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山梨◆八ヶ岳/軽暖の候、3月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2023年3月11日

▲雲の上から頭を出す甲斐駒ヶ岳。(山梨県北杜市)

3月になりました。八ヶ岳南麓に位置する北杜市では3月の前半はまだまだ寒く、最低気温がマイナスの状況が続きます。

それでも2月に比べると寒さが僅かに緩んだように感じられます。3月の後半へ向けては、日中の気温が日々少しずつ上がり、春が近づいていることが肌でも感じられます。なんだか体が少し軽くなってきたという感覚でしょうか。

気温の上昇に伴い、山に靄がかかることが多くなってきます。冬の間はスッキリと見えていた富士山や南アルプスが少しピンボケしたような、せっかくいままで4Kの高画質で見えていたのに、解像度が荒くなってしまったような感じでしょうか。やはり山の景色は冬が一番だったなと、しみじみと過ぎ去った冬を振り返るタイミングです。

▲ふと足元を見ると小さなお花が。オオイヌノフグリ。(山梨県北杜市)

ふと足元を見ると小さな花々が地面の間から顔を出しています。春は足元からやってくるんですね。

北杜市から下道を1時間程南下すると気候はだいぶ変わってきます。北杜市で春の訪れが待てない場合は、甲府まで足を延ばすと良いでしょう。

▲県内から多くの人が訪れる梅園「不老園」。(山梨県甲府市)

3月の前半のこの時期、不老園において梅の花が見ごろを迎えます。不老園は、総面積約5万平方メートルの広大な山を切り崩し、谷を生かし、池をつくり、その周辺に30数種類、約2000本の観賞用の花梅木や赤松、桜、南天、つつじ、もみじ、牡丹等が植栽されている梅園のこと。

甲府盆地を一望できる高台に位置し、南に富士山、西に南アルプスの山並みを望むことが出来ます。空気が柔らかくなったこの時期、山梨県内の方を中心に多くの方が訪れます。

▲青空の下、梅の香りを楽しむ。奥に南アルプスの姿。(山梨県甲府市)

園内は高低差のある地形の中を、遊歩道が張り巡らせてあり、花を眺めながらウロウロするだけでかなりの運動になります。冬の間、運動不足だった方には良いリハビリとなるでしょう。

春の訪れを探しに、体を動かしに、お出かけされてはいかがでしょうか。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

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不老園(公式ホームページより)
・住所:〒400-0805 山梨県甲府市酒折3丁目4-3
・電話番号 事務所: 055-232-3550
      庭園:055-233-5893

・アクセス:JR中央本線「酒折駅」下車 徒歩7分
      中央道「一宮御坂IC」より車で15分
・駐車場無料

・開園時期:2月1日~3月下旬
・営業時間:9時~17時(入園受付は16時まで)
・入園料  大人(中学生以上):500円
      小学生:200円
      未就学児:無料
      障害者手帳をお持ちの方:無料(入園窓口でご提示下さい)

山梨◆明野町/八ヶ岳・明野の朝市はご存知ですか?【巡り巡って北杜市探訪記】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2017年9月7日

八ヶ岳エリアでは各地で定期的に市(マルシェ)が開かれています。そのひとつが『明野朝市』。 「とりたて、できたて、つくりたて」をコンセプトにした地元有志による地域密着型朝市です。

5月から11月の毎月第2日曜日に開催。次回は9月10日(日)に開催します。会場からは八ヶ岳と南アルプスの雄大な姿が見られます。無農薬野菜、自家製酵母パン、小物ショップなど約15店が出店。ネルドリップ珈琲のカフェカーや揚げたてメンチカツ販売などの飲食系の出店もあり、遅めの朝食にもお勧めです。日曜の朝、少し早起きして、明野朝市にお出かけしてはいかがでしょう。 (八ヶ岳事務所 大久保 武文)

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日時 9月10日(日) 時間9時 ~13時
会場 浅尾原財産区駐車場
(ハイジの村入口交差点の西側、山梨県北杜市明野町浅尾5259 ― 1157)

 

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信州◆富士見町/八ヶ岳西麓・富士見から見る富士山【信州諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年1月25日

葛窪

諏訪郡富士見町は昭和30年、旧富士見村、境村、本郷村、落合村の四ヶ村が合併して生まれた町です。今でもこの旧村の地域感覚は御柱祭に生きています。東に八ヶ岳、西に南アルプスと高い山々に挟まれた地形ではありますが、その名のとおり、それぞれの連峰の谷間から富士山を望むことができます。

「富士見」という地名は関東に多く存在しますが、諏訪郡富士見町は、信州で一番よく富士山が見えることから来ているようです。農作業をしてふと腰をあげたときに仰ぎ見る、農村ならではのシチュエーションが心癒されます。私は富士見発祥の石屋に嫁ぎましたので、お墓をよく見て回ります。そんな中、やはり癒されるのは山の風景。富士見のお墓は開放的な田園の中など、山々の眺望に優れたところに建っているのが多く、富士山まで見えるところもよくあります。

比較的標高の高いところがそのビューポイントなので、裾野までしっかり望むことができ、遠くにあるわりには大きく見えます。お墓から見る富士山は、特別な感じがします。昔の人たちもこうして霊峰富士を望みながら、先祖への感謝の気持ちを表していたのでしょう。

詩人尾崎喜八も『自註 富士見高原詩集』で「別荘の森の向こうの丘のなぞえに、一箇所小さい墓地があった」とその情景の美しさや墓参りをする人々の穏やかな心情をつづっています。富士山は大地から天へ向かって合掌している形、また見てる人みんなに合掌している形。どんなに高くても謙虚な気持ちを忘れない姿の象徴なのだそうです。

標高3776m。ミナナム、(あんな姿に)ミナナロー。 新しい年を迎え、富士見の悦に合掌。 (富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

山梨◆八ヶ岳/プチ二地域居住・北杜市⇔南アルプス市【八ヶ岳スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2012年1月18日

昨年クリスマス以来、ブログで新年のご挨拶もできないうちに

あっという間に一カ月が過ぎてしまいした。

というのも、

なんと大晦日に二人目の孫が誕生したからです。

そんなわけで、

3歳の初孫の通園や家事手伝いのため

今は娘の家から通勤しています。

同じ山梨県内、車で45分の移動ですが

南アルプス市の市街地から北杜市の田園地帯へ向かうルートは

通勤時間帯に混雑するのとは逆方向になるので、いたって快適。

しかも、国道、県道沿いの商業地域を通っていても四方に雄大な山々が見え、

ちょっとしたドライブ気分。

北杜市にセカンドハウスをお持ちのお客様が

どんなに仕事で疲れていても、

八ヶ岳へ向かう車中、ワクワクして、運転がまったく苦にならない

とおっしゃる気持ちが、とてもよくわかりました。

昨年に引き続いて今年も物件探しをされるお客様に

一日も早く、そんなワクワクを体験していただけるよう

今年もスタッフ一同、頑張りますので、

本年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

(八ヶ岳事務所 和田)