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栃木◆那須/餅つき&そば打ち~ごちそう尽くしの年末【高久の里山日記リターンズ】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2018年3月13日

12月30日 お正月用餅搗き大会 25名参加
気になるお天気は、時々風花が舞うちょっと肌寒い日で、「餅搗きが終わるまで、このまま持ってくれ~!」と願うはらはら天気です。朝8時頃になると、ぼちぼち集まって来た人達は慣れた手順であっという間に準備完了。開始予定の9時ごろには「さぁ~そろそろ始めるよ~」と声が掛かり、三人の搗き手が気合いを入れて餅搗き開始です。

しかし一年振りなのでお隣さんの杵とぶつかりっこしたり、臼の縁をたたいたりとなかなか調子が出ない・・・。そんな空気の中、「餅搗き歌やったらどうかな?」という誰かのリクエストに、我が夫が歌い出したが、途中で「あとは分からないっ!」と止めてしまい、止む無く私が歌うことになり「カラスめが~木からボッこちて~よまいごと~♪」と歌い出すと、なんと!余計にテンポが合わなくなり、笑ってごまかしました。

何とか1回目の餅が搗きあがり、「御供え餅」をつくり、今日頑張ってくれている皆さんにプレゼントすることにしました。「餅丸めるの初めてなんだけど~」と不安がっていた人も終わる頃にはとっても上手になりました。

本日の予定4升(6㎏)10回も順調に進み、搗き納めはいつの間にか恒例になった女子衆の出番です。「ソ~レ!」「ガンバレ~!」「ヨイショ~!」の声援の中代わる代わる搗いていましたが、いきなり「違う~!」「逆~!」「ダメ~!」と叫び声が飛ぶので、「何事か?」と見上げると、振り上げた杵の先の向きが違い、すんでのところで気が付きセーフ。この餅は「ミズキリ」(臼の中で一口大にちぎり熱湯に入れる)にして「納豆、あんこ、大根おろし、ごま」等を絡めて昼食においしくいただきました。夜は慰労会兼忘年会をやったのですが、腕が疲れ切って箸が持てないという人もいたようです。

12月31日 晦日そば
今年最後のイベントになる年越しそば作りをやりました。我が家の畑で収穫したそばの実を「道の駅・東山道伊王野」の巨大石臼でそば粉を碾き、そのそば粉でめいめいに手打ちそばを作ります。1年に一度この日だけ皆さんと一緒にそば打ちをやる我が夫は、昨日(餅搗き)の疲れが残っているとかで、水回しの時辛そうでした。もしかしたら忘年会の疲れも手伝っているのかな~とも思いました。

ひととおりそば打ちが終わると、お昼には “ 今年の締めのラーメン ” を食べます。毎年手作りチャーシューを差し入れてくれる方がいて食べ放題です。ラーメンをお腹いっぱい食べ、片づけが終わると、今年のイベントはすべて終わり。「来年又、元気で会いましょうね~!」と挨拶の後、年越しに食べる手打ちそばを、それぞれ大切に抱きかかえて帰途につきます。皆さんにアドバイスを受け、息切れしながら作ってくれた年越しそばを我が家でもおいしくいただきました。

コンニャク作りの時に搾り始めたお醤油を搾りたて生醤油として「釜あげうどん」や「釜炊きごはんのお焦げ」にかけておいしく食べ、その後もずーっと搾り続け、12月中旬に最後の一滴まで搾り切りやっと終わりました。その後火入れをして澱を沈めてビンに詰めましたが、いつもよりちょっと少なかった・・・どうしてだろう~?と思い返すと、原因はかき混ぜの手抜き、、、らしい。

素人考えですが、手抜きをしたことで発酵が弱く、醤油の量が減ったのかなと思うと、手抜きの結果に納得しました。

この醤油を使ってくれた人が、「濃くておいしいね~」と褒めてくれたのですが、素直に喜べませんでした。「初心に返って頑張ろう!」と改めて心を決めました。(那須店 高久 タケ子)

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【毎年恒例・那須味噌づくり】
今年も募集します!まだ参加したことがない方、初めての方はお気軽に参加ください!
使用できるのは1年後ですが、毎日の朝のお味噌汁が劇的に変わりますよ!

