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三重◆伊賀市/忍者の里・忍者市駅にて【地方出張・担当旅がらす】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年6月10日

伊賀上野城のそばにある伊賀鉄道の「上野市駅」は、現在は「忍者市駅」という名称が使われています。上野公園内には伊賀流忍者博物館があり、とにかく市を挙げて忍者をプッシュしています。

「上野市」という既に合併でなくなった市名が駅名になっているだけでも珍しいのに、「忍者市」という新たな名前が加わって1年余りになります。十年以上前に出張で訪問した折は、駅舎の至る所に忍者の人形が潜んでいて楽しかった記憶があります。

駅前には今は改築された上野産業会館や古いアーケードが残り、レトロな昭和の面影を残していましたが、今では駅前ロータリーや駅周辺施設もきれいになっており、市役所支所や観光案内所の入る新しい建物「ハイトピア」や高速バスのターミナルもあります。よく見るとガードレールには手裏剣の意匠があります。

現在では伊賀市が運営する「伊賀上野」と「伊賀神戸」を結ぶ伊賀鉄道は、漫画家の松本零士さんデザインの忍者列車が運行されており、「忍者市駅」で乗って「伊賀神戸駅」で降りたところ、鉄柱の陰に潜んでいる忍者人形にも会うことができました。ちなみに忍者市駅の名称が併記された平成31年2月22日は、ネコの日ではなく、忍者の日に由来しているようです。ニンニン。(本部 山中準一)

東京◆本部/まだ間に合う!スマホでキャッシュレス決済【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年6月7日

緊急事態宣言下で外出自粛を余儀なくされている中、そういえば最近、財布を持たなくても、スマホさえあれば外出・出張さえ不安が無くなっていたことに気づく。キャッシュカードやSuica(スイカ)などの交通系カードで支払っても良いのだが、とにかくスマホをかざして支払う決済アプリが便利なのだ。

地方のお店でも「キャッシュレス決済可能」のお店が増えており、特に出張の際のコンビニ利用時はありがたい。昨年10月の消費税増税によって、コンビニ業界だけが顕著に売上があがったというのも頷ける。

▲コンビニなどは2%還元、個人商店、個人レストランなどは5%還元。

政府がキャッシュレス・ポイント還元事業を行っていることも一因かもしれない。対象店舗において、登録されたキャッシュレス決済で支払いをすれば、最大で5%のポイント還元(コンビニは2%)を受けられる事業で、スマホ決済すると、例えばコンビニのレジではその場で2%差し引かれた価格に変わり、何か得した気分になる。この制度、当初の予定に変更がなければ6月30日で終了してしまうのだが、小銭を数える必要が無いキャッシュレスは想像以上に快適だ。

「いや自分は現金主義、スマホでは無制限に使用できてしまい不安・・・」という方も、実はその都度現金チャージして利用することもでき、かく言う私も無制限に無駄遣いを心配していたが、ある程度管理、安心して使うことができるので試して欲しい。ここでは実際に使用している「PayPay(ペイペイ)」と「ファミペイ」の使用感、違いについて触れてみたい。

▲スマホのカメラ機能、QRコードを読み取り、コンビニのATM に従って現金をチャージする。PayPay の企業番号は「8439」。

アプリの細かい説明は抜きにするが、「ファミペイ」は本部(四谷)の事務所のすぐ下にファミリーマートがあるためで、「PayPay」は現金チャージが容易で、特に圧倒的に数の多いセブンイレブンと相性がいいのでインストール。他にも携帯電話の使用キャリアとの連携やLineやメルカリなど、良く利用するアプリから選ぶ方法も良い。サービスは他にもたくさんあるので、自分の好きなものをどんどん試して現金を使わない生活にチャレンジしてほしい。(本部 星野 努)

長野◆青木村/薪ストーブの会・20周年【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年5月27日

▲冬になる前に用意された薪の山。

平成12年より長野県青木村での取引が始まり、20年を迎えました。関東をはじめ、東北、東海、中京、関西、中国、四国、沖縄と方々からお越し頂き、移住や二地域居住、別荘利用の方を含めて100組を超す方がご成約を頂きました。

