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栃木◆那須/夏は「えだまめ」と「うなぎ」だ!!【高久の里山日記リターンズ】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2017年9月4日

6月24日「えだまめ」の種蒔き

毎年大好評の「えだまめ」の種蒔きをやりました。私達は「えだまめ」の種ではなく、味噌豆などに使用する普通の大豆を蒔き、未成熟の時に収穫して「えだまめ」として食べています。

初めの頃は直播きをしていたのですが、「大豆は根を切った方がいっぱい採れるらしい」という情報を小耳に挟み、その時からずーっと苗を仕立てて移植する方法をとっています。(沢山採れているかどうかは定かではありませんが…)

種を蒔いた後、手やクワ等を使って鎮圧していましたが、今回は長い板を両端で持ち、パタパタと押し付けている様です。しかし思い通りにいかないのか、板の上を行ったり来たりと歩き始め三人がかりで鎮圧作業をしています。

芽が出て1週間くらいは、ハトに要注意‼

ちょうどいいくらいに水を吸って柔らかくなった食べ頃の豆が、そのまま顔を出しているのですから、ハトにとっては最高の餌場になります。毎年ハトとの知恵比べで、あの手この手で戦っているのを見兼ねた知人に、「ハトが食べる分くらい高がしれているじゃない~。全部は食べないよ~」と言われました。

初めの頃は「そうだね~」と寛容の精神でいましたが、毎日朝一番に番のハトが来て、遠慮なく引き抜いて豆だけを食べ豆もやしの様な根っこだけがあちこちに散乱している。「間引きと思え!」と自分に言い聞かせても、我慢の限界で、とうとう寒冷紗という黒い蚊帳のような布で覆ってみました。

ハトには全く気付かれず大成功‼
と思ったのですが、ちょっとの油断で寒冷紗を取り除くのが遅くなり豆もやしのようにヒョロリと足長になってしまいました。

7月8日 「えだまめ」植え 

「えだまめ」作りの仲間で都合のいい人だけ集まって苗の定植をやりました。作業は午後からなのですが、手打ちそばと旬の野菜の天ぷら等で昼食をとりこれからの作業に備えて、先ず体力と気力?を付けます。おいしい昼食を腹いっぱい食べた後、「食休み~」と思っていると「サア~仕事始まるよ~!」と急き立てられ「この暑い最中に熱中症になっちゃうよ~!」と言いながら畑に行き、作業開始です。

植えた後の苗は頭と葉っぱをダラ~と下げ「もうダメ~」と訴えているようでしたが、夜露に濡れると次の日の朝はしゃきっとし、日中暑くなるとしょぼくれて項垂れる。これの繰り返しで徐々に持ち直して来ます。炎天下での作業は汗だくで、時折吹いてくる爽やかな風に「あ~幸せ~」と思わず言っている人がいました。

8月5日 土用の「二の丑」24名参加 暑気払い 

「うなぎどうする?」「勿論やりましょう~!」土用の丑の日が近くなると、合言葉のようにこんな会話が出ます。いつもの様に、片道1時間かけて那珂川町の「高瀬やな」からうなぎの白焼きを買って来て、それを串に刺し、炭火で焼きます。

毎回上手に焼けず少々気落ち気味でいると、「焼いたものを買って来てレンジかフライパンで温めると上手にできるよ」と知人はアドバイスしてくれました。それでも味気無いな~と思い、失敗してもそれもご馳走のうちと腹を決めていつも通りに始まりました。串刺しをしながら「串刺し三年」と誰かが言うと「俺は三年以上やっているからもう職人よ~」と言うと「三年以上と言っても年一回では三回以上じゃな~い。まだまだ初心者よ」とたわいない話に花が咲いていました。