日 時:3月24日(土)9~14時
        25日(日) 同上
※雨天決行
場 所:ふるさと情報館・那須店
参加費:大人3000円、子供1000円
     (昼食・飲み物、お土産代含む)
味噌代:白米15,000円。
      玄米16,000円。
       ※ポリ桶付きの場合は
       +1,280円。
締切り:3月10日
お申込:ふるさと情報館・本部
    TEL:03-3351-5601

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長野◆蓼科/普通のおじさん・おばさんになるのが大事です【信州蓼科・タイムカプセル】

この記事の投稿者: 信州蓼科エリア案内人/ 星野 登美夫

2018年2月23日


2017年発表の長寿ランキングは長野県は男子が2位、女子が1位となっています。寿命が延びるのは結構なことですが、元気でいられるかが問題、全国統計で65才を迎えた平均余命は男子は20年、女子は24年と言われており、これを長いと見るか、短いとみるか。見方はそれぞれ、平均余命までは自分のことが出来る元気さでいたいと思います。

新聞によると、65才~79才の男女で定年後に定職に就いてない人の割合は70%とのことでした。この中の無職の人は毎日どうしているのでしょうか?田舎ではシニア向けの仕事が沢山有りますので、その方達に田舎暮らしをして欲しいです。田舎に実際に移住された方は、家庭菜園や仕事に一生懸命、元気に暮らしている人がほとんどです。

happy senior

たとえば地域の自治会に入って役員をやり、また地元の公民館活動などに積極的に参加して、地元の人と親しい知人同士になっています。そんな方達に話を聞くと、都会に居た頃の話や、現役時代の話はなるべくしないで、普通のおじさんおばさんになるのが大事とのこと。都会で仕事が無く、また、人付き合いで悩んでいる方には思い切って田舎へ来て元気な暮らしをして欲しいです。(信州蓼科店 星野 登美夫)

宮城◆白石蔵王/田舎暮らし再び・・・時代背景による新たな潮流【遠刈田温泉・ペンション奮闘記】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2018年2月20日

田舎で暮らす魅力が再び脚光を浴びています。何度も来たブームですが、これまでとは違うその背景は、

1)高齢化が進み、地方の町の好物件が各地で空き家化して増えていること。
2)AI社会の拡大で、従来型のサラリーマンでは、現職で働いていても先が見えなくなってきていること。
3)都会地はミニバブル化しているが、地方では不動産価格が低落、買いやすくなっていること。
4)借りる融資の金利が低いこと。
5)JRや道路など都会地との移動のアクセスの進化。
6)テレビやSNSなどで田舎の暮らしやすさが盛んに伝えられ、田舎への抵抗感がなくなってきていること。
7)地方の行政が移住相談窓口を積極的に打ち出していること。

などが移住での心機一転を押しています。

昨年末から近くの2つのペンションの仲介をお手伝いしていますが、見に来られる方々は定年はまだはるか先なのに都会暮らしを見切っておられることに驚きました。

「緑の少ない人工的な町の人混み」、「仕事や人付き合いの激しい軋轢」をもう切り上げて、「自然の中で生きていきたい」といわれます。マイペースでスローダウンしても暮らしいていけそうだと話されます。その後押しには、「自立の応援」、「起業の事例紹介」、「創業のヒントやアドバイス」などを本誌も誌面を割いてより多くするべきと思います。(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

宮城◆白石蔵王/野に還る ~ 樹木葬 ~ 景観、生態系の保全再生【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2018年1月31日

