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長野◆富士見町/物件ウォッチ誌上オンエアー (文化放送「大人ファンクラブ」毎週土曜日06: 25 より。中村の放送回は毎月第4週目)

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所・中村健二

2020年12月26日

テレワークを進める富士見町~菜園楽しむカラマツ林の中の家~

◆物件名:長野県富士見町980万円 中央自動車道小淵沢インターを出て北上しながら道の駅で左折すると、赤松の森にはいります。そこはいまでも大河ドラマなどで撮影に使われている富士見高原リゾートエリア。その先は一挙に視界が開け長野県富士見町になります。八ヶ岳の西域に位置する丘陵地帯です。

山梨県から長野県側に入ると印象的なのが赤いトタン屋根。私が20代のころから仕事で諏訪地域に来るたび目を引いたのがこの屋根の色でした。この地域では栗材の下地に雨の漏らない3寸6分の屋根勾配をつけ、仕上げに軽くて丈夫なトタンを葺いてきたようです。色は赤、茶、緑。それが今日まで諏訪地域の風景になってきているのですからおもしろいですね。

中央本線信濃境駅は、長野県側の最初の駅。下りを走る貨車はこの先塩尻駅で中央西線(ちゅうおうさいせん)の名古屋方面に向かうことになります。古くからこの八ヶ岳山麓は縄文文化が花開き「縄文銀座」ともいわれています。一級の展示館「井戸尻考古館(いどじりこうこかん)」の最寄駅にもなっています。

富士見町にゆかりある著名な文化人も多くいらっしゃいました。アララギ派の歌人伊藤左千夫をはじめ田山花袋、井伏鱒二、そして竹久夢二などなど。堀辰雄が療養したサナトリウム治療の最先端であった富士見高原病院はいまでも地域医療に欠かせない総合病院です。

富士見町では高原のテレワークタウンとして「明日からオフィスワークを富士見町で」をキーワードに、シェアレンタルオフィス「森のオフィス」を中心にテレタウン構想を進めています。とても今日的なテーマで、信州人の進取の気性を感じさせます。(八ヶ岳事務所 中村健二)

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物件は甲州街道の西側、旧甲州街道筋にある「森のオフィス」よりさらに山側にいった入笠山の懐にある若宮高原別荘地内にあります。水量豊かな「武智川」の小さな橋を超えると、別荘地の入口には昔の別荘地らしい名前の入った各家の木の表札が並んでいます。

昭和40年代に開発されたというこの一帯も、著名な創作家や学者さんなどが八ヶ岳の眺めを楽しみながら別邸を建てられたところです。道路が未舗装のままではあるものの、当時しっかりとした部材で建てられた建物が、第二、第三世代へと売却依頼がなされ、手頃感のある中古住宅が出てきます。富士見町の公営水道の大きな水道タンク施設があるので、完全に孤立するようなこともなく安心です。

物件は弊社でも移住者が多いメインストリート沿いのちょうど角地に位置します。北側隣地が傾斜地で、下りることはできませんが、下に武智川が流れ、せせらぎの音と冷涼な風を感じます。敷地は道路を挟むように駐車スペース、東側に広く囲われた独立したお庭があるのが特徴です。動物の放し飼いやバーベキュー、菜園・ガーデニングなど考えられます。

建物は山小屋風の建物で、和室部分を増築。一軒平屋に見えますが実は2階建て。床下部分に物置きスペースがあります。

ffファンヒーターが付いていますが、経年劣化が考えられるので、思い切って薪ストーブを入れてみるのもよさそうですね。


https://furusato-net.co.jp/16560

長野◆富士見町/信濃境・作業の現場より【地域創生・発見地元びと!】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年12月28日

八ヶ岳の南西麓に位置する富士見町は、山梨県との県境、小淵沢町と接し、首都圏から最も近い信州のひとつ。特急停車駅である小淵沢駅からも車で容易で、本数は限られるが富士見駅にも「あずさ号」は停車する。

富士見町役場周辺には生活施設がひと通り揃い、諏訪南インターが都市部との玄関口となり、何より八ヶ岳の眺め、南アルプス、入笠山、そして町名の由来である富士山の眺めが魅力の町である。

