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信州◆富士見町/物件見学のもう一つの楽しみ・・・富士見のロケ地をまわる(3)【信州諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年7月16日

2.烏帽子の田園2
信濃境駅から西に少し歩いたところにある烏帽子(えぼし)地区。アニメ「もののけ姫」の登場人物はエボシ御前をはじめ、富士見の地名にゆかりのあるものが多いです。これは宮崎駿監督の別荘が烏帽子にあるから、というのが地元では有名な話です。

私が最近ご案内時によくネタにするのはロケ地としても使われた「旧南中学校」。少子化の影響で2010年3月に廃校になった中学校校舎が映画「八日目の蝉」に登場します。愛人の子を誘拐した主人公(永作博美)が身を隠すために駆け込んだ新興宗教の館です。そこで描かれる自然と共存する女性たちの姿や、和とも洋ともとれるレンガ色の屋根の木造校舎のあたたかみが印象的でした。

1.南中学1
映画「いま、会いにゆきます」もここをロケ地としたシーンがあります。 烏帽子は丘陵、林、田園が入り混じった表情豊かな里山。ダイナミックな南アルプスを眺めながらの田園ドライブで、いつも癒されています。
(富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

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南中学校のHP
http://www.town.fujimi.lg.jp/www/fmjwww/

烏帽子地区にある定住向きの上質な住宅

建物1

建物2
建物3
15102-zu

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富士見町(烏帽子) 物件NO15102H<終了しました>

宮城◆白石蔵王/小さな町の街おこし【遠刈田温泉・ペンション奮闘記】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年7月6日

1707蔵王-01

蔵王町遠刈田温泉の初夏のイベント、「とうがった大道芸」が6月初旬に開かれました。伝統や歴史にはまだ遠い、温泉場の平成生まれの人集めの行事ですが、当日は仙台圏からの大変な数の観光客で、近年にない賑わいでした。

有名な「横浜野毛」の大道芸にヒントをもらい、21年前、街おこしに有志が都会から芸人を探し出し、アゴアシつき(交通費と宿泊代は主催者持ち)で呼んだのが始まりと聞きます。たべものや宿泊は地元の店や宿が無償で請負い、まだ駆け出しで出演料の安く済む芸人さえ確保できれば、新幹線の切符代ぐらいの負担でスタートできたイベントのようです。

今年は12人の若い芸人が温泉街のあちこちで6時間半、パフォーマンスを繰り広げました。何年かぶりに覗いてみると、どこも歓声、拍手、笑顔のあふれる反応のよさが、芸人の芸より私には印象に残りました。芸人と客とに通い合う息づかいが路上に満ちて、芸が終わるとゴミ箱のフタを裏返した受け皿にはたくさんの客から投げ銭(ほとんど千円札)が寄せられました。

名の知れた祭りや年中行事を持たない、地方の小さな町には、ちょうどよいライブと、ぜひ他の町でも始められたらいいのにと思いました。  (白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

栃木◆那須/仲間達との山菜パーティ、孫むすめ達との初田植え【高久の里山日記リターンズ】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2017年6月30日

5月7日 山菜パーティ

毎年ゴールデンウィークになると何となく仲間達に会いたくなり、いつの間にか恒例になった山菜パーティを今年もやりました。いつもは夕方からなのですが、今年は都合で昼食会にしました。

昼近くになると「お久しぶり~!」と元気な声で、次々に集まって来る仲間達の変わり無い姿を見るとほっとします。山菜パーティといっても【毒】になる山菜もあるので、確かな所で手に入れたものを天ぷら等で旬の味と香りを1年ぶりに楽しみました。

そしていつもの手打ちそばに塩漬けの保存食等で作った田舎膳が食卓に並ぶと「うわ~ごちそうだ~!」とニコニコ顔です。近況報告から始まり野菜作りや健康の話、そして私の知らない地元の情報等尽きることなく延々と続き、食べてしゃべって笑って「至福の時」を過ごしました。

たったこれだけのことが、ストレス解消になるとか・・・。安上がりですね~。

1707那須-01

5月14日 田植え

現在の農家は高齢化と後継者不足で大型機械を持っている人に一部作業をお願いしたり、全部委託するというのが現状です。御多分に洩れず我が家も知人にお願いして植えてもらうのですが、田んぼへの苗運びと機械に乗せる苗出しや苗箱洗い等に人手が必要なので、こちらへ移住した方にお願いしています。毎年お手伝いしてくれるベテランなので手際良くやってくれて、とっても助かります。

