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新潟◆長岡/祈りと復興の長岡花火大会【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年9月28日

▲フェニックス花火(金澤撮影)。

今年も行って参りました長岡大花火大会。

2020、21年のコロナ禍による中止も挟みましたが、かれこれ15年くらい連続して観覧しています。

家族全員の〝阿吽の呼吸〞で例年8月2、3日は各々が当然のように休みを取ります。

夏の花火=お祭り、というのが大多数のイメージですが長岡は少し違います。

その発祥は江戸時代でごく普通の花火でした。

それが時は流れ1945年8月1日、長岡は空襲の惨禍に遭います。

翌年の8月1日には、戦没者を追悼する慰霊の花火として「長岡復興祭」が開催されました。

それが今に引き継がれる花火の意味と思いです。

更には2004年10月23日発生の中越地震からの復興祈願も重ねています。

その時誕生した花火がメインとなるフェニックス花火です。

信濃川河川敷で全長2㎞にも及ぶ連続打ち上げは大迫力。

何度見ても〝うるっ〞と涙腺が緩みます。他にも正三尺玉、尺玉100発など、全てのスケールの大きさに圧倒されます。

今年は有料観覧席34万席が早々に完売し、2日間の天気に恵まれ例年以上の来場数があったことでしょう。(当日の天気を見て日帰り弾丸で来た方も多いのでは)

今年も長岡花火から感動を享受し、頑張ろうという励む気持ちになりました。

もちろん、来年も行きます!(本部新潟担当 金澤和宏)

東京◆本部/情報の民主化とリスキリング【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年1月28日

▲「情報の民主化」。生成AIで作成.

「日本に情報の民主化が起きた」

ある著名人が口にしていた。石炭から石油、蒸気機関車から車に変わった産業革命のように、IT革命の本質を突いた言葉に思う。

誰でも有益な情報が得られ、もちろん知らなくていい情報やフィルターバブルの問題もあるが、今更ポケベル時代に戻りたいとも。

先日、新潟の旧山古志村のニュースを見た。中越地震を乗り越えるも、直面する過疎問題は日本全国どこも同じ。人口800人の小さな村が挑戦したのは新しい技術・NFTによる「デジタル村民」の誕生だ。

もともと山古志は錦鯉の養殖が盛んな所で、誌面の都合上詳細は割愛するが、自分たちの強みで未来をつくる努力を始めている。

本誌でも紹介したが、ファミレスなどで当たり前になった配膳ロボットも、運用は地方の方が早かった。

著名なマーケターが沖縄北部で新事業を仕掛けたり、確かにサッカー球団の企業名も地方名を冠するなど、新しい事業には地方・地域が必須キーワードに思う。

▲「錦鯉」の長谷川さんは50歳で王者に。

ふるさと情報館でも「東京都DX人材リスキリング支援事業」に応募、スタッフ2人と一緒に参加している。

50歳を目前に座学はツラいが、動画の閲覧は日常化できた。(吸収力の高い2人とは年齢差によるものなのか?)

DXとは単にデジタル化することでなく、社会の変容に対応し、そのためにデジタル技術やデータ活用を導入すること。焦っても仕方ない、少しずつ。(本部 星野努)

新潟◆長岡/長岡花火大会2023【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年9月7日

▲あまりの大きさに全体が写りきらないフェニックス(本人撮影)

例年、我が家の夏の恒例行事となっているのが「長岡花火大会」を見に行くこと。今年も8月2、3日と夏休みを頂き行って参りました。

日本三大花火大会の一つだけあり、そのスケール、打ち上げ数(2日間の開催も他に類を見ません)は一言では言い表せないことはもちろん、〝感動〞がプラスされていることが特徴です。

長岡花火大会は江戸時代(1840年)発祥で、始まりはごく普通の花火でした。

その後時は流れ第二次世界大戦で一旦中断。その際の空襲により焦土化した長岡市を復興の願いを込めて、慰霊の花火として復活。

今では中越地震(2004年)、中越沖地震(2007年)を含め、東日本大震災からの復興の願い。はたまた世界平和への祈りまで込められています。

特に象徴的なのは日本一の大河・信濃川に沿って全長2㎞にわたって打ち上げられる「フェニックス」花火。

涙を誘う演出で何度見ても〝うるっ〞と涙腺が緩みます。

他にも三尺玉、尺玉100発など全ての花火の迫力に圧倒されます。

今年は2日間とも天気が良く、暑い中家族で感動を味わらせて頂きました。また、来年も行く予定でおります。(本部新潟担当 金澤和宏)