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福島◆南会津町/カメムシ【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2024年12月16日

▲カメムシ用殺虫剤。

福島県の中で主に会津地区を担当していますが、昨年に引き続きカメムシが大量発生しています。

全国的らしいのですが凄い!の一言です。

結果、この時期に内見希望がある時はいつもより早く物件に入り、カメムシ退治をしてからお客様をお迎えしております。

そこでカメムシについてちょっと学んでみました。

世界中にナント45,000種が存在し、日本には驚きの1,400種が存在していて、意外なのはセミやアメンボ、トコジラミも仲間なんですよ。

セミさん、あなたもカメムシの仲間だったとは・・・。

カメムシと聞くと思い浮かぶのはやはり強烈な臭いなんですが、その正体は「アルデヒド」という物質で、早い話が毒だそうです。

臭くて嫌われているカメムシですが、実は農作業でも天敵で、果実や作物の茎を吸い害虫扱いされているとんでもないヤツなんです。

現在日本で大量発生しているのは「チャバネアオカメムシ」「クサギカメムシ」「ツヤアオカメムシ」の3種類。

これらが大量発生しているが、原因は未だ不明だそうです。恐るべしカメムシ!!

▲無農薬、無肥料で作った野菜。

さて気持ち悪い話はそこそこに我が家の野菜についてちょっと。

我が家では「菌ちゃん農法(吉田様)」「自然農法(今橋様)」の栽培方法を参考に栽培し、勿論無農薬・無肥料です。

それでも元気な土を作れば、元気で美味しい野菜が育つんですよ。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

東京◆本部/足元にポトリ・・・自然豊かな田舎の洗礼を【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年9月30日

先月号にマダニの話があり、続けざまに「害虫」の話では本誌購読者が減ってしまうかもしれないが、私も初めて自然豊かな田舎ならではの洗礼にあった。

所有者が現地を特定できない売却依頼。記憶頼りの手書き地図で探しだす困難なミッション。山に精通した地元の方の導きもあって、役場や開拓林の管理人夫妻、近隣にある元村長の土地など、聞き込みを進めていくのは謎解きパズルのよう。驚くほどの夕立が止み、疲労困憊でついに手書き地図の目印の白いプレハブを発見。車が入れないこの裏山の未舗装の道の先が現地のはず。

「このあたりはヒルが出るから気をつけて」確かに足が取られるほどジメジメしてうす暗い山道。結局少し進んでみたものの、途中道路が竹林によって阻まれ、その先は断念せざるを得なかった。

案内人の方の家に戻り、苦労話に花が咲く。最近調子が悪いというパソコンの設定をしながら談笑していると、私の足元に丸々と肥えた二匹のヤマビルが落ちた。

痛みは全くない。

とにかく驚いた。

浴室を使わせてもらい、慌ててズボンを脱いだ。

「弟切草」という薬草をもらい傷口に塗ってみる。

ズボンの中にはもう一匹いて、息を吹きかけるとしゃくとり虫のように頭を左右に振っていた。
(本部 星野 努)