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宮城◆白石蔵王/未曾有の事態と新しい出会いへ【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2020年5月9日

新型コロナウイルスの感染問題は、予想に反して終息の極みを見せません。東京オリンピックの開催延期も、ともかく、それどころではあるまいと判断するのが現実で、一蹴で処理されてしまいました。楽しみはすべてお預け、やむなしです。

ジワジワと広がる戦後最悪の世界の光景を、テレビは速報してくれています。この先はどうなるのでしょうか?朝起きると一日でどれだけの感染者が発生し、被害が深まったかがこのところの毎日の関心事です。観光、エンターテイメントの業界をはじめ、飲食、車、交通機関、土産物、金融を中心に、恐ろしいほどの総合不安のキズは、深まる一方。高齢事情で私どものペンション業の切り上げを、今年の年賀状でお知らせしたばかりに発生した困ったニュースです。

私どもは一応3月いっぱいで従来の22年来の営業を止めました。4月からはイギリスの民泊風にB &Bつまり、夕食は出さず、朝食のみをお出しする宿に変えて売却が決まるまでは少し続けたいとはお知らせしています。ただし、コロナ渦の一掃が再開の条件です。

夕食は遠刈田(とおがった)温泉の中心にある魚屋「あいざわ」さんの瀟洒(しょうしゃ)な店で召し上がっていただけたらと話し合っています。20年来、当ペンションに酒類を届け続けていただいた店でご夫婦とも気性が合い孫同士も仲のよかった間です。「あいざわ」さんと私どもは、車なら5分と近く、便利です。 定休日は水曜日、夜は8時までオーダーできます。「そらまめ」とは違った南三陸産の食材がメインです。

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『月刊ふるさとネットワーク』誌に「ふるさと発」の記事を書いてほぼ20年。蔵王に住み、ここから地域情報を重ねてきました。1年に12回×20年ですから240回。雑文ですが文庫本1冊の量になりました。蔵王だけではとても原稿のネタが続かず、時には提案、発想、傾向と、時事番外編の内容になってしまいましたが、皆様の田舎暮らし実現へのお手伝いのお役にたったでしょうか。

蔵王に移ってペンションを経営しながら、場面によっては不動産物件の仲介のお世話もしてきました。60歳からはじめ、寄る年波、高齢となり、ペンションでの接客も限界よ!と妻にせかされる日々が増え、いよいよ来たかと、代替わりの気持ちに変わりました。蔵王のペンション村では長老扱いですが、建物はとってもよい状態にキープしていますので譲渡の翌日から営業可能です。 新しい視点からペンションの業態を見直して、収入のある田舎暮らしをここでみつけてください。ご覧になりたい方は私までお電話をどうぞ。物件は本誌5月号27ページです。(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

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投稿者プロフィール

白石蔵王駐在/渡辺 和夫
白石蔵王駐在/渡辺 和夫ふるさと情報館/駐在スタッフ
1937年静岡県沼津市生まれ。定年を機に横浜と八ヶ岳の二地域居住を清算し、平成10年に宮城蔵王に移住「ペンションそらまめ」2代目オーナーに。今は300坪の農園作業が本業と同じくらい?忙しい。蔵王町観光協会会員、蔵王山麓グリーン・ツーリズム交流会(※現在はペンションを3代目に譲り故郷の静岡に移住)