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山梨◆八ヶ岳/寒冷の候、12月のお知らせ【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2021年12月1日

八ヶ岳はすっかり真冬の様相です。今年は10月の中旬からグッと気温が下がり、秋が無くていきなり冬になったような気候でした。とは言え、別荘の水抜きが必要になるような本格的な寒さは11月の下旬から。12月は連日の最低気温はマイナスを記録し続け、最高気温も10度をしたまわる状況となります。

日陰は路面の凍結に注意が必要で、市内に住む方は冬タイヤに履き替えています。空気が澄みわたり、雪化粧をした山がクッキリと存在感を増し、暖かい日差しを感じながらドライブが楽しい季節なのですが、路面状況にはくれぐれもお気をつけください。冬の八ヶ岳南麓は移住者には大変人気が高い季節です。北杜市は冬の寒さが大変厳しいところです。それなのになぜ、移住者には人気の季節なのでしょうか。

まず、八ヶ岳南麓の冬の魅力は、前述したように「空気が澄み渡ることによる山の眺望の見事さ」があると思います。そして夜には「満天の星空」が広がります。夜の屋外は泣きそうになるくらい寒いですけど、やはり一番きれいに星が輝くのは冬でしょう。

※写真はイメージです。

人の数がぐっと減る季節でもあります。観光客が多いのは春から夏、そして秋の紅葉シーズンには再びピークとなります。紅葉も終わったこの時期は一気に観光客の数が減り、結果として静かで落ち着いた雰囲気になります。ペンションや飲食店等、観光客向けにご商売をする場合は冬の営業をどうしていくのかが大きな課題とお聞きしたことがありますが、定住している者からすると、人の気配がないことに魅力を感じるから不思議なものです。

次に、冬の北杜市の冬の過ごし方では「薪ストーブ」の存在がとても大きいと思います。八ヶ岳事務所で扱っている物件の4軒に1軒くらいの割合で「薪ストーブ」が付いています。新築を建てられる方は、かなりの割合で薪ストーブを設置されています。そして何より感じるのが、使っている方の満足度の高さです。薪ストーブについてお話をお聞きすると、薪の仕入れ方から、薪棚を作った時の話し、薪の割り方、着火のコツ、炎を見ながら過ごす冬の暖かさなど、どんな人でも皆さん饒舌に語りだすから面白いものです。

「薪への着火方法」だけをとっても話に花が咲き、新聞紙派、着実な着火剤派、果ては強引なガスバーナー派など、そこへ至る遍歴など話は尽きません。地域によっては煙の臭いが洗濯物についたり、煙臭さがトラブルになったりとあるようですが、この北杜市では薪ストーブという暖房が地域に根付いています。冬には薪ストーブを楽しめる。これも冬が人気の大きな理由となりそうです。高根町清里にある清泉寮というホテルは、「暖炉の宿」と呼ばれるほど、ロビーやホール等館内各所に暖炉が設置してあるとのこと。薪ストーブ付きのお部屋もあるそうで、その魅力を体験されてはいかがでしょうか。

冬場には北杜市の近隣でスキー場もオープンします。スキーは激しいスポーツと思っていましたが、還暦、さらには古希を越えてスキーを楽しむ方を見かけます。正直びっくりしたのですが、スキーは生涯スポーツ、シニア割引もあり、元気なシニアがスキー場をにぎわしているそうです。 北杜市の冬の過ごし方は人それぞれですが、それぞれが冬の生活を楽しんでいるから人気の季節となるのでしょう。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

山梨◆八ヶ岳/深秋の候、11月のお知らせ【八ヶ岳スタッフ・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2021年11月1日

▲秋空の下、夕暮れで赤く染まる八ヶ岳。(北杜市高根町)

「秋」から「冬」へと移り変わる季節です。

朝晩の冷え込みが厳しくなり、紅葉の見ごろとなるのが10月中旬からで、11月の前半にはカラマツの葉が日を受けて黄金色に輝く様を見ることができます。標高差のため比較的長い間、紅葉が楽しめる八ヶ岳南麓ですが、11月の中旬にもなると標高の高いエリアでは葉が全て落ちてしまいます。紅葉狩りを楽しむには急がれた方がよろしいでしょう。

甲府地方気象台の2020年の観測によると、「初霜」が11月1日、「初氷」が少しおいて11月5日でした。「霜」は空気と接触している物体の温度が0度より低くなると、空気中の水蒸気が、物体の表面に「氷」として成長することで出来ます。

