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山梨◆八ヶ岳/師走の候、12月の八ヶ岳事務所より【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年12月1日


今年もあと1ヶ月という師走の時期になりました。なにかと慌ただしい12月ですが、甲府地方気象台による平年の初雪は、12月24日とされています。

八ヶ岳南麓に降る雪もちょうどその頃。このあたりでは「山に3回降ると里にも降る」と言われており、つまり年内の雪は積もることがまずありません。この時期の気圧配置は、等圧線が何本も日本列島を南北に縦断する「西高東低型」になります。寒い北風が八ヶ岳を吹き降ろして来ますが、快晴の天気が続くため、年末の大掃除のときは額に汗をにじませて行うことも。しかしながら、夜半の星々は煌々と輝き明け方の気温は氷点下まで下がります。

「物件見学」をするのにこれほどふさわしい時期もありません。というのは、購入者の多くが別荘利用ではなく定住や二地域居住を考えていらっしゃるからです。朝夕の冷え込みも体験できる「田園暮らし体験館」(八ヶ岳事務所・隣り)もご利用できます。ご自身で八ヶ岳の気候風土に触れてみてはいかがでしょうか。

ご見学の際には携帯用カイロも持参するとともに冬用タイヤへの履き替えやチェーンの携行など防寒対策をしっかりした上でお出かけください。

▲田園暮らし体験館

◆今月号の物件こぼれ話
『路傍の石』などの書作で知られる山本有三が東京・三鷹の旧邸宅をGHQに接収されたのち、どういうご縁かは知らないが吉祥寺の私の妻の実家に移り住んだのは戦後間もなくのようだ。成蹊大学にほど近いその場所は、今もひっそりとしたケヤキの雑木林に覆われている。

山本が戦前に芥川賞の選考委員をしていたころ、30代の青年がある文芸誌の創刊号に執筆した小説が芥川賞を受賞した。その子供もまた読書を好み、八ヶ岳南麓の静かな環境の中で思いのたけ読書にふけっていたという。



北杜市長坂町390万円の売主は、芥川賞作家のお子さんである元所有者のことを、そう私に語った。野鳥やリスが訪れる雑木林の庭。その中にある小ぶりの建物。石だたみや引き戸など和風の佇まいは見るからに落ち着いている。床の間が二つあり囲炉裏風の炉も切ってある。水回りは元所有者が使っていたそのままだ。居間の一部は床下が傷んでいるが、雨漏りもないという。庭の物置に今は本はないが、書庫として利用していた。手をかければかけただけの価値ある物件である。(八ヶ岳事務所 中村 健二)

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★☆★遠方からの物件見学の際は、「田園暮らし体験館」がお得です!


<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。

◆空き家大募集中! 八ヶ岳岳事務所には「一般社団法人空き家相談士協会」認定の空き家相談士が常駐しています。相続手続きや農地や山林、築100年以上の母屋の有効活用など空き家に関する相談を承っております。(要予約、相談無料。担当は中村

 

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山梨◆八ヶ岳/野生動物・生命(いのち) の輝きを見る【巡り巡って北杜市探訪記】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2017年11月22日

清里フォトアートミュージアムは、八ヶ岳の標高約千メートル地点に位置し、森に囲まれた写真美術館です。「生命(いのち)あるものへの共感」を基本理念に掲げ、現在は、八ヶ岳をフィールドに、40年間活動してきた自然写真家・西村豊の個展を開催しています。

未発表作品を含む約200点を展示。西村は、写真家活動と同時に、ヤマネ、キツネ、タヌキなど八ヶ岳の野生動物の救護と野生復帰活動を40年間行ってきました。保護および普及啓発、後継者育成などの活動が評価され、2016年、日本鳥類保護連盟会長賞を受賞。保護した赤ちゃんヤマネを森に返すまでの貴重な記録は、見どころのひとつです。