今年は皆で知恵を出し合って、今までの失敗を改良し最高の「炉」を作りました。熱さ防止に炭の両端にブロックを立てその上に落下防止の金網を置き、その上に鉄パイプを二本並べて出来上がりです。そこに串刺しのうなぎを並べると、職人気分にスイッチが入ったらしく「素人にしては上出来だな~」と独り言をつぶやきながら今までで一番上手に焼けた「うなぎの蒲焼き」に大満足していました。


テーブルいっぱいの御馳走の中に主役の「うなぎの蒲焼き」が並ぶと宴が始まります。乾杯の後、先ずはうなぎからと一口食べると「おいし~い!」の声があちこちから聞こえて来ます。御馳走を食べながら、情報交換や近況報告と忙しいが至福の時を過ごしているようでした。暑さに負けずにガンバッペ~‼(那須店 高久 タケ子)

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長野◆原村/夏の夜のお楽しみ♪お山の市場「スーク・スーク」【諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年8月21日

夏至の頃。7時を過ぎてもまだ外は明るくて、赤や青や黄色、深緑、白、グレイ、いろんな色が混ざりあった空と山が大きく広がっています。仕事をしているのがもったいない、明るいうちから一杯やりながら誰かと集いたくなる…。そんな夏の夜にぴったりなイベントが、八ヶ岳西麓原村で行われました。

「お山の市場 Souq Souq(スーク・スーク)」

原村の広ーい田園のど真ん中、とある農家のビニールハウス。この中に所狭しと屋台や出店が並びます。人が1、2人やっと通れるくらいの通路をクネクネぬけていくかと思えば、ぽっかりと広場のようになった場所があったり。売っているものは実にさまざま。手作りのお菓子やファーストフード、エスニックなお酒やビール、せっけんやアロマグッズ、手工芸品…。マッサージや占いのコーナーもあります。

どこからともなく不思議な音色の楽器や歌声が聞こえてきます。営業は昼11時から深夜まで。山々の景色が見える昼間は活気あふれる明るい市場の雰囲気が楽しめますが、おすすめは何といっても夜!日が落ちて薄暗くなるころから訪れると、裸電球のあやしい光の中、お酒と音楽がはいって少し酔っ払い気味の市場の中が、なんとも居心地がいい。

「スーク・スーク」というのはモロッコなどの迷宮都市の中にある市場の名前「スーク」からとったもの。台湾や日本の下町の雑多な市場も彷彿とさせます。ここはアジアもアフリカも南米も混じった多国籍な空間なのです。

出店者の多くはふだんは自分の自宅や移動販売を中心に営業している人たち。出店者もお客も顔なじみの人も多いのが楽しいです。広い八ヶ岳ですが、人の行動範囲も広く、共感するものも同じになってくるので、こういう場所では必ず少なからず知ってる人に会えるのです。

そしてそこからまた笑いと会話が始まる…。 「スーク・スーク」は2013年から開催。好評につき、毎年この時期行われます。開催者のお話「自然との共存に関心が高まる中、山で開催する事で、暮らしは街の中だけで成り立っているのではないという事を伝えたい思いもあります」。


来年はすっかり地元の人になった読者のみなさんと、会場で出会えることを楽しみにしています。

(富士見・原村案内人 伊藤やよい)

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お山のいちば・スークスーク
http://pof.jp/souqsouq/

 

宮城◆白石蔵王/畑仕事のしめくくり~今年も桑の実採り【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年8月7日

毎年6月初旬から1か月、右の手は指先まで青紫色に染まり、人さまに見られると恥ずかしい状態となります。日の出が早まり、朝4時には明るくなるこのころ、5時には畑で鍬を握り、朝ドラの始まる8時に家に戻るのが日課です。

畑仕事のしめくくりの20分が桑の実の収穫。アントシアニンの塊のような深い紫色のプリプリの実を摘む時、果汁が爪の内側まで浸み込み、手の平を染めます。借りている畑の端に1本の桑の大木があります。樹勢が強く、繁茂する枝は今年左右12メートルに広がり、満身に実をつけました。地形が幸いして、いわゆる臥竜梅のように下枝が地を這い、幼児にも摘み採れる特異な樹形をしています。