長野県は寒冷地と言うこともあり、移住者の方々より「薪ストーブを設置したい」と言う声は多く耳にします。土地を購入し、新築する方も中古戸建を購入する方も一度は憧れるかもしれません。そんな中、「薪の工面はどうするの?」と思う方もおります。

勿論、購入して利用するのも良いのですが、自身でチェーンソーを手にし、工面される方もおります。青木村では約13名で構成される「薪ストーブの会」があり、浦野川の河川敷にて自前で薪を調達しています。未経験の方も先輩移住者の指導を受け、ワイワイガヤガヤ楽しみながら参加しています。(本部 長内 望)

▲薪ストーブのあたたかさは格別です。

北海道◆道東/標茶町~鶴居村~弟子屈町の冬景色【地域担当・出張旅ガラス】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年5月12日

▲雪原を歩くキタキツネ。

2月下旬、コロナ流行初期段階で半分くらい空席の目立つ航空機に乗って、北海道の道東、弟子屈町へ行ってきました。暖冬とは言え、厳寒期には変わりありませんからマイナス20℃を覚悟して行ったのですが、最低気温でマイナス9℃、昼間はプラスの気温になり日差しに暖かさもありました。

今回は鶴とキタキツネを目撃したのでご報告します。キタキツネは都合3回ほど見ましたが、酪農家から少し離れた林の中によくいるような印象を受けます。人の気配を感じたら一目散に逃げだす、というほどではありませんが、じっとしている動物ではないのでなかなか写真を撮るまでに至りません。

こちらから見えない位置まで逃げるとそこからこちらの様子を伺っている気配もあります。群れを作らない習性らしく、雪原を単独で歩く姿は見ていて飽きません。餌をあげる人もいるため、中には住宅地に居ついたキタキツネもいるようです。

2年前に初めて鶴を見た場所と同じ「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」にも立ち寄りました。今度は相当数の鶴の群れを見ることができ、餌やり場の柵の前には多くのカメラマンの姿も見られました。一眼レフのカメラがあればよい写真が撮れたでしょう。(本部 山中準一)

▲鶴の写真を撮る人々。

東京◆本部/横文字緊急事態宣言??【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年5月6日

毎年、新年が明けると、新生活が始まる4月を経てゴールデンウィークまで一気に駆け抜ける印象があります。今年は様相の違う春を迎えているのは皆さんも同じはずです。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京本部でも満員電車を避け、在宅勤務・リモートワークが認められた。また本部と八ヶ岳事務所を繋いだテレビ会議は初めての試みで行いました。対面による密集・密閉・密接を避けるために有効な手段であり、まだ色々と改善の余地はあるものの新たな可能性を感じるものでした。

確かに昨年あたりから、海外に住む売主様と現地からSkype で指示をもらったり、東京で重要事項説明を一緒にfacetime でニューヨークのご自宅から聞いて頂いたりしたこともありました。またSNSを見ると、静岡の山奥に移住し地域活動されている方、夜な夜な誰でも参加ができるZoom 会議でたくさんの方とのオンライン雑談を楽しんでいらっしゃる。秩父でローカルメディアを主宰する方は、有名な編集者の方と300人規模のオンライン飲み会を仕掛け、誰でも自宅からオンラインの可能性を説いている。巷ではインフルエンサーと呼ばれる人が夜な夜な生放送配信する世界も。

なかなかそこまで到達するのは難しそうですが、ふるさと情報館でもオンラインサービスの第一弾として「360°カメラによるオンライン物件内覧」を公開・さらに増やす予定。普通のカメラでは感じづらい吹き抜けの天井の高さや見事な格天井、伝えたかった空間の広がりなどを今まで以上に感じることができます。

コロナ禍でますます暗い気分になりがちですが、「新たな技術への苦手意識」「インターネットは複雑だから」を少しでも克服するきっかけとしたいですね。(本部 星野 努)

福島◆三春町/三春の里・田園生活館をご存知ですか?【地方出張・担当旅がらす】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年4月20日

▲農産物直売「かご市」のある本館。

2月の中旬、滝桜で知られる三春町にある「三春の里」の田園生活館に宿泊しました。普段の出張は鉄道とレンタカーの併用が多いため、駅前のビジネスホテルが定宿になっているのですが、訪問先の三春町で、「せっかく三春に来たんだから」と勧められたのが「三春の里」でした。

