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山梨◆北杜市/「名水百選」に選ばれている大滝湧水【八ヶ岳スタッフ・日々の暮らしより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2025年4月24日

▲「名水百選」に選ばれている大滝湧水。

大自然の恩恵を受けた北杜市には、随所に湧水があります。雄大な山々に囲まれた環境にあるため、清冽な水が育まれています。

大滝湧水は、三分一湧水、女取湧水と共に八ヶ岳南麓高原湧水群として、「名水百選」に選ばれている名水で、美味しいと評判です。

水温は1年を通して12度を保っており、日量約22,000トンが湧き出ると言われています。

味の特徴は、まろやかでほんのり甘みを感じ、また雑味がなくすっきりとした味わいです。コーヒーやお茶を淹れると、より一層美味しく感じられます。

水質は、ミネラルバランスが良く、健康にも良いとされています。

先日、事務所のスタッフとこの水でコーヒーを淹れてみました。いつものコーヒーが、よりまろやかな味わいになり、とても美味しくいただけました。

また、ワサビが栽培されていることからも、水の綺麗さが分かります。

連日、この美味しい水を多くの人が汲みに訪れています。

▲大滝神社。

場所は、北杜市小淵沢町にあり、大滝神社の境内に湧き出ています。豊かな自然に囲まれた場所で、環境も素晴らしいです。

ぜひ一度、訪れて味わってみてください。(八ヶ岳事務所 柳本朝子)

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大滝神社・大滝湧水(一般社団法人北杜市観光協会 公式ホームページより引用)

・所在地:北杜市小淵沢町上笹尾2734-2

・アクセス
車:中央自動車道小淵沢ICから約15分、長坂ICから約20分
電車:JR中央線・小淵沢駅から徒歩約20分

山梨◆北杜市/古き街並みが残る台ヶ原宿【八ヶ岳スタッフ・日々の暮らしより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2025年3月31日

▲毎年3月に「蔵まつり」が開催される。

江戸時代に甲州街道の宿場として栄えた台ケ原宿。山梨県北杜市白州町台ヶ原にあり、「日本の道百選」に選ばれています。

現在も、当時の旅籠や商屋の面影がしのばれる街並みが残され、街道沿いには酒蔵や和菓子屋、蕎麦屋、酒蔵直営レストラン、カフェなどがあります。

街道の歴史を感じながら、散歩の途中に美味しい物も満喫できます。

また、毎年恒例で続いているイベントもあり、例年多くの人が訪れ賑わいます。

10月には、台ヶ原宿市が開催され、全国から集められたアート作家やクラフト作品、骨董、おいしい地元の農産物、屋台も出店します。市は3日間開催され、昨年は過去最多となるおよそ350店が軒を連ねました。

また、3月には寛永3年から続く、歴史のある酒蔵の蔵まつりが催されます。限定のお酒が販売され、また十種類以上の銘柄のお酒を試飲することが出来ます。この酒蔵は江戸末期に建てられ、台ヶ原に残る最大の町屋建築になります。

明治13年、明治天皇が山梨を御巡幸された際には、行在所あんざいしょとして利用された、という貴重な建築物です。この場所で開催される、今年の蔵まつりは、3月20日から4日間、開催されます。

歴史ある街並み・建物が残る台ヶ原宿、ゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。(八ヶ岳事務所 柳本朝子)

北杜市◆全域/北杜市の地層と温泉【八ヶ岳スタッフ・日々の暮らしより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2025年3月3日

▲北杜市には数々の温泉があるのです。(画像はイメージです)