冬の晴れた朝などでは放射冷却で、地面付近の温度が気温よりも数度低くなるため、気温が0度にならなくても「霜」が降りることがあるそうです。「霜」が降りていると朝の気温が零下になったと思っていたのですが、そうとも限らないのですね。「初霜」と「初氷」に数日のタイムラグがあるのはそういう理由なのでしょう。

▲11月初旬。紅葉したカラマツの葉が輝く。(北杜市高根町)

甲府地方気象台ではその他に、「初雪」、「富士山の初冠雪」、「甲斐駒ヶ岳の初冠雪」の観測をしており、観測記録をホームページに記載をしています。「富士山の初冠雪」は平年では10月2日なのですが、今年は大幅に早まり9月7日に「初冠雪」というニュースが流れました。

ニュースを見て驚き、早速に八ヶ岳事務所近くの田んぼまで見に行くと、確かに富士山の頂上が白くなっています。まだ北杜市では残暑を感じる陽気で、稲は成長の途中、麓と山の上では随分と気候が違うなと思いました。

しかし、この「初冠雪」ですが後日談があり、記録としてその後に取り消されてしまいました。数日で融けたとはいえ、一度は雪が積もったのにどうしてでしょうか。

これは「初冠雪」の定義に当てはまらなくなってしまったからだそうです。その定義とは、◆富士山特別地域気象観測所の日平均気温の最高値が出現した日以降に、初めて冠雪を観測した日を「初冠雪」としています。というもの。

当初、8月4日に日平均気温の「最高値」が出現したものとし、9月7日に「初冠雪」を観測としていましたが、その後、9月20日に日平均気温の最高値が更新されてしまったそうです。その為、「最高値」が出現した日より前の冠雪は「初冠雪」の定義に当てはまらなくなり、「初冠雪」記録も抹消となったそうです。冠雪後の9月の後半にもなって、1年度で一番暑い日になるとは、気象の当事者も驚いたでしょう。

因みに9月20日の富士観測所の平均気温は10・3℃でした。とても年間の最高値とは思えない低い気温ですね。富士山の環境の厳しさを改めて感じました。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

▲11月中旬。標高の高い場所では落葉が進む。(北杜市大泉町)

山梨◆八ヶ岳/「育てられない女」家庭菜園を始めました【八ヶ岳スタッフ・日々の暮らしより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2021年10月21日

4月に下の娘が県外に出て、5人で始まった移住生活が、とうとう夫と二人になってしまいました。

子供の送迎に費やされていた時間が突如空白になり、子育ての終わりのあっけなさを思い知った春でした。

何を思ったか夫が庭に小さな畑を作り、初心者向けの野菜の種を買ってきました。

枝豆、えごま、バジルを蒔き、移住12年ついに畑デビューを果たしました。

実は私、サボテンを枯らしたことがあり、数々の観葉植物も残念な最期を迎えさせてしまった「育てられない女」です。

再犯が心配されましたが、今回はなんとか我が家の食卓に上ることができました。

枝豆がなかなか膨らまない心配、えごまは料理の腕が追い付かず、活用しきれなかったという後悔、調子に乗って植えたズッキーニは中指くらいの上品な大きさにしかならなかったという失望。

1畳ほどの畑で様々な感情と向きあう事ができました(大げさ)。

ゆるい家庭菜園、来年は愛してやまない「モロッコいんげん」を育ててみたいと思っています。(八ヶ岳事務所 原 きみえ)

山梨◆八ヶ岳/爽秋の候、10月のお知らせ【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2021年10月1日

▲コンバインによる稲刈り。(北杜市高根町)

北杜市は9月の下旬から稲刈りの時期を迎えています。たわわに実り、重みで頭をかしげている稲穂をコンバインが次々と刈り取っていきます。遠くから見ているだけでは分からないのですが、コンバインという機械は、一台で刈り取りだけでなく、脱穀と選別まで行っているそうです。

古民家の売却時には、蔵の中に古い農具が残っている場合が多く、稲の脱穀と選別をする道具も度々見かけます。脱穀とは稲の穂先から籾もみを落とす作業ですが、足踏脱穀機は足で踏板を踏むことで、突起がついて筒形の本体が回転し、そこに穂先をあてことで脱穀ができます。

▲足踏脱穀機。

また選別をする機械に唐箕(とうみ)というものがあります。電気を使わないながら、なかなかハイテクな装置で、機械の中央、上側にある漏斗のような口に籾を入れると、右側の羽根車からの横風を受けて、実のない籾など軽いものを遠くに吹き飛ばし、重いもの(実の詰まった籾)を手前に落とすというものです。