一日に500g、すべての実が完熟するまでのひと月に10㎏は採りますが、私の収穫量はこの木がつける実のほんの数%、手の届かぬ枝の実の大半はムダに落果します。野生の果樹でこれほど見事な実と量をつける例を知りません。私だけが知るこの木への熱い思いは、岩魚の潜む深い淵を独り占めしたい釣り人の心理に通じますが、ここの田舎の住人は桑に関心がないように感じます。意外なのは、野菜には遠慮なく手を出す猪、熊、野鳥、虫たちの食害が桑にはないことです。

二つの冷凍庫を埋め尽くす桑の実に、家人の苦情は例年のことで、年中行事のジャムづくりに今年も精をだしました。  (白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

千葉◆千葉エリア/九十九里に引き続き、那須の山小屋も完成です【鈴木流セルフビルド】

この記事の投稿者: 千葉県現地案内人 /鈴木 俊男

2017年8月1日

千葉県現地案内係の鈴木です。この度、栃木・那須の山小屋の最初の工事が2年がかりで終了しました。若い頃は海で遊ぶことが多く、九十九里浜近くに海の小屋を作ったこともありました。会社の定年を迎えた頃より、仲間と山歩きを始めたのがきっかけで「山大好き人間」となり山小屋が欲しくなり、今日という日を迎えました。

今回は、今までの集大成の作品として、新建材は一切使わず施工しました。田舎暮らしをする人の中には、自力で家づくりをされる方もたくさんおられます。当エリアをご案内させて頂いた折に、興味のある方にはこれまでも私の作品を公開して見ていただいて来ましたが、これも是非見て頂きたい!


場所は東北自動車道・那須インター近くで、3本の清流があり、今頃はホタルが出てます。小魚がたくさんいるのも気にいって選びました。これからはこの山小屋を拠点として山歩きなどで楽しみたいと思っております。(千葉現地案内係 鈴木 俊男)

信州◆富士見町/物件見学のもう一つの楽しみ・・・富士見のロケ地をまわる(3)【信州諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年7月16日

2.烏帽子の田園2
信濃境駅から西に少し歩いたところにある烏帽子(えぼし)地区。アニメ「もののけ姫」の登場人物はエボシ御前をはじめ、富士見の地名にゆかりのあるものが多いです。これは宮崎駿監督の別荘が烏帽子にあるから、というのが地元では有名な話です。

私が最近ご案内時によくネタにするのはロケ地としても使われた「旧南中学校」。少子化の影響で2010年3月に廃校になった中学校校舎が映画「八日目の蝉」に登場します。愛人の子を誘拐した主人公(永作博美)が身を隠すために駆け込んだ新興宗教の館です。そこで描かれる自然と共存する女性たちの姿や、和とも洋ともとれるレンガ色の屋根の木造校舎のあたたかみが印象的でした。

1.南中学1
映画「いま、会いにゆきます」もここをロケ地としたシーンがあります。 烏帽子は丘陵、林、田園が入り混じった表情豊かな里山。ダイナミックな南アルプスを眺めながらの田園ドライブで、いつも癒されています。
(富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

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南中学校のHP
http://www.town.fujimi.lg.jp/www/fmjwww/

烏帽子地区にある定住向きの上質な住宅

建物1

建物2
建物3
15102-zu

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富士見町(烏帽子) 物件NO15102H<終了しました>

宮城◆白石蔵王/小さな町の街おこし【遠刈田温泉・ペンション奮闘記】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年7月6日

1707蔵王-01

蔵王町遠刈田温泉の初夏のイベント、「とうがった大道芸」が6月初旬に開かれました。伝統や歴史にはまだ遠い、温泉場の平成生まれの人集めの行事ですが、当日は仙台圏からの大変な数の観光客で、近年にない賑わいでした。

