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秋田◆秋田/我が家のカモシカ~その3~【地域駐在スタッフ・秋田からの風】

この記事の投稿者: 秋田現地案内人/ 片山 保

2022年10月16日

▲蓮の花が満開の千秋公園(元佐竹藩の久保田城)。

定年を前にして田舎暮らしにあこがれて当時住んでいた大阪の周辺をあちこちと探している内に東京へ単身赴任。

ならばと、千葉、茨城、埼玉と休日毎に探し、山梨のふるさと情報館の体験住宅も見学してきた。

そうこうするうちに妻の郷里で両親の傍に住むのも親孝行ではなかろうかという思いに至って秋田を終の棲家とした。

街はずれの小さな団地ではあるが、散歩道にはミズバショウ、カタクリなどの珍しい花やハクチョウ、ヒシクイ、などの春先の北帰行には西日本育ちの私には圧倒される風景である。

思わず小中学生のころの国語の教科書の一文、帯になったりたすきになったりと学んだものの実感がなかったが、目の前に繰り広げられるハクチョウ、ヒシクイなどが明け方から昼頃まで南の空から長がぁい帯が次から次へと湧き出るように迫って来て上空を通り過ぎてゆく様は圧巻以外の何ものでもありません。

秋田の良さや楽しさを少しでも皆さんにお届けして移住の候補の中にいれて検討していただければと期待しています。

▲来年もカモシカお会いしたいですね。

来年もカモシカがホームスティに来ないかなぁ、と今から楽しみにしています。(秋田駐在 片山保)

※我が家のカモシカ~その1~はこちらから
※我が家のカモシカ~その2~はこちらから

 

北海道◆弟子屈町/弟子屈町ってどんな所・・・(2)【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年10月13日

▲エア・ドゥの飛行機までは場内バスで移動します

道東エリア・弟子屈町に行くには北海道の翼・エア・ドゥの利用が便利です。

羽田空港から釧路空港まで約1時間20分のフライト。9月1日現在で1日2便、7時40 分発9時20分着と16時15分発17時55分着があります。

現在のエア・ドゥ社はANAとの包括提携契約を行い、機内では共同運行便とアナウンスされていました。

飛行機に乗る前は保安検査で30分程度かかり、特に釧路便は搭乗口が遠く、空港内もバスで搭乗場所まで移動が伴うので、さらに余裕ある時間設定が必要です。

座席は約140席で左右両側に3列シートが並ぶボーイング社製。1時間20分の空の旅は、ドリンクサービスが終わるとあっという間に到着する印象です。

▲釧路に着陸体制に入れば雄大な釧路湿原を一望できます。

正式には「たんちょう釧路空港」と表記され、海岸から約5㎞、市街地から北西に約22㎞の丘陵地にあります。

到着ロビー内には各社レンタカーカウンターが並んでいるので、事前に予約した会社で手続きすると空港内にある事務所まで送迎してくれます。レンタカーを利用せず釧路市内で宿泊される方は連絡バスで市内へ約45分です。

湿地に囲まれ、霧で有名な道東エリアは、出かける前に快晴でも一枚羽織れるものを準備した方が良いでしょう。弟子屈町までは北へ約70㎞、雄大な景色が広がっていきます。(本部 星野 努)

※欄外メモ:釧路レンタカーでは9月まで期間限定でキャンピングカーのレンタルなどもあるようです。

※「弟子屈町ってどんな所・・・(1)」はこちらから。

※「弟子屈町ってどんな所・・・(3)」はこちらから。

🌸弟子屈町の物件は<u><strong><a href=”https://furusato-net.co.jp/bukken/searchResult.php?address1=%E5%BC%9F%E5%AD%90%E5%B1%88%E7%94%BA&amp;pref_code=1″>こちら</a></strong></u>
<a href=”https://furusato-net.co.jp/bukken/searchResult.php?address1=%E5%BC%9F%E5%AD%90%E5%B1%88%E7%94%BA&amp;amp;pref_code=1″ target=”_blank” rel=”noopener”><img class=”aligncenter wp-image-22794 size-full” src=”https://furusato-net.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/teshikaga_bukken.jpg” alt=”” width=”800″ height=”167″ /></a>

山梨◆八ヶ岳/清秋の候、10月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2022年10月10日

▲黄金色に輝く田んぼにトンボの姿。(山梨県北杜市)

