ブログ

岩手◆八幡平/岩手山と日なたの猫【いくぞ北東北!所長ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所・中村健二

2021年3月23日

▲稜線もくっきり、岩手山。

八幡平市(はちまんたいし)は岩手県北西部に位置し、秋田県鹿角市(かづのし)・仙北市(せんぼくし)、青森県田子町(たっこまち)との県境となっている。2005年(平成17年)に旧岩手郡の西根町(にしねちょう)、松尾村、安代町(あしろちょう)が合併して八幡平市となった。

東京二十三区の約一・四倍、八百六十二・三平方キロメートルの市域に二万三千八百人ほどが暮らしている(本年1月1日現在)。市の名前は西に聳える日本百名山の八幡平(標高千六百十四メートル)に由来している。山域は十和田八幡平国立公園に指定されている。

「八幡」は奈良時代の応神天皇に由来するらしく国内に広く分布していて、京都府八幡市(やはたし)、滋賀県近江八幡市(おうみはちまんし)、愛媛県八幡浜市(やわたはまし)、北九州市八幡(やはた)東区・同西区があり、それぞれの市で呼び名が異なっている。また、平安後期の陸奥国で国守となり東北地方にもゆかりのある八幡太郎義家(はちまんたろうよしいえ)は、源頼朝や足利尊氏などの祖ともいわれる(八幡平とゆかりがあるかどうかまではわたしは存じ上げておりません)。

▲写真撮影も自由なイーハトーブ火山局。

さて、二十一世紀の初めに三町村が合併してできた八幡平市だが、岩手山(日本百名山で標高は二千三十八メートル)の北麓に位置する旧松尾村。まずは「イーハトーブ火山局(岩手山火山防災情報ステーション)」を訪ねたい。火山局の入口では宮沢賢治の『グスコーブドリの伝記』に出てくる博士のスタンプを押してもらえる。ここでプレートや火山の成り立ちから噴火や防災の基礎知識をまず学んでおきたいものだ。

本州屈指の良雪質で知られる八幡平スキー場や高温泉が自慢のリゾート地であるこのエリアはペンションや別荘も数多い。スーパー、小学校、銀行、郵便局、警察署、クリーニング店など日常生活をおくるための施設等が集中し、幹線道路の除雪も完璧に行われる。別荘族に人気のハンバーグ店も近い。そして診療科目十一科、病床数百五十を誇る中核病院の東八幡平病院も小学校の道路向かいにある。こうした環境を求め近年では中高年の移住者が増えているという。

また、静かな雑木林に囲まれた近在の別荘地には創作活動を志す若者も移住し始めており、「クラフト村」を目指している分譲地もある。地域おこし協力隊のおひとりは、「富士山は年間でその姿を見られるのは三分の一だけ、岩手山はほぼ一年のあいだ町のどこからでも見られるからとても愛着が湧く山です」と話す。花巻以北の住民には共通の思いかも知れない。

新しくできたモダンな八幡平市役所は田園風景越しに岩手山から安比高原(あっぴこうげん)までをパノラマで見渡せる場所にある。やはり冬の岩手はすごいと思わせる大迫力だ。

その後、リゾートから少し離れ花輪線の「大更駅(おおぶけえき)」に行って見た。ここは旧西根町エリア。いわゆる地元の中心部である。どこの町に行っても中心地といわれる商店街は活気が少ないものだが、オッと思わせる店もあったりする。少し離れた西根中学校近くには古民家を改装した食堂があり風情ある町並みも残る。猫が気持ちよさそうに車の上で日向ぼっこをしていた。

▲猫が車で・・・。

昨年秋、東京有楽町の「ふるさと回帰フェア2020」に岩手県内から参加した五自治体のひとつである八幡平市。市の担当者は1)山のそば、2)温泉がある、3)学校等教育施設が整っている、と三つのアイコンで強調していた。

では、移住定住窓口である「空き家バンク」をみてみよう。 登録物件は全部で8件(本年2月1日現在)。別荘や町場の住宅で売買のみ。利用するにはあらかじめ所定の用紙をダウンロードし、市へ提出する必要がある。見学は随時受け付けており、契約から決済(物件のお引き渡し)は市の全宅連加盟事業者が行う。成約時には仲介手数料が発生する。

わたしの感想としては、売買物件においては不動産情報サイトの方が情報の量や質においては圧倒している。今後は移住のハードルを低くするため、市内の賃貸向けの空き家をどうやって確保するか、それをどうやって情報発信していくかが勝負どころだ。(東北担当 中村健二)

▲八幡平市役所。

=============================
〈八幡平市移住相談窓口〉
企画財政課地域戦略係  電 話:0195-74-2111

はちまんたい移住定住サイト
https://www.city.hachimantai.lg.jp/site/ijyu/

空き家バンク物件一覧
https://www.city.hachimantai.lg.jp/site/ijyu-6/1816.html

(文化放送「大人ファンクラブ」毎週土曜日06: 25 より。中村の放送回は毎月第4週目)

山梨◆八ヶ岳/葉桜のみぎり・5月のお知らせ【八ヶ岳事務所・高根の里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所・中村健二