なかなか愛嬌のある形で、骨董のオブジェとして残している方もいます。古民家の物件を見学される際には、建物の他に、昔の農具も見ていただくと、その土地の暮らしぶりも浮かんでくるかもしれません。

▲唐箕。

山梨県は8月20日から9月12日まで「まん延防止等重点措置」の実施区域となり、北杜市内においても影響が出ています。市立施設である体育館、図書館、プール等の休館に加え、飲食店に休業要請が出されました。山梨県独自の取り組みである「グリーン・ゾーン認証」を受けているお店は営業時間の短縮で営業が可能ですが、市内の多くの飲食店が休業となっています。この文章は9月上旬に書いているので、予定通り9月12日で要請が終わるのか不明ですが、ワクチンの接種が進むまでは不安定な状況が続きそうです。

▲山梨県庁のトップページより。

本日10月1日からコロナ禍の影響を受けている市内の中小事業者を支援するため、QR コード決済サービス「PayPay」を利用して北杜市の対象店舗で宿泊や買い物をした際に、決済金額の最大30% 相当のPayPay ボーナスが付与されるキャンペーンが実施されます。新型コロナの感染拡大で一度、延期となっているので、次は無事に始められることを願っています。

詳細は市のホームページまで。
「ともにがんばろう北杜!最大30%戻ってくるキャンペーン」で検索  (八ヶ岳事務所 大久保武文)


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北杜市PayPay「ともにがんばろうキャンペーン」お知らせ
https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/kankou_else_paypay.html

PayPay「ともにがんばろうキャンペーン」お知らせ
https://paypay.ne.jp/notice/20210827/02/

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▲10月後半には八ヶ岳の山頂に積雪が。(北杜市高根町)

山梨◆八ヶ岳/秋晴の候、9月のお知らせ【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2021年9月1日

▲真っ白な絨毯を広げたような蕎麦畑の花(北杜市長坂町)。

9月の初旬、山梨県北杜市の畑では蕎麦の花が咲く様子が見られます。元々、田んぼだったところが休耕田となり、そこの活用として蕎麦栽培を始める方も多いようで、年々、蕎麦畑が増えているように感じます。

「寒暖の差」、「おいしい湧水が多いこと」、「日照時間の長いこと」といった北杜市の気候が、お蕎麦の栽培に向いているとのこと。日中の強い日差しが去り、夕暮れの涼しい風を受け、気持ちよさそうに揺れる蕎麦の白い花。一つ一つはとても小さな花ですが、畑一面が淡く白く染まる様はなかなか素敵なものです。暑い夏が過ぎ、都心より一足早い秋の訪れを感じさせてくれる風景です。

9月は昼と夜の長さがほぼ同じになる「秋分の日」がありますね。今年の秋分の日は9月23日。天文学により算出するものになるので、年によっては9月22日になることも。太陽が真東から登って真西にしずむ。仏教的にも、この世とあの世がもっとも通じやすい日と考えられ、「お彼岸」という風習が成り立ったようです。

▲秋を感じさせるトンボの姿(北杜市須玉町)。

秋分の日以降は昼の時間が短くなり、夜の時間が長くなっていきます。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、まさに季節の変わり目と言える日です。1日24時間というのは年間を通じて変わらないのに、昼の明るい時間が短くなると、なんだか1日まで短くなったような、少し寂しい気持ちになるのは私だけではないでは。

秋の日は釣瓶(つるべ)落とし。冬の足音が聞こえてくるのはもう少しあとですが、着実に冬に近づいていることを感じます。
(八ヶ岳事務所 大久保武文)

▲秋桜とも呼ばれるコスモス(北杜市高根町)。

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◆星空を見るなら「月見里県星見里市」へ

古くから月の景観の美しい地には「山梨」という地名が付けられました。この山梨の古名は「月見里(やまなし)」だと言われています。北杜市は美しい星空を望むことができる地として、「星見里(ほくと)」と表現しています。雄大な自然の中で見上げる、瞬く満天の星。「月見里県星見里市(山梨県北杜市)」を訪れてみませんか。

※写真はイメージ。

ワタクシの夏の風物詩というと「ペルセウス座流星群」の到来。毎年定期的にやってくる「しぶんぎ座流星群」「ふたご座流星群」とともに3大流星群とよばれているうちのひとつ。

八ヶ岳南麓の夜は夏でも冷えることも多いが、季節柄もあり比較的軽装で観測することができるので『はじめての流れ星探し』にちょうど良い。極大日といわれる、期間中一番流星が多く出現すると予想される時期がちょうどお盆休みなのも嬉しい。