10月初旬。北杜市では稲刈りの最盛期を迎えます。

黄金色の稲穂の間を、コンバインが駆けていく。5月に始まった田んぼの水はり、田植え、毎日の水の調整、週末毎の草刈り、傍から見ていても、稲を育てるという事は大変な作業ですね。

そして今年も田んぼの1サイクルが終わろうとしています。10月の中旬には八ヶ岳、南アルプスの山も冠雪となるでしょう。空気も澄んで、山を眺めるのに良い季節となります。

▲10月中旬。南アルプスがうっすらと雪化粧。(山梨県北杜市)

▲稲刈りの季節。コンバインが駆けていく。(山梨県北杜市)

皆さんご存じでしょうか、北杜市は知る人ぞ知る米どころなんです。

正直、私は移住するまで、北杜市の米というものを聞いたことがありませんでした。思い返せば「コシヒカリ」「あきたこまち」「ひとめぼれ」といった銘柄は気にしていても、どこの産地の米かを気にしていませんでした。

住み始めた当初も、田んぼがあるくらいの認識でした。ただ北杜市の食堂やドライブインで出てくる米(武川米が多かったでしょうか…)がとても甘くて、甘くて、ビックリしてしまいました。

その事を地元の方に話したところ、ご自分が褒められたように喜んでくれた記憶があります。こんな話も聞きました。「北杜市須玉町の米は、新潟魚沼産の米の在庫が少なくなると、魚沼産として市場に出されるのだと」。

これは都市伝説のようなもので、魚沼産に劣らず美味しいという話が誇張されたものだと思います。ただ、それくらい地元のお米への信頼というか、誇りがあるのだなと感じさせられたエピソードでした。

調べてみると、JA 梨北管内で栽培された「梨北米こしひかり」は、食味ランキングにおいて最高評価の「特A」を通算10回獲得しているそうです。そして平成20年には魚沼産こしひかりをおさえ、日本一美味しいお米にも選ばれたことも( ㈱米福HP より)。

食味ランキングとは(社)日本穀物検定協会が実施しているもので、専門家20名が毎年、お米の「外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価」で審査し、基準米とおおむね同等のものを「A’」、特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価をするものだそうです。

こんなシビアな戦いが毎年行われていたのですね。私の方は、ここ3年程から顔見知りの農家さんからお米を買うようになりました。知っている人が作っているお米なので、なんでしょう安心感があるのは勿論、応援したくなる気持ちまで湧いてきます。

「梨北米こしひかり」のここ3年の結果は「A」の成績、「特A」からは遠ざかっているようですが、個人的には、それは何かの間違いなのでは?と言いたくなるくらい、北杜市のお米推しの今日この頃。北杜市においでの際は、是非、お土産にお米をお買い求めください。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

【八ヶ岳事務所エリアの物件】
八ヶ岳南麓エリア・・・北杜市高根町、北杜市長坂町、北杜市大泉町、北杜市小淵沢町
韮崎・茅ヶ岳エリア・・・北杜市須玉町、北杜市明野町、韮崎市、甲斐市
武川・白州エリア・・・北杜市白州町、北杜市武川町

東京◆本部/御朱印集めに奮闘中【本部スタッフ・日々の暮らしより】

この記事の投稿者: 編集

2022年10月7日

▲国宝瑞龍寺の御朱印。

この春より御朱印集めをしています。

神社やお寺によって御朱印の書体やレイアウトが全く違うので御朱印帳が戻ってくる時は毎回高揚感があります。

書体は文字が崩されていない楷書や隷書のところもあれば、神社の名前が全く読めない草書で書かれた神社など様々です。

中でも時代が反映されていたのはコロナウイルス感染防止対策のために、その場で書くのではなく御朱印のサイズの半紙に、元々書いていたものを渡されるといった御朱印帳を忘れた方と同じ対応の所もありました。コロナとはいえせっかく行ったので少し残念です・・・。

▲修善寺真田神社の御朱印。

▲こちらが真田神社の期間限定御朱印。

印象的な神社は通常の御朱印と期間限定の御朱印の2種類がある神社です。

限定に弱い私はどちらもお願いしました。

その御朱印は見開きでゴールド、シルバー、ブルーのラメのインクで書かれているのでページがとても華やかになりました。

ゆっくり御朱印集めを続けたいと思います。(本部 井上 美穂)

▲最近は可愛い御朱印帳もありますよ!

