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栃木◆那須/温かな人情誘う田舎の赤ちょうちん【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年11月23日

▲心を惹きつけられる赤ちょうちん。

コロナ禍以前は、那須へ出張の時には2回に1回は飲み、最終の新幹線(那須塩原駅発22時11分)で帰ることが定番の帰路でした。

それがコロナ禍により3年余り途絶えてしまいましたが、先日、それまで頻繁に通っていた居酒屋へ久し振りにお邪魔させて頂きました。

風の噂では、コロナ禍の最中にそこのご主人がお亡くなりになったとか。

そんなこともあり、ずっと気には留めていたお店です。

暖簾を潜ると奥様と跡取りの息子さん、そしてお嫁さんが数年前と変わらず元気に迎え入れてくれました。

コの字カウンターのなかにはやはり、威勢の良かったご主人の姿はありませんでした。

ただ、明るい雰囲気は依然と全く変わらず。

お客さんは地元の人が多く知らない方が多いのは当然です。

ただ、こちらの会話でも遠慮なく入ってきます。

料理の注文も「それ、美味そうだな、こっちにも下さい」という感じ。

その場にいるみんなが直ぐに打ち解け、知り合いになるような状況です。

それは一人で行っても同じで寂しくはないでしょう(反対に、静かに飲みたい人には無理な場所)。

▲その土地のお酒を飲むのも嬉しいひと時(画像はイメージです)。

都会の居酒屋ではあまりない空間。

数時間の一時、一期一会、その場にいなければ実感できない心地良さ。

田舎暮らしの隣近所でお互い様の精神に相通ずるものがあります。

美味しいお酒に料理、人情話、噂話、雑学、怪しい話、その他諸々…。

そんな楽しいひと時を過ごさせてくれる、田舎の赤ちょうちんに感謝。

これからもしっかり勉強させて頂きます(酔)。(本部那須担当 金澤和宏)

栃木◆那須/彼岸花の咲き誇る田園風景【地域店・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店 / 高久 重廣

2024年11月1日

▲9月~10月にかけ見ごろを迎える彼岸花。

昔、高校を中退して憧れの東京へ行き事業を成功し、我がふるさとの自宅裏山に、別荘を造り自慢していた同級生がおりました。

この度その別荘の売却を依頼されました。

その現地が「簑沢彼岸花みのざわひがんばな公園」を見下ろす場所です。

道の駅「東山道伊王野とうさんどういおうの」のある伊王野いおうのから約6㎞白河の関方面に行く途中の左側に旧美野沢みのさわ小学校が在り、その南側一体に遊歩道が付いた約6000㎡の広い彼岸花群生地が在ります。

当時どの地域でも、地域おこしの一環として、地元の方々がどの様な環境整備をしようか、皆で相談していろいろと各地域で事業を始めた経緯があります。

美野沢地区地域づくり委員会が彼岸花の里作りを手掛けて、田んぼの畦畔けいはん一帯に、彼岸花を植栽して毎年手入れを続けたのが群生地になり、今では立派な彼岸花の公園となり町の観光名所の一つになりました。

廻り一面に咲き誇る赤い花が田園風景に映えて、素晴らしい景色です。

この白河の関に近い東山道の簑沢、梓、大畑等この地域は源義経伝説の史跡ある等、歴史のある所です。

旧村の伊王野にはお城跡も残り、伝統行事や昔からのお祭りがある街で那須のリゾート地ではない、素朴な自然あふれる森林地帯の中の田園風景の良さを味わえる所でもあります。(那須店 高久 重廣)

栃木◆那須/多くの方に愛されたタケ子さん【那須高久・里山日誌りたーんず・ふぁいなる】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年7月2日

静かな場であっても、タケ子さんが登場すると 一気に明るく賑やか になりました。そんな 神通力を持っていた存在感 のある方でした。

いつでもどこでも話を真剣に聞いてくれた、包容力いっぱい の皆のお母さん。天国からイベントを見守っていて下さい。(代表取締役・那須担当 金澤和宏)

タケ子さんと言えば、「あったかい人」。真っ先に浮かぶのはその 優しい笑顔 。絶品おこわの味は忘れられません。本当にありがとうございました。(本部 杉田玲子)

▲タケ子さんと重広さん。

 

▲コロナ前。イベント後に大宴会!