2019年5月1日


本日5月1日より新元号・令和がスタートしました。おめでとうございます。

北杜市の5月といえば「北杜24景」のひとつ「長澤の鯉のぼりと花の森公園」が頭に浮かびます。国道141号線沿いの棚田集落が長澤地区は、かつては佐久甲州街道の要衝地でした。先日地元の方の民家を訪問した折も、陣笠や刺股や槍などが保管されていて、往時の面影を残していました。

薫風の中、長澤の風の谷には500匹を超える鯉のぼりが勇壮に泳ぎ、そのさまはまさに皐月の象徴として地域を代表する景色といえそうです。人と自然が作り出す景観。その近くにオープンした民家を利用したフランス料理店は、移住者が数年前に開いたもの。周辺の棚田の風景にもよくマッチしています。

5月といえば爽やかなイメージがありますが、アメダスの大泉の観測所(標高867m)において観測される気象データを見ても、春から夏に向かう橋渡しとしての月という特徴があります。昨年も120㎜ほどの降水量があり、平均気温は15・5度でした。上着一枚で日中過ごせる陽気である一方、月半ばには最低気温が2.7度、最高気温が28.2度を記録しています。

気温の寒暖差が大きいため、突然の雷雨などにも注意が必要です。冬の間不凍線の通電によって高かった電気代も落ち着いてくる時期です。これからは都会と違ってエアコン不要の快適な夏に向かって過ごせる季節となります。物件見学でお出かけの際は、八ヶ岳事務所に隣接した「田園暮らし体験館」などをご利用されてはいかがでしょう。皆様のお越しをお待ちしております。


~田園暮らし体験館について~ ふるさと情報館八ヶ岳事務所では年間を通じて田舎暮らしの体験施設「田園暮らし体験館」を皆様にご提供しています。貸別荘タイプで1日1組限定ですので気軽に八ヶ岳南麓体験ができます。2ヶ月前から宿泊予約(平日1泊お一人様2、500円)を受け付けていますので、どうぞご利用ください。宿泊予約は八ヶ岳事務所まで(電話0551 -46 -2116 水曜定休)

◆北杜市市内の空き家の特徴・その2~ 実家の処分 ~

数年前に「実家のたたみ方」というNHKの取材がありました。親の実家を相続したものの、都会で居を構えて暮らす立場から見れば実家というものが相当な重荷になってきており、その処分について四苦八苦している・・・。そこで当社の取り組みが紹介されました。

ご覧になられた方も多いと思いますが、私の印象としてはそれ以降、親の実家の相続人からのご売却についての相談件数が一挙に増えてきた感じがします。北杜市の空き家バンクを通じて移住者に売却された所有者のおひとりは、積年の新聞紙や衣類・食器などの処分費が膨大にかかってしまったにもかかわらず、実にホッとしていました。また、農地に無断で倉庫を作ってしまった場合や未登記建物の登記の仕方など、田舎の家の特有の困難な事象があるのも事実です。

しかしながら、各地域のそうしたご実家というものは田舎暮らしを希求する都会人にとっては得難い物件ともなり得ます。宝の山は自分で見つけていくしかありませんが、その先鞭となって皆様にご紹介させていただける私にとっても、身の引き締まる思いです。ご実家を引き継いでいただく都会の移住者をこれからも応援してまいります。(八ヶ岳事務所 中村  健二)

==================================================
★☆★遠方からの物件見学の際は、「田園暮らし体験館」がお得です!


<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。

◆空き家大募集中! 八ヶ岳岳事務所には「一般社団法人空き家相談士協会」認定の空き家相談士が常駐しています。相続手続きや農地や山林、築100年以上の母屋の有効活用など空き家に関する相談を承っております。(要予約、相談無料。担当は中村

ブログ村・田舎暮らしランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ

宮城◆白石蔵王/瀬戸内の小島に1000戸の空き家【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2018年7月30日

逃げ出した一人の囚人を追って、動員された多勢の警官たちの10日間は驚きの光景でしたが、私がもっと驚いたのは瀬戸内の小さな島に、人の住まなくなった家屋が、すでに1000戸以上あったという報道です。

この騒動は高齢・少子の進む、日本の田舎の住宅事情もあぶりだして見せました。世間がそれをそれほど話題にしなかったのは、もう、中山間地の大半では増える空き家が常態化していることを日本人として知っているからでしょう。

「これほどの住まいが、この価格で買えるの?」と思わず食指が動いてしまう物件が、本誌でも以前より格段に増えているように思います。すべての空き家が買い手を待っているわけではないものの、売却を急ぎたい中古住宅同士の競合がきびしくなるのではないでしょうか。

長年の仲介体験から、すぐ売れると思える住宅と、これは売れないと直観できる住宅があるものですが、昨今のような空き家戸数の著しい増加が進むと、仲介業者から対象外として敬遠されてしまう住宅もでてきます。

一昨年、家人が全く住まなくなって売却を決めた農家物件は 1)売れるまでの保守維持費 2)保険や固定資産税の負担 3)いずれ発生する家屋の取り壊し費用の用意、などを冷静に考えたうえで、わずか100万円でという価格で譲渡を早々と決められました。いつまでも売れなければ譲渡益を得るどころか、損を被らなくてはならないという計算をされておられました。(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

 

=============================================

☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

==================================================

↓↓↓ブログランキング参加してます!↓↓↓ 是非ワンクリックで応援お願いいたします!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ
↑↑↑田舎暮らし実践者のブログが多数ありますよ♪↑↑↑