ブログ

福島◆南会津町/作物獣害だべ!!【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2025年1月13日

▲昨年の主な獣害例。

私は昨年四月に南会津町に移住しまして、「ふるさと情報館」の仕事と好きな農業(畑)をして日々過ごしております。

四月に来て耕作放棄地だったところをパートナーさんや栃木県の知人と耕し畑へと変えていき、約三十種類の作物を栽培しいずれも順調に育ち始めていた矢先に思わぬ敵が!!

集落の長老に奴らの存在は聞いてはいたもののまさかの被害でした。

移住初年度はどちらかというと此処の土壌に合う野菜は何かな?という感じで、試作的な感じで少量多品種にして、本格的な栽培は本年からの予定。

そんな中の夏場にはトマト、ナス、各種葉物、さつま芋の葉はよく食害されましたね。

冬野菜は大根、白菜などは綺麗に・・・。

ネットを張ったり色々策を講じましたが私の完敗でした。

対策しても奴らはその上を行くので賢いです。私がダメな噂も??

▲無農薬、無肥料で作った野菜。

結果、我々は残った部分を食べるしかないという逆転現象ですよ。

でも夏野菜・冬野菜いずれも本当に美味しかったです。

菌ちゃん農法最高でした。

農薬や肥料を使わなくても美味しい野菜が出来るんです。皆様に是非オススメします。

さて、その獣の正体は猿、猪、鹿なのは確認しているので、対策はご存じの「電気柵」にします。

ちなみに干し柿も半分猿の被害に。

放棄地を春先にまた開墾するので、終わったころに設置しまた奴らとの闘いですよ。

初年度は完敗しましたが今度リベンジだべ!(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

福島◆南会津町/ミイラ夏の過ごし方【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2024年9月18日

▲朝採り野菜。

この文章は8月3日に書いておりますが、ニュースで目にするのはオリンピックと天候の内容ですね。

その中で天候についてです。

毎日のように○○市では39℃、××市では38℃等と報じられていますが、私が住む南会津ではほぼ30℃以下で、朝方なんかは涼しいくらいです。

関東圏の方には信じられないかもしれませんが、この夏一度もエアコンを使っていません!

どうしてもという時は仕方なく扇風機の出番です。

我が家は台所と茶の間を網戸にすると、自然の風がすぅーっと通るんですよ。

農作業あとの3時の休憩には昭和生まれの定番「スイカ&とうもろこし」に限ります。冷えたスイカ最高〜!

趣味で農業を少々やっておりますが、この時期はじゃがいも、キュウリ、レタス、トマト、ニンジン、茄子は食べ切れないほどの収穫で、近所にお裾分けの毎日。

うちの野菜は驚くなかれ「無農薬&無肥料」なので安心・安全。

その秘密はご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが「菌ちゃん農法」です。時間のある方はネット検索してみて下さい。

▲「エアコンの要らない町・南会津」へ移住しませんか?(画像はイメージです)

で、お前は何を言いたいのかって?

簡単な話、猛暑地にお住まいで汗だくの皆様、南会津へ移住を考えてみませんか?

避暑地ですので是非ご検討ください。

そんなわけで「エアコンの要らない町・南会津」へ来てくなんしょ!(※来てくなんしょ→来て下さい)(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

福島◆全エリア/移住700世帯超・・・少しずつ、少しずつ【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年10月18日

令和2年度に福島県内に移住した世帯は723世帯となり、前年度の509世帯から大幅に増加となりました。

これは県が調査を始めた平成18年度以降最多。主には東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県が全体の52%となり、全体の半数以上が関東からの移住。

年代別でみると、20代以下が33%。30代が28%。40代が12%。50代が11%。60代以上が16%と若い世代の移住が進んでいています。震災前は50代以上が70%以上だった割合が逆転し、30代以下の世代が6割を超えて来ました。

都市への一極集中から、コロナを経て働き方の多様性が進み、働く場所を問わない方の増加がこの様な結果になったのも要因の一つかと思います。

震災から10年が経ち、未だ浜通りの浪江町など制限が掛かる場所もありますが、お隣り、葛尾村ではTOKIOが荒れた田んぼを甦らせ、美味しい米を目指して活動を再開しました。

少しずつではありますが、震災を乗り越えて「元気な東北」「美しい福島」が戻る事を願っております。(本部 長内 望)

====================================================
福島県12市町村移住支援金について
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11050a/fuku12-ijushienkin.html

※12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村

福島◆中通り/厄年の人は洗剤を配る【地域深堀り・のぞむ歴史文化紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年3月20日

福島県の中通り・県北地域(福島市、伊達市、伊達郡など)にあるローカル風習があります。それは「厄年の人が歳の数だけ洗剤を配る」と言うものです。「日常生活で身の周りの物についてしまった「厄」を洗剤で洗い流してください」との思いが込められているのだとか。地域のホームセンターなどでは、熨斗がついた洗剤を用意されており、親戚など身近な方にお配りするそうです。