※写真はイメージで、本文と直接の関係はありません。

平泉の中尊寺に近い里山に、私ども夫婦が考えている「終の住処」、つまり、次の世に移り住むことになる居所、「樹木葬」の墓地があります。NHKのテレビで存在を知り、早々に申し込まれていた知人夫婦から教えられ、私どももすぐそばの区画に決めました。いまから10年前です。来世もずっとお隣さんというわけです。

現在、すでに1600人の方が眠られているここには、墓石はひとつもなく、木立にウッドチップの敷かれた歩道が縦横に交差しているだけの里山です。どこの墓地でも感じるあの陰鬱な空気がここにはまったくありません。

重苦しい墓石がなく「ありか」を示すのは20センチほどの、名の書かれた木札が土に挿してあるだけ。やがてはこれも朽ちて後は元の山野に同化します。

岩手県一関市の名刹・祥雲寺の住職が創設したこの葬法は、いま全国各地に亜流を産んでいますが、景観、生態系の保全再生を兼ねて樹木を墓石のかわりに使う発案を、ビジネスではなく学術的にすすめている本事業の確かさを、いつかは住人となる私は誇りに感じています。

【岩手県一関市・祥雲寺】

ここを紹介してくれたご夫婦のご主人が昨年先立たれて仏様となり、葬法の流れや仕組みを実例として教えていただく機会を得ました。卒塔婆はなし、線香も焚かず、生花のほかは、野生動物の餌付けを避けるため供物もなしの納骨ですが、簡潔で厳粛な野辺送りになったと伺いました。

信教・宗派は問わず、以後の年回忌もないので遺族の負担もほとんどありません。「平泉」や「名勝・厳美渓」に行かれる機会があれば、ぜひお立ち寄りを。

(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

長野◆富士見町/地域の人とともにつくる特養へ~【諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2018年1月19日

特別養護老人ホームでの版画展

きりっと冬晴れの美しい日。甲斐駒、八ヶ岳が真っ青な空にくっきりとそびえています。

今日は楽しみにしていた美術鑑賞の日。『月刊ふるさとネットワーク』にも連載されている「富士見町の良きお隣さん」作者の太田二郎さんの版画展が行われているのです。

5日間の会期最終日であるこの日は、展示の前で太田さんのトークショーも予定されていました。いつも誌面で読む不思議な精霊のお話を、今日は生で聞けるのです。 実はその会場は、富士見町に新しくできた特別養護老人ホーム「恋月荘(れいんげつそう)」の1階にある「槐(えんじゅ)ホール」。平成29年5月に新築されたこの施設は、富士見町の境小学校に隣接し、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳の雄大な山並みを望む自然豊かな環境にあります。


1600坪の広大な敷地に100床(うち10床はショートステイ用)を備え、さらに施設中央に広々とした「地域交流スペース・槐ホール」を確保しました。このホールでは開設以来様々な催し物が開かれています。落語、マリンバ演奏会、小学校児童との交流など。「利用者さんだけに見せるものではなく地域のみなさんにも喜んでもらえる施設として、一緒に鑑賞したり、発表の場として使ってもらえれば」と、施設長の窪田さんは語ります。


太田さんの版画展と一緒に行われたトークショーのテーマは「富士見とむじな」。富士見町に伝わる精霊や妖怪は、意外にも世界のあちこちで同じような言い伝えが見られる、という。太田さんのお話は調子が出てくると何かの言葉をキーワードにとんでもない方向に飛んでいって、その脱線話がまたおもしろくて、どんどん迷い道に誘われていくようです。



会場に降りてきていた利用者さんもその付添いの方や一般のお客様も、お話に吸いこまれるように聞き入って、感嘆の声や笑い声が漏れます。

最後には質問もたくさん出ました。ひだまりのような、あたたかい空間でした。
(富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

栃木◆那須/みんな笑顔で、手作りのごちそうに舌つづみ【高久の里山日記リターンズ】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2018年1月12日