予約が遅かったので宿泊客向きの夕食には間に合いませんでしたが、レストラン「四季菜」の食事はおいしく、大浴場もあり、和室の部屋も広く、郡山市内のビジネスホテルよりお得に感じました。出張にも旅行にも使えると思います。

三春まちづくり公社が運営する田園生活館は、レストラン「四季菜」、農産物直売「かご市」、大浴場「里の湯」、研修施設、ドッグラン、茅葺古民家の「里の茶屋」、グラウンドゴルフ場などを擁する総合施設です。田園生活の豊かさ、楽しさを実感してほしいという願いを込められているそうです。

新しく野外ステージも完成し、四季折々のイベントも組まれています。 郡山駅から車で18分と近く、県外の私から見ればちょっとした穴場に見えるのですが、いかがでしょうか。(本部 山中準一)

▲三春町の滝桜。

長野◆青木村/五島慶太未来創造館(仮称)【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年4月17日

▲渋谷から伸びる東急東横線(大倉山)

長野県青木村出身の代表的な人物として知られる五島慶太氏。農家の次男として生まれ、決して裕福な家庭ではなかったが、12㎞の道のりを片道2時間掛けて3年間通ったという。

上京し進学を考えたが、経済的に進学できず青木村小学校の代用教員となった。その後、お金を使わずに学問をしようと思い、東京高等師範学校に入学し、東京帝国大学へと進み、暇さえあれば遅くまで図書館に閉じこもって猛勉強をしていた。

大学卒業後、農商務省に入省し官僚となる。その後、鉄道院に転属。退官後、武蔵電気鉄道の常務に就任。教職から離れ鉄道に従事し、東急グループ創業者として多くの功績を残した。晩年は、東横学園理事長に就任し、教育事業に情熱をそそいだという。

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日本で初めてのプラネタリウムを設置したのも五島慶太氏と言われています。北村政夫村長は「苦学して東急を創業した五島氏生い立ちを、子供たちに是非見てもらいたい」とこの度、記念館の建設を行いました。

平成30年8月14日に落雷で焼失した(奇しくも五島慶太氏の命日も8月14日)生家は模型やバーチャルリアリティーで再現するとともに、展示品や書などを用いて五島慶太氏軌跡を紹介する施設となります。4月18日(土)の開館予定です。(※イベント自粛のため中止・延期の場合があります)(本部 長内望)

栃木◆真壁町/真壁のひなまつり【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年4月9日

かれこれ何年雛人形を出していないだろう。父親としてもとにかくこの時期はその話題に触れずに過ごしたい。とにかく出す(片付ける)のが大変。なんせ物置の一番奥に押しやられている大きな箱2つのため、手前の物も一旦全部出さなくてはならない。

7段の台(意外と重い)を組み立て、一体づつ帽子やら小物やらを付ける。終われば顔には汚れ防止の和紙を巻き、防虫剤を入れ、そしてまた物置の一番奥へ。ただ今年は大学生になった娘へご褒美として、初めて茨城県桜川市真壁町のひな祭りへ出掛けてみた。

真壁町は江戸時代から残る見世蔵、土蔵、門が多数あり、それらを国、県指定登録文化財に指定し、かつ町全体をその保存地区にしている、小江戸情緒の溢れる町。(町のなかにもふるさと会員の住宅はあります。文化財に指定された建物も売買取引することが可能なんです!)

期間中は臨時バスが運行され、町中も車を通行禁止にするほどの賑わい。雛人形は大きな土間、客迎え場、蔵、縁側に飾られ、沿道から見られる。100年以上前の雛人形から、吊るし雛、真壁石で作られたもの、動物であしらったものなど、その他様々なお雛様が楽しめる。

名物「すいとん」の試食会、人形浄瑠璃、蕎麦打ちなどのイベントも開催。都心から車で2時間半で行ける素朴な町、一度訪ねてみては如何でしょうか。あの雛人形を出す(片付ける)作業から解放もされます。(本部 金澤 和宏)

▲沿道の古民家に飾られる。

栃木県桜川市真壁町真壁