▲コロナ後。タケ子さん手作り田舎膳のお弁当をイベント参加者にお持ち帰り頂きました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【味噌作り工程】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1.大豆を茹でる

2.茹でた大豆をザルに移す

3.機械で大豆を細かくする

4.細かくした大豆と麹菌と塩を練り合わせる

5.味噌玉を桶に入れ、ビニールを被せ重石をのせ、密封して1年以上保存する

栃木◆那須町/光と影の詩人~平和への祈り~【地域店・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店 / 高久 重廣

2024年3月3日

▲平和を祈る影絵です。(写真はイメージです)

2024年1月26日に下野新聞「雷鳴抄」に載っていた記事を読み、大変心動かされたので、ぜひご報告したいと思います。

昨年の大みそかのNHK紅白歌合戦で大とりをつとめたMISIA(ミーシャ)さん。平和への祈りをこめた力強い歌声でした。

その背景を美しく華やかに彩ったのは「光と影の詩人」と呼ばれる影絵作家の藤城清治さんの作品。

大きな目の特徴的な小人や、影絵でありながら色あざやかな作品は一目みれば忘れられません。

ライブツアーで藤城さんの影絵を使っているミーシャさんとは20年来の親交があるそうです。

世界をよくしたい、平和にしたいという願いをミーシャさんは歌で藤城さんは絵で表現しているとのこと。

2013年に開館した那須町の「藤城清治美術館」ではミーシャさんの描いた作品も展示しているそうです。

本年4月に100歳を迎える藤城さんは同町内に新美術館を造る構想をお持ちだそうで、クラウドファンディングを利用した寄付金は760名以上の方から1850万を超える額となったそうです。

「僕の個性を生かす美術館だけでなく、みんなが楽しめるものに」と夢を語られていました。

先日はテレビに出演されている元気な藤城さんを拝見し、構想と意気込みに大変感動しました。(那須店 高久 重廣)

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藤城清治美術館(公式ホームページより引用)

・開館時間 9:30~16:30(最終入館は16:00まで)

・休館日 毎週火曜日(祝日の場合開館)、年末年始休館、メンテナンス期間(2月1日~22日)

・入場料
一般(高校生から):2,000円
中学生以下(3歳以上):1,300円
各種お手帳をお持ちの方 :1,300円
99歳以上のお客様:1,300円

栃木◆那須/少子高齢化と地方移住の間に・・・【地域店・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店 / 高久 重廣

2023年6月4日

▲弊社でも取り扱い物件数の多い那須町(イラストはイメージです)。

5月5日は「こどもの日」、今朝の下野新聞に全国15歳未満の子供の数が前年より30万人少ない過去最低の1435万人で42年連続減少の過去最低との報道がありました。

少子高齢化現象が社会問題化されて久しく、「人口減少をどうくい止めるか」が各地方自治体の重点目標ではないでしょうか。

我が那須町も御多分に漏れず、2012年までは27,000人台をキープしていましたが、今年4月の人口は24,191人と減少しています。

県や町でも少子化対策や、移住者を増やそうと努力している中、新型コロナウイルスの行動制限に伴う移住者の「移住支援金」は2022交付件数は152件で昨年の2倍を超え、ちなみに我が町は県内5位の交付件数でした。

いずれにしても町の人口を増やしていかない事には町の活性化にならないと思います。

先頃の新聞で地方移住を支援するNPO法人「ふるさと回帰支援センター」の窓口相談者が選んだ2022年の都道府県移住先ランキングで、本県が3位(前年9位)を獲得したとの嬉しいニュースもありました。(2月24日付下野新聞)

幸い豊かな自然に恵まれ、新幹線、高速道路等首都圏からの利便性も良い点、移住先としてお勧め致します。(那須店 高久 重廣)

※那須町の物件はこちらからどうぞ。

栃木◆那須町/フキの収穫と枝豆の定植、新道具も登場??【那須高久・里山日誌りたーんず】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2020年9月23日

▲フキの群生これを見ると元気になります。

6月17日 フキ採り

イベント時等にいつも田舎膳の一品としてお出ししている「キャラブキ用のフキ」を採りに行って来ました。那須マウントジーンズスキー場方面の知り合いの桑畑で、今は桑の木が大木になり雑木林のようなその中にフキが一面に群生しています。

