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山梨◆八ヶ岳/葉桜のみぎり・5月のお知らせ【八ヶ岳事務所・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2019年5月1日


本日5月1日より新元号・令和がスタートしました。おめでとうございます。

北杜市の5月といえば「北杜24景」のひとつ「長澤の鯉のぼりと花の森公園」が頭に浮かびます。国道141号線沿いの棚田集落が長澤地区は、かつては佐久甲州街道の要衝地でした。先日地元の方の民家を訪問した折も、陣笠や刺股や槍などが保管されていて、往時の面影を残していました。

薫風の中、長澤の風の谷には500匹を超える鯉のぼりが勇壮に泳ぎ、そのさまはまさに皐月の象徴として地域を代表する景色といえそうです。人と自然が作り出す景観。その近くにオープンした民家を利用したフランス料理店は、移住者が数年前に開いたもの。周辺の棚田の風景にもよくマッチしています。

5月といえば爽やかなイメージがありますが、アメダスの大泉の観測所(標高867m)において観測される気象データを見ても、春から夏に向かう橋渡しとしての月という特徴があります。昨年も120㎜ほどの降水量があり、平均気温は15・5度でした。上着一枚で日中過ごせる陽気である一方、月半ばには最低気温が2.7度、最高気温が28.2度を記録しています。

気温の寒暖差が大きいため、突然の雷雨などにも注意が必要です。冬の間不凍線の通電によって高かった電気代も落ち着いてくる時期です。これからは都会と違ってエアコン不要の快適な夏に向かって過ごせる季節となります。物件見学でお出かけの際は、八ヶ岳事務所に隣接した「田園暮らし体験館」などをご利用されてはいかがでしょう。皆様のお越しをお待ちしております。


~田園暮らし体験館について~ ふるさと情報館八ヶ岳事務所では年間を通じて田舎暮らしの体験施設「田園暮らし体験館」を皆様にご提供しています。貸別荘タイプで1日1組限定ですので気軽に八ヶ岳南麓体験ができます。2ヶ月前から宿泊予約(平日1泊お一人様2、500円)を受け付けていますので、どうぞご利用ください。宿泊予約は八ヶ岳事務所まで(電話0551 -46 -2116 水曜定休)

◆北杜市市内の空き家の特徴・その2~ 実家の処分 ~

数年前に「実家のたたみ方」というNHKの取材がありました。親の実家を相続したものの、都会で居を構えて暮らす立場から見れば実家というものが相当な重荷になってきており、その処分について四苦八苦している・・・。そこで当社の取り組みが紹介されました。

ご覧になられた方も多いと思いますが、私の印象としてはそれ以降、親の実家の相続人からのご売却についての相談件数が一挙に増えてきた感じがします。北杜市の空き家バンクを通じて移住者に売却された所有者のおひとりは、積年の新聞紙や衣類・食器などの処分費が膨大にかかってしまったにもかかわらず、実にホッとしていました。また、農地に無断で倉庫を作ってしまった場合や未登記建物の登記の仕方など、田舎の家の特有の困難な事象があるのも事実です。

しかしながら、各地域のそうしたご実家というものは田舎暮らしを希求する都会人にとっては得難い物件ともなり得ます。宝の山は自分で見つけていくしかありませんが、その先鞭となって皆様にご紹介させていただける私にとっても、身の引き締まる思いです。ご実家を引き継いでいただく都会の移住者をこれからも応援してまいります。(八ヶ岳事務所 中村  健二)

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★☆★遠方からの物件見学の際は、「田園暮らし体験館」がお得です!


<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。

◆空き家大募集中! 八ヶ岳岳事務所には「一般社団法人空き家相談士協会」認定の空き家相談士が常駐しています。相続手続きや農地や山林、築100年以上の母屋の有効活用など空き家に関する相談を承っております。(要予約、相談無料。担当は中村

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宮城◆白石蔵王/瀬戸内の小島に1000戸の空き家【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2018年7月30日

逃げ出した一人の囚人を追って、動員された多勢の警官たちの10日間は驚きの光景でしたが、私がもっと驚いたのは瀬戸内の小さな島に、人の住まなくなった家屋が、すでに1000戸以上あったという報道です。

この騒動は高齢・少子の進む、日本の田舎の住宅事情もあぶりだして見せました。世間がそれをそれほど話題にしなかったのは、もう、中山間地の大半では増える空き家が常態化していることを日本人として知っているからでしょう。

「これほどの住まいが、この価格で買えるの?」と思わず食指が動いてしまう物件が、本誌でも以前より格段に増えているように思います。すべての空き家が買い手を待っているわけではないものの、売却を急ぎたい中古住宅同士の競合がきびしくなるのではないでしょうか。

長年の仲介体験から、すぐ売れると思える住宅と、これは売れないと直観できる住宅があるものですが、昨今のような空き家戸数の著しい増加が進むと、仲介業者から対象外として敬遠されてしまう住宅もでてきます。

一昨年、家人が全く住まなくなって売却を決めた農家物件は 1)売れるまでの保守維持費 2)保険や固定資産税の負担 3)いずれ発生する家屋の取り壊し費用の用意、などを冷静に考えたうえで、わずか100万円でという価格で譲渡を早々と決められました。いつまでも売れなければ譲渡益を得るどころか、損を被らなくてはならないという計算をされておられました。(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

 

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

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