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宮城◆白石蔵王/野鳥の森自然観察センター・ことりはうす【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2020年3月25日

蔵王町には県営の宮城県森林インストラクター協会の指定管理施設「野鳥の森自然観察センター〝ことりはうす”」という施設があります。私のペンションからすぐ近く、蔵王の深い緑の中に建ち、年間1万人ほどの来訪者が来ます。

開設後すでに25年、お堅い役所仕事で運営されている小さな博物館という印象で、この間1、2度足をはこんだだけでしたが、昨年、このことりはうすから外部評価委員の1人として他の委員4人とともに参画してくれと要望され、評価委員となりましたが実に楽しい施設でした。

「野鳥の森の自然観察」がテーマの館ですが、今はより広い視野から森の体験が実感できる自然の仕組みや、命の大切さなどを学ぶ場として県内外から客を呼んでいます。1階は夏と秋のジオラマ、蒲生干潟、伊豆沼の実景、蔵王の昆虫、植物、動物、野鳥、蔵王のおいたち、2階は野鳥の形態、世界を渡る鳥、足の不思議、鳥の視野、そして野外観察室に出ると、双眼鏡により生きた野鳥が観察できます。

一年中の週末はさまざまなイベントが用意され、広大な森には七つの野鳥観察コースができています。 入園料は大人350円と格安。お子様とぜひ一度どうぞ。(白石蔵王駐在 渡辺和夫)

公式ホームページ
http://mifi.main.jp/kotori/index.html

投稿者プロフィール

白石蔵王駐在/渡辺 和夫
白石蔵王駐在/渡辺 和夫ふるさと情報館/駐在スタッフ
1937年静岡県沼津市生まれ。定年を機に横浜と八ヶ岳の二地域居住を清算し、平成10年に宮城蔵王に移住「ペンションそらまめ」2代目オーナーに。今は300坪の農園作業が本業と同じくらい?忙しい。蔵王町観光協会会員、蔵王山麓グリーン・ツーリズム交流会(※現在はペンションを3代目に譲り故郷の静岡に移住)