ずーっと昔はフキの中に蕾をつけた山ユリがたくさんあったのですが、何時の頃からかフキを採るのに夢中になっていると、足先が小さな穴に引っ掛かり危ない思いをした事が何度もありました。桑畑の所有者に何の穴か聞くと「猪が鼻面で山ユリの根っこ(球根)を掘り起こして食っていったんだよ?!」と・・・。そして、最初の頃あまりにも上手に掘り起こしてあるのでユリ根ドロボーかと思い、駐在所に盗難届を出したそうです。

その後知り合いのハンターが来て猪が出没していることを聞かされ一件落着したとか・・・。 仲間がお手伝いしてくれて大量に採ったフキを背負ったり担いだりしながら、車の所まで戻る途中、田んぼの中にコンニャクの花が咲いているのを発見!何でこんな所に・・・と思い、近くにいる人に聞くと、「珍しい花なので皆さんに見てもらおうと思って植えた」のだとか、久しぶりに見ました。採って来た大量のフキの半分は皮を剥いで塩漬けし、残りはキャラブキにしました。

▲枝豆の種まき。

6月25日 枝豆の種まき 11人参加

朝外を見ると霧雨が降っている。午後1時から「枝豆の種まき」を予定しているのに、お天気は大丈夫だろうか?と思い迷っていると、9時頃仲間の3人が畑にやって来ました。そして、土の湿り具合等、畑の状態を確認し、予定通りやることになりました。

午後になるといつものメンバーが集まって来て、それぞれに作業を始めます。手慣れたもので「苗床作り」、「種まき」、板の上に乗っかってまいた大豆を「鎮圧」、フルイで「覆土」とそれぞれ段取り良く自分の仕事をこなしていました。フルイで「覆土」をやっている人達は、水分の多い湿った土がフルイの中で土団子状になり、フルイの目が詰まって思うように土が落ちないと口々に呟いていました。

いよいよ最後の仕事、「防鳥ネット張り」ですが、昨年使ったネットがこんがらがって、なかなか解けず手こずったようです。発芽直後の大豆は水分を含んでいて、鳩にとっては丁度食べ頃のご馳走で格好の餌場になってしまうので、防鳥効果のあるネットを張れば当分安心していられます。今回も完璧?な出来映えにそれぞれが満足し作業終了です。気温は21℃だが湿度が高く、ジト~ッとしていて動くと汗だくになりましたが、雨が降る前に終わったのでやれやれひと安心です。

▲防鳥ネットがこんがらがってなかなか解けず、手こずっています。

7月12日 枝豆苗の定植 14人参加

先週(11日)に予定していたのですが、雨で畑に水が溜まり今日になりました。昨日まで1日に何度も天気予報を眺めてはため息をつき、晴れマークの出るのを待ち焦がれ、とうとう出ました。そして今朝は予報通りの晴れで、久しぶりの日ざしに心が浮き浮きして来ます。

グズグズ天気で畑を耕せなかったので、作業直前にトラクターで耕した後に、畝間を決める紐を引き植え始めようとした時に「待った?」がかかり、今回初お目見えの道具が登場です!

「何だろう?」と見ていると、その道具を持った人は、引っぱった紐に添ってカニさん歩きで道具を使っている・・・近くで見ると株間の印を1度に6カ所も付けるという優れものです。仲間のひとりが考え午前中に作って来たとかで、1つの方はまだ出来上がっていないらしい・・・。昨年まではそれぞれの勘で適当に植えていたので、まちまちでしたが、今年は便利なものを作ってくれたので楽になったと大喜びです。

苗もちょっとだけ伸びかげんでしたがギリギリセーフで何とか間に合いました。待ち望んでいた日ざしですが久しぶりの晴れに「日ざしが痛い!」「萎れそう?!」と慣れない日ざしに大変です。でも時折吹いてくる涼しい風に元気を取り戻したようです。天候不順、日照不足でちょっと心配ですが収穫の日が楽しみです。(那須店 高久タケ子)

▲株間印付けの道具登場です。午前中急いで作ったとかで左側は未完成です。

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東京◆本部/最新号目次を更新しました(『月刊ふるさとネットワーク』10月号)

この記事の投稿者: 編集

2014年9月29日

最新号、10月号の目次を更新しました。

今回の特集エリアは那須町です。
御用邸や別荘地のイメージがあるかもしれませんが、
那須の里山は田舎暮らしに人気のスポットなんです。
田園風景と雑木林の景観が特徴の那須の魅力をお届けします。

もちろん、新着物件情報ももりだくさんですよ。