西村の多様な活動と写真から、八ヶ岳の豊かな自然と共存する生きものたちの生命(いのち)の輝きをご覧いただく展示。是非、足をお運びください。
(八ヶ岳事務所・大久保 武文)

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西村 豊「八ヶ岳 生きもの ものがたり」
会期:2017年7月1日(土) ~ 12月3日(日)
開館時間:10時~18時(入館は閉館の30分前まで)
※12月は17時までの開館
休館日:毎週火曜日
入館料:一般800円会場
山梨県北杜市高根町清里3545‐1222清里フォトアートミュージアム
電話0551‐48‐5599

http://www.kmopa.com/?p=5676

清里のある北杜市高根町の物件一覧はこちら

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山梨◆八ヶ岳/深秋の候、11月の八ヶ岳事務所より【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年11月1日


錦秋をまとう山々の紅葉が終わりに近づく頃は、季節が一段階冬へと進む時期です。大陸から冷たいシベリア高気圧が張り出して勢力を強めつつあるのがこの11月。そして冬の始まりを告げるのが木を枯らす冷たい季節風。そう、木枯らしの季節です。

10月から11月末に吹く最初の木枯らし1号は、東京方面においては「西高東低の気圧配置で北寄りの風速8m /秒以上の風」と定義されています。一方で移動性高気圧の加減によって春先のような天候になる「小春日和」もちょうどこの頃。公園のベンチに枯葉が舞い、その中でランチを広げる。暑さ寒さを繰り返す晩秋の一コマです。


北杜市明野町では恒例の「浅尾大根祭り」が開催されます(11/3文化の日)。冬場の食糧不足を乗り切るため降雨に乏しい地域で漬物用にと広まった「浅尾大根」ですが、鍋物に欠かせないタネでもあり、快晴の茅ヶ岳の裾野は毎年家族連れの賑やかな歓声に包まれます。

正面にそびえる甲斐駒ヶ岳の初冠雪もまもなくといったところ。この時期の現地見学では朝夕の冷え込みが厳しくなりますので厚手の長袖に一枚羽織っておでかけください。今年最後の八ヶ岳現地見学会は11月25日(土)に予定しています。

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◆今月号の物件こぼれ話

南アルプスを正面に見る明野町浅尾新田地区。「大根祭り」が行われる広域農道より一本西へ下った地区に建つこの山荘の所有者は、神奈川県三浦半島との行き来を20年に渡り続けてきたそうです。

もともと桑畑であったこの地に惚れ込み2本の栗の木を植え秋にはその収穫を楽しみに待つ。「その頃は東側の陶芸家のお宅しかなかったのよ」とは奥様の弁。普通の主婦が丹精込めてベンガラ色に塗った食卓や、幅1m長さ2mほどの大テーブルもこの地で製作されたもの。この家を購入される方に是非ともお使いいただければと。

年齢的なこともあってこのたび生活と創作の場を鎌倉に移すことになった。使用感の少ない木造りの家である。

15282N 北杜市明野町住宅


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◆北杜市が大学生のフィールドワークの場に!

「空き家」や「移住定住」といったキーワードは今時の大学生たちにも気になるテーマであるらしく、5月には早稲田大学公共経営大学院(中国からの留学生が半数)や中央大学文学部社会学科の3、4年次ゼミ生などが八ヶ岳事務所に来所しました。


私は移住に関する社会的な流れや空き家バンク、北杜市への移住と課題などについて2時間ほど話させていただき、かなり活発な意見交換ができたのではないかと思っています。若い世代が特に農業に関心を持っていることにも改めて気づかされました。
(八ヶ岳事務所 中村 健二)


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◆空き家大募集中!
 八ヶ岳岳事務所には「一般社団法人空き家相談士協会」認定の空き家相談士が常駐しています。相続手続きや農地や山林、築100年以上の母屋の有効活用など空き家に関する相談を承っております。(要予約、相談無料。担当は中村

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山梨◆小淵沢/八ヶ岳の神社できれいになる?【巡り巡って北杜市探訪記】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2017年10月23日


