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福島◆南会津町/我が家がハーレムに!?【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2025年12月14日

▲我が家にニワトリさんがやってきた!

皆さんご安心下さい、人間の女性・・・ではなくニワトリさんの話です。

9月24日、めすのニワトリが11羽やってきました。発注したのは10羽なのに、引取りに行ったら何故か1羽増えていました!聞いてみたら1羽オマケなんだと(笑)

私は頭の中でお菓子でもないのにオマケって・・・と思いつつ帰路につきました。

ちなみに迎え入れたニワトリの品種ですが、悩みに悩み地元の「会津地鶏」にしました。会津地鶏は肉用でかなり有名ですが、私は肉用で飼うのではなく、毎日新鮮な卵を食べたくて育てるつもりです!会津地鶏は産卵が少なく、2〜3日に1個なので毎日産卵するニワトリと比べると効率は悪いですが貴重な卵になりそうです。

▲新鮮な卵かけごはん。

販売先のお姉さんの話では、卵用で飼う人はほとんど居ないそうで、それだけ会津地鶏の肉は美味しいのだとか!私は生き物が好きなので、育ててから絞めて食べるなんてことは間違ってもしませんよ。

皆さんご存知ですか?ニワトリさんは想像以上に野菜が好きで白菜、小松菜、大根葉を特に好んで食べています。そこで会津地鶏についてちょっと学んでみましょう!!

会津地鶏の詳しい由来は定かではありませんが、平家の落人が愛玩用に会津に持ち込んだものが広まったといわれています。大変美しい羽装うそうを持っているため、観賞用として飼われており、その黒く長い尾羽根は、1570年代に伝承された郷土芸能「会津彼岸獅子ひがんしし」の獅子頭に使用されてきました。

このことから少なくとも500年以上も前から、会津地方にのみ生息していた地鶏といわれています。

会津地方は鶏の飼育がさほど盛んではなかったため、他の鶏との交配が行われず、純粋種が維持されてきたと考えられています。

しかしながら純粋種は体が小さく、飼育する人も少なくなり絶滅寸前であったところ、昭和62年に福島県の養鶏試験場(現・福島県農業総合センター畜産研究所養鶏分場)が、会津地方の飼育農家から譲り受け、調査(血液鑑定:鹿児島大学に依頼)したところ、固有種であることが判明し原種として維持・増殖しました。

現在県で普及している「会津地鶏」は、県養鶏試験場で改良されたもので、純粋種よりも大型で肉質もよく産卵能力も向上しています。

肉用の会津地鶏の生産は平成4年度から開始され飼育が行われています。なお、絶滅寸前であった発見当初の鶏は「純系会津地鶏」として区別し、現在でも県で大切に保護されています。

肉はコク・うま味に優れ、焼き鳥をはじめ素材の良さを生かした鍋物・和食・から揚げなどに最適です。

ブロイラー鶏の場合、飼育期間は通常55〜60日と言われています。会津地鶏は倍の約100〜140日の日数をかけ、自由に動き回れる環境(平飼い)で飼育するため、自ずと肉質は違ってきます。会津地鶏の肉はブロイラー肉に比べて赤みが強く、一目で上質の肉であることがわかります。

会津地鶏は、通常の鶏と比べるとあまり卵を産みません。通常の鶏の半分程度です。そのため、卵本来のコクや美味しさが、十分に卵に凝縮されています。

会津地鶏の凄さ、少しでも皆様にお伝えすることが出来たら嬉しいです。これから我が家の朝食は毎日健康地鶏暮らしなので、地鶏と一緒に会津で田舎暮らしというセカンドライフはいかがでしょうか?(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

福島◆南会津町/只見線沿線日帰り温泉【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2025年11月14日

▲只見線沿線近くを流れる大河「只見川」。2011年7月の大雨で暴れ川へと豹変した過去を持ちます。

以前、南会津町の日帰り温泉8ヶ所をご案内致しましたが、私のコラムを読まれている読者さんから、只見線沿線の日帰り温泉も紹介して頂きたいとのリクエストがありましたので、温泉好きの私としましてもその声に応えたいと思います。正直軒数が多いので一部になりますがご理解ください。

①会津若松駅 「富士の湯」
ここは炭酸泉、薬湯、露天風呂、サウナと充実しておりレストラン、癒しコーナー、カラオケ、ゲームコーナーとお風呂以外も楽しめるのでご家族にもオススメの施設です。
住所:会津若松市駅前町2-13