有名な「横浜野毛」の大道芸にヒントをもらい、21年前、街おこしに有志が都会から芸人を探し出し、アゴアシつき(交通費と宿泊代は主催者持ち)で呼んだのが始まりと聞きます。たべものや宿泊は地元の店や宿が無償で請負い、まだ駆け出しで出演料の安く済む芸人さえ確保できれば、新幹線の切符代ぐらいの負担でスタートできたイベントのようです。

今年は12人の若い芸人が温泉街のあちこちで6時間半、パフォーマンスを繰り広げました。何年かぶりに覗いてみると、どこも歓声、拍手、笑顔のあふれる反応のよさが、芸人の芸より私には印象に残りました。芸人と客とに通い合う息づかいが路上に満ちて、芸が終わるとゴミ箱のフタを裏返した受け皿にはたくさんの客から投げ銭(ほとんど千円札)が寄せられました。

名の知れた祭りや年中行事を持たない、地方の小さな町には、ちょうどよいライブと、ぜひ他の町でも始められたらいいのにと思いました。  (白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

栃木◆那須/仲間達との山菜パーティ、孫むすめ達との初田植え【高久の里山日記リターンズ】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2017年6月30日

5月7日 山菜パーティ

毎年ゴールデンウィークになると何となく仲間達に会いたくなり、いつの間にか恒例になった山菜パーティを今年もやりました。いつもは夕方からなのですが、今年は都合で昼食会にしました。

昼近くになると「お久しぶり~!」と元気な声で、次々に集まって来る仲間達の変わり無い姿を見るとほっとします。山菜パーティといっても【毒】になる山菜もあるので、確かな所で手に入れたものを天ぷら等で旬の味と香りを1年ぶりに楽しみました。

そしていつもの手打ちそばに塩漬けの保存食等で作った田舎膳が食卓に並ぶと「うわ~ごちそうだ~!」とニコニコ顔です。近況報告から始まり野菜作りや健康の話、そして私の知らない地元の情報等尽きることなく延々と続き、食べてしゃべって笑って「至福の時」を過ごしました。

たったこれだけのことが、ストレス解消になるとか・・・。安上がりですね~。

1707那須-01

5月14日 田植え

現在の農家は高齢化と後継者不足で大型機械を持っている人に一部作業をお願いしたり、全部委託するというのが現状です。御多分に洩れず我が家も知人にお願いして植えてもらうのですが、田んぼへの苗運びと機械に乗せる苗出しや苗箱洗い等に人手が必要なので、こちらへ移住した方にお願いしています。毎年お手伝いしてくれるベテランなので手際良くやってくれて、とっても助かります。

今の時代は乗用田植え機で泥に汚れることなく農作業をやるという、昔の人間にとっては夢の様な田園風景が此処かしこに見られます。今では珍しくなった手植えの田植に今年も浦和に住む孫娘達が来ました。いつもの様に朝食後、田植と稲刈り用にキープしてある衣装ケースより、それぞれの野良着を引っ張り出し、着替えて田植長ぐつを履くとすっかり早乙女に変身です。姉のほうは高校一年生で妹のほうは小学5年生になり、少しでも戦力になろうと気合が入っています。

1707那須-02▲憧れの乗用田植機を運転させてもらい、大満足の我が夫・だんなさま(後ろ姿)

田んぼに入って間もなく「う~ん」とうなり声が聞こえたので、何事かと見ると、姉のほうの長ぐつが泥に吸い付いて抜けず身動きがとれないでいる。それを見ていた妹のほうは「お姉ちゃんの一大事!」とばかりに土手から手を出すが届かず、間におばちゃんが入り、おじいちゃんが長ぐつを持って皆で力いっぱい「よいしょ~‼」の掛け声でひっぱると何とか抜けました。その姿は童話の「大きなかぶ」そのものでした。

