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信州◆富士見町/八ヶ岳西麓・富士見から見る富士山【信州諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年1月25日

葛窪

諏訪郡富士見町は昭和30年、旧富士見村、境村、本郷村、落合村の四ヶ村が合併して生まれた町です。今でもこの旧村の地域感覚は御柱祭に生きています。東に八ヶ岳、西に南アルプスと高い山々に挟まれた地形ではありますが、その名のとおり、それぞれの連峰の谷間から富士山を望むことができます。

「富士見」という地名は関東に多く存在しますが、諏訪郡富士見町は、信州で一番よく富士山が見えることから来ているようです。農作業をしてふと腰をあげたときに仰ぎ見る、農村ならではのシチュエーションが心癒されます。私は富士見発祥の石屋に嫁ぎましたので、お墓をよく見て回ります。そんな中、やはり癒されるのは山の風景。富士見のお墓は開放的な田園の中など、山々の眺望に優れたところに建っているのが多く、富士山まで見えるところもよくあります。

比較的標高の高いところがそのビューポイントなので、裾野までしっかり望むことができ、遠くにあるわりには大きく見えます。お墓から見る富士山は、特別な感じがします。昔の人たちもこうして霊峰富士を望みながら、先祖への感謝の気持ちを表していたのでしょう。

詩人尾崎喜八も『自註 富士見高原詩集』で「別荘の森の向こうの丘のなぞえに、一箇所小さい墓地があった」とその情景の美しさや墓参りをする人々の穏やかな心情をつづっています。富士山は大地から天へ向かって合掌している形、また見てる人みんなに合掌している形。どんなに高くても謙虚な気持ちを忘れない姿の象徴なのだそうです。

標高3776m。ミナナム、(あんな姿に)ミナナロー。 新しい年を迎え、富士見の悦に合掌。 (富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

山梨◆八ヶ岳/あけましておめでとうございます【八ヶ岳事務所からのお知らせ】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2014年1月6日

1月6日(月)より通常営業しています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

山梨◆八ヶ岳/台風一過 秋の足音が聞こえます。【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2013年9月17日

近畿地方から東日本にかけて凄まじい猛威をふるい各地に甚大な被害をもたらした台風18号が通過したあとの今日は打って変わって、雲一つない秋晴れとなりました。
標高1350mの信州野辺山は放射冷却の影響で朝の気温が0度近くまで下がり初霜が降りたとか。富士山頂よりも気温が低かったようです。
いっぽう日中は日差しも強く、ここ八ヶ岳南麓でも気温が上昇。山々の陰影がくっきり現れ本格的な秋の始まりとなりました。

南アルプス・甲斐駒ヶ岳と秋の田んぼ

今週末は天気が良さそうなので、お出かけされる方は絶好の物件見学日和となりそうです。
先週発売の『週刊新潮 9月19日号』に当社扱いの山梨県富士川町の民家が見開き2ページで掲載されておりそのお問い合わせの対応に追われて、今日はゆっくりと山の景色も見られませんでしたが、まもなく富士山も初冠雪です。
雪をいだいた峰を見にきませんか。
(八ヶ岳事務所 中村健二)