②会津本郷駅 「湯陶里ゆとり
毎日汲み上げているお湯、露天風呂は最高です。食事も出来て味噌ラーメンが美味しいです。
住所:会津美里町六日町甲4106‒1

③新鶴駅 「新鶴温泉んだ」※宿泊可
泉質が良くぬるっとする感じが最高!ちょっと熱めかな?
住所:会津美里町鶴野辺上長尾2347‒4

④会津柳津駅 「会津やないづ湯足里ゆとり
無料の足湯です。ちょっと熱めですがいい湯加減です。
住所:柳津町柳津下平乙151

⑤会津宮下駅 「宮下温泉保養センターひだまり」
ちょっと熱めですが赤茶けたお湯は最高!テラスから眺める雄大な只見川には癒されます。
住所:三島町宮下下乙田889

⑥早戸駅 「つるの湯」
源泉かけ流しの天然薬湯温泉。窓の外は只見川が眺望出来ます。
住所:三島町早戸湯ノ平888

⑦会津中川駅 「中川温泉」
お風呂はやや狭いが料金300円はかなりリーズナブル!対応も良し!
住所:金山町中川笹原1324

⑧会津川口駅 「せせらぎ荘」
ここは異なる源泉が2種類あり一つは大変珍しく希少価値の高い炭酸泉、もう一つは44℃と熱めの温泉です。
住所:金山町玉梨新坂2049‒1

⑨只見駅 「季の郷 湯ら里」
ここは駅からは遠いが宿泊可です。個人的には紅葉が見頃の秋がオススメ。近くに在る喜幸飯店は地元に愛されている町中華で美味しいですよ。
住所:只見町長浜上平50

⑩只見駅 「深沢温泉 むら湯」
鉄分が豊富で赤褐色のお湯は体が温まり、外の只見川の眺めも最高です!食事も出来て休憩所も広いので疲れを癒して下さい。
住所:只見町長浜上平50

と、ここまで駅から最寄りの日帰り温泉をご紹介しましたが、お風呂に入れる旅館や民宿はまだまだありますので、是非皆様チェックしてみてください。

私は月に数回日帰り温泉を利用し、農作業の疲れを和らげていますが、「THE 温泉(地・温泉)」って最高ですよね!温泉に入る前に食べる蕎麦がこれまた美味しい。

でも、そんな道中でも空き家チェックを欠かさないのが私!「必殺仕事人馬場」でした。ではまた!(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

福島◆南会津町/蕎麦処・南会津【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2025年10月13日

▲大内宿・三澤屋さん。

まぁ日本人はラーメン・蕎麦・うどん・パスタと無類の麺好きですよね!

大概の人は週に一度は何らかの麺を食していると思います。我が南会津は蕎麦の栽培が盛んです。従って蕎麦屋さんも軒数が多く、いずれも繁盛されております。

そんな中今回は、121号線(通称:会津西街道)沿線の蕎麦屋さんを数軒ご案内したいと思います。

①「大内宿・三澤屋」
蕎麦好きの皆様ご存じのネギ蕎麦で有名なお店で、箸ではなくネギで蕎麦を食べるんです。大内宿を散策しておなかが空いたら是非。
住所:下郷町大内山本26‒1

②「農家れすとらん蕎屋」
古民家の雰囲気が心地よく、それでいてコシがあり大変美味しい蕎麦と天婦羅が絶品です。
住所:下郷町中妻家ノ上甲657

③「蕎麦処ゆう」
蕎麦・天婦羅・ミニ丼・蕎麦湯も大変美味しく、しかもリーズナブルで文句なし。
住所:下郷町塩生下タ原1660‒1

④「そば処大川」
更科系で量もちょっと多め?オススメは鮎飯と鮎塩焼きのセット最高です!
住所:下郷町豊成大割3971‒3

⑤「猿楽そば」
地元の方も通う名店、観光で来られた方も多いです。このお店はなんと天婦羅がサービスで付いてきます!
住所:南会津町田島東荒井26‒3

⑥「富じ亭」
メニューが多く町のファミリーレストラン的お店ですが、蕎麦もつゆもクオリティが高いです。
住所:南会津町田島東荒井26‒3

▲荒海農産物直売所 そば処。

⑦「荒海農産物直売所 そば処」
蕎麦も天婦羅も美味しく、他にそばがき、はっとう、味噌おでん、天ぷら饅頭(会津名物)もありますよ。
住所:南会津町中荒井上原79

▲おり田さん。

⑧「おり田」
西街道からは若干中に入りますが、地元でも評判が高いのでご紹介したいと思います。店内はこじんまりしていますが、蕎麦、天ぷらも美味しくキノコのメニューも多いですよ。
住所:南会津町滝原向原123‒1

