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宮城◆白石蔵王/移住したらすぐにすべきこと・・・(1)【ペンション奮闘記】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年3月13日

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深読みもせずに蔵王ではじめてしまった「ペンション経営」ですが、もう、今年で19回目の春を迎えました。歳月を重ねるたびに「これは移住した直後に済ませておくべきだったなあ」と悔やむことが最近よくあります。これから田舎に移る方のお役にたてば、と2、3事例を記します。

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1、敷地内に井戸を掘るべきでした。

私どもより少し遅れて蔵王に移住された仙台の知人は、新築工事にあわせて井戸を掘り、以来自宅で使うすべての水は惜しみなく敷地内の揚水で賄っています。深度は意外に浅く50メートルで水脈にあたり、掘削の費用は150万円ほどだったと聞きました。家庭用の揚水ポンプを回す電気代などわずかなものですから、以後の水は天からの授かりもので使い放題です。

これを聞いた私はすぐ井戸を掘るべきでしたが、当時まとまった資金の用立てに迷い、一日伸ばしにして結局手つかずに過ごしてしまいました。18年間、役場に支払った水道料は、しめて600万円強にもなります。むろん、ペンションという業態から水の使用量は多いのですが、井戸を持たないという判断は、あきらかにペンションのオーナーとしての経営ミスと感じます。

いまからでは、「まさに、今更」ということになり、このまま公営水道を使い続けますが、人生後半の下手に過ごしてしまった歳月、まさに後の後悔先にたたずの典型です。移住時に井戸掘りの損得を考えてみるべきです。 (白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営されるペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

栃木◆那須/道の駅伊王野で蕎麦を挽く【地域店・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店 / 高久 重廣

2017年3月7日

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道の駅ブームが続いている昨今ですが、農産物直売所や手打ちそばで有名な「道の駅・東山道伊王野」で、毎年2月に【寒晒しそばまつり】のイベントがあります。寒に入り水温が5℃以下になった時、現地を流れる三蔵川源流の清流に晒し、那須おろしの寒風で乾燥した玄そばは、アクが抜け甘味が増すそうです。

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今年も2月11日から19日までお食事処・水車館で【寒晒しそばまつり】が開催されました。当駅には、直径12mの巨大水車と5、6mの小さい水車があり、目印となっています。水車小屋の中には、直径2mの巨大な石臼があり、近隣で栽培しているそばの実を丁寧に挽いています。水車館でこだわって挽いたそば粉は、経験豊富なそば職人によって美味しいそばになり、行列が出来るほどの人気です。巨大石臼引きのそば粉は香りと味が格別で、我が家でも収穫したそばの実をお願いしています。そば打ち名人の仲間は、そば打ちの時水回しが始まると「よい香りだな~」と毎回つぶやいています。そして素人が打ったとは思えない程(職人芸?)、美味しいそばが出来上がります。

(ふるさと情報館・那須店 高久 重廣)

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信州◆富士見町/信濃境駅前のあったかカフェ もぐらカフェ in 夢屋【諏訪ぐん!ぐん】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年2月26日

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信濃境駅前のカフェ「夢屋」は、古材を使ったレトロな味わいのカフェで、移住者にも人気のスポット。ギャラリーや音楽サロンとしても使われています。

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このたび冬季限定で、オーガニック野菜や玄米の食事、手作りケーキやパンをいただけるカフェがオープンしました。茅野市を拠点に富士見や原村でシェアカフェとして営業している「もぐらカフェ」。 雪かきにちょっと疲れた体をあたためながら、関西弁バリバリのオーナーと楽しくおしゃべりしにきませんか?

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金土日月営業。※水曜日は原村の「香芯」、木曜日は富士見役場近くの「小舟」で営業しています。

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もぐらカフェ
http://www.melimelo.jp/mogura/

宮城◆白石蔵王/ペンションの再利用あれこれ~施設利用と移住の新たなかたち【白石蔵王・ペンション奮闘記】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年2月9日

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「知的障害児を5名ほど預かり、近くの施設へ送迎、朝夕の食事と宿泊場所を提供する「グループ・ホーム」に鞍替えする気はないか?」との相談を受けました。すでにグループ・ホームに転業されている60代の元ペンション・オーナーからの話です。

 

