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東京◆本部/夢のようなサッカーライフ【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: 広報

2023年11月7日

▲新宿駅及び渋谷駅で掲載された広告。友人に撮ってきてもらいました!

2023年は夢のようなサッカーライフを楽しんでいます。

始まりは昨年の天皇杯・ヴァンフォーレ甲府(以下VF甲府)の優勝!

それに伴い今シーズンのJリーグの開幕を告げるスーパーカップの出場、アジアチャンピオンズリーグ(以下ACL)の出場と例年では有り得ないと思っていた大会に参加しています。

▲10月4日、国立競技場コンコース内。アジアの大会らしく英語表記。

この文章を書いている頃は、J2のリーグ戦はプレーオフを戦える6位圏内に入れるかどうかの接戦が続いており、ACLは初戦を終え、過密日程の中、見事オーストラリアで勝ち点を持って帰ることが出来、国立競技場でのホーム開幕を待ちわびています。

私もオーストラリアへ参戦したかったのですが、残念ながら叶わず、スポーツバーでの応援でした。しかしそこで居合せたVF甲府サポーターの大学生たちと意気投合、謎の一体感が生まれ、こういう応援方法も有りだと実感。

▲9月30日、JITリサイクルインクスタジアム。気温も試合も暑かった!

長いシーズン、心折れることもありますが、やっぱりサッカーは楽しい!改めてそう思える毎日です。(本部 大野 美紗子)

岩手◆盛岡市/一岩・ICHIGAN J2いわてグルージャ盛岡【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2022年6月14日

今から20年前となる2002年の6月、日本は空前の盛り上がりの中にありました。オリンピックに並ぶ世界的な大イベント、サッカーのワールドカップが日本と韓国の共同という形で開催され、日本代表チームも本大会初勝利と初のベスト16進出を決めた歴史的な大会でした。

日本で男子のプロサッカーリーグであるJ リーグが開幕したのが1993年。わずか10のクラブチームから始まったリーグは、現在はJ1、J2、J3あわせて計58のチームが参加する大きなリーグとなり、全国の地域の発展を支える一つのコンテンツとなっています。

岩手にも社会人サッカーリーグを経て2014年よりJ3に参入し、昨年2位になった事で〝昇鶴”して今シーズンからJ2の舞台で奮闘しているチームがあります。それが「いわてグルージャ盛岡」です。

〝グルージャ”はスペイン語で〝鶴”という意味で、南部家の家紋の鶴に由来しており、方言の〝じゃじゃじゃ”や盛岡三大の一つである〝じゃじゃ麺”も取り入れているそうです。

2022年シーズンもクラブを率いるのは3年目となる秋田豊監督。ワールドカップ初出場となったフランス大会と2002年の日韓大会の日本代表メンバー23人に名を連ねた名DFです。J2挑戦の年となった今シーズン、グルージャは開幕戦となる3月5日のアウェイ戦に見事勝利、3月の5試合を2勝1敗2分けと上々のスタートを切ります。しかしホームで苦戦が続き、ゴールデンウイーク中の本拠地いわぎんスタジアムでの試合も落としてしまい、しばらくは残留をかけた戦いが続きそうです。

それでも、スタジアムには老若男女たくさんのサポーターが駆け付け、手拍子や太鼓でチームを応援します。以前のように声を出しての応援が出来るようになるのはまだ先かもしれませんが、その分ピッチ上の選手達の声がダイレクトに聞こえ、必死で走り回っている姿からはこちらが勇気をもらえます。

参加22チームと最もチーム数の多いJ2リーグは、年間で42試合というサッカーとしては過密なスケジュール。様々な面で苦しい戦いが続くと思いますが、それだけたくさんの人に岩手の事を知ってもらえるチャンスもあります。チームもサポーターも「一岩」となって最後まで戦い抜ける事を信じています。

岩手のチームとしてはプロバスケットボールB3リーグに所属する岩手ビッグブルズや、ラグビーのジャパンラグビーリーグワンに所属する釜石シーウエイブスRFC などもあります。シーウエイブスの本拠地釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムは、2019年のラグビーワールドカップの会場にも選ばれ、残念ながら台風の影響で試合は実現しませんでしたが、各種イベントやサッカーの試合などにも使われて復興のシンボルとして地域に根付いてきています。

10年先、20年先はどんなスポーツが流行して地域を盛り上げているのか?それは20年前の日韓ワールドカップの時に、将来岩手にサッカーのプロクラブが出来る事なんて予想も出来なかったように、想像は難しいですが、声を出して笑顔で平和に競い合う場が残ってくれる事を願います。(みちのく岩手事務所 佐々木敬文)