1707那須-03▲長ぐつが泥に吸い付いて身動きがとれないお姉ちゃんを助けようと、みんなで「せ~の、よいしょ~‼」とひっぱり上げています。

昨年田植えデビューした妹のほうは自分が植え始めた道路際にお姉ちゃんを呼び、自分は苗分けをするのでここに植えてと話がまとまったらしく、昨年私がやったことを真似て苗分けが始まりました。でも苗の置き方や本数がまちまちで、植えている姉のほうには苛立ちの原因となり「お姉ちゃん奥の方から使ってね~」という何気無い言葉に「まったく雑なんだから~‼」ととうとう不満が爆発です。

1707那須-04▲「お姉ちゃん奥の方から使ってね!」と言う何気ない言葉に火が付きました。置き方や本数まちまちで、田んぼの中の姉の不満が溜まる気持ちもわかります。

1707那須-05▲「まったく雑なんだから~‼」と言われて、ちょっとだけ気をつけながらせっせとお仕事?をしている妹のほう。

しかし妹のほうはどこ吹く風と澄まし顔でちょっとだけ気を使いながらせっせと並べています。すると思い出したように「あのね~お友達はお金払って田植に行ってるんだって~」と話し始めた。妹のほうには田植とは自分達の食糧になるものを作り出すお仕事で、体験田植が理解できないらしい。そして「この一株が秋になるとお茶碗一杯のご飯になるんでしょう? これだけあればいっぱい食べられるね~」とご機嫌でした。(那須店 高久 タケ子)

長野◆富士見町/物件見学のもう一つの楽しみ~富士見のロケ地をまわる・・・(2)【諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年6月24日

1.信濃境駅1▲白樺の木が高原の雰囲気を象徴する、小さな信濃境駅舍。

今回は長野県の東の玄関口、JR中央本線「信濃境駅」を舞台にした映像作品をご紹介します。

この駅は改札もほとんど無人状態で、列車の本数も少ないところ。下りは東隣「小淵沢」止まり、上りは西隣「富士見駅」止まりと、ダイヤのちょうど境目にあたるのです。でもこの駅は実に様々な作品に「田舎の駅」として象徴的に登場します。私が印象的なのは20年ほど前のドラマ『青い鳥』。まだ若かりし豊川悦司が駅員の役で出演、美しく都会的な人妻と恋に落ちる場所です。また、ドラマ「ゴーイングマイホーム」では、不思議な小人クーナが住むという町を訪れる主人公(阿部寛)が必ず降り立つ駅がこの「信濃境駅」でした。ちなみにこのドラマの中でクーナの絵を担当しているのが、毎号本誌『月刊ふるさとネットワーク』に不思議な精霊話を書いてくれている太田二郎さんです。

3.信濃境駅3

▲▼駅には今でも「青い鳥」のパネルや鳥かごが展示されています。

2.信濃境駅2

4.信濃境駅4

▲駅前から見える甲斐駒。「帰ってきたなー」と感じさせてくれます。

小さなロータリーから正面を見ると、通りの向こうに甲斐駒ケ岳がそびえる姿に圧倒されます。昭和レトロな駅前通りには昔ながらの食堂や、古材利用で逆にイマドキの古民家風空間を演出したカフェなど、落ち着ける店もあります。信濃境駅周辺は駅誕生の頃形成された集落で、田舎のわりには歴史が新しいといえます。隣組の結束もありますが、時代によって新しい人たちの移住も受け入れてきました。

駅の近くに物件が2件あります。宅地518万は奥に細長い土地で、古い土蔵があるのが特徴。宅地430万はまわりにヌケ感があるので面積以上に開放的。近隣の人たちとの調和を培いつつ田園生活を楽しみたい方に。(富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

5.宅地518万

▲宅地518万。奥に細長い土地の中に古い土蔵。

6.宅地430万1
▲▼宅地430万から見る景色(上)と、遠望(下)。
7.宅地430万2

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太田二郎さんのホームページ 版画工房フェンリル
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