今の時代は乗用田植え機で泥に汚れることなく農作業をやるという、昔の人間にとっては夢の様な田園風景が此処かしこに見られます。今では珍しくなった手植えの田植に今年も浦和に住む孫娘達が来ました。いつもの様に朝食後、田植と稲刈り用にキープしてある衣装ケースより、それぞれの野良着を引っ張り出し、着替えて田植長ぐつを履くとすっかり早乙女に変身です。姉のほうは高校一年生で妹のほうは小学5年生になり、少しでも戦力になろうと気合が入っています。

1707那須-02▲憧れの乗用田植機を運転させてもらい、大満足の我が夫・だんなさま(後ろ姿)

田んぼに入って間もなく「う~ん」とうなり声が聞こえたので、何事かと見ると、姉のほうの長ぐつが泥に吸い付いて抜けず身動きがとれないでいる。それを見ていた妹のほうは「お姉ちゃんの一大事!」とばかりに土手から手を出すが届かず、間におばちゃんが入り、おじいちゃんが長ぐつを持って皆で力いっぱい「よいしょ~‼」の掛け声でひっぱると何とか抜けました。その姿は童話の「大きなかぶ」そのものでした。

1707那須-03▲長ぐつが泥に吸い付いて身動きがとれないお姉ちゃんを助けようと、みんなで「せ~の、よいしょ~‼」とひっぱり上げています。

昨年田植えデビューした妹のほうは自分が植え始めた道路際にお姉ちゃんを呼び、自分は苗分けをするのでここに植えてと話がまとまったらしく、昨年私がやったことを真似て苗分けが始まりました。でも苗の置き方や本数がまちまちで、植えている姉のほうには苛立ちの原因となり「お姉ちゃん奥の方から使ってね~」という何気無い言葉に「まったく雑なんだから~‼」ととうとう不満が爆発です。

1707那須-04▲「お姉ちゃん奥の方から使ってね!」と言う何気ない言葉に火が付きました。置き方や本数まちまちで、田んぼの中の姉の不満が溜まる気持ちもわかります。

1707那須-05▲「まったく雑なんだから~‼」と言われて、ちょっとだけ気をつけながらせっせとお仕事?をしている妹のほう。

しかし妹のほうはどこ吹く風と澄まし顔でちょっとだけ気を使いながらせっせと並べています。すると思い出したように「あのね~お友達はお金払って田植に行ってるんだって~」と話し始めた。妹のほうには田植とは自分達の食糧になるものを作り出すお仕事で、体験田植が理解できないらしい。そして「この一株が秋になるとお茶碗一杯のご飯になるんでしょう? これだけあればいっぱい食べられるね~」とご機嫌でした。(那須店 高久 タケ子)

長野◆富士見町/物件見学のもう一つの楽しみ~富士見のロケ地をまわる・・・(2)【諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年6月24日

1.信濃境駅1▲白樺の木が高原の雰囲気を象徴する、小さな信濃境駅舍。

今回は長野県の東の玄関口、JR中央本線「信濃境駅」を舞台にした映像作品をご紹介します。

この駅は改札もほとんど無人状態で、列車の本数も少ないところ。下りは東隣「小淵沢」止まり、上りは西隣「富士見駅」止まりと、ダイヤのちょうど境目にあたるのです。でもこの駅は実に様々な作品に「田舎の駅」として象徴的に登場します。私が印象的なのは20年ほど前のドラマ『青い鳥』。まだ若かりし豊川悦司が駅員の役で出演、美しく都会的な人妻と恋に落ちる場所です。また、ドラマ「ゴーイングマイホーム」では、不思議な小人クーナが住むという町を訪れる主人公(阿部寛)が必ず降り立つ駅がこの「信濃境駅」でした。ちなみにこのドラマの中でクーナの絵を担当しているのが、毎号本誌『月刊ふるさとネットワーク』に不思議な精霊話を書いてくれている太田二郎さんです。