月の光があると明るい流星しか見つけられないが、今年はちょうど月が邪魔しない時期なので、ますます期待大。町灯りなど光の少ない、空を広く見られる安全な場所を探して、レジャーシートなどを広げて準備万端。

地球の大地に寝転がり、宇宙から降ってくる流れ星を待つ…一つとして同じ流星はないので、何度体験してもワクワクする幸せな時間。この夏はどれくらいの流れ星をみれるかな☆(八ヶ岳事務所 安江 美香)

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売却物件を求めています

大切にされてきた家には限りない魅力がある都会の喧騒から自然の暮らしを求め、思い出をたくさんつくったあなたの田舎の家。人生のステージの変化にともないそれを手放す時が来るとしたら・・・これから田園生活をしたい人にバトンを渡すように引継ぎたいと思いませんか。

ふるさと情報館創立30周年を迎え、近年「この家を引継ぐ子どもや親戚がいない」「配偶者に先立たれ町に住む子どもと暮らす」など、様々な理由で売却する方の相談が増えてきました。日本では木造住宅の耐用年数は22年で、それを過ぎると建物の評価はゼロですが、ふるさと情報館では、永年使われてきた家や周辺環境、庭、菜園や果樹、必要な道具類も込みで「田園生活住み継ぎ物件」として、これから田園生活をしたい方に紹介する事業を展開してゆきます。

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山梨◆八ヶ岳/盛暑の候の候、8月のお知らせ【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2021年8月1日

▲北杜市高根町。八ヶ岳の山裾で稲が青々と育つ。

梅雨の時期には雨が降ると、まだまだ肌寒さを感じることもありましたが、そんな日も過ぎ去り、強い日差しを感じる夏となりました。北杜市は標高が高いせいでしょうか、それとも空気が澄んでいるせいでしょうか、夏の日差しは強烈で、肌感覚としては、以前私が住んでいた沖縄と変わらない紫外線の量に感じます。

ただ、日差しの強さこそ注意が必要ですが、それ以外は都心と比べるもなく、快適な季節となります。昼間こそ標高が低いエリアではエアコンが稼働するものの、夕方になると一気に気温が下がり、窓を開け放てば、気持ち良い風を感じながら過ごすことが出来ます。

標高が1000m を越えるエリアでは、エアコンが設置されている家は極端に少なくなり、大抵は扇風機となり、夜になると日によっては窓を閉めないと風邪をひいてしまう日もあるほど。

エアコン等の人工の風に頼らなくても夜を過ごせるということが、こんなに気持ちの良いものかと、北杜市に移住した当初は驚いたものです。暑さから解放されると、体がほっとする。体の次に、心がほっとする。夏の北杜市へ是非お出かけください。

▲北杜市大泉町。日が沈むと気温が一気に下がる。

■ほくとトクトク商品券

昨年、コロナ禍の経済対策で北杜市民一人当たりに3万円の商品券が配られました。今年も市内経済の活性化のため、「ほくとトクトク商品券」というものが登場しました。前回は無料で配られましたが、今回は希望者が購入をするものです。対象は「北杜市民であること」と、「一人1冊まで」。1冊5000円の購入で1万円分使えるというものです。

他の自治体でも同じような取り組みをしていると思いますが、購入額の2倍使えるというのは、かなり凄いのではないでしょうか。販売は既に終了していますが、私も並ぶことなくスムーズに購入することが出来ました。スーパーの他、飲食店でも使えるので、どこで何を食べようかと考えるだけで楽しくなります。

北杜市は人口4万6千人程の小さな自治体で、コロナ禍といった非常時には、小さいからこそ、小回りが利き、スピード感ある対応が出来るのではと感じます。昨年の国民1人10万円の給付金も大きな市では、なかなか給付がいきわたらない中で、北杜市では迅速に配られました。

新型コロナワクチンの接種については、65歳以下(12歳~64歳)について、7月上旬にワクチンの予約開始、8月上旬からワクチン接種の開始が予定されています。人が少ないからこそ、密にならずゆったりと過ごせる。人が少ないからこそ、対応がしやすい。地方の良さを感じる今日この頃です。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

▲北杜市で発行されたプレミアム付商品券。

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お盆休みをいただきます。八ヶ岳事務所は8月11日(水)から15日(日)までの5日間はお盆休みとなります。
併設の田園暮らし体験館もご利用できません。よろしくお願いいたします。