北杜市のある山梨県は、地下に複数のプレートが重なり合う複雑な地質構造になっています。

北杜市は、フォッサマグナと呼ばれる大断層の上に成り立っているため、市内のあちこちに温泉が湧出しています。

この複雑な地質構造が影響しているのか、市内の温泉によっても泉質が異なります。

塩化物泉、炭酸水素塩泉、全国でも珍しいラジウム泉など様々なので、北杜市では泉質の異なった湯めぐりを楽しむことができます。

北杜市白州町にある尾白の湯は、源泉は茶褐色の赤湯で、日本三大名湯の一つである有馬温泉と同じタイプの超高濃度温泉です。

露天風呂は、高濃度な茶褐色の源泉で、湯はぬるめなので、ゆっくりと疲れをとることができます。

▲温泉やサウナなど、癒されに来てください。(画像はイメージです)

他にも、パノラマの湯の大露天風呂は、正面に富士山、周囲には南アルプスなど山々の大パノラマが広がり、温泉につかりながら、絶景を望むことができ、心も体も癒されます。

いくつもの魅力的な温泉のある北杜市で、湯めぐりをしてみてはいかがですか。(八ヶ岳事務所 柳本 朝子)

山梨◆八ヶ岳/春寒の候、2月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】 

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2025年2月9日

▲雪化粧した木々と甲斐駒ヶ岳。(山梨県北杜市)

2月。暦の上では立春ですが、八ヶ岳南麓の北杜市はまだまだ冬の真っ只中。1年で一番寒く、これからが雪が降りやすい時期となります。

まだまだ冬というのは、全国的な話かとは思いますが、冬が早く始まり、終わりが遅いこの場所。一番寒い時期だからこそ、春という言葉が待ち遠しくなります。

北杜市に移住して8年程、冬の生活で諦めたことというか、手放したことがあります。

それは薪ストーブで生活するということ。

元々、薪ストーブに強い思いがあったわけではなく、お洒落、楽しそうくらいに思っていたところ、購入した家に薪ストーブがついていたというのが、私と薪ストーブとの出会いです。おまけについてきたプレゼントのようなものでした。

ただ、実際に使ってみると、楽しいけど、手がかかるもの、そして、使うほど手になじむものでした。

当初は薪に火を着けることも大変で、恥ずかしながら、煙が逆流して家の中が煙臭くなったこともあります。

とは言え、炎の揺らめきと、どの暖房器具とも代えがたいポカポカとした暖かさ。手に入れてみると、八ヶ岳南麓への移住の象徴のようなものに感じ、夢中になってしまいました。

▲じんわりと心まで温まる薪ストーブ。

一方で現実は厳しい。手がかかるのは、薪を燃やすことより、断然、薪を準備することにありました。売っている薪は高額で、札束を燃やすようなものと言われます。

その為、庶民が薪ストーブを頻繁に使うには、木を集め、チェーンソーで切り、斧で割り、薪棚で2年ほど乾燥させる必要があります。

私は木を無料で集めることは当初から諦め、丸太を2トンほど購入し、自宅の駐車場にトラックで落としてもらいました。

そしてチェーンソーを購入し、丸太を40㎝程の適度な長さにカットをする。この玉切りという作業が終わらないと、丸太を移動することが出来ない。

その間、駐車場が使えなくなるので、無理をして2日間で完了させる。そして、カットした大量の丸太を移動、そこからコツコツと、斧で薪割を休みの日に行うのです。

そして薪を乾燥させ、使えるようになるのは早くて来年になります。

この一連の作業が結構大変なのです。薪を作ることのみを趣味とするのであれば、フルタイムで働きながら出来るのかもしれないが、私には難しかった。

休みには出かけることが好きだし、何よりコツコツと続けることが苦手なのかもしれない。その為、当初は冬の間に終わるはずの薪割は遅々として進まず、放置された丸太には、きのこや苔が生えてしまった。

丸太を購入し、玉切り、薪割、乾燥というサイクルを3回ほどこなしたが、正直疲れてしまった自分がいました。

とは言え、薪ストーブは楽しい。その為、ここ最近の冬は、灯油ストーブを基本とし、週に1回ほど薪ストーブを楽しむ。薪ストーブは日々の生活では無く、たまの贅沢というのが、私と薪ストーブの距離感となったのです。