3.信濃境駅3

▲▼駅には今でも「青い鳥」のパネルや鳥かごが展示されています。

2.信濃境駅2

4.信濃境駅4

▲駅前から見える甲斐駒。「帰ってきたなー」と感じさせてくれます。

小さなロータリーから正面を見ると、通りの向こうに甲斐駒ケ岳がそびえる姿に圧倒されます。昭和レトロな駅前通りには昔ながらの食堂や、古材利用で逆にイマドキの古民家風空間を演出したカフェなど、落ち着ける店もあります。信濃境駅周辺は駅誕生の頃形成された集落で、田舎のわりには歴史が新しいといえます。隣組の結束もありますが、時代によって新しい人たちの移住も受け入れてきました。

駅の近くに物件が2件あります。宅地518万は奥に細長い土地で、古い土蔵があるのが特徴。宅地430万はまわりにヌケ感があるので面積以上に開放的。近隣の人たちとの調和を培いつつ田園生活を楽しみたい方に。(富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

5.宅地518万

▲宅地518万。奥に細長い土地の中に古い土蔵。

6.宅地430万1
▲▼宅地430万から見る景色(上)と、遠望(下)。
7.宅地430万2

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富士見町の物件一覧はこちら
太田二郎さんのホームページ 版画工房フェンリル
http://kouboufenrir.web.fc2.com/

宮城◆白石蔵王/歌える宿~ペンションビレッジ再構築を考える~【白石蔵王・ペンション奮闘記】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年6月15日

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夜のBS番組に「フォレスタ」というグループが毎週出演する「抒情歌」を主にした歌番組があります。接客に疲れた、就寝前の60分をもう何年も前から夫婦で楽しんでいます。走馬灯のように過ぎ去っていった人生を振り返る昭和のなつかしい歌を、端正にきちんと披露してくれるのがお気に入りです。

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時折放映される、公開録画された会場風景をみると、入場者(視聴者)の大半は若いころ「歌声喫茶」にはまっていただろうと思える、私どもと同世代が常連のように見えます。歌詞さえあれば300曲ぐらいはいつでも歌えるという中高年がまわりの知人にも珍しくありません。時代の変化で、利用客が減っている全国のペンションビレッジの再構築は、時間も経済力も余裕のある、こういう歌好きを呼び寄せることで道がひらける、と私ども夫婦はこのごろよく話し合います。

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残り少ない自分の余生を思うと、この着想もいまさらですから、もう少し若い世代にぜひ実現をすすめたいと思います。ギターやピアノがちょっとだけ弾け、お客さんと歌い、手拍子を打てる方が新しいオーナーになり、その個性で話題をよべば、店の再生、ヒットは間違いないと思います。 おいしい食事と温泉を堪能したあと、自室のベットへもぐる時間まで、心おきなく仲間と歌に没入できる場として、ペンションの一夜は最高のシチュエーションだと思います。  (白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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「フォレスタ」公式ページ
http://foresta.music.coocan.jp/main/foresta.html
※BS日テレ「BS日本・こころの歌」に出演中

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

宮城◆白石蔵王/損害保険入ってます?~ 自然災害と田舎暮らし ~【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年5月30日

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watanabesan「損害保険」入っていますよね。私も18年前の移住した時から損害保険は不可欠と、毎年保険料を払い続けてきましたが、保険請求を考えるほどの事例に遭遇せず、というより、火事で全焼でもしないかぎり保険金をもらうという発想が希薄でした。

しかし、屋上で氷に成長した雪が落ち、屋根に穴があいた事故以来、保険金請求に目覚め、支払う保険料よりもらう保険金のほうが多いかなという年が多くなりました。保険会社からみると歓迎しない加入者でしょう。

用心しているので火事はめったに起きないかわりに、都会暮らしに比べ自然災害が多発する田舎暮らしでは、被災にもっと堂々と補償を求めてよいと思います。強風による倒壊、倒木の二次被害、集中豪雨による水害、氷雪が起こす破損など、自然被災は保険金補てんをまず考えること、また、自分に代わってしっかり交渉してくれる保険代理店の担当を選ぶことも大事と思います。(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
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長野県◆富士見町/物件見学のもう一つの楽しみ!富士見のロケ地をまわる(1)【諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年5月27日