~能楽殿、舞台が池の上に浮かぶ~

小淵沢IC から東へ約2㎞、車で5分ほどに位置する身曾岐(みそぎ)神社。2011年にフォークデュオ・ゆずの北川悠仁さんと、フリーアナウンサーの高島彩さんが挙式したことで全国的に知られるようになったようです。

境内敷地に入ると外界とは違った厳かな雰囲気に包まれます。その中でも、特に印象的なのが能楽殿。使用材木はすべて木曽ヒノキという贅沢さ。舞台が池の上に浮かび、その姿を水面に映す幽玄な様は、「日本一の能舞台」との声にも納得できます。

毎年8月3日には薪能を開催しています。もちろん結婚式も行われ、有名アーティストによるコンサートが開催されることも。2017年の夏にはau の三太郎シリーズのCM にも使われました。

神社の由来である身(み)曾(そ)岐(ぎ)とは、「きれい」になることを指すとのこと。神社に参拝し、心も体もきれいになり、日々を充実して過ごせるようになりたいですね。
(八ヶ岳事務所 大久保 武文)

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名 称: 身曾岐神社
所在地:山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3401

 

↓↓↓小淵沢の物件一覧はこちら↓↓↓

山梨◆八ヶ岳/爽秋の候、10月の八ヶ岳事務所より【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年10月2日

10月に入り、移動性高気圧が大陸からやってきて広く日本列島を覆うときには秋晴れになります。天高く爽やかな気候が1週間続くこともあります。

かつては10月10日が晴れの特異日で、オリンピックを記念した祝日でした。 収穫の秋、各家庭では「梨北米(りほくまい)」の新米が食卓に並びます。(山梨県産のブランド米で、日本穀物検定協会の食味ランキングで最高評価の「特A」を5年連続、通算10回取得しているコシヒカリ)

近年では温暖化の影響か日本の年平均気温は、100年あたり1.19℃の割合で上昇しています(世界においても同0.72℃)。北杜市の中でも米どころの標高が上がってきており、高根町五町田あたりがおいしいとも。

苅田の先には冠雪した富士山。甲府地方気象台によると南アルプス・甲斐駒ヶ岳の初冠雪は、例年10月27日(昨年は11月1日)ですので、いよいよ雪を抱いた山々の景色が楽しめる時期となってきます。この時期は朝夕の寒暖差が大きくなるとともに冷え込む日もありますので、現地見学の折は着帽の上動きやすい長袖の服装でお出かけください。

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◆今月号の物件こぼれ話

平成10年(1998年)のとある日、山梨県甲州市(旧塩山市)の古民家を初めて見学に来た方が、いく日か時を隔て今度は北杜市高根町の古民家を見学し、ご縁があって購入の運びとなりました。

トタン屋根の下にはむき出しのカヤが被さり、荒れ果てた家と言ってもおかしくはないその住まいを、県内の民家再生で名のある工務店とともに蘇らせました。

囲炉裏のある板間、梁と大黒柱の架構。甲斐駒ヶ岳を望むゆったりとした佇まいは、買主様の都会での暮らしを癒すには十分でしたが、ご家族の介護も重なり、とりわけ忙しい日常の中、なかなか自分の時間を持てなかったようです。

このたび生い茂った樹木を伐採し、屋根を修理、再び新たな住まい手を探すこととなりました。北杜市高根町2350万円(物件NO15244B)はそうした歴史がある、私が自信を持ってお勧めできる物件です。


(八ヶ岳事務所・中村 健二)

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◆「甲斐適生活相談会・秋」が開催されます

「甲斐適生活相談会・秋」が10月21日(土)22日(日)、の両日JR 町田駅並びの町田市文化交流センター(プラザ町田5階)にて開催されます。八ヶ岳事務所からは中村と安江、本部山梨担当の長内が対応させていただきます。

北杜市や甲州市、山梨市の物件だけでなく、都市部とは異なる、地方ならではの暮らしかた情報などもお伝えできればと考えております。毎回好評の「移住者セミナー」では、北杜市へ移住された方を予定していますので乞うご期待を。皆様のお越しを待ちしております。

お問合せは、
山梨県総合政策部地域創生・人口対策課地域創生担当
(電話055-223-1850・直通)
または八ヶ岳事務所
(電話0551-46-2116・水曜定休)まで

 

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★☆★遠方からの物件見学の際は、「田園暮らし体験館」がお得です!