近、現代では文筆家や学者などの有識者、そしてふるさと情報館においても移住者・二地域居住の場所として人気が高く、嬉しいことにこの9月、10 月だけでも富士見町だけで6件の契約、引渡しがあった。

その日も町内のログハウスの引渡しが完了し、帰り際に信濃境駅の前を通ると、昨年成約頂いた土蔵物件に何台か車が止まっていた。中から懐かしい顔の大工さんがこちらに気づき、顔を出してくれた。

一人は町内の乙事こと地区の五味工務店の代表・五味広幸さんで、地域・気候風土に合わせたエアサイクルの家づくりを得意としている。また、現在売出し中の若手イケメン大工の平出智崇さんは日本伝統建築技能者の資格のある宮大工で、社寺建築の改修や文化財の保存修理なども担っている。

今回の現場は、一時は撤去取り壊しをオーナーも決断していたが、やはり土蔵を残し、その隣に八ヶ岳を眺める小ぶりな住まいを建て、ゆっくり土蔵を改修していくプランに最終決定したそうだ。

「施主さんはこんな改修はどうか?と夜中でもアイデアを送ってくるほど熱意とバイタリティある。こちらも真剣だよ」と笑う五味さん。今年の7月に自身が建築した住宅が「人生の楽園」でテレビ放映されたそうだ。

「ふるさとさんの見学会に参加して購入されたそうじゃない、消防士さん。周囲に溶け込んで良くやってるよ」知らぬは当方だけだったが、思わぬ成約者さんのご活躍を地元の方から聴けるのは嬉しい限りだ。(本部 星野 努)

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五味工務店(長野県諏訪郡富士見町乙事5812) 
TEL:0266-62-2872
http://www.53komten.com/

長野◆富士見町/高原の古道・古き史跡で地域を識る【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年8月4日

山梨韮崎市から北杜市を経て、長野茅野市まで至る県道17号線。生活に密接した主要地方道で、物件見学の際に利用している方は多いはず。正式な路線名は「茅野北杜韮崎線」といい、山梨県でも長野県でも17号線が割当られています。

県道17号線で富士見町を走っていると、沿道にある火の見櫓に看板があり、ここがすでに「小六(ころく)」地区に至ったことに気づきます。ふるさと情報館を通じて「小六」周辺に移住した方は多く、宮崎駿監督の『もののけ姫』の登場人物「小六」は、ここから名付けたと言われています。

さらにこの「小六」という名前、戦国時代にこの地に暮らしていた「岡田小六」がそのルーツとされています。武田の家臣だった岡田小六は、甲斐の国(現在の山梨)に諏訪側の情勢を偵察、耕作のかたわら、石の裏に密書をしたため、武田方の使者に伝えていたそうです。

県道17号線の沿道には「小六石」が現在でも残り、石の裏には手紙を隠した割れ目も確認できます。県道17号はドライブにも最適な道路ですので、富士見町にお越しの際は、是非この石を探してみて下さい。 (本部 星野 努)

 

長野◆富士見町/地域の人とともにつくる特養へ~【諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2018年1月19日

特別養護老人ホームでの版画展

きりっと冬晴れの美しい日。甲斐駒、八ヶ岳が真っ青な空にくっきりとそびえています。

今日は楽しみにしていた美術鑑賞の日。『月刊ふるさとネットワーク』にも連載されている「富士見町の良きお隣さん」作者の太田二郎さんの版画展が行われているのです。

5日間の会期最終日であるこの日は、展示の前で太田さんのトークショーも予定されていました。いつも誌面で読む不思議な精霊のお話を、今日は生で聞けるのです。 実はその会場は、富士見町に新しくできた特別養護老人ホーム「恋月荘(れいんげつそう)」の1階にある「槐(えんじゅ)ホール」。平成29年5月に新築されたこの施設は、富士見町の境小学校に隣接し、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳の雄大な山並みを望む自然豊かな環境にあります。


1600坪の広大な敷地に100床(うち10床はショートステイ用)を備え、さらに施設中央に広々とした「地域交流スペース・槐ホール」を確保しました。このホールでは開設以来様々な催し物が開かれています。落語、マリンバ演奏会、小学校児童との交流など。「利用者さんだけに見せるものではなく地域のみなさんにも喜んでもらえる施設として、一緒に鑑賞したり、発表の場として使ってもらえれば」と、施設長の窪田さんは語ります。