10月9日 はさ掛け作業 参加者16人

こちらに移住された方や週末に来られる皆さんに手を借りて、今年も天日干しのはさ掛け作業をやりました。はさ掛けで穂先を下向きに掛けてかわかすと、穂先に自然の恵をたっぷり蓄積させ、手間暇を掛けた分だけ旨味になるそうです。


心配していたお天気も朝のうちは霧が立ち込めていましたが、次第に昼頃には日が射して良い天気になりました。このところ雨が多かったので足下が泥濘み、人もバインダー(稲刈り機)も身動きが取れず四苦八苦することが時どきありました。

バインダーが刈り残した稲株が沢山あるのを見つけた私の同級生のいっちゃんが、

「これもったいないから手刈りしよう~」

と側にいた人達に声を掛け泥濘みの中の稲刈りが始まりました。

浦和に住む孫娘達も、いっちゃんの指導で泥だらけになりながら頑張ったようです。田んぼ仕事の時「この一株が、お茶碗一杯のご飯になるんだって・・・」と孫娘達にかならず言い聞かせている言葉を、今回はいっちゃんが作業をしながら代弁してくれたようです。孫娘達は田植えと稲刈りだけの参加ですが、ちょこっとでも手掛けるとご飯の味が違うらしい。

今回作業した30アールの内、10アールの田んぼを、私達と共同で作付けしていた仲間から「74才になり、体力的に限界なので今年限りで田んぼ作り卒業するわ~」と引退を告げられました。来年のことをあれこれ考えた結果、稲ワラと籾穀の欲しい人は、稲刈り手伝いに来てもらうことに・・・と勝手に決めてしまいましたが、大丈夫なのかな?とちょっと心配です。

11月11日 コンニャク作りイベント 参加者28人

朝のうちパラパラと雨が降っていましたが、集合時間の頃には止み、今度は肌寒い風が吹きちょっと心配でしたが、コンニャク作りに集中している皆さんは「これしきの風なんか何のその!」と頑張っていました。 最初から参加しているベテランさんが、初めて参加の人達に手取り足取り親切に教えてくれているので大助かりです。

コンニャク作りは、細かく切ったコンニャク芋をミキサーにかけ、鍋に入れて焦がさないようにかき混ぜます。鍋を火から下ろし、その中に凝固剤の石灰を入れ、よ~く練り合わせ箱に入れて固め、冷えたら切り分けてゆがき水に浸して出来上がりです。

今まで何度も参加している男性Aさんが、ゆがき終わったコンニャクが浸してあるバケツから袋に移しながら「良いコンニャクができて安心したよ~」とニコニコ顔で独り言をつぶやいています。実は今朝出掛けに「毎回ダンゴのような不出来なコンニャクを持ち帰ってくるけど、今回ダメだったら次回は参加しなくていいよ!」と奥さんに言われたとか・・・。これを聞いた時、今まで気づかずにいてごめんなさいね、と謝りました。


炭火で魚を焼きながら我が家の畑でとれたサツマイモ「ベニハルカ」を焼き芋に、、、おいしかった~!!


昼近くになると「うどん煮えたよ~!」の声が掛かり、いよいよ手作り醤油の出番です。醤油絞り機の槽ふな口くちから滴り落ちる生の醤油を汲んで来て、茹でたうどんにかけて食べるのです。


搾りたて醤油とネギ、カツオ節の入ったお椀と箸を両手に持って鍋の周りに集まり、競い合うように箸が伸びます。あちこちからうどんをすする音と「うま~い!」「おいし~い!」の声が飛び交い、何度もお代わりをする人の姿を見ていると何だか嬉しくなります。

その後すぐ昼食ですが、「うどんで満腹!」といいながらも「天日干しの米を羽釜で炊いてできたお焦げに、搾りたて醤油をかけて食べるなんて、こんな贅沢ないよね~」と別腹に入れていたようです。


この会話を小耳に挟んだ私は「こんな素朴な食事が贅沢? 信じられな~い!」と思いました。「いつもダンゴのようなコンニャクを持ち帰る」と奥さんからクレームのついた男性Aさんを見送る時、今回は褒められるかな?と他人事でない気がしました。