奥様を亡くされてから単身のまま障害児の面倒をみる生活に変え、約10年、そういったスタイルで日々を送ってこられたものの「実はこの歳で、まだやりたいことがあるので、そろそろこの仕事をバトンタッチできたら」との相談でした。

 

3名から7名程度を引き受け、1部屋に1人だけ提供できるペンションは、建物として大人数でも対応できる浴室も調理設備もすでに整っているので、グループ・ホームへの転用が好都合な器なのだといいます。

 

知的障害「児」といっても、ほとんどは成人で、少ないながら所得を得られる作業能力、順応力もあり、洗濯や身のまわりの世話などは考えなくても良いとのこと。毎週末は親元に戻るため、オーナーとしての休日もとれ、グループ・ホーム運営の報酬も斡旋する公的機関からしっかりと定額保障されているので、誘客、接客、内装、献立などに気を抜くヒマのないペンション経営よりずっと楽だといいます。

 

「私どもではまだちょっと」とご返事しましたが、いただけるという報酬が高額なのに驚きました。いまは手ごろな価格で買える中古ペンションの再活用、こういう形の地方移住策もあると知りました。    (白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営されるペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

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信州◆富士見町/本格的な冬到来?雪の日を楽しもう【諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年2月6日

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今年もこの季節がやってきました!

年明け最初の3連休はこの冬2回目の積雪、昨年11月末に早々と10㎝ほどの積雪があり、住民は少々慌てました。こんなに早くこれだけの積雪があることは稀です。

でもその後12月は比較的暖かい日が続き、年明けは大変穏やかな日より。ぽかぽかとして、日中は暖房も要らなかった家が多いのではないでしょうか。

あいさつがわりの天気の話題は「あったかいねぇ。このままいきゃいいけどね」。

だけどそうは問屋が卸さない。そう、住民にとって、雪は面倒なものなのです。忘れたころにやってくる、雪対策という非日常作業が。

一冬に3~4回の積雪は覚悟しましょう。だいたい一回の降雪で積もる量は膝丈くらい。定住派の方は雪かき7つ道具はそろえておいた方がいいでしょう。

 

《八ヶ岳西麓における雪かき7つ道具》
①幅広スコップや手押しダンプ②金属スコップ③固めのプラスチック箒④ゴーグル⑤スノーブーツ⑥上下カッパ⑦カメラ!

 

最後のカメラは必須です。八ヶ岳住人にとって雪は非日常なので、つい記録したりツイートしたくなるものなのです。

楽しく雪かきし、降雪のあとはすっきり晴れ渡った雪山や樹氷を眺めながらコーヒーを一杯。これが最高の雪の日の過ごし方ですね。 (富士見・原村案内人 伊藤やよい)

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信州◆富士見町/八ヶ岳西麓・富士見から見る富士山【信州諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年1月25日

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諏訪郡富士見町は昭和30年、旧富士見村、境村、本郷村、落合村の四ヶ村が合併して生まれた町です。今でもこの旧村の地域感覚は御柱祭に生きています。東に八ヶ岳、西に南アルプスと高い山々に挟まれた地形ではありますが、その名のとおり、それぞれの連峰の谷間から富士山を望むことができます。

「富士見」という地名は関東に多く存在しますが、諏訪郡富士見町は、信州で一番よく富士山が見えることから来ているようです。農作業をしてふと腰をあげたときに仰ぎ見る、農村ならではのシチュエーションが心癒されます。私は富士見発祥の石屋に嫁ぎましたので、お墓をよく見て回ります。そんな中、やはり癒されるのは山の風景。富士見のお墓は開放的な田園の中など、山々の眺望に優れたところに建っているのが多く、富士山まで見えるところもよくあります。

比較的標高の高いところがそのビューポイントなので、裾野までしっかり望むことができ、遠くにあるわりには大きく見えます。お墓から見る富士山は、特別な感じがします。昔の人たちもこうして霊峰富士を望みながら、先祖への感謝の気持ちを表していたのでしょう。

詩人尾崎喜八も『自註 富士見高原詩集』で「別荘の森の向こうの丘のなぞえに、一箇所小さい墓地があった」とその情景の美しさや墓参りをする人々の穏やかな心情をつづっています。富士山は大地から天へ向かって合掌している形、また見てる人みんなに合掌している形。どんなに高くても謙虚な気持ちを忘れない姿の象徴なのだそうです。