時間が出来れば、いやいや、結局はマメな人でなければ難しいのではと思う、冬の日です。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

北杜市◆全域/デマンドバス〜北杜市の予約制・乗合いバス〜【八ヶ岳スタッフ・日々の暮らしより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2025年1月30日

▲デマンドバス乗り場の様子。

山梨県で最も広い面積を有する北杜市。

北杜市のバスは、4つのエリアを設定し、幹線バスと支線を組み合わせ運営してします。

デマンドバスは生活圏(エリア)内における移動を担っている支線の予約制、乗合バスです。

路線は①高根・長坂・大泉、②小淵沢、③明野、④武川・白州の4路線で運行をしています。

市にお伺いしたところ現在、子供から高齢の方まで幅広い方が利用しているそうです。

利用目的は公共施設の利用ため支援学校などへの通学、通院、買い物など様々で、なかには別の路線や電車に乗り継ぎ市外へ出かける、という利用をする方もいるそうです。

デマンドバスを利用するには、初めに市への利用者登録が必要です。

また、利用する際は、利用したい日の前日の午後1時までの予約が必要です。

運行日は平日(1月1日から3日は運休)で、路線ごとに目的地一覧があります。

医療機関や金融機関、商業施設、公共施設などの目的地一覧の中から、希望の日にちと目的地、乗りたい便を予約します。

当日は、ワゴン車が乗り場までお迎えに来てくれ、帰りの便はご自宅の周辺で降車することができます。

なお、デマンドバスは相乗り車であるため、到着時間は多少前後する場合があるかと思いますので、時間に余裕をもって利用することをおすすめします。

乗車料金は、1乗車300円、回数券の販売もしています。

お出かけの際に、利用してみてはいかがでしょうか?(八ヶ岳事務所 柳本朝子)

※北杜市デマンドバスの詳細につきましては、北杜市公式ホームページをご覧ください。

山梨◆八ヶ岳/初春の候、1月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】 

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2025年1月4日

▲夕焼け空に赤く染まる富士山。(山梨県北杜市)

明けましておめでとうございます。

2025年、令和7年の幕開けとなりました。

事務所のカレンダーには平成37年、昭和100年という印字もされている。

不動産会社ならではだろうか、契約に使用する登記簿は和暦で記載されているため、昭和〇年の住宅が、築何年目かと見る時に役立つ。

皆様のお家にはどんなカレンダーが飾られたでしょうか。

わが家は壁掛けカレンダーを毎年1枚だけ購入している。沖縄に住み始めたころからの習慣で、海をテーマにしたものを買う。以前は「うみまーる」という沖縄県座間味島ざまみじまを拠点とした写真家ユニットのカレンダーを購入していた。

熱帯魚やウミガメが泳ぐ、のほほんとしたカレンダーを見ていると、次の休みはシュノーケルに行こうとか、カヌーで海に出ようとか、海まで徒歩圏の立地が、日常と休日をスムーズにつないでくれた。

八ヶ岳南麓に来てからも、不思議と山ではなく、海をテーマにしたものを購入している。最近のお気に入りは山と渓谷社の「しあわせのうみ」というカレンダー。こちらは沖縄に限らず、世界の熱帯の海を写したもの。

以前と違い、カレンダーを見て、直ぐに海に行くという環境では無いが、リビングの良く目につくところに掛けられたカレンダーという名の写真集は、今年も私の日常に彩りを与えてくれそうだ。

八ヶ岳と空。上空は宇宙とつながる様な濃いブルー。(山梨県北杜市)

1月の北杜市は冬の真っ只中だ。夏場に来られる観光客の方は意外に思われるかもしれないが、別荘利用や移住者に一番人気のシーズンが冬なのだ。

冬が近づくにつれて、夏山がいかにボケて見えていたのか驚くことがある。

晴れて、雲が無く、山の全容が見える、そんな稀な日であれ、夏場は空気中の水分で視界が妨げられていたのだと。

北杜市の冬は八ヶ岳や南アルプスで雪雲がせき止められ、乾いた空っ風が吹き下ろしくる。冷たく強い風、それにより乾燥した空気が、山を四季の中で一番、クリアに見せてくれる。さらには雪がその山容を際立たせる。