◆物件見学のもう一つの楽しみ!富士見のロケ地をまわる

好きな映画やドラマがあると、そのロケ地にも興味がわいてきますよね。諏訪圏フィルムコミッションでは「東京からわずか2時間の凄ロケーション」というキャッチフレーズで、「富士見町」をはじめ諏訪エリアのロケーションを紹介しています。

ちょうど近頃は映画『バースデーカード』(橋本愛、宮崎あおい出演)公開や、ドラマ『精霊の守り人Ⅱ』(綾瀬はるか出演)の放送があったばかり。今回から3回シリーズで、「富士見町」で撮影されたロケ地と、その近くにある物件をご紹介したいと思います。

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富士見町の図書館の入口特設コーナーでは、『精霊の守り人』(シリーズの書籍を紹介。出演者のサイン色紙やドラマのパネルポスターも一緒に展示しています(写真1)。

そこで、まずは『精霊の守り人Ⅱ~悲しき破壊神~』のロケ地となった、富士見高原立場川キャンプ場を訪れてみましょう。空に刺さるようなすっくとのびた針葉樹林、ところどころに転がる苔むした岩群、ワイドな滝。どことなく殺伐とした原生林の雰囲気も醸し出すこの場所は、『精霊の守り人』で用心棒・バルサを演じる綾瀬はるかが体当たりのワイヤーアクションを展開する場所でした。

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耳を澄ますと水や鳥、風、木ずれ…いろんな自然界の音が聞こえてきます。標高1300mの冷涼な空気の中で夏はバーベキューをするのも楽しそう(写真2、3)。

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キャンプ場に隣接して広がる富士見高原リゾートの各施設や、別荘地。その一画に山林262万の土地物件(物件NO:14928H)があります。すぐそばに焼き立てのパン工房、レストラン、そして服飾の総合施設にもなっているお店があり、自然林の中にありながらアカ抜けた雰囲気のする通り沿い。斜面の多い地形だけに、バルサならずともワイルドな山暮らしを楽しめそうです。(写真4)。

.富士見高原262万


また、6月号掲載予定の1437坪の広い土地もすぐそば。価格は700万円(物件NO:15056H)です。こちらも売主様はご高齢となり、将来家を建てる予定が無くなったためのご売却。詳細については6月号の誌面、もしくはふるさと情報館・本部(TEL03-3351-5601)まで。(写真5)

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ロケ地を訪れてみると、富士見の魅力が改めて浮き彫りになります。今回は「冷涼な高原」にスポットをあててみました。次回もロケーションめぐりにどうぞおつきあいください。(富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

 

 

 

 

 

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宮城◆白石蔵王/年金受給者に~無理のない暮らしと副収入【遠刈田温泉・ペンション奮闘記】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年5月14日

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小さいながら洋風民宿を営んでいますと、食材を主に電気、水道、ガス、温泉、シーツ・枕のクリーニング代など、あれもこれもと一般家庭の何倍ものお金が出ていきます。いただく宿泊料収入は、そのまま次のお客様のための仕入れ代金のお預かり、という実感です。

でも、私どものフロントに落ちるお金が循環して、わずかですがこの小さな町の地域経済を支えて、一助になっていくという感触は心地良いものです。多くの仕入れ先に毎月キチンと支払いを決済できている当たり前の処理も、生きていくためのよいケジメです。

年金を受給しながらペンションの副収入がありますと、出費にあまり神経質にならずにすみます。欲しいものが際限なくあった若い頃と違い、物欲はすでに収まり、モノは身辺に充満していますから、経営が不安視されがちな今どきのペンションは、かえって高齢者向きのこれからの適職かもしれません。そもそも、ペンションとは「年金」が語源ですから、月に30人程度の同期の客を迎える年金受給者のマイペース経営の館になりえます。

昨年暮れから、ボイラー、洗濯機、電話機、コピー機、製氷機、ファンヒーター、塀や漏水箇所の修理など更新期に入ったさまざまな設備にこれでもかという出費が続きましたが、それはまた設備が刷新されたことでもあります。お金が入るのも出るのも忙しい田舎暮らしですが、同年配の都会の友人知人に、夫婦とも10年は若いと囃されます。介護や老人病に縁のないまま田舎で元気に現役を続けていきます。(白石蔵王駐在・渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営されるペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
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