<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。

山梨◆明野町/八ヶ岳・明野の朝市はご存知ですか?【巡り巡って北杜市探訪記】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2017年9月7日

八ヶ岳エリアでは各地で定期的に市(マルシェ)が開かれています。そのひとつが『明野朝市』。 「とりたて、できたて、つくりたて」をコンセプトにした地元有志による地域密着型朝市です。

5月から11月の毎月第2日曜日に開催。次回は9月10日(日)に開催します。会場からは八ヶ岳と南アルプスの雄大な姿が見られます。無農薬野菜、自家製酵母パン、小物ショップなど約15店が出店。ネルドリップ珈琲のカフェカーや揚げたてメンチカツ販売などの飲食系の出店もあり、遅めの朝食にもお勧めです。日曜の朝、少し早起きして、明野朝市にお出かけしてはいかがでしょう。 (八ヶ岳事務所 大久保 武文)

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日時 9月10日(日) 時間9時 ~13時
会場 浅尾原財産区駐車場
(ハイジの村入口交差点の西側、山梨県北杜市明野町浅尾5259 ― 1157)

 

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山梨◆八ヶ岳/9月の八ヶ岳事務所からのお知らせ【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年9月1日

昭和34年9月26日18時過ぎ、台風15号は930mb(当時、現在は929hPa)の勢力を持って和歌山県潮岬の西15㎞ 付近に上陸。最盛期の等圧線は直径2500㎞に及び当日9時の最大風速が60m/s という猛烈な風に加え、高潮と秋雨前線が重なり各地で甚大な被害をもたらしました。

この「伊勢湾台風」は自然の脅威として、愛知県と接する私の実家(静岡県・三ヶ日町)辺りでは今も語り継がれています。当時1歳にも満たなかった私にとって、記憶はまったくないのですが、裏山が崩れそうだと近所の家族が我が家に避難してきたという話を、私は毎年親から聞かされてきました。9月は台風シーズンとともに秋雨前線が停滞します。気象災害が続く昨今ですので、この秋も気を引き締めていきたいと思っています。

一方、八ヶ岳事務所のある北杜市では、この時期になると空気は澄んできて甲府盆地のその先にそびえる富士山もくっきりとその姿を見せ始めます。毎年甲府地方気象台の発表する初冠雪は、平年で9月30日と言われています。さて今年はどうでしょうか。事務所の周りでも黄金色に色づく田んぼがその収穫の時期を迎えます。物件見学の折には紫外線対策に加え朝夕冷え込む時期になりますので着帽の上、長袖長ズボンは必需品です。

◆今月号の物件こぼれ話 (物件NO.15199B 大泉町住宅)


椎名誠の国分寺書店ではないのですが、北杜市大泉町の森の中に佇むその山荘は東京・国分寺市内の古書店主が売主です。図書館の書架のような電動式書庫を初めて見たときは鳥肌に近いものを感じました。明治期の文豪や某マンガ家の絶版本が所狭しと並べられていたからです。


今は残念ながらすべての本は撤去されていますが、1万冊前後は入ると売主の弁。当然のことながら床と根太は補強してあり、設置費用はン百万円かかったそうです。誰にも邪魔されないこの山荘のパティオで過ごす読書のひとときを本人もこよなく愛してこられたようです。読書家や蔵書の多い方にはぜひともご覧いただきたい!


◆「新しいコミュニティのあり方と地域活性化施策」


北杜市と早稲田大学公共経営大学院は平成20年度より、「地域活性化システム論」を官学連携で取り組んできています。本年度の片木淳教授のゼミテーマは右記に掲げたとおりで、5月下旬より大学院生10数人が北杜市内でフィールドワークを行なってきました。市長や市職員、移住相談員等との対話を通じた市の課題や移住定住の可能性の追求など幅広く意見交換をしてきましたが、その中で私・中村も「北杜市に住まわれる人々〜具体的事例と地域との関わり方〜」というテーマで1時間半ほど話をさせていただきました。そうしたことを踏まえ7月下旬には早稲田大学3号館でゼミ生が2班に分かれて「中間発表」を行ない、私も参加させていただきました。新しい地域コミュニティの場やSNSを活用した施策提案は今後の移住定住にも結びつく院生の労作でした。「本発表」は10月に行われる予定です。(八ヶ岳事務所 中村 健二)

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<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。

山梨◆八ヶ岳/8月の八ヶ岳事務所よりお知らせ【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年8月3日


6月23日に気象庁より発表された関東甲信の3ヶ月予報では、8月の平均気温は平年より高い確率が50%で、今年も厳しい夏になると言われています。これは太平洋高気圧の張り出しが強く、その北側を低気圧が通過する「南高北低型」と呼ばれる気圧配置で、等圧線が鯨の尾のような形になります。

大気の状態は安定しており、青空が美山の上空に広がる時であっても、甲府盆地などは記録的な猛暑に見舞われることも。八ヶ岳南麓の北杜市は盆地との標高差が600m以上あるため、気温減率でいうと平均で4度ぐらい気温は下がりますが、それでも日中は30度以上になる日もあります。しかしながら、夕方から明け方にかけては放射冷却に伴う山風や田園を渡る風により寝苦しさはまずありません。

7日の立秋を過ぎた頃には秋風も吹き始めます。ツクツクボウシの鳴き声も森にこだまして夏の終わりを告げます。夜には葉陰から秋の虫たちの声も。物件見学時には着帽の上、長袖長ズボンと歩きやすい靴で。また、静岡側から鉛直方向に長く伸びる積乱雲が現れて、周囲が突然暗くなり夕立が発生する場合もありますので、雨具もご用意しておいてください。

 

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北杜市大泉町◆岩盤浴サロンの営業ができる清涼な森の再生民家風住宅
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◆今月号の物件こぼれ話
何年か前に東京で行われた「甲斐適生活相談会」と「北杜市現地ツアー」に参加されたその方は、公務員時代からの夢であった「人を癒す」施設をこの南麓で実現したいと思い、大泉町の落葉樹の森にこの物件を購入されました。移住後資格を取り「パノラマの湯」で整体をされる姿に私も出会うことがありました。



購入物件の1階の物置部分を改装して岩板浴施設にし、その南には周囲の森をゆっくり眺められるスペースも設けました。その費用はン百万円だったとは請け負った大工さんの弁。その静謐な空間は首都圏に住むお子さんに引き継がれ、このたび惜譲となったものです。

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北杜市大泉町◆岩盤浴サロンの営業ができる清涼な森の再生民家風住宅
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◆「移住」をテーマにした地域創生会議
山梨県では県内を4つのブロックに分けて地域創生会議を開いてきましたが今年のテーマは「移住」。甲府市以西の7市町(含む北杜市)のブロック会議が、先月7月の初め県庁防災新館にて開催されました。冒頭、山梨県内の大学で学ばれたという現埼玉大学の石阪教授が会議座長に選ばれ議事が進行しました。空き家を通じて移住や都市と農村の交流活動をかれこれ20年以上北杜市で続けている私も、この会議に(年3回)委員として召集していただき、地域の行政マンや学識者、地域おこし協力隊の面々とともに議論させていただくこととなりました。この会議の内容は、今後現地見学会の折りに八ヶ岳事務所の田園暮らし体験館でご報告させていただきます。

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