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千葉◆いすみ市/歴史と自然が融合した魅力的な場所【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年8月26日

▲夷隅川を渡ると天守閣をかたどった展望台が見える。

万木城跡公園は、戦国時代に美濃国からきた土岐氏によって築かれた万木城、房総でも代表的な山城の跡です。

三方を夷隅川(いすみがわ)に囲まれ、敵の侵入を防ぐため巨大な堀や山肌を垂直に削った切岸が城を守っていたのかもしれません。

江戸時代の城のようにここで普段生活をしていたわけではなく、合戦のとき籠る場所だったようです。

城主の土岐氏については資料が少なく、謎の部分も多いそうです。

当初は里見方だった土岐氏ですが、第二次国府台合戦で里見氏が小田原北条氏に負けると、北条氏に属します。

そのため、里見氏や正木氏に、幾度となく攻められましたが、決して落城することはなかったそうです。

北条氏が滅びると土岐氏も同じ運命をたどり万木城は廃城となりました。

▲展望台から西側を望む。

現在は公園となり、公園のふもとの駐車場に車を置き山の上まで坂道を10分位歩いた所に天守閣をかたどった展望台があります。

展望台からは、西に美しい田園風景と民家を望め、東には太平洋が望む事ができます。

いすみ市にお越しの際には、一度立寄ってみてはいかがでしょうか。(本部 角南辰彦)

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🏯万木城跡公園(千葉県公式観光物産サイト「まるごとeちば」より引用)
・所在地:千葉県いすみ市万木834
・アクセス:いすみ鉄道国吉駅からタクシーで7分/いすみ鉄道国吉駅から徒歩30分
・見ごろ・シーズン:4月下旬~5月上旬にかけてオオムラサキツツジが満開になります。

千葉◆いすみ市/横になったお釈迦様 ~ 行こうぜ!ツーリング南房総!~【全国行脚☆新ライダー伝説】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年10月25日

▲山間にひっそりと佇む海雄寺。

千葉県いすみ市の中央部にある、万木城近くの「海雄寺」に、横になられたお釈迦様がいます。1990年に、県の有形文化財に指定された涅槃像の造営時期は、1711年~1715年とされ、全長5.16mの大きさ。当然に「重機も無い時代に高台のこの地に運び入れ、建造したな!」と感心するばかり。普段はガラス越しに拝見出来ますが、5月3日の「万木城まつり」(以前にも情報誌の誌面でもご紹介したお祭り)では、一般公開され、近くで拝見する事が出来ます。

▲いすみ市指定文化財の釈迦涅槃像。

千葉県内には他にも館山市の上楽山「萬徳寺」に涅槃仏があります。こちらは、全長16mとさらに大きい物となります。造営は1982年と新しく、500円の拝観料(65歳以上は400円)で見られます。

いすみ市からは外房黒潮ラインを走れば2時間程で到着できますので、両方を見比べて見るのも面白いかもしれません。(本部 長内 望)

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