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東京◆本部/今どきの副業は??ハンター・狩猟について【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

この記事の投稿者: 編集

2021年7月31日

移住相談員をしていた頃、ごくまれに「ハンターになりたいんです」といった相談を受けることがあった。狩猟は免許がなければできないので、「いきなりやりたい」からと言ってできるものでもない。

一番の近道は自治体が害獣駆除の「地域おこし協力隊」を募集することがあるので、それに応募することが早いのかもしれない。「地域おこし協力隊」というのは都会に住んでいる方が地方に行って、その地域の活性化のお手伝いをするという国の制度だ。

晴れて「協力隊」になると最初はひたすら「猟友会」の方の背中を追いかけて狩猟の知識、技術を身に付ける。それから勉強して免許を取得する。「協力隊」は任期が最大3年の為この場合、任期終了後には個人事業主になる方が多いので、独立してからの生計の立て方を3つ紹介。

1)捕獲した害獣を自治体に申請し報酬をもらう。

2)狩猟の近くに処理場をつくり捕獲してからすぐに血を抜き新鮮なうちに卸す(ジビエ)。

3)剥ぎ取った毛皮を売る。

主にこの3つが主流。2)のジビエは鮮度が命で処理場がなければできません。また2)、3)は販路を自分で確保しなければいけないのでその手間や費用を考えると、1)が比較的多いと思われます。

そうはいっても近年「ハンター」だけで生活をするのは難しい現状なので「ハンター」は副業にするのが一番いいのかもしれない。(本部 井上美穂)

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ハンターになるには?
狩猟ポータル(環境省鳥獣保護室)
http://www.env.go.jp/nature/choju/effort/effort8/hunter/license.html
狩猟免許取得までの流れがわかりやすくまとめられています!

宮城◆白石蔵王/副業新時代~内職のすすめ【遠刈田温泉・ペンション奮闘記】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2019年8月20日

長寿リスクに備え「老後あと2000万円ほど、月に5万円の所得は各自用意が必要」と、金融庁審議会の報告が出て騒動がおきましたが、私は「ごく当たり前の答申なのに・・・」と感じます。

質素に暮らせば年金だけで過ごせるでしょうが、長い老後をいまの生活レベルをあまり落とさずに送るには「元気なうちから貯えを増やすか、定年後も働きつづける態勢をいまから構えよ」ということなのですから、言われるまでもない答申内容です。下がっても、上がる期待のない年金支給額では、プラスアルファは自助努力しかありません。

給料の安い小さな会社でしか働いた経験のない私でしたから、若いころは副業、つまり内職に精を出し、家族を養いました。副業は自分の能力や可能性を高め、人脈や職域を拡げて本業にもプラスに働きます。文章をひねり、図面やデザインを描く内職を本当によくしました。

東京電力のお店から手書きのポスターを頼まれたのは18歳のとき。新聞の活字を模写して初めて活字文字を書いた苦しい体験は、その後の人生でずいぶん自信になりました。副業で知恵が働くようになり、アイデアが沸き、企画提案力が身につきました。

世は変わって副業が奨励される時代となり、いまは多角的に働けば、月5万円の副収入は難しい額ではありません。年金だけではダメと、定年を機に所得のある田舎暮らしにと、ペンション経営に転じて老後を安定させた私の事例がお役に立てばうれしいのですが。(白石蔵王駐在 渡辺和夫)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