山梨◆八ヶ岳/今年はどう、山と向き合いましょうか?【八ヶ岳スタッフ・巡り巡って北杜市探訪記】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2021年7月16日

梅雨が明けると八ヶ岳も本格的な登山シーズンになります。自分が登山の楽しさに目覚めたのはほんの2年前。険しい山の中に峰々へ至る道や山小屋があることに単純に驚き、そして休日にもなれば多くの人々で賑わう。ショッピングモールで過ごす休日とは随分と違う時間が流れることに、心地良さを感じました。

新型コロナウイルスの流行が未だに続く今シーズン。どうしたものか、標高の高い山へ登ることのリスクが頭の中をちらつきます。昨年は本格的な登山は諦め、代わりによく出かけたのはお隣りの富士見町にある入笠山でした。山頂近くまでゴンドラでも行けるので、軽登山の山としても人気があります。

山の中腹まで車であがり、そこから山道を歩くこと60分で湿原に到着。山頂へはさらに30分程。ゴンドラ代も浮くし、登山も出来るし、湿原の花々も季節で移り替わります。

山頂からの眺めも抜群で、八ヶ岳の他、日本アルプスの3つの山脈が同時に眺められるのです。今年はどう、山と向き合いましょうか。今年も手探りのシーズンとなりそうです。(八ヶ岳事務所 大久保 武文)

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今年の「海の日」は7月19日(月)では無く22日(木)に移動しています。また、8月11日の「山の日」は8月9日(月)に移動しています。オリンピックの開会式7月23日(金)がスポーツの日で休日。どちらも特措法による今年限定の措置ですが、1月に配布された2021年のカレンダーは祝日の赤い日の印刷が間に合ってないものが多いので、気をつけてください!(7月19日は赤くなってますが、平日・出勤日ですよ!)

山梨◆八ヶ岳/三伏大暑の候、7月のお知らせ【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2021年7月1日

▲長雨とアジサイ(山梨県北杜市長坂町)

【2020年のラーバニスト動向】

さて、コロナ禍による生活が2年目を迎えますが、お客様から「田舎暮らしが見直され、移住ブームじゃないか?」 と聞かれる事が多々あります。そこで、少し時間が経っておりますが、八ヶ岳事務所の1年間(2020年)の動向をお伝えしたいと思います。

弊社では都市と農山村を結ぶ交流事業をメインとして地方移住者を積極的に応援しており、都市(アーバン)から田園(ルーラル)への移住者や二地域居住者を称して「ラーバニスト」と命名しています。2020年はどのような動向であったでしょうか。

1)ホームページ閲覧数
2019年1月の閲覧数を100% として、2年間の推移を示したものです。北杜市の物件を探しにホームページを見た人の推移と捉えて良いでしょう。2019年については、若干の増減があるものの、季節に関わらず、ほぼ一定です。意外に思うかもしれませんが、寒さの厳しい冬の時期もニーズは衰えません。

さて、コロナ禍の年となった2020年はどうでしょうか。1月から前年の1.5倍の閲覧数で推移し、5月からさらに伸び、6月にはなんと前年の2倍となりました。その後も年末まで高水準で推移しています。

都内の緊急事態宣言が5月31日までだったので、6月以降の伸びは、都市から地方への意識の変化と言えるでしょう。仕事のやり方や生活スタイルの変化にも影響されたのでしょう。物件の案内をする時も、どこに住んでも仕事が出来るようになったと言う方が増えました。

2)購入物件の種別
ご成約した物件の種類を示したものです。ここ数年の傾向としては、「中古住宅」の割合が多く、7割程で推移していたのですが、2020年にはこの傾向がさらに強まり、8割近くが「中古住宅」となりました。「中古住宅」の良いところは、すぐに使い始められること。新築に比べ、時間と労力を節約できます。コロナ禍の中、直ぐにでも田舎に移りたいというニーズに「中古住宅」は合致したのでしょう。

3)購入者の居住地
「首都圏在住者」が6割を占めています。なかでも、「東京」や「神奈川」の西部など、自宅から「北杜市」へのアクセスが良い方に人気でした。「別荘」、「二地域居住」はもちろん、「移住・定住」の方も今までのお付き合いの継続を考えると、気軽に通える距離が安心感につながるようです。

4)利用目的
ここ数年は「定住」が5割を超えていたので、2020年は「定住」の割合が減ったという結果になります。これはリモートワークの浸透など、働き方の変化により、田舎暮らしのハードルが下がり、多様な楽しみ方が出来るようになったからでしょうか。(八ヶ岳事務所 大久保武文)