皆さんお疲れ様でした。(那須店 高久 タケ子)

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長野◆諏訪/冬こそアウトドア!八ヶ岳のお家芸スピードスケート【諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2018年1月3日


もうすぐ冬季オリンピックの開幕ですね!フィギュアもスキージャンプも楽しみですが、ここ諏訪エリアでは何といってもスピードスケートで昨年世界新記録を出した小平奈緒選手に大きな期待をかけています。

というのも、小平選手は茅野市出身。地元紙「長野日報」では連日のように小平選手が一面を飾ります。競技のときのするどい目と圧倒的な速さとはうってかわって、ふだんの笑顔がかわいいですよね。我が家でも「奈緒ちゃん」の活躍をテレビにかじりついて応援する予定です!

諏訪~北杜エリアのお家芸といえば、スピードスケート。小淵沢には400mトラックの「県営八ヶ岳スケートセンター」があります。11月20日の「山梨県民の日」から2月11日祝日まで無休でオープン。一般来場者に加え、北杜市内の小中高生のスケート選手が練習場として利用し、12月末から1月末まで毎週のように記録会や競技が行われます。富士見町や原村の選手も参加し、県をまたいで競い合うのです。


テレビで見るような競技場と違って、ここは山と松林に囲まれた屋外リンク。凍てつく寒さも八ヶ岳おろしも吹雪も直接浴びる環境です。雨が降ったり暖かい日は氷が解けて滑れません。ですが、標高1000mの高地ではまた、記録も出やすいといわれます。

空気が薄いのがその理由だとか。小淵沢と大泉の小中学校にはスポ少スケート部も。選手には移住の子供たちも少なくありません。昔は田んぼや校庭に水を張ってスケート場にしたそうですが、温暖化した今ではそんな光景はほとんど見られなくなりました。


でも標高の高い原村の小学校では今でも校庭に水を撒いて全児童がスケートをしています。原小児童のお母さんいわく「晴れた日はとにかく寒い!でも子供たちは早く滑りたいからかじかむ手でがんばって靴ひもをしばるんです」。

校庭リンクの整備は地域の人や保護者がしています。私はマイスケート靴買っちゃいました。子供と一緒に最低週イチ通います!(富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

宮城◆白石蔵王/もう一戸に手が届く【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年12月18日

かつては高嶺の花だった「別荘(地)」が誰にでも買える対象になりました。森林住宅地、二地域居住地などと呼び名も変わり、高齢化した持ち主や、保養・研修施設の土地や建物を処分したい法人の譲渡希望が尽きません。

農村地帯の「田舎物件」より、開発と整備にお金がつぎ込まれている別荘分譲地のほうがエコノミーな売値となってしまっているのは、利用の目的がなくなり、所有の見切りがしやすい別荘地の物件の性格によります。田畑の中の土地と違い、別荘分譲地であれば農地転用の手続きはむろんないし、道路、電気、ガス水道、排水は整備済み、切ったり、盛ったりの造成もはぶけます。

蔵王町のわが分譲地は水道利用なみで温泉が配湯されています。 屋外仕事の多い田舎暮らしでは沸かさずに浴びれる温泉のありがたさは格別です。難を言えば分譲地には管理費の支払い義務のあることですが、それは分譲マンションに住むのと同じことで、自分のコミュニティの環境整備の必要経費です。

当分譲地では修繕積立金も含め、月額8千円ほど。また、所有者としての名義変更料も温泉受給権込みで3万円にすぎません。懐に余裕のあった人が建てた別荘という建物には、それなりの材質が使われ、内装や、調度にも格別なものがあります。

田舎暮らしにはぜひ欲しい畑は、周辺で容易に借りられますから別荘の敷地はもっぱら花木や芝生で埋め、ストーブの薪づくり、アウトドアのスペースに活かします。多くの中古物件の中から好物件を探せる時代です。(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

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