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東京◆本部/少しでも長く達者で暮らしたい【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年3月4日

「健康寿命」という言葉をよく聞くようになりました。不自由なく身の回りのことができる寿命、という意味だそうです。最新のデータでは、男性の平均寿命81.2才に対し健康寿命は72.1才、女性の平均寿命87.3才に対し健康寿命は74.7才。男性で約9年、女性で約12年半もの間、不健康な期間を過ごさなければなりません。

では、不健康な状態とはどのような状態なのでしょうか。同じ状態でもまだ健康だとする人と不健康と思う人が分かれることも考えられます。健康か不健康かの判断は、その人の生き方、生活習慣によってそれぞれ異なります。肉体労働である畑仕事や車の運転を伴う田舎暮らしであれば、求められる健康のレベルは相当に高いものになります。

「もう年だから家を売りたい」とおっしゃる売主様の中には、はた目にはまだまだ体力十分にみえる方が多いような気がします。とにかく、田舎暮らしをする人が「健康寿命だけは長くありたい」、「少しでも長く達者で暮らしたい」、と強く願うのであれば、国全体の医療費も軽減することなり、社会にとってもの良い話なのではないでしょうか。 (本部 山中 準一)

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東京◆本部/オリンピック期間中は東京を離れてもよいかも・・・【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年2月25日

本年7月24日から8月9日の17日間にかけてオリンピック、8月25日から9月6日13日間にかけてパラリンピックが開催されます。2013年9月の開催決定から皆さんが7つ歳をとってのいよいよです。大いに盛り上がって頂き、代表選手の方々には一つでも多くのメダルが取れるよう、開催を成功、無事に終わって頂きたいと願うばかりです。

その一方で少し心配なのが開催期間中の交通機関での移動。日本中、世界中からたくさんの人が訪れます。電車や道路は普通に動くのかどうか。時間差通勤、テレワーク、はたまたその期間中は会社を休みとするところもあるようです。弊社事務所も国立競技場が近いこともあり、少なからずその影響を受けることが予想されます。

▲週末は県外ナンバーも多く、賑わいを見せる那珂湊おさかな市場。

ただ視点を変えて考えてみますと、期間中はあえて東京を離れる、下り方面へ出掛けてみるのも一つです。北関東(群馬、茨城、栃木)については競技会場となっているのはカシマサッカースタジアムのみ。東京に目が行き、人が集まっているこの期間は物件探しで地方へ出掛けることは穴場かもしれません。また、一極集中を少しでも緩和できるかもしれませんね。(本部 金澤和宏)

▲霞ヶ浦大橋と行方市・虹の塔。

長野◆青木村/下水道普及率9割にせまる小さな村【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年2月10日


田舎暮らし物件を探すなかで、「人が少なく静かな環境」を求められる方は多いと思います。人口が少ない町村には、田舎暮らしに求められるのどかな環境が多い反面、公共下水の運営に採算が合わない話も聞こえてきます。

採算が合わない自治体は個別の「浄化槽」で対応している場所が多く、浄化槽のリース契約や設置の際の補助金制度を設けるなどの各自治体で独自のサービスをしている所もあります。

長野県には現在77市町村が存在し、青木村の下水道普及率は89・9%で県内では15番目。その中には長野市や松本市などの大都市も含まれており、「村」に限ると6番目。「東信州地域」の市町村に限定しますと、1番の普及率となります(平成27年度の統計データに基づきます)。

上下水道完備の小さな自治体で、晴耕雨読の田舎暮らしをしてみたい。とお考えの方は「青木村」を候補に入れてみてはいかがでしょうか。(本部 長内 望)

▲村の花「アイリス」が描かれているマンホール。

福島◆会津地方/雪国の物件見学について【地方出張・担当旅がらす】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年2月7日

気象庁によると2月の東北地方は、平年よりやや暖かく、雪は少なめとの予報です。ただし近年の気候変動や豪雪被害の例から見ても油断せずに準備しておきたいものです。

さて例年、冬の間に物件見学される方で、春以降に購入される方がいらっしゃいます。厳しい季節の状態を見てから決めるのは合理的で、正しい判断だと思います。実際に雪の積もった状態を見ることは、購入後の除雪方法を知る上でも重要でしょう。

では、現地にはどうやって来ればよいでしょうか。

日本海側の雪の多い地域で言えば、駅までの送迎ができない物件もあります。また、案内人がご案内前に通路の除雪をしなければ入れない家もあります。直接現地に来る場合は冬用タイヤの車が必要ですし、長靴等の準備も必要になります。