⑨「横川のさと」
お隣の日光市になりますが、地場産にこだわった料理が多く、お蕎麦が提供されるまでお通し?が出される面白いシステム。コシの強い細麺で、辛味大根で頂くと最高です。このお店もキノコのメニューが多く、キノコ好きにはたまらないオススメのお店です。
住所:日光市横川39

今回9軒のお蕎麦やさんをご紹介しましたが、他にもまだまだ在ります!取り敢えず私が行った所だけですのでご了承下さい。他の蕎麦屋さんごめんなさい。

さて、朝から原稿書いていたら蕎麦が食べたくなったので、お昼ご飯は某所の蕎麦屋さんに行ってこようかと思います。趣味の農作業で疲れもあるので、帰り道に温泉に入ってリフレッシュしてきます!(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

長野◆全域/移住したい街、長野県【信州蓼科・タイムカプセル】

この記事の投稿者: 信州蓼科エリア案内人/ 星野 登美夫

2025年10月3日

▲移住先の定番の一つである長野県。上の写真は10月号掲載の茅野市物件。

長野県が2025年版の移住関連雑誌「田舎暮らしの本」で、25年度も「移住したい都道府県ランキング」19年連続の1位とのことでした。昨年の24年度長野県への移住者数が過去最多の3747人との発表もありました。

移住世帯の半数以上が20代~30代の子育て世代。Iターン移住者の割合も年々増えてきているとのことでした。

特に交通便のよい新幹線や中央線沿線への移住希望者が増えていて、私の担当エリアの諏訪地域は、八ヶ岳西麓3市町村(茅野市・原村・富士見町)においても毎年増加しております。

特に人気の富士見町は移住者の転入に力を入れていて、2019年から6年連続で転入超過。21年に町が富士見駅舎に「ウツリスムステーション」を開設、専従スタッフを配置して住環境や仕事、教育等の相談に親身に対応、この地道な活動が成果となってきたことで、年間相談件数が200件以上を維持しているとのことでした。

また町ではこれに先立ち15年度に、テレワークの仕事場を提供する「森のオフィス」の開設、町独自のUターン施策「Fターン」に力を入れ移住者の子育て・教育支援や帰郷する学卒者への生活応援資金(上限60万円)など支援策を用意、今後も富士見町の人気は増していくものと思います。(信州蓼科エリア案内スタッフ 星野 登美夫)

福島◆南会津町/南会津でも暑い・・・【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2025年9月13日

▲毎年思うが、今年は特に暑い!!!

皆様、今日は8月2日ですが、如何お過ごしでしょうか?

移住して2度目の夏を迎えましたが、昨年より確実に暑いです!集落内での挨拶は毎日「いやぁ今日も暑いなや〜」ですよ。

昨年の夏はコラムに書きましたが、エアコンは使わずに何とか扇風機で乗り越えましたが、今年はさすがに歳(六十二)のせいか、遂に禁断のリモコンスイッチをポチっと!涼しい、最高ですね!

そこでふと思ったのは、昨年と比べて本当に暑いのか?

そんなわけでちょっと調べてみたら、昨年7月の最高気温平均28.8度で本年7月は29.7度と、約1度高いですね。

ちなみに1991〜2020年7月まで10年間の最高気温平均は27.2度。

と言うことは、一昔前と比べると2.5度上昇していることになりますね。なんだかなぁ・・・。

ニュースで北海道が40度近いと聞くと、頭の中は「?」ですよ。勝手に「北海道は涼しい!」と思っていたんですけどね。何だか地球が病んでいる気がするのは私だけ?

