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東京◆本部/ムカデ油のつくり方【北の国発・制作スタッフ進行日誌】

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2020年6月21日

田舎暮らしをするにあたって切っても切れないのは虫の存在です。小樽に住んでいた頃、年に1~2度は必ずといっていいほどゲジゲジに遭遇して慌てふためいていました。そんな私を見た母が「ゲジゲジは益虫で害虫を食べてくれるし、水がきれいな土地にしかでないんだよ。」と教えてくれたのですが、あの見た目で出てこられると、いくら益虫だとしてもたじろいでしまいます。

東京から島根県に移住した友人が、移住当初はムカデの存在にとにかく悩まされと言っていました。嚙まれるととても痛く腫れるし、とにかく見た目が受けつけません。家に現れた時は「どう対処しようか?」と思った矢先に、近所の方から「ムカデ油」の存在を教えてもらったそうです。

まず、火バサミでムカデを無傷のまま生け捕りにして空き瓶に入れます。そのムカデが浸かるまでごま油を注ぎ、