現地周辺の積雪情報については、気象庁のHPで積雪の深さ一覧表から、各観測地の現在の積雪深さ、平年比(%)などがみられます。

道路状況については、県やNEXCO 東日本のHP で道路規制状況を地図上から確認できますし、ライブカメラでは現在の道路周りの積雪状況が画像でみられます。

遠方から見学に来られる方は、ターミナル駅からレンタカーを利用して、少しでもリスクを回避することをお勧めします。天気予報をみて無理をせずにお越しください。(本部 山中準一)

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気象庁ホームページ(現在の雪/解析積雪深・解析降雪量)
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/snow/jp/
NEXCO 東日本 ドラとら(ドライブトラフィック)
https://www.drivetraffic.jp/
国土交通省 東北地方整備局(道路情報提供システム)※国道4号,6号,13号,49号の通行規制情報
http://road.thr.mlit.go.jp/
福島県道路総室 ※福島県内の3桁国道、県道の通行規制情報
http://www.pref.fukushima.jp/douro/kisei/kisei-map.htm

山形◆長井市/歴史ある旧家の今を伝える【地方出張・担当旅がらす】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年1月24日

日本海と米沢を結ぶ最上川舟運の港町として栄えた町、長井市に物件情報があって訪問した。物件は長井市歌丸の、田圃に囲まれた堂々たる旧家で、屋敷林の中に、茅葺の母屋、土蔵2棟、畜舎(倉庫)4棟などが並ぶ。高齢になる家主は施設に入所し、家を管理している息子から、大事にしてくれる次の方に引き継ぎたいと弊社にご相談いただいた。土地・建物とも売却のご意向だが、今すぐに引き渡せない事情があるため、売却物件としての広告は出さずに本稿でご紹介とさせていただく。

一体となった宅地部分は550坪、ほかに農地2町5反がある。周囲の民家からは独立した立地で、開放的な田園風景の中に建つ。山形県で茅葺の古民家と田舎暮らしに興味のある方は、近く売り出される予定の当家にも是非一度足を運んでみていただきたい。価格未定だが売主には価格へのこだわりはない。農地はいずれ売却可能で、敷地内の菜園用地だけでも十分な広さがある。

推定築350年、もっとも古い当家の記録は仙台市博物館に所蔵されている伊達家古記録(米沢市史にも収録されている)資料にも見られ、伊達政宗が家督を継いだ天正十二年(1584年)に税にあたる段銭仁百八十文を納めたという。以来代々農業と酪農を営んできたが、現在2町5反の農地は県を通し十年の期限をつけて分家家族などに耕作してもらっている。

今も学術的調査が進められている茅葺の母屋は途中増改築の形跡が残るものの三百年以上前の建築様式に近いという。個性的な屋根の形は、同じ長井市内にある呉服商で、現在は資料館として一般に公開されている「丸大扇屋」によく似ており、この地域の建築の特徴を伺うことができる。トイレ、台所など現代の生活設備が並ぶ同じ空間に、囲炉裏と自在鉤、車箪笥や古い大福帳、鉄瓶に長火鉢も見られ、現在に至るまで連綿と居住されてきたことが分かる。茅は葺き替えのためにストックしておいたものがあり、今年春には葺き替えの予定という。母屋前に建つ2棟の物置は元茅葺だったもので、現在は鋼板葺である。(本部 山中準一)

東京◆本部/新たな年に思いを馳せて 【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年1月21日

先日、宅地建物取引士の法定講習を受けてきました。宅地建物取引士証は5年の有効期限があり、簡単に言えば運転免許証の更新と同じようなものです。ただ、この法定講習は3ヶ月前ぐらいに予約が必要で、朝の9時半開場、当然遅刻をするようなことがあれば、休憩時間であっても受講したことにならず、国が定めた法定講習ですから、再度予約をして受講し直さなければなりません。もちろん当方は最前列、およそ17時まで、途中数回の休憩を挟みながらみっちりと講義を受けてきました。

主な内容はこの5年間の法改正です。例えば平成27年から「宅地建物取引主任者」という名称が現在の「宅地建物取引士」に変更されました。単なる名称変更だけかと思いきや、この宅地建物取引業法の改正により、宅地建物取引士に関する3つの責務が新たに定義され、第15条に明文化されました。

一つめは「業務処理の原則・公正誠実義務」二つめは「信用失墜行為の禁止」三つめは「知識及び能力の維持向上」です。

また、今年の4月1日から施行される民法(債権法)の大改正、売買契約の考え方が変わります。120年ぶりの改正とのことで、解釈が全く正反対なんて場合もあるようです。内容については本誌に寄稿頂いている諸先生方にお任せしたいと思いますが、債権法の改正に先立ち、すでに施行されている相続法の改正、(例えばご主人を亡くした配偶者が自宅に住み続けられる権利)や建築基準法、都市再生特別措置法、マンションの建て替えに関する法律などです。