岩手◆遠野/住み継ぎと文化の継承【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2022年10月4日

▲次世代に残したい遠野の風景

当地方に移住されて長年楽しまれた方々が、高齢化に伴い自動車の免許更新のたびに返納を考える事があるとのお話を聞きます。

それと同時に、田舎暮らしも十分楽しんだので、老後の生活の準備としてご親族の近くや、利便性の良い街に引っ越そうかとのお考えから、最近は住み継ぎの物件として、売出を依頼されることが多くあります。

また、田舎暮らし物件をお探しの方々にとっても、生活用環境が整って直ぐに移住できる物件は好都合なようで、短期間で購入者が見つかることが多いです。

ご自分たちが楽しまれた日々、時間は何物にも代えられない貴重な宝物だと思います。

そして、その思いは次代の方々に引き継がれて有形無形の自然環境生活の文化づくりに繋がっていくものと思われます。

これから当事務所もスタッフ共々、生活文化づくりに貢献できているとの気概を持って取り組んで行きたいと思っています。(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

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長野◆青木村/信州青木村~里山暮らしのすすめ~【所長・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2022年10月1日

▲畑付きの住宅を案内する山本さん。

青木村に行くのは久しぶりだった。「上小(じょうしょう)」と呼ばれるこの地域は人の心をほぐしてくれる何かがあるようだ。

20年ほど前から当社とともに移住定住の仕事をされている地元生まれ地元育ちの山本さんの案内で、この7月に山梨から上信越自動車道上田菅平インターを抜けて訪れた。

山本さんの事務所はちょうど国宝「大法寺三重の塔」に枝分かれする場所にあり、国道143号線の青木村の入口にあたる。

「青木村は里山との距離感が良いでしょう」と山本さん。山があり川があり人が暮らしている。

地元のわからない事などを親身になって耳を傾ける姿勢が好印象だとは、田澤地区に移住された方々から聞く言葉だ。

以前別所温泉に秋の味覚を求めにきた時も感じたことだが、上小の人たちの気骨はもてなしの心意気にあるのかもしれない。畑で取れたてのかざらない野菜を走り回って食膳に並べていく。そして両手に抱えきれないほどの季節の野菜を土産に渡す。

山本さんは「物件見学の折にひとつ、野菜を植えて帰りませんか?」と見学者の方がたにも言うそうだ。時期になったころにまた収穫に来ていただく。そこには単なる見学者という一見さんから、地域へのかかわりを率先して進めていきたいと願う山本さんの移住コーディネーターとしての役割もあるようだ。

▲趣のある田沢温泉

田沢温泉近くにはそれこそ数十世帯の移住者がいらっしゃるという。犬の散歩で会ったイギリス人にも気さくに声をかけている。ここでは地元の方々と移住者との付かず離れずの関係が生まれている。

▲遠く浅間山の長く尾を引く稜線が素晴らしい。

近くの里山と遠くの浅間山、絵になる景色を求めてこれからも来村される皆さまにイチ押し物件を紹介できるよう、山本さんと二人三脚でやってまいります。(八ヶ岳事務所 中村健二)

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長野◆安曇野/幸運のハグロトンボ【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

この記事の投稿者: 編集

2022年9月28日

▲幸運をもたらすと言われているハグロトンボ。

蝶々とおぼしきものがひらひらと飛んでいます。

草に止まっているのをそっと覗き込むとトンボにも見えます。

観察している後ろから「ハグロトンボがいるね!」と話し声が聞こえました。ハグロトンボ!初めて聞く名前です。

▲映画ののロケ地にもなった川と水車。

ここは長野県安曇野市にある「大王わさび農場」。あたり一面がわさび田です。入口近くの有名な水車がある川は底まで見ることができるほど水が透き通っています。

そこから少し奥に進むと、わさびを育てている水にさわれる場所がありました。水の中に両手を入れてみると凍ってしまうかと思うほどの冷たさです。とてもじゃありませんが手を長くは入れられませんでした。

この日は30度越えととても暑い日でしたが、北アルプスの伏流水の冷たさが暑さを一時的に忘れさせてくれました。

きっとこの環境だからこそハグロトンボを見ることができたのですね。

幸運で縁起の良いトンボと言われているので現れてくれたことに感謝です。(本部 井上美穂)

