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岩手◆花巻市/バラ園のバラは何処へ行った【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2025年7月18日

▲バラ園で記念撮影。

先日、小生の誕生日のお祝いを兼ねて、花巻温泉のバラまつりに行ってきました。

期間は5月31日〜6月29日とあったので、勇んでいったのですが、入場ゲート前に立った瞬間に唖然としました。

入場料は一人1000円と新聞広告にあったのですが、当日は無料と紙が貼られています。

ラッキーと思ってゲートを潜り抜けて入場して、入口のガラス温室内の花々は咲いていて綺麗と感心したのも束の間、外にでたら花々は見えないのです。

まだ、固いツボミがちらほら見えるのですが、大半は緑の葉と棘のある茎状態です。園一面が緑色で、鮮やかさはありません。

そこで、やっと気づきました! 入場料が無料だったのは、ここ数日間低温が続いて、自分の家の家庭菜園の苗も植えてから、なかなか根付かなくて、小さいままとか、中には枯れてしまった苗もあるくらいです。そんな天候だからバラ園の花も開園期限に間に合わなかったのです。

だから、お詫びに料金表示の上に白い紙を貼って無料と書いていたのです。ラッキーではなかったのでした。

▲花巻温泉のホテル群。

今年の岩手の春の気候は、桜も近年の開花時期より遅れたし、空風が吹くはずなのに週末は雨模様と、低温が続いていますから、バラの開花が遅れるのも無理のないことなのでしょう。

心配なのは、ここ数年続く猛暑とお米の出来具合ですよね。(みちのく岩手事務所 佐々木泰文)

北海道◆弟子屈町/3つの展望台がある摩周湖【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年7月15日

▲第三展望台から5月の摩周湖。

東京23区よりも広い弟子屈町は、ひがし北海道の中央に位置し、喧騒とは無縁の静けさと、阿寒摩周国立公園の雄大な自然が広がる町です。

時の流れがゆっくりと感じられる環境に川湯温泉や摩周湖、屈斜路湖、硫黄山などの観光資源もあるので、生活の一部に旅のような時間が溶け込んでいます。

▲第一展望台から3月の摩周湖。

摩周湖は約7000年前の火山活動によってできた陥没地に水が溜まり湖となった、「カルデラ湖」です。

水深が深く、透明度が高いことから、よく晴れた日の湖面は「摩周ブルー」と呼ばれる美しい青色に見えます。

また霧に包まれることも多く、「霧の摩周湖」と呼ばれ、その姿は、まさに幻想の世界です。

摩周湖には第一展望台・裏摩周湖展望台・第三展望台と3つの展望台があるので、それぞれの角度から湖を眺める事ができます。

弟子屈町に訪れた際には、ぜひ立ち寄って欲しいオススメの場所です。(本部 角南辰彦)

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摩周湖第1展望台(「弟子屈なび」ホームページより引用)

・駐車場:バイク200円/乗用車500円/マイクロバス1,000円/大型バス2,000円
※硫黄山駐車場との共通券(消費税込)
※上記料金で摩周湖第一展望台、硫黄山駐車場を1回ずつご利用いただけます。当日のみ有効。

新刊紹介◆菜園ライフを応援します!~家庭菜園雑誌『やさい畑』夏号のご案内~

この記事の投稿者: HP担当

2025年7月12日

▲『やさい畑』夏号【(一社)家の光協会・定価922円】

菜園ライフを楽しむための雑誌『やさい畑』から、7月3日発売・夏号の内容をご紹介します。

特集は、「真夏を制する育てワザ」。

高温・乾燥に見舞われる真夏の菜園は、夏野菜が急激に弱ったり、秋冬野菜の種がうまく発芽しなかったりとトラブルが起こりがちです。そんなトラブルの原因と対策を解説し、真夏の厳しさを乗りきる育てワザを紹介します。

▲無農薬、無肥料なのに野菜がすくすく育つ“ 菌ちゃん農法”

好評連載中の「家庭菜園で菌ちゃん農法」では、キャベツやダイコンなど秋冬野菜の栽培法と秋の管理テクニックを紹介します。

〝菌ちゃん農法〞とは菌(おもに糸状菌)の力を利用した栽培法で、農薬や肥料を使わなくても虫食いのない元気な野菜が育つと、全国に広がっている農法です。

ほかにも「達人直伝! 秋冬野菜の種まき」として移植が難しいダイコンを移植する「紙筒栽培」やカブの「セルトレー丸ごと植え」など、猛暑に負けない種まき術を紹介します。お手にとっていただけたら幸いです。(『やさい畑』編集長・廣井禎)

東京◆本部/本部に新メンバーが加わりました【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年7月9日

▲体力とコミュニケーション能力には自信があります。

はじめまして!

