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栃木◆那珂川町/茨城?栃木県?? 鷲子山上神社?【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年8月16日

いつも気になっていた神社へ行って参りました。

その近くはよく通ってはいましたがなかなか時間が取れず、いつも通り過ぎていましたが先日覚悟を決めて寄ってきました。

それは栃木県(那珂川町)と茨城県(常陸大宮市)との県境に鎮座する鷲子山上神社。

「とりのこさんしょうじんじゃ」と読みます。標高470mほどの山の頂きに県を跨いで建っています。

本殿への入口に建つ鳥居前の真ん中には「ここが県境」という分かりやすい看板が立っています。

鳥居をくぐり、96段の階段を上り本殿に到着。そこは本当に山の頂上という感じで、本殿の外殻に沿って3m位の平坦地しかありません。

樹齢何千年という大きな木々に囲まれた神秘的なところで、当にパワースポットというのが相応しいところです。

本殿のあちこちに貼られた県境の印が目に留まります。

この神社は両県の文化財に指定されているとのこと。

もう一つの特徴、それは「フクロウ」を神鳥として祀っていること。

「不苦労」「福老」との云われのようです。

とにかく神社の回りはフクロウの像、像、像・・・がたくさん。

そう言えば96段の階段は往復2×96で「ふくろう」となるそうな。

皆様も北関東へ物件見学にお越しになった際はちょっと足を延ばして寄ってみては如何でしょうか。

幸せになれますよ!(本部 金澤和宏)

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栃木◆那須/受け継がれるフキ採りと猛暑対策の美味ウナギ【那須高久・里山日記リターンズ】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2018年9月11日

6月13日 フキ採り

毎年のことですが、6月に入ると私の中に漫そぞろ心が湧いて来ます。それは大好きな「フキ採り」の楽しみが到来するからです。旬の宝物が待っている場所は、マウントジーンズ那須スキー場に行く途中で、昔は桑畑だった所です。

養蚕をやめて何十年も経った桑の木は、見上げるほどの大木になり、雑木林のようなその中に木漏れ日を浴びて育っています。この土地の持主は私の母の知り合いで、昔は6月に入ると、母に「フキ採り」のお供を求められたものでした。いつの間にか受け継ぐかの様に、あの頃の母とまったく同じ事をやっている自分にふと気付くことがあります。

今まで採りに来ていた人達が今年は誰も来ないということで、手付かずのフキの群生を目の前にして「採り放題」に気合が入ります。採り始めると「あれ?穴ボコがない」と昨年と違うことに気付きました。昨年はあちこち穴ボコだらけで足元が危なかったけど、今年はとても楽です。この穴ボコは、フキの中に共生している山ユリの球根を狙ってイノシシが出没するせいとか…。

数年前、この穴ボコを見つけた時、あまりにも上手に沢山掘られていたので、「ユリ根ドロボー」と駐在所に盗難届を出したらしい。その後ハンターが来て犯人はイノシシと知らされたとか・・・。その話を聞いた時、「イノシシと鉢合わせ?なんてことになったらどうしよう~」とちょっとだけドキドキしていましたが、フキ採りの欲の方が勝って、いつの間にか忘れていました。

約2時間くらい過ぎた頃、「もう帰ろうか~」と採ったフキを集めると、驚いたことにお友達2人と私で約35㎏も採れていました。

車まで約30mくらいを背負って運び出すわけですが、途中、野菜畑に村の人らしい男性が農作業をしていました。

「イノシシの被害はありますか?」

と声をかけると、

「今年はまだ来ないけど昨年は楽しみにしていた新じゃがいもをひと晩で荒らされてしまった」とか。

「あいつらは家族ぐるみで来るんだから堪らないよな~」とぼやいていました。

持ち帰ったフキは半分キャラブキにし、あと半分はちょっとゆがいて皮をむき塩漬け保存にし、イベントの時に田舎膳の一品に使います。

▲とっても良く仕上がったキャラブキ。冷凍保存でイベントの時の一品にします。

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7月28日 暑気払い(16人参加)

「災害級の猛暑」と連日報道のある日、「土用のウナギいつやるの?」と数人の方から問い合わせがありました。今年も「ウナギ高い!」とかいってるけど、連日の暑さでバテ気味の体に滋養の御褒美という名目で催すことになりました。

夕方、那珂川町の「高瀬やな」まで片道1時間かけて買って来た「ウナギの白焼き」が届くと、俄かウナギ屋が開店します。ウナギの串刺しが始まると、「去年と同じ値段にしてくれたっていうけど、本物のウナギを食べられて有り難いね~」と感謝です。

「高瀬やな」で串の話をすると、ウナギ用の串をサービスしてくれたそうで、その串を使うと、「この串はしっかりしていて刺し易いよ~」と終る頃には職人級?の手捌きになったとか。いつもは外の炉で焼くのですが台風12号が来るというので、今回は囲炉裏で焼くことになりました。

▲「おお~!今年の串は刺し易い」と喜ぶ串刺し職人達。

もちろんウナギは炭火で焼きます。落下防止の金網の上に金属の棒を渡しその上に串刺しのウナギを並べて、パタパタとウチワで煽るその姿は「ウナギ屋のオヤジ」そのものになりきっています。ウナギを焼いている煙と匂いが漂う頃になると「そのまま」とか「三度つけ焼き」とか好みを言い始めたので、とり合えずそのまま一串づつ渡しました。

