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福島◆会津若松市/湯船に200円貯金の試み【本部スタッフ・ふるさと見聞録】 

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年10月19日

▲湯川沿いにライトアップされるため、夜の東山温泉は意外と明るい。

東北地方随一の歴史城下町である会津若松市は、市内に2箇所温泉街を抱える県内有数の温泉都市でもあります。

1つ目はひまわり畑と風力発電所のある会津布引山を源流とした、阿賀川へ注ぐ湯川沿いに立ち並ぶ開湯1300年の歴史を誇る東山温泉。江戸時代には鶴ヶ城から東へ4㎞という好立地から、会津藩の奥座敷として栄え、山形県の湯野浜温泉(鶴岡市)・上山温泉(上山市)と共に奥羽三楽郷と呼ばれました。

2つ目は南会津郡下郷町との間に建設された大川ダム・若郷湖の下流にある、阿賀川の渓谷沿いに開かれた風光明媚な芦ノ牧温泉。近年では社会現象を巻き起こした大人気アニメ「鬼滅の刃」で登場した無限城のモデルとされたホテル「大川荘」が、聖地巡礼スポットとしてコロナ禍後の観光客呼び戻しに一役買ったといいます。

▲東山温泉は様々な病に効く万能湯として、江戸時代より湯治場として栄えた。

この2つの温泉地に共通している点といえば、開湯1200〜1300年の長い歴史、川沿いにある渓谷美とマッチした温泉街、栃木〜福島にかけて多い「塩」にまつわる地質の塩化物温泉、そして何よりバブル期に倒産した廃墟ホテルが目に付く点でしょう。

日本は戦後旅行ブームにより全国各地に温泉ホテルが建設されたものの、バブル崩壊・リーマンショック・コロナ禍と、景気悪化により大口団体客を失ったことで経営が立ち行かなくなり、会社倒産で所有者不在になった廃墟ホテル群が社会問題となっています。

こういった建物は老朽化による倒壊の危険性、治安の悪化、美観の低下など様々な課題が現れるものの、地方自治体としては特定危険空き家のように、行政代執行後に解体費を請求しようとしても請求先そのものが消滅しており、現在の財政状況からの解体費の捻出は市民からの理解を得られず、にっちもさっちもいかないのが現状。

▲芦ノ牧温泉は阿賀川の渓谷美を楽しめるため、冬はより一層美しさを増す。

そこで会津若松市では景観向上に向けた財源確保を理由に、今年10月1日より10年間、既存の入湯税150円から350円へと大幅に値上げすることになりました。1人頭200円の湯船貯金が、鄙びた温泉街を生まれ変わらせてくれる救世主となることを切に願います。(本部 髙橋瑞希)

群馬◆草津町/温泉が川になって流れている公園【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年9月21日

▲公園の中心あたり。近くにあずまやもある。

草津温泉の中心に位置する湯畑から西へ徒歩約10分の所にある「西さい河原公園かわらこうえん」。

草津温泉の最西端にあることからこの名前がついたようです。

辺り一面ゴロゴロ転がる岩の間のあちこちから温泉が湧き出して大量の湯煙を上げ、湧き出した湯が、温泉の川となって流れています。

流れている川に手を入れると丁度良い湯加減でした。

湯溜まりも点在していてその間を縫うように、石畳で歩きやすい遊歩道が設けてあります。

草津温泉の匂いがする中、温泉情緒たっぷりの湯けむり漂うコースを散策できます。

先に進むと公園の奥にある西の河原露天風呂まで通じています。

▲エメラルドグリーンに輝く足湯。

また日没から22時までは公園内のライトアップも実施されているようで、湯上りにロマンチックな夜の散歩を楽しめると思います。

公園の入場は無料で、エメラルドグリーンに輝く足湯にも無料で入れるので、草津町へお越し際は一度行ってみてはいかがでしょうか。

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西さい河原公園かわらこうえん西の河原露天風呂(草津町公式ホームページより引用)

露天風呂について
営業時間
4/1~11/30 7:00~20:00(最終入館は19:30まで)
12/1~3/31 9:00~20:00(最終入館は19:30まで)

入場料金
大人:700円 子供:350円

販売品
オリジナルフェイスタオル:320円
オリジナルバスタオル:1,350円

長野◆佐久/GWは佐久バルーンフェスティバルです!【全国行脚☆新ライダー伝説】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2018年4月30日

毎年、5月3日~5月5日に千曲川スポーツ交流広場で熱気球の大会が行われます。今年で26回目を迎え、熱気球約40機が大空を舞台に舞い上がります。競技はゴールにどれだけ近づけるかなど、いくつかの種目を行い、順位を決めます。参加チームは常に変わる風を読み、高度を変え、自然を理解できるかで勝敗が分かれます。

日中は気温の上昇とともに風が強くなる傾向にあり、競技の実施が難しくなるため、6時15分からと15時からの2回行われます。熱気球の炎とパイロットたちの情熱により、会場が熱く湧くなか熱気球は澄んだ大地に一斉に離陸していきます。

夜にはライトアップされ幻想的な雰囲気の熱気球が並び、日中とは違った印象に変わります。毎年フォトコンテストも開催しております。今年も開催予定で、「見る」だけでは無く、「参加」して楽しめる内容となっております。お時間がある方は是非一度ご覧ください。
(本部 長内 望)

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