この度、ふるさと情報館の一員となりました浅見修光と申します。

ねぶた祭や吉幾三さんが有名な青森県五所川原市出身です。趣味はスポーツ観戦と美味しいご飯を食べながらお酒を飲む事です。身長は185センチでふるさと情報館一の長身です(笑)。

学生の頃はバレーボール部に所属しており青森県代表選手に選ばれ、社会人になってからは洋服屋や飲食店に勤めていたので、体力とコミュニケーション能力には自信があります。

前職で不動産業界に興味を持ち宅地建物取引士を取得。売買営業を志望していた私は、ひょんな事からふるさと情報館の求人に出逢いました。

いわゆる都心で戸建てやマンションを売買する不動産会社、ではなく、ふるさと情報館の都市と地方を結ぶ仕事に惹かれた私は直ぐに応募を決意し面接へ向かいました。

後日、採用の連絡を受けた時には一人で声を上げガッツポーズをしました(笑)。

入社後は初めての不動産業、初めてのパソコン業務、初めて行く土地への出張、初めてづくしの毎日で常に刺激を感じ楽しい日々を送っております。

私は田舎出身で母の実家が農家ですので、皆様の田舎暮らしに最適な提案をできればと思っております。どうぞお気軽に相談してください。

そして私にも皆様の楽しいお話や皆様の土地の文化、美味しいご飯や美味しいお酒を教えてください。私と一緒に楽しい日々を過ごしましょう!(本部 浅見修光)

山梨◆八ヶ岳/七夕の候、7月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】 

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2025年7月7日

▲天然エアコンの気候の中、鮮やかに咲くニッコウキスゲ。(長野県霧ヶ峰高原)

八ヶ岳南麓の夏。

標高の高さと森林が多く残された高原の環境から、涼しく快適に過ごせる魅力的なシーズンとして語られる事が多いのですが、今回はあえてマイナスな見方で語ってみたいと思います。

北杜市の夏はとても短いと思います。都心に住んでいた感覚からすると、始まりは一月遅く、終わりは一月も早いのです。

また、一日中暑いということはありません。昼間は夏のように気温が上がったとしても、それは夕暮れまでで、日が沈むころには、一気に気温が下がってしまいます。

昼は夏なのに、夜は秋といったところでしょうか。その為、一日中、夏を感じることはできません。

夕暮れ時から、ウッドデッキでゆっくり過ごそうと思っても、気がつくと肌寒くなり、早々に家の中へ避難することになります。

そのような気候ですから、夏なのにどっさりと汗をかくことが出来ません。

暑い季節特有の止まらない汗、かいているときは気持ち悪いのですが、シャワーを浴びるとスッキリ、まるでサウナで「ととのった」ような、あの苦から快への感覚を味わえないのです。

夏服を着られる期間も短いものです。

夏ですから、Tシャツ、アロハシャツ、短パンを謳歌したいところですが、適する期間は短く、それも昼間の間だけ、夜にそのような格好で過ごすと風邪をひいてしまいます。

そして、夏に特に魅力を増す、ガリガリ君などの氷菓子。これらも体が欲するタイミングは、幾分と少なくなります。

寝る時も、夜風をさけ、窓を閉めないとその寒さで喉を痛めることもあります。

▲夏野菜に目が奪われます。(山梨県北杜市)

夏はオフシーズンの静かな環境が一変し、観光客で賑わうことになります。

八ヶ岳南麓に無数存在するパン屋さんからは我先にとパンが消え、カレー店、蕎麦屋さんの行列も長くなります。

以上、不遜ながら、後ろ向きな、八ヶ岳南麓の夏を語ってみました。こんな文を書いたのは、自分自身がこちらの夏に慣れてきたからかもしれません。

また、5月後半に、久々に訪れた沖縄の気候が、記憶より暑く、体に辛く、一方でその暑さの刺激と解放感が何故か心地良く、今の環境には無いものだと気付かされからかもしれません。

夏の暑さに疲れている方には、八ヶ岳南麓の夏はとても魅力的です。一方で暑い夏を長く楽しみたい方には、こちらの夏は物足りなくなるかもしれません。因みに私は八ヶ岳南麓の夏が気に入っています。