太田さんの版画展と一緒に行われたトークショーのテーマは「富士見とむじな」。富士見町に伝わる精霊や妖怪は、意外にも世界のあちこちで同じような言い伝えが見られる、という。太田さんのお話は調子が出てくると何かの言葉をキーワードにとんでもない方向に飛んでいって、その脱線話がまたおもしろくて、どんどん迷い道に誘われていくようです。



会場に降りてきていた利用者さんもその付添いの方や一般のお客様も、お話に吸いこまれるように聞き入って、感嘆の声や笑い声が漏れます。

最後には質問もたくさん出ました。ひだまりのような、あたたかい空間でした。
(富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

信州◆富士見町/物件見学のもう一つの楽しみ・・・富士見のロケ地をまわる(3)【信州諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年7月16日

2.烏帽子の田園2
信濃境駅から西に少し歩いたところにある烏帽子(えぼし)地区。アニメ「もののけ姫」の登場人物はエボシ御前をはじめ、富士見の地名にゆかりのあるものが多いです。これは宮崎駿監督の別荘が烏帽子にあるから、というのが地元では有名な話です。

私が最近ご案内時によくネタにするのはロケ地としても使われた「旧南中学校」。少子化の影響で2010年3月に廃校になった中学校校舎が映画「八日目の蝉」に登場します。愛人の子を誘拐した主人公(永作博美)が身を隠すために駆け込んだ新興宗教の館です。そこで描かれる自然と共存する女性たちの姿や、和とも洋ともとれるレンガ色の屋根の木造校舎のあたたかみが印象的でした。

1.南中学1
映画「いま、会いにゆきます」もここをロケ地としたシーンがあります。 烏帽子は丘陵、林、田園が入り混じった表情豊かな里山。ダイナミックな南アルプスを眺めながらの田園ドライブで、いつも癒されています。
(富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

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南中学校のHP
http://www.town.fujimi.lg.jp/www/fmjwww/

烏帽子地区にある定住向きの上質な住宅

建物1

建物2
建物3
15102-zu

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富士見町(烏帽子) 物件NO15102H<終了しました>

信州◆富士見町/八ヶ岳西麓・土地に根ざす、道端の観音さま【諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年3月31日

観音さまtittle

今売り出し中の富士見町の土地の一つに、興味深い軌跡が感じられる物件があります。

少し小高くなった赤松のある土地で、富士山や南アルプスを望めるという情緒あふれるものですが、さらに土地の中にいくつかの石碑群が建っているのです。

田舎物件にはたまに祠や石碑が残っているものがあり、そんな物件をご案内中のときにお客様から「これ、お墓なんですか?」と少し心配げに聞かれることがあります。

観音さま3

確かに古い民家の売買の時には屋敷の裏に墓石がある場合もあります。墓石の場合はその家の人が承継するべき祭祀財産ですから、売買によって土地建物の所有者が変わる場合は、墓石は前の所有者の責任で移設をします。

観音さま1

富士見町(小六)850万円  詳細はこちら

でもお墓ではない場合もあります。屋敷神(祠の形)や道祖神(夫婦らしき石仏や文字)、山岳信仰の碑であることのほうが多いです。その場合は組やマキ(※)など地域の共同土地管理責任者などに相談して、しかるべき場所に移設したりします。あるいはそのまま土地にいてもらって全くかまいません。私から見れば「神様付の土地!なんてありがたい!」と思う次第です。

観音さま6

ということで、今売り出し中の「小六」地区の土地にあるのは民俗信仰の石碑です。「富蔵山」「馬頭観(世)音」などの文字が彫ってあるものや、レリーフ状の馬頭観音石像があります。馬頭観音は元はインドの神様の化身、仏教が生まれて六観音の一仏になり、さらに日本に伝来して民間信仰の対象になりました。

農耕にも用い、険しい山道を通行するにも重宝した馬を、信州の人々はとても大切にしていました。ここ「小六」地区だけでなく、富士見町はじめ諏訪エリア、信州全土で馬頭観音信仰が盛んだったようです。