標高3776m。ミナナム、(あんな姿に)ミナナロー。 新しい年を迎え、富士見の悦に合掌。 (富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

宮城◆白石蔵王/起業のメニューいろいろ~蔵王移住相談室【白石蔵王・ペンション奮闘記】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年1月21日

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昨年11月に開設した蔵王町への移住をすすめる「蔵王移住相談室」は、場所が町内のメインストリートということもあって、就農や中古別荘の問い合わせなどが早速あり、相談窓口としての役割を順調にスタートできました。

移住はまず受け皿である住まいの紹介が先行しますが、新しい暮らしには新しい町での所得を、どう立ち上げるかも大きな課題です。

ここにもハローワークがあり、数だけは充分な働き口が待っています。でも、田舎に移るならぜひ思い切った起業を私はススメます。

蔵王は養鱒、養鶏、酪農、果樹、野菜、山菜と食材の自給率が高く、仙台はじめ、都会地からの食を求めた観光客が多い町です。

たとえば、不揃い、キズなどの規格はずれでハネられる多量の果樹や野菜を上手に加工して提供できれば、コストも抑えられ、思わぬ成算が見込まれます。養鱒と川魚のレストラン、クレソン栽培と蔵王野菜のサラダ、フルーツ・スムージーの店、精進揚げデカ盛りの天ぷら屋、桑の実やキズりんごのジャム、シールドの製造・試飲・販売、古い民家と耕作放棄地を再生する手打ちそばの店、そして蔵王町の町民が待望する手づくりの本格的な焼き立てパンの店など、いまの町内を見渡すと起業のメニューがいろいろと目につきます。

20歳も若ければ私が手を出したい魅力的な起業の素材が待つ蔵王町です。元気な、地方への移住希望者の相談を相談室でまっています。   (白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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みやぎ蔵王別荘協議会
http://www.zao-resort.jp/

宮城蔵王別荘協議会
遠刈田温泉「ペンションそらまめ」
http://www.soramame-p.com/
p-soramame

信州◆富士見町/富士見町「森のオフィス」にて追加募集【お知らせ】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2016年12月27日

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富士見・原村案内担当伊藤です。

森のオフィスから、個室入居企業募集のお知らせが届きました。
気になる方は是非どうぞ

以下メールより引用です。

“現在、森のオフィスの個室が1部屋空き、個室に入居できる企業/団体様を募集することになりました。

 

現在は受託開発のIT系企業やコンサルティング企業、金融系ベンチャーなど、 様々な分野の企業が7社入居しており、東京の業務だけでなく、富士見町周辺の 事業にも取り組み始めております。

10月には、入居企業の3社で新たに合弁会社を作るなど、新しい ビジネスが生まれる流れもでき始めています。

 

また、コワーキングスペースには、皆様のようなフリーランスのデザイナーやプログラマー、映像ディレクターなど、地元/移住者問わず様々な方が利用しております。

そういった方々との交流から、新たな仕事にも繋がる兆しも見えてきています。

 

都心から離れ、自然豊かな環境で働くだけでなく、東京では得られない情報や出会えない人々と会いながら、日本の地方地域が抱える社会課題に、ビジネスとして取り組むチャンスを得るために、ぜひ森のオフィスをご利用頂けると嬉しいです。

 

専用の個室だけでなく、大型の食堂やキッチン、会議室などの共有スペース、 駐車場やBBQスペースもご利用いただけます。

 

もしご利用したい、もしくは周りにご興味ある方がおりましたら、ぜひご連絡いただけると嬉しいです。

 

<富士見 森のオフィス 個室入居者の募集> 

1次募集 締め切り: 2016年12月31日(土) 

2次募集 締め切り: 2017年2月28日(火) 

 

公募に関する詳しい情報をまとめましたので、こちらをご覧いただけると助かります。

http://www.morino-office.com/shareoffice

 

それではどうぞよろしくお願い致します。

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tel: 0266-78-8009
Address:
〒399-0211
長野県諏訪郡富士見町富士見3785-3 楽山荘
富士見 森のオフィス
Facebook:  https://www.facebook.com/morinooffice/
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※お問い合わせについては直接森のオフィスにお問い合わせ下さい。