地域により、夏の気候も大きく異なる。細長い日本の魅力の一つですね。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

東京◆本部/主観と客観の楽しみ方【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: 広報

2025年7月5日

▲5月下旬の山形。新緑が綺麗な時期でした。

最近のサッカー観戦マイブームは、まず現地で爆裂に応援し、そのあと家で試合を見直すことです。もちろん、ハイライトではなくフルで。

現地では超主観的にかつ目線はボールしか追っていないので、中継を見ることで試合を客観視することが出来ます。

ボールの追い方やパスの出し手と受け手の動きなど、ゴールから逆算し、試合の作り方をどう改善したら良いか考える。その一方で、選手の優れたプレーを見つけるのも楽しいです。

▲鳥のような視野で物事を見るのは少し苦手。

試合と同様に、日常生活や仕事の場でも、客観的に物事を見ることで、気付きを得ることは随所であります。

例えば、猛烈に事務処理をした後、コーヒーを飲みつつ仕上げた書類を見ると、思わぬケアレスミスを発見し苦笑してしまうことがあります。

いい意味で肩の力が抜けているからミスを発見できるのでしょう。

サッカーの話に戻すと、たまに中継に映った応援している必死な自分の姿を見ると引いてしまうこともあります。

でも楽しいので爆裂応援は止められません。(本部 大野 美紗子)

山梨◆北杜市/『第二の故郷』に降り立つ【八ヶ岳スタッフ・日々の暮らしより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2025年7月2日

▲5月後半の沖縄は既に夏でした。

5月の後半、久々に降りたった沖縄は夏の気候でした。

沖縄から山梨へと移住して早10年。日々の忙しさもあり、疎遠になっていましたが、節目というか、ふとした気持ちから訪れたくなりました。

まだ肌寒い羽田発の飛行機に、半ズボンで乗り込む乗客を、気が早いなと苦笑した自分でしたが、沖縄の気候を忘れていたのは自分の方だったようです。

現地へ着いたとたんに、異様な湿度をもった暑さと、記憶よりはるかに強い紫外線で、体が驚いてしましました。

ただ、そんな戸惑いも半日程でした。

日焼け止めを調達し、着る物を一気に身軽にし、冷えた南国ジュースを飲んだり、涼める場所に移動したりと、どうすれば、この環境で体が楽かをどんどんと思い出してきたのです。

▲『第二の故郷』、沖縄。

そして旅行に来たというより、戻ってきたという感覚になりました。

第二の故郷とでも言うのでしょうか。その場所で一定期間、生活することで得られるような特別な感覚。

普段の生活から離れた場所ですが、自分の居場所の一つという気持ち。

久々に戻った沖縄でそんな気持ちになれたことが、とても嬉しく、自分の中に地層のように時が積み重ねられている事を感じた旅行となりました。(八ヶ岳事務所 大久保 武文)

東京◆本部/本部移転のお知らせ

この記事の投稿者: 総務

2025年6月30日

ふるさと情報館はおかげ様で本年35周年を迎えます。

長らく新宿区四谷の地で活動してまいりましたが、6月30日より文京区本郷に本部を移転致します。

以下、新住所です。電話・FAX番号の変更はありません

〒113‒0033
東京都文京区本郷3-3-11 NCKビル3F

JR中央線・総武線「四ツ谷駅」より各駅で4つ、快速で一駅移動となり、【御茶ノ水駅】が最寄駅になります。

駅からも近くなり、丸ノ内線・千代田線もご利用になれます。お近くにお寄りの際は、お気軽にお立ち寄りください。

1990年に四谷の地で事務所を開き、まだ「田舎暮らし」という言葉が一般的でない時代に、「ここから都会の人達に田舎暮らしを広めていこう!」という志を立て、奮闘してまいりました。

『月刊ふるさとネットワーク』表紙裏に「ラーバニスト宣言」を毎回掲載していますが、都市(アーバン)から田園(ルーラル)への暮らし替えや、田舎に拠点を持つ生活を考えるきっかけになればという思いがふるさと情報館の始まりです。

今日、田舎暮らしは特別な事ではなく、選択肢の一つとなりました。ふるさと情報館の活動がその一助になっているなら幸いです。

新しい事務所でさらなる飛躍を目指して頑張ります。

どうぞ今後とも宜しくお願い致します。(本部 杉田玲子)