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山梨◆北杜市ほか/甲斐適生活相談会【来てくれんけ甲斐路・所長ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2022年9月25日

▲各ブースでの相談会の様子。

~3年ぶりに相談会が対面で行われました~

山梨への移住定住や二地域居住を官民共同でサポートする「甲斐適生活応援隊」による相談会が6月25日に東京有楽町の東京交通会館で行われました。

ここ2年間はオンラインのみでしたが、当日は感染予防対策をした上でのリアルな対面相談となりました(同時にオンラインの開催)。

以下その報告となります。

自治体からは甲府市や北杜市をはじめ韮崎市、甲州市、大月市、都留市、山梨暮らし支援センターなど。民間は不動産や建設会社でした。今回わたし的に驚いたことは自治体職員が一新されていたこと。これが意外にも新鮮な話題を提供できたようです。

「新しい住まいの見つけ方」というテーマで、限られた時間のため先輩移住者による体験談はやめました。その代わりに県の職員による移住に対する補助金(100万円の移住支援金)の話や設計事務所の二酸化炭素排出量の少し専門的な話が好評でジッと最後まで聞き入っておられる方々もいらっしゃいました。

▲各ブースでの相談会の様子。

ここで相談会にご参加された方々のことに触れてみます。対面とオンライン合わせて参加者は50名ほど。そのうち当日お越しになられた対面者は実に95パーセントが首都圏在住の方でした。そのほかは山梨、東北、関西の方。

年齢層では50代以上が5割弱でしたが30代40代の方も4割ほどいらっしゃいました。希望地域は過去圧倒的に北杜市(八ヶ岳南麓)でしたが、今回は半数ほど。中部横断道の開通により県南部の身延や南部も認知度が高まって来たほか、独自の取り組みによって学生と高齢者の町として成功している都留も人気が出ていたように感じました。

そして意外に知られていないのが甲府。子育て支援メニューも豊富な甲府(の賃貸)にとりあえず住んでその先を探すという選択もあるし、少し離れた郊外は緑も多く喧騒も少ない、そして駅にもスーパーにも出やすく図書館も多いなどのメリットを考えると、県都に住むのも良いのかも。

終了時間の午後5時まで各ブースが盛況だった今回の相談会でした。

▲わたしもお話させていただきました!

▲講演の様子

今回、実はわたしも話をさせていただく機会がありました。「アフターコロナでどう変わった?山梨移住事情」というテーマで、内容はおおむね次のとおり。

『山梨県とゆかりのある太宰治は、「富嶽百景」で書いている月見草のことがよく知られているが、もうひとつ粋な地形の話も残している。

゛甲府は「擂すりばち鉢の底」と評しているが、当たっていない。もっとハイカラである。シルクハットを倒(さかさま)にして、その帽子の底に、小さい小さい旗を立てた、それが甲府だと思えば、間違いない。(「新樹の言葉」より。1939年)″

帽子の底の甲府は標高250m、帽子の東側のつばである笹子トンネルは同800m、西のつばにあたる小淵沢インターでは900m。100m 上がると気温は0・65度下がり、盆地との気温差は5度前後開きがある。

兼好法師の言った夏を旨とする家の作り方をここでは冬を旨として考えたい。そして職場を変えることなく引越し感覚で家探しができるコロナ下では家族で移住を決断するには絶好のチャンスであろう。

ネット環境さえ整えば首都圏と比べて中古物件ははるかに安い。庭も広い。欲しいものは宅配で手に入る。伊豆や軽井沢の観光地へも渋滞なく行ける。図書館も空いている。

ご夫婦やおひとり様におかれては1アールの自家菜園を確保しよう。森の中に小さな小屋(タイニーハウス)を建て一人用サウナ、広めのベランダ、ペレットストーブとハンモックを用意して人とはあまり会わない暮らしを楽しむこともできる。』

最後に、今年第2回目の相談会は10月1日の土曜日午後1時15分から午後5時まで行います(感染状況により変更の可能性あり)。(八ヶ岳事務所 中村健二)

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※お問い合わせは、
山梨県二拠点居住推進課(055-223-1850)
または
ふるさと情報館八ヶ岳事務所(0551-46-2116)まで
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