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福島◆会津若松市/会津地方移住の覚悟【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2024年4月13日

▲会津の冬

今回は「覚悟」というフレーズでの出だしになりますが、敢えて会津地方への移住を検討されている方へ案内人として厳しいアドバイスを!

会津地方の物件購入を決断され移住される方が本当に多いので心より感謝しております。

「覚悟」と言いますと大げさですが意外に重要で主に次の五項目になります。

▲地元の人との付き合い

①「地元の人との付き合い」
これは全国どこでもある事ですが会津地方は集落の人達と草刈り、川ざらい(清掃)、祭事手伝いなど普通にありますが、地元に溶け込むにはこれが一番大切です。

②「冬の厳しさ」
ひと昔前は「豪雪」でしたが、現在は当時の半分か三分の一程度ですが多いのに間違いないです。除雪機も必須になります。

③「車について」
間違いなく4輪駆動をお勧め致します。

④「衣・食・住」
衣・食→田舎ですが店舗は在りますがちょっと離れています。コンビニは期待しないで下さい。
住→冬の厳しさという事は寒いと言うことなのでそれなりに暖房費(光熱費)はかかります。

⑤「会津の三泣き」
初め会津人の「よそ者」に対する厳しさに泣き、二回目は会津人の温かな心と人情に触れて泣く、三回目は会津を去る時に離れることのつらさに泣くというものです。

会津人の人情ヤバいです。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

新潟◆上越/雪国物件の季節到来 ~ 少しだけ遅い春の訪れに ~【雪国魂・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年4月14日

今年は全国的にも特に日本海側のエリアは豪雪でした。2月初旬、暦の上では「立春」でも、まだまだこれからが冬本番という季節です。

にも係わらず「十日町の物件を見学に行きたい」、「上越の古民家を見に行きたい」との反響。「うーん、どうだろう」と思いながら現地の人に確認を取ると「無理だよ!1階は完全に(雪で)埋まっているよ」との回答。特に空き家の物件は道路から家まで辿りつけない・・・。

新潟などの雪国での田舎暮らしを検討したい方で、雪(冬)の状態を見てみたいというお考えは確かに大事。そこを見誤ると出鼻を挫かれお先真っ暗、長続きしない・・・。例年真冬に雪国物件の問合せは結構あり、実際それを承知で行かれる方も。嬉しくもあり、かつ心配しながら対応しています。

▲道路沿いは3mを超える雪の壁。

また、我々宅地建物取引業者にもこのような豪雪地域の契約時には、重要事項説明書に気候や大雪については義務付けられておらず、雪国十日町出身の私としては何よりも重要な説明事項として追加させて頂いております。「除雪(融雪)」、「雪下ろし」、「雪囲い」、「当地で暮らすための必須道具」、「防寒」、云々・・・。そして最後「本当に買うんですか?」と念押し。

冬の間に売却依頼をたくさん頂きました。流石にそれらは雪解けまで待って頂き、やっと春到来、これから現地調査に行ってきます。雪国での田舎暮らしを検討している方、若しくはご売却をお待ち頂いていた方、お待たせいたしました。スーパーボランティア・尾畑春夫さんの言葉「必ず春は来るよ!」、いよいよ春到来です。(本部 金澤和宏)

▲3月初旬の十日町市。雪が多い地域ほど四季の変化が美しい。

新潟◆中越/あと1日ズレていたら・・・関越道立ち往生【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年1月31日


昨年12月、その年最後の新潟出張をしました。当日の天気予報では雪マーク。そのこと自体は新潟では驚きませんが、さて、交通手段をどうするか・・・。

逡巡した結果、大事を取って新幹線とレンタカーで行くことに。

越後湯沢駅から関越道を一路長岡へ。大粒の雪がしんしんと、否、どんどん、?!適当な表現が思いあたりませんが、兎に角凄い量舞い降りてくるではありませんか。まるで手付かずの雪原を走っているかの様よう!


「ここは天下の関越道?」と、疑いたくなるほどの状況・・・車線や縁石が分からない。各々が大体の場所を走り、停まってしまう車もチラホラ。

私のレンタカーは4WDの軽自動車、十日町の山奥も行き、なんとか全ての用を終え無事越後湯沢駅へ帰庫。次の日のニュースでは日本海側の大雪警報・・・なんとそこでは自分が昨日走った関越道の立往生発生のニュース。最終的には2000台以上の車が2日以上にも亘り立往生した事態でした。

日本一の降雪地帯を通る高速道路にも係わらず、、、原因は諸事あるようですが1日で1m近く降る量というのは、1、2月では無いことはありませんが、「12月」という時期で言えば稀でした。皆様も冬季間お出掛けの場合は充分お気をつけ下さい。(本部 金澤和宏)

山梨◆北杜市/2月の八ヶ岳事務所より【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年2月14日

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八ヶ岳事務所・中村です。3年前(2014年)の2月、山梨県内は未曾有の大雪に見舞われ、死者重軽傷者数は合わせて112名、家屋の全半壊55棟、一部損壊357棟という甚大な雪禍となったのは記憶に新しいところです。

もともとあまり大雪は降らない山梨県は、気象台のある甲府市でも降って約50cmほどの記録しかありませんでした。

この年は、南岸低気圧がオホーツク海側の寒気を呼び込み、初めて積雪量が甲府市で114センチ、富士河口湖町では143センチという未曽有の大幅な記録を更新、降雪量の少ない地域であるが故に、大雪の対応が遅れ、学校・病院・スーパー・流通といった市民生活はその後数日間マヒ状態に陥ったのは、東京と変わらずご存知の通りです。

いっぽう、干し柿や乾燥イモ、漬け物、玄米備蓄といった食文化や薪ストーブで暖を取る暮らしを継承する農家をはじめ、都会からの移住者の間では、多少の不便さはあっても、ひと冬をゆうに越せるだけのストックが確保できていたため、「不安はあまりなかったよ」という声も多く聞きました。「中村さん、われわれは日々サバイバルしています!」とは八ヶ岳ふるさと倶楽部メンバーのおひとりの弁。

私自身はといえば、前日から東京へ出張しており、高速道路が復旧・開通し、山梨に戻れたのが3日後でした。

不安な気持ちで自宅へ帰ってびっくり。なんと1台分の駐車場スペースと玄関先まで除雪されていました。

八ヶ岳ふるさと倶楽部の方が店舗の除雪の合間にやってくれていました。人と人とのつながりに改めて感謝した次第です。

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平成26年2月14日から15日の大雪に関する山梨県気象速報(PDF)
http://www.jma-net.go.jp/tokyo/sub_index/bosai/disaster/20140214/20140214_kofu.pdf