観音さま4

「富蔵山」とは長野県筑北村にある山で、頂上に寺があり馬頭観音を本尊としています。また、この土地の近くには「諏訪百番供養塔」と大きく彫られた石碑もあります。百番というのはおそらく西国三十三所・坂東三十三箇所・秩父三十四箇所の総合の日本百観音のことかと思われます。街道の近くに立って人々を見守る観音さま。縁あって近くにお住まいになったら、ぜひそっと、日々手を合わせてみてください。 (富士見・原村案内人 伊藤 やよい)
※ 「マキ」・・・田舎ではすぐ近くに同じ姓が集まることが多く、そういう集まりを「小林のマキ」とか 「平出のマキ」という。  「マキ」単位で小さな神社や墓地を管理していることも多い。

信州◆富士見町/本格的な冬到来?雪の日を楽しもう【諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年2月6日

1702伊藤

今年もこの季節がやってきました!

年明け最初の3連休はこの冬2回目の積雪、昨年11月末に早々と10㎝ほどの積雪があり、住民は少々慌てました。こんなに早くこれだけの積雪があることは稀です。

でもその後12月は比較的暖かい日が続き、年明けは大変穏やかな日より。ぽかぽかとして、日中は暖房も要らなかった家が多いのではないでしょうか。

あいさつがわりの天気の話題は「あったかいねぇ。このままいきゃいいけどね」。

だけどそうは問屋が卸さない。そう、住民にとって、雪は面倒なものなのです。忘れたころにやってくる、雪対策という非日常作業が。

一冬に3~4回の積雪は覚悟しましょう。だいたい一回の降雪で積もる量は膝丈くらい。定住派の方は雪かき7つ道具はそろえておいた方がいいでしょう。

 

《八ヶ岳西麓における雪かき7つ道具》
①幅広スコップや手押しダンプ②金属スコップ③固めのプラスチック箒④ゴーグル⑤スノーブーツ⑥上下カッパ⑦カメラ!

 

最後のカメラは必須です。八ヶ岳住人にとって雪は非日常なので、つい記録したりツイートしたくなるものなのです。

楽しく雪かきし、降雪のあとはすっきり晴れ渡った雪山や樹氷を眺めながらコーヒーを一杯。これが最高の雪の日の過ごし方ですね。 (富士見・原村案内人 伊藤やよい)

雪山2

信州◆富士見町/八ヶ岳西麓・富士見から見る富士山【信州諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年1月25日

葛窪

諏訪郡富士見町は昭和30年、旧富士見村、境村、本郷村、落合村の四ヶ村が合併して生まれた町です。今でもこの旧村の地域感覚は御柱祭に生きています。東に八ヶ岳、西に南アルプスと高い山々に挟まれた地形ではありますが、その名のとおり、それぞれの連峰の谷間から富士山を望むことができます。

「富士見」という地名は関東に多く存在しますが、諏訪郡富士見町は、信州で一番よく富士山が見えることから来ているようです。農作業をしてふと腰をあげたときに仰ぎ見る、農村ならではのシチュエーションが心癒されます。私は富士見発祥の石屋に嫁ぎましたので、お墓をよく見て回ります。そんな中、やはり癒されるのは山の風景。富士見のお墓は開放的な田園の中など、山々の眺望に優れたところに建っているのが多く、富士山まで見えるところもよくあります。

比較的標高の高いところがそのビューポイントなので、裾野までしっかり望むことができ、遠くにあるわりには大きく見えます。お墓から見る富士山は、特別な感じがします。昔の人たちもこうして霊峰富士を望みながら、先祖への感謝の気持ちを表していたのでしょう。

詩人尾崎喜八も『自註 富士見高原詩集』で「別荘の森の向こうの丘のなぞえに、一箇所小さい墓地があった」とその情景の美しさや墓参りをする人々の穏やかな心情をつづっています。富士山は大地から天へ向かって合掌している形、また見てる人みんなに合掌している形。どんなに高くても謙虚な気持ちを忘れない姿の象徴なのだそうです。

標高3776m。ミナナム、(あんな姿に)ミナナロー。 新しい年を迎え、富士見の悦に合掌。 (富士見・原村案内人 伊藤 やよい)