冬の晴天率は高く、昼間は暖かい日差しが降り注いでくれる。日が当たる場所で、車のエンジンを止めて、のんびりと車内で日光浴をしながら山並みを眺めるも良い。

そして空気が澄んだこの時期に見られる、特に濃い青空を「八ヶ岳ブルー」と呼ぶそうだ。青空にも深さがあるのか、どこまで濃紺になると八ヶ岳ブルーなのか。

今年は空の色を気にしながら、生活をしてみたいと思う。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

北杜市◆全域/小動物の通り道【八ヶ岳スタッフ・日々の暮らしより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2024年12月31日

▲県道28号の清里大橋を渡り、清里駅に向かう途中にある。

北杜市の豊かな森には、天然記念物のヤマネやリスなどの小動物が木の上で暮らしています。

森を分断する道路が原因で動物たちの移動範囲が制限され、時には車と衝突する危険性があります。

平成10年(1998年)、山梨県は保護活動の一環として「ヤマネブリッジ」を整備しました。

森の小さな動物たちが安全に道路を渡れるようにするための、橋のような通り道です。

こちらは道路の案内表示と兼ねる形で建設されました。

鋼鉄製の堅牢なつくりで、ブリッジの内部は人がかがんで通れるほどの広さです。

▲小動物保護のため「橋」を設置。

また、北杜市では平成19年(2007年)に民間連携事業として「アニマルパスウェイ」を八ヶ岳南麓の市道上に整備しました。

現在では、2基の「アニマルパスウェイ」が設置してあります。

「アニマルパスウェイ」、「アニマルブリッジ」共にモニタリングによって、ヒメネズミやヤマネなどの小動物だけでなく、彼らの天敵であるテンも利用していることが確認されています。

このような取り組によって、動物たちが安心して移動できることが期待されています。

北杜市にいらした際は、ぜひ探してみてください。(八ヶ岳事務所 柳本朝子)

北杜市◆八ヶ岳事務所/八ヶ岳事務所に新メンバーが加わりました【八ヶ岳スタッフ・日々の暮らしより】 

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2024年11月11日

▲北杜市大泉町出身です.

初めまして。この度ふるさと情報館の一員となりました、柳本朝子です。

私は、山梨県北杜市大泉町出身です。

祖父が兼業農家をしていたため、子供の頃はお米や野菜が、自宅にあることが当たり前でした。

食べたい時に家からすぐの畑に、トマトやキュウリ、ナス、トウモロコシなど、季節によって変わる野菜を収穫に行き、もぎたてを食べていました。

北杜市の学校の遠足は八ヶ岳登山。冬になると保護者の方々お手製の、田んぼのスケートリンクで早朝スケート。

今考えると、田舎ならではの豊かな経験だったと思います。

一度はふるさとを離れましたが、大学卒業後に北杜市に帰ってきました。

八ヶ岳、富士山、南アルプスの景色に、そして新鮮な美味しい野菜に、毎日ひとつひとつ感動しました。

一度離れたからこそ、なおさら北杜市の良さに気づけたと思います。

現在、休日は天候と気分で長野県や静岡県にドライブ、時には都内に買い物に出かけたりしています。

山梨を拠点に山に海に都会に、と楽しんでいます。

北杜市は都心からも近く豊かな自然があり、四季折々楽しめる場所です。

そして、美味しい水、お米、新鮮な野菜、美味しいお店も沢山あり、魅力がいっぱいです。

田舎暮らしをお考えのお客様のご希望をかたちにできるよう、最適なご提案が出来ればと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。(八ヶ岳事務所 柳本朝子)