この5年間で改正されたもので浮き彫りとなるのは、昔と今、現代社会に合わせた対応で「少子高齢化」や「社会の多様性」、そして「大災害への対策」及び「被災者救済」が見えてきます。とにもかくにも、宅地建物取引士の重要事項説明の項目が膨大かつ複雑化しているのは確かなようです。

ふるさと情報館は今年で30周年を迎える節目の年。3月には株式会社ラーバンの宅建業者免許の更新があり、(4)から(5)に変わります。業者免許は5年ごとの更新で数字が増えるので、30年では数字が合わないと思われると思いますが、都知事免許から国土交通大臣免許に平成12年に免許替え(支店・八ヶ岳事務所開設による)を行ったためです。

個人的にはこの春より商用サービスが本格スタートするという5G(第5世代移動通信システム・5GのGはGeneration のG!)が劇的に変化するのではないか?と期待しています。さらなるSNSの活用が進み、一部でテスト運用されているというIT重説、日々新しく生まれ、改正される法令のオンライン更新や遠隔地同士の売買契約、キャッシュレスによる売買代金の授受などがどこまで進むのか。VRによる物件見学なんてのもありそうですね。それは近い将来なのか遠い未来なのか。新年を迎えるにあたってちょっと不動産業界の将来に思いを馳せてみましたが、皆さんはどう思いますか? (本部 星野 努)

山梨◆富士川町/ダイヤモンド富士をのぞむ!【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年1月6日

富士川町高下(たかおり)地区は、冬の短い期間で「ダイヤモンド富士」を楽しむことが出来る場所として知られています。この地区は通称〝日出づる里〞と呼ばれ、地元の方のみならず、写真家やテレビ局の方も多く訪れる場所となっています。12月20日~1月3日くらいまで、7時20分頃に山頂から初日の出を楽しめます。駐車場は約60台分ありますが、当日は渋滞も予想されますので早めに場所取りをした方が無難かと思います。

「冬には山梨に行けない!」という方は、ゴールデンウィークに千葉県の南房総から沈む「ダイヤモンド富士」をご覧いただけます。(南房総市富山町/岩井海岸、南房総市富浦町/原岡海岸、館山市/北条海岸・城山公園・洲埼灯台など)この時期になれば暖かい季節ですので、お子様がいる方でも安心してご覧いただけるかと思います。

昇る日と沈む日のダイヤモンド富士を見比べて見るのもまた一興。お時間がありましたら是非訪れてみてください。(本部 長内 望)

東京◆本部/令和ニ年・新年を迎えて皆様へ 【三十周年・ふるさと情報館】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2020年1月1日

令和二年、明けましておめでとうございます。昨年も当社事業に格別なるご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。本年も皆さまの夢の実現に向けて当社スタッフ一丸となり邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、昨年の7月号より本情報誌もオールカラー化され、これまで表現しづらかった新録や紅葉、夜景や夕景、植栽の具合、室内の陰影なども、読者の皆様にはっきりと見せられるようになりました。情報誌の特性は手に取ってページを繰りながら、想像力を膨らませられること。ネットの動画などにはない隙間感があるため、かえってその先を知りたくもなります。

で、その先は・・・? それは実際に現地にお越しいただき、その地域の空気感もご自身で体験してみていただくことが必要ではないかと思います。八ヶ岳事務所のある山梨県北杜市、八ヶ岳南麓エリアでいえば、中央自動車道・長坂インターを出たところの「五町田(ごちょうだ)」信号で雨だったものが、「若林」の信号あたりではみぞれ、「甲斐大泉駅」では小雪になり、柳生さんのお店(八ヶ岳倶楽部)あたりでは本格的に雪になるなど、その気象の面白さもぜひ自分のものにしていただくと、よりいっそう物件探しが楽しくなります。

また、夏に写した物件の外観では、全体的に樹木がかぶさり鬱蒼とした雰囲気になりがちですが、冬場のこの時期では陽光がさんさんと敷地いちめんに降り注ぐ様は、同じ物件とは思えないほどの違いがあります。夏も見て冬も見るというのはわれわれの物件見学では鉄則といえます。それから敷地内だけではなくその周辺の樹種が落葉であるかどうかにも関心を持つこと。二地域居住や定住をお考えの方には必須項目です。

子育てをお考えの方は学校からの距離だけでなく標高差や除雪される道路かどうかもぜひこの時期に調べて見てください。この2月には山梨移住のための東京で相談会があります。備えあってこその里山暮らし。同じ志を持つ人と場所と物件に今年こそ皆さまが出会えますことをお祈りしております。 (ふるさと情報館・代表取締役 中村 健二)

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ふるさと情報館の新年の営業は 本部・八ヶ岳事務所・みちのく岩手事務所とも
1月6日(月)9:30からの営業となります。