厄年の人が品物を配る風習は古くからあったそうで、時代と共に変化し、以前は「厄を飛ばす」という意味で、女性は「紙風船」、男性は「凧」を配る風習があったとか、戦前にはお赤飯などを経木に入れて配ったとか、今とは「送る物」が異なります。

県内の他の地域には全く馴染みは無く、喜多方の方に聞いたら驚いておりました。実際に61歳に歳の数だけ洗剤を配るのは送る方も、貰う方も大変な数になりますので、他の地域に根付かないのも分かります。

しかし、調べてみると三重県でも同様の風習があり、縁起担ぎの風習として、熨斗紙にメッセージを添えて年末年始に普段お世話になっている方に洗剤をお配りするそうで、少し異なる風習があるようです。

コロナウイルスも厄洗い洗剤で洗い流して、以前の生活に戻ってもらいたいものです。(本部 長内 望)

福島◆福島エリア/発見!県の形がそっくり!【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年1月22日

昨年の7月より福島を担当する事になり早半年。今まではあまり意識せずにいましたが、福島県は思っていた以上に広い県でした。

都道府県別面積順位では皆様1位と2位はご存知の通り「北海道」と「岩手県」ですが、個人的には長野県が「3位かな?」と思っていました。しかし続いて3位に入る福島県。特徴としては太平洋側が「浜通り」阿武隈高地を挟んで「中通り」奥羽山脈を越えて「会津地域」となります。

南北への縦移動は国道4号線を栃木から宮城の県境で約110㎞。比較的容易ですが、東西への移動(いわき市~南会津町)は野を越え山を越えて150㎞程ととても大変な道のり。どの道が最適かと地図を眺めていると福島県の形がオーストラリアに見えて来ました。

試しに、福島県とオーストラリアの地図を重ねてみると、やっぱり似ている。エアーズロックと猪苗代湖の位置関係までもが酷似している。地図を眺めていると意外な発見があり、楽しみが膨らみます。
(本部 長内望)

福島◆三春町/三春の里・田園生活館をご存知ですか?【地方出張・担当旅がらす】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年4月20日

▲農産物直売「かご市」のある本館。

2月の中旬、滝桜で知られる三春町にある「三春の里」の田園生活館に宿泊しました。普段の出張は鉄道とレンタカーの併用が多いため、駅前のビジネスホテルが定宿になっているのですが、訪問先の三春町で、「せっかく三春に来たんだから」と勧められたのが「三春の里」でした。

予約が遅かったので宿泊客向きの夕食には間に合いませんでしたが、レストラン「四季菜」の食事はおいしく、大浴場もあり、和室の部屋も広く、郡山市内のビジネスホテルよりお得に感じました。出張にも旅行にも使えると思います。

三春まちづくり公社が運営する田園生活館は、レストラン「四季菜」、農産物直売「かご市」、大浴場「里の湯」、研修施設、ドッグラン、茅葺古民家の「里の茶屋」、グラウンドゴルフ場などを擁する総合施設です。田園生活の豊かさ、楽しさを実感してほしいという願いを込められているそうです。

新しく野外ステージも完成し、四季折々のイベントも組まれています。 郡山駅から車で18分と近く、県外の私から見ればちょっとした穴場に見えるのですが、いかがでしょうか。(本部 山中準一)

▲三春町の滝桜。

福島◆福島市/東北地方・桜の見どころ満載【本部スタッフ・出張旅ガラス】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年4月5日

日本で桜が好まれるのは、日本列島あらゆる地域に「桜の名所」があるからではないでしょうか。日本人の心のどこかに、あの日あの場所で見たあの桜、といった思い出が残っているものと思います。

私が担当する東北は、桜のみどころの多い地域として有名です。弘前公園、小岩井農場の一本桜、北上展勝地、角館、盛岡の石割桜。

福島県内で三春の滝桜と並んで一番人気の桜の名所、花見山公園は、もともと花卉栽培農家の私有地を無料開放したもので、見晴らしの良い丘陵地全体に桜並木があり、宴会はできませんが、散策を主に楽しむところ。一帯が花卉農園のためいたるところに多種多様の花が咲き乱れています。

震災のあった2011年にも花見客が自然に集まったそうです。見ごろは4 月上旬。日本を代表する写真家・故秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と形容して紹介し、広く知られるようになった経緯もあります。

最盛期には福島駅からの臨時バスや、親水公園臨時駐車場から花見山へのシャトルバスを運行しているそうです。福島で春を感じる旅にぜひお出かけください。詳しくは福島市観光案内所、または花見山公園ホームページで。(本部 山中 準一)

================================
花見山公園-公式ホームページ

http://www.hanamiyamakoen.jp/