移住してからお遊びで色々と野菜を栽培しており、昨年は豊作で近所に配っていましたが、今年は自家消費分で精一杯。

天候の影響なのか、はたまた腕が悪いのかは不明ですが、正直不作ですよ。

▲毎朝現れる小鹿の様子。

そんな中でも楽しみなのは毎朝現れる小鹿です。

畑の中にちょこんと座っていて、行くと立ち上がり「お父さん、お母さんおはようございます」みたいな顔してますよ。

こちらも食害など特に被害はないので暖かく見守っています!(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

栃木◆那須町/3年ぶり!枝豆収穫祭♪【地域店・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店 / 高久 重廣

2025年9月1日

▲3年ぶりに枝豆の収穫祭を行いました。

毎日猛暑日の連続で、全国各地39℃と熱中症に注意ください。とニュースで毎日報じられておりますが、北海道についても避暑地のイメージがありましたのでびっくりです。連日の異常高温で大変心配です。

那須のイベント仲間で枝豆作りを15年位前から、我が畑で実施しているのですが、この2年間収穫が全くなかったのです。

昔始めたころは味噌用大豆を作付け(2015年記録:6月28日播種、7月11日定植)して9月中旬頃に収穫すると、おいしい枝豆が収穫できたのですが、近年の異常気象が原因か?とも思われますが、「今年こそは」と12名のメンバーで今までより1ヶ月以上作付けを早めて、5月11日に苗床を作りタネをまいて今年は畑も変えて、6月2日に定植をしました。

今年は暑くもなく作業も順調で、次の日に雨が降り活着も良くて生育も期待が持てそうです。

6月29日仲間二人が管理機を持ってきて、中耕、培土をしてくれたので除草も楽に出来ました。

収穫の期待を念じたせいか、見事に立派な枝豆が付きました。

3年振りの収穫祭を、先月8月3日に昼食の弁当とビールではなく、お茶で祝杯を挙げることが出来ました。

おいしい枝豆が取れたのですが近年異常気象の為に、作付けをした皆様の期待が大きいので、来年に向けて意見も多くあり、夢が膨らんだようで意味ある収穫祭でした。(那須店 高久 重廣)

福島◆南会津町/ヒルナンデス!【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2025年8月14日

▲「ヒル」のイメージ図。

ヒルナンデスと言っても、某テレビ局のお昼時間帯の情報番組ではありませんよ。そう、血を吸う「ヒル」です!

南会津でも湿っぽい所には存在しており、我々を悩ませています。

役場職員さんとの雑談のなかで、ヒルは猿・鹿・猪などに吸い付き各地を転々としているとお聞きしたことがあります。

本当かどうか定かではありませんが、南会津町のヒルは栃木県から獣と一緒にやってくるそうです。

さて、その謎の生物ヒルですが、研究されている方の結論では、どうやら呼気(二酸化炭素)と熱に反応しているとのことです。

皮膚についたからといってすぐ吸血するわけではなく、吸血できる場所を探し回り太い血管の近くで開始するそうです。

よく解らないのは、二人で農作業していても私は吸われないのですが、もう一人は何故かいつも吸われ流血しています(笑)。完全防備なのにな・・・。

▲ヒルスプレーなどが有効とのこと。

対策ですが、ヒルスプレー、ハッカ、塩水などがあるようですが、あとは服装ですかね?

でも半袖・半ズボンで作業している私にヒルさんは見向きもされません。と言うことは私の血は美味しくないのか!?ちなみに私の血液型はO型です。

本業ですが、南会津地区が大人気で物件が足りない!!頑張って探さなきゃ!!(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

群馬◆桐生市/わたらせ渓谷鐵道のこれから【桐生くろほね・花咲爺日誌】

この記事の投稿者: 群馬・黒保根案内人/小林 峯司

2025年8月2日

▲わたらせ渓谷鐵道の継続が決まったものの、様々な課題を残す。

群馬県桐生市と日光市足尾町を結ぶ第三セクターわたらせ渓谷鐵道が開業から35年の春を迎え、赤字ローカル線の全国的な見直しにより「鉄道の継続かバス等への転換か」の選択に揺れ動いていましたが、本年2月4日のわたらせ渓谷鐵道沿線地域交通リ・デザイン推進協議会(法定協議会)において「今後も鉄道を継続し存続させること」に決定されました。

私は37年前に地元の黒保根村から40名程の新組織に出向し、第三セクターの新会社設立から開業まで、昼夜業務に奔走した一人であり、「鉄道の継続」を地元市民協議会から報告を受け安堵した一方、沿線には「今後も行政と市民が一体となった地域の対策等」大きな課題も痛感しております。

幸いにも沿線では、地元企業による新たな観光施設の建設や、地域住民による「桜・花桃・アジサイの植栽による観光ルートの整備」が進められています。

私も情報館の案内人になり永くなりましたが、「自然を愛し田舎暮らしを求める人」の一助になればと今日も愛車「軽トラ」で山々を走っています。(群馬黒保根案内人 小林 峯司)