田舎暮らし物件を探すなかで、「人が少なく静かな環境」を求められる方は多いと思います。人口が少ない町村には、田舎暮らしに求められるのどかな環境が多い反面、公共下水の運営に採算が合わない話も聞こえてきます。
採算が合わない自治体は個別の「浄化槽」で対応している場所が多く、浄化槽のリース契約や設置の際の補助金制度を設けるなどの各自治体で独自のサービスをしている所もあります。
長野県には現在77市町村が存在し、青木村の下水道普及率は89・9%で県内では15番目。その中には長野市や松本市などの大都市も含まれており、「村」に限ると6番目。「東信州地域」の市町村に限定しますと、1番の普及率となります(平成27年度の統計データに基づきます)。
上下水道完備の小さな自治体で、晴耕雨読の田舎暮らしをしてみたい。とお考えの方は「青木村」を候補に入れてみてはいかがでしょうか。(本部 長内 望)
▲村の花「アイリス」が描かれているマンホール。