。人と人とのつながりに改めて感謝した次第です。

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平成26年2月14日から15日の大雪に関する山梨県気象速報(PDF)
http://www.jma-net.go.jp/tokyo/sub_index/bosai/disaster/20140214/20140214_kofu.pdf

静岡◆浜松/大河ドラマ『おんな城主 直虎』~今年は浜松に注目!【所長中村・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年1月19日

中村龍潭寺
大河ドラマ『おんな城主 直虎』が始まりました。現在の静岡県浜松市北区引佐町井伊谷(読み方/いなさちょういいのや)では昨年からこの話題で持ちきりでした。

直虎は徳川家康の家臣・井伊直政の育ての親にあたります。家を継ぐべき男子がことごとく亡くなってしまうという一大事。許婚となった亀之丞(のちの直親)、そして鶴丸(のちの小野正次)との悲劇的な関係。男子名に改めお家を守り通した、戦国時代を生き抜いた女性の一代記です。

井伊家一覧

その主な舞台となる井伊谷地区の入口にある龍潭寺(りょうたんじ)は私の母方が檀家衆となった菩提寺であることから、私も大いに関心を持ってドラマを観ています。

1701中村-02      ▲梅の匂い薫る我が菩提寺哉・・・。

臨済宗の古刹で小堀遠州(こぼりえんしゅう/古田織部に学んだ戦国期の茶人で遠州流茶道の祖。建築や造園にも才能を発揮。)が作った庭園が有名ですが、歩くと鳥の声のように鳴るうぐいす張りの長い廊下が私は好きでした。そこは今でも小学生たちが夏休みに入ると雑巾がけをしているそうです。

龍潭寺庭園       ▲豪華・豪胆な中に繊細さが見受けられるのが遠州流。

知り合いの静岡県庁職員によると「中村さんは山梨県民ですが、静岡県人ですよ!」と言われています。さてどうでしょうか?

(八ヶ岳事務所 中村 健二)

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山梨◆北杜市/空き家バンクについて~山梨県北杜市との取組み【日々の業務より】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年1月9日

空き家バンクに関して『月刊ふるさとネットワーク』ではなかなか取り上げる機会がありませんので、本稿ではそれについて書かせていただきます。

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山梨県北杜市にある八ヶ岳事務所では、市役所地域課職員とともに昨年は10件ほどの空き家バンク登録希望者と現地にて打ち合わせさせていただきました。

その結果、市のホームページに登録された空き家に対してご見学を希望される方々を募って現地見学を行い、入居希望者と所有者との面談、地域活動への参加説明を経たのち賃貸借契約に至ります。

地理的条件や賃貸物件の希少性等で見学会は40人ほどに膨れ上がることもあり、入居希望者が複数いらっしゃる場合には所有者とともに頭を悩ますこともあります。

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2013年の都道府県統計によれば全国の空き家は778万戸(別荘を除く)。県民人口が83万人弱の山梨県は空き家率17.22%で全国トップです。その一方、高齢者人口の急激な増加により、一人住まいだったおじいちゃんやおばあちゃんが亡くなった途端、空き家になる住宅が後を絶ちません。そして発生する相続問題

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北杜市須玉町の小尾や比志といった地区は市内でも特に過疎化が進む地域です。柔らかい秋の日差しの里山に集落が点在し百名山の瑞牆山が現前にそびえ立つのどかな山村ですが、個人的に言えば百年変わらずに時代から取り残されてしまったかのような場所でもあります。

今年の私の抱負はこうしたエリアを活性化すべく都会からの移住者希望者に根付いていただくよう情報発信をしてまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 (八ヶ岳事務所 所長 中村 健二)

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人と自然と文化が躍動する環境創造都市
山梨県・北杜市ホームページ
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