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山梨◆八ヶ岳/入梅のみぎり・6月のお知らせ【八ヶ岳事務所・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2019年6月1日

▲みずみずしい水田(北杜市大泉町)

梅雨時の山里は新緑の時期になるとよりいっそう緑が濃くなってきます。みずみずしい水田は周囲の山々を映し出し、ひと雨ごとに苗は成長していきます。関東甲信地方の梅雨入りは平年で6月8日(昨年は6日でした)。夏本番前の慈雨の季節が約ひと月ほど続きます。

北杜市の市域は602平方キロメートルで、山梨県の中では一番大きな市となっており、そのうち約5000ヘクタール(市面積の8.4%)がいわゆる農地となっています。市内・武川町(むかわまち)は米どころとしても知られており、「農林48号」は幻のコメとも言われるほど。花崗岩質の土壌がコメ作りに合っているとも。また、ある団体の職員から聞いたところによると、中央道長坂インターを出たところの高根町五町田あたりがうまいコメの生産地になっているとか。

真偽のほどは確かではありませんが、私はその辺りの農家から毎年直接コメを買っています。北杜市は県内きってのコメどころで、その生産現場の端緒となっているのがこの時期の雨の降り具合と密接に関わっていることだけは確かです。

昨年は北杜市大泉町では6月20日に1日で30 ㎜以上の雨を観測しています。この時期の物件見学は雨具の用意とともに防寒対策も忘れずに。土地の水はけ状況のチェックも念入りに行うこともお勧めします。

▲田植えの風景(北杜市長坂町)

◆北杜市市内の空き家の特徴 その3 移住者の住まい

私がふるさと情報館に入社したのが1995年3月、そして八ヶ岳のふもとの小淵沢町に家族とともに移住したのがその2年後の1997年8月のこと(長野オリンピックの前年)。すでに22年ほどの歳月が流れたことになります。不動産の売買においてもすでに1000組以上の方々をこの八ヶ岳で仲介させていただくことができました。

その中には20世紀の終わりに60歳前後で現在の北杜市へ移住された方も多くいらっしゃいます。考えてみたらそうした方々の八ヶ岳暮らしもすでに20年を超えています。御歳80歳をすでに過ぎた方も。その中には都会にいるお子さんに「お母さん、もうそろそろ大泉の山の中からウチ(都市部にあるもとの家)に戻ってきて!」と切実な訴えをされたり、「夫婦とも足腰丈夫なうちに温暖な鎌倉に帰ります」とお話をされたこともあります。もちろん八ヶ岳を「終の棲家」と捉える多くの方々もいらっしゃいますが・・・。

▲移住者宅の物件化例(北杜市長坂町)

4月27日付『山梨日日新聞』によると、山梨県の空き家の数は約9万戸、総住宅数(42.3万戸)に対する空き家率は21・3% と前年よりも減少したにもかかわらず、いまだ全国1位のままです。北杜市においては、【別荘】という空き家、【実家】という空き家のほかに、【移住者の住まい】が空き家になることがますます増えていく可能性が高くなってきます。 しかしながら、いま八ヶ岳南麓の不動産が活況を呈しているのは、新築住宅の需要増ではなく、移住者宅の再売りのケースなのです。

20世紀後半のかつての移住者の良質な住宅(愛着を持って大事に住まわれてきた)が、令和の時代の移住者にとって値ごろ感ある物件(移住というキーワードで結ばれた)になりつつあります。(八ヶ岳事務所 中村 健二)

▲八ヶ岳事務所も花につつまれています。

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<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。

◆空き家大募集中! 八ヶ岳岳事務所には「一般社団法人空き家相談士協会」認定の空き家相談士が常駐しています。相続手続きや農地や山林、築100年以上の母屋の有効活用など空き家に関する相談を承っております。(要予約、相談無料。担当は中村

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東京◆本部/十人十色の田舎暮らし!運命の出会いはそこに【地域担当・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2018年3月20日


この仕事に着き、早いもので一年半が経過しました。沢山のお客様とお会いし、ご契約頂きましたお客様も徐々に増えて参りました。この仕事の楽しい所は、同じ物件が二つと無い所。道路を挟んで向かいの土地でも法令が異なる。また、必ずそれを探しているお客様と巡り会える所です。

田舎暮らしにも色々あります。孫の為に田舎をつくる方や、早期退職してペンション経営。冬も休耕しないで、耕作できる暖かい場所で農地を増やす。二地域居住で終の棲家の環境作り。馬と暮らせる大きな敷地。子供の成長に自然豊かな環境。

本当に、十人十色!これからも、物件と多くのお客様との夢がマッチングして行くのだと思います。

まずは田舎暮らしの目的を決めて探して見ると、物件からお客様に声を掛けてくれるかもしれません。

もともとの希望地ではないかもしれません。でもそこに理想の物件があるかもしれません。

迷われたら一度、足を運んで見てください。運命の出会いになるかも知れません。
(本部 長内 望)

 

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宮城◆白石蔵王/田舎暮らしを始めたら・・・果樹を植える【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年4月16日

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watanabesan歳月人を待たず。田舎に暮らし始めたらすぐやっておかないと、後年ホゾを噛むことのひとつに「くだものの苗木を植えておくこと」があります。「温州ミカン」や「ビワ」など、温暖が絶対条件の果樹以外に、この蔵王でもほとんどのくだものがつくられています。

「桃栗3年、柿8年」はもちろん、「梨」、「ぶどう」、「ブルーベリー」、「りんご」、「いちじく」、「梅」、「かりん」、「キウイ・フルーツ」など、まわりの農地でたくさん目に入ります。平成10年に横浜から移ってきたときに借りた畑や庭に、苗を買って植えていたら、いまごろは立派な果樹園になっていたはずと、昨今雑草の目立つ畑や庭をみて残念な思いです。

毎年の野菜作りに専念し過ぎて、くだものづくりを忘れていた18年でした。もっとも、田舎暮らしの蔵王が、自分の人生の到達地点という気持ちや計算は当時なく、果樹園つきの「終の住処」に思いは至っておりませんでしたから、歳月を積んだ今だから考えることでしょうか。

watanabesan敷地に果樹が植えられていることで将来、「住まいの処分」に差支えがでることは、まずありえませんので、移住したら敷地や、借りた畑に場所を見据えて土地に合う果樹を植えられることをおすすめします。 「柿」、「ゆず」、「梅」、「いちじく」などはあまり手間をかけずにほどほどの収穫が楽しめるようです。

「秋には干し柿づくりが体験できるハチヤ柿が庭に3本もある家」などのフレーズは、中古住宅の立派な付加価値となります。

(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営されるペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
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