▲俄かウナギ屋のオヤジ。カッコ良かった~。来年もお願いします。

カンパイの後、私は一度つけ焼きで食べましたが、脂がのっていて飲み込んだ瞬間に五臓六腑に染み渡り、ちょっとだけ元気になった様な気がしました。

「今年の夏はもう一度食べないと体がもたないね~」といいながら、バテ気味の体へ滋養強壮の御褒美を口に運び「幸せ」をかみしめました。 (那須店 高久 タケ子)

▲ウナギを食べて猛暑を乗り越えよう~?とカンパイ。

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栃木◆那須/夏は「えだまめ」と「うなぎ」だ!!【高久の里山日記リターンズ】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2017年9月4日

6月24日「えだまめ」の種蒔き

毎年大好評の「えだまめ」の種蒔きをやりました。私達は「えだまめ」の種ではなく、味噌豆などに使用する普通の大豆を蒔き、未成熟の時に収穫して「えだまめ」として食べています。

初めの頃は直播きをしていたのですが、「大豆は根を切った方がいっぱい採れるらしい」という情報を小耳に挟み、その時からずーっと苗を仕立てて移植する方法をとっています。(沢山採れているかどうかは定かではありませんが…)

種を蒔いた後、手やクワ等を使って鎮圧していましたが、今回は長い板を両端で持ち、パタパタと押し付けている様です。しかし思い通りにいかないのか、板の上を行ったり来たりと歩き始め三人がかりで鎮圧作業をしています。

芽が出て1週間くらいは、ハトに要注意‼

ちょうどいいくらいに水を吸って柔らかくなった食べ頃の豆が、そのまま顔を出しているのですから、ハトにとっては最高の餌場になります。毎年ハトとの知恵比べで、あの手この手で戦っているのを見兼ねた知人に、「ハトが食べる分くらい高がしれているじゃない~。全部は食べないよ~」と言われました。

初めの頃は「そうだね~」と寛容の精神でいましたが、毎日朝一番に番のハトが来て、遠慮なく引き抜いて豆だけを食べ豆もやしの様な根っこだけがあちこちに散乱している。「間引きと思え!」と自分に言い聞かせても、我慢の限界で、とうとう寒冷紗という黒い蚊帳のような布で覆ってみました。

ハトには全く気付かれず大成功‼
と思ったのですが、ちょっとの油断で寒冷紗を取り除くのが遅くなり豆もやしのようにヒョロリと足長になってしまいました。

7月8日 「えだまめ」植え 

「えだまめ」作りの仲間で都合のいい人だけ集まって苗の定植をやりました。作業は午後からなのですが、手打ちそばと旬の野菜の天ぷら等で昼食をとりこれからの作業に備えて、先ず体力と気力?を付けます。おいしい昼食を腹いっぱい食べた後、「食休み~」と思っていると「サア~仕事始まるよ~!」と急き立てられ「この暑い最中に熱中症になっちゃうよ~!」と言いながら畑に行き、作業開始です。

植えた後の苗は頭と葉っぱをダラ~と下げ「もうダメ~」と訴えているようでしたが、夜露に濡れると次の日の朝はしゃきっとし、日中暑くなるとしょぼくれて項垂れる。これの繰り返しで徐々に持ち直して来ます。炎天下での作業は汗だくで、時折吹いてくる爽やかな風に「あ~幸せ~」と思わず言っている人がいました。

8月5日 土用の「二の丑」24名参加 暑気払い 

「うなぎどうする?」「勿論やりましょう~!」土用の丑の日が近くなると、合言葉のようにこんな会話が出ます。いつもの様に、片道1時間かけて那珂川町の「高瀬やな」からうなぎの白焼きを買って来て、それを串に刺し、炭火で焼きます。

毎回上手に焼けず少々気落ち気味でいると、「焼いたものを買って来てレンジかフライパンで温めると上手にできるよ」と知人はアドバイスしてくれました。それでも味気無いな~と思い、失敗してもそれもご馳走のうちと腹を決めていつも通りに始まりました。串刺しをしながら「串刺し三年」と誰かが言うと「俺は三年以上やっているからもう職人よ~」と言うと「三年以上と言っても年一回では三回以上じゃな~い。まだまだ初心者よ」とたわいない話に花が咲いていました。

今年は皆で知恵を出し合って、今までの失敗を改良し最高の「炉」を作りました。熱さ防止に炭の両端にブロックを立てその上に落下防止の金網を置き、その上に鉄パイプを二本並べて出来上がりです。そこに串刺しのうなぎを並べると、職人気分にスイッチが入ったらしく「素人にしては上出来だな~」と独り言をつぶやきながら今までで一番上手に焼けた「うなぎの蒲焼き」に大満足していました。


テーブルいっぱいの御馳走の中に主役の「うなぎの蒲焼き」が並ぶと宴が始まります。乾杯の後、先ずはうなぎからと一口食べると「おいし~い!」の声があちこちから聞こえて来ます。御馳走を食べながら、情報交換や近況報告と忙しいが至福の時を過ごしているようでした。暑さに負けずにガンバッペ~‼(那須店 高久 タケ子)

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