昭和49年、6月下旬から雨を降り続かせていた梅雨前線は台風の影響を受けて活発となり、7月7日の午前中より東海地方各地に集中豪雨を引き起こしました。いわゆる「七夕豪雨」といわれるもので、静岡を走る二俣線(現天竜浜名湖鉄道)は1ヶ月ほど不通となりました。当時高校生だった私は期末テストを控えた同級生たちの不安な横顔を今も忘れることができません。
太平洋高気圧が勢力を増してくる梅雨末期には上空と地上の気温差が大きくなるため、大気が不安定になり雷を伴った大雨が降ることが多くなります。用心に越したことはありません。
そのいっぽう日中田園を吹きわたってくる南風は自然のクーラーの役目を果たしますし、夜の間、山から吹き降ろしてくる風(山風)は地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で涼しいため、皆さんがよくご存知の窓を開けて寝ると風邪を引くといわれるようなことが起きます。ですから真夏でも寝苦しい夜はほとんどありません。電気代も夏場ほど安く済むと言われる所以です。
現地見学の際には紫外線予防対策として長袖と着帽、動きやすい服装でお出かけください。
◆7月3日、小淵沢新駅がオープン!
中央本線小淵沢駅の新駅舎が7月3日に開業します。北杜市の鉄道の玄関口であり長年リニューアルが待たれていた小淵沢駅ですが「エコステ」モデル駅として整備されました。これまでの駅舎は老朽化とともに、「小海線の待ち合わせ時に居るところがない」とか、「トイレが汚い」だとか、「改札口までの上り下りが大変だ」とか、多くの不評をかっていましたが、新駅舎にはおおいに期待したいものです。
※写真提供JR東日本八王子支社
”エコステモデル駅:晴天日の日照時間帯における駅消費エネルギーを100%太陽エネルギーで賄う仕組みを備えた駅。「LED照明」、「太陽光発電設備」、「太陽熱給湯の導入」、「待合室への太陽熱暖房」などを導入し、「エコ表示モニター」で太陽光発電量や使用電力等の使用傾向を表示する。”
私が気になっている小海線との連絡橋が高齢者や車椅子利用者にとっても、スムーズに移動できるようになればありがたいです。7月の八ヶ岳南麓見学会に電車でご参加の方はこの新駅舎でのお待ち合わせとなります!
◆山梨県移住相談会が開催されます。
来たる7月23日(日)、東京有楽町の東京交通会館にて、山梨県移住相談会が開かれます。「やまなし暮らし支援センター」のある東京交通会館として皆様にはよく告知させていただいておりますが、今回は山梨県内の放送局も加わり、12階のカトレアホールの仕切りを取り外した大スペースに、各自治体や民間企業などがブースを設けます。
通常の相談会というよりもイベント的な要素を加味した企画もあるとか。移住のための就業や就農についても県の担当者などがアドバイス。来場者にはより身近に山梨県の魅力に触れていただける機会になるのではと張り切っています。
当社においても空き家や古民家など最新物件情報をブースにてご紹介すべく、八ヶ岳事務所担当者および本部山梨担当者が終日皆様のお越しをお待ちしております。
http://furusato-net.co.jp/wordpress/news/170723yamanasi_event
お問合せは、山梨県 総合政策部 地域創生・人口対策課 地域創生担当(電話055‐223‐1850)または八ヶ岳事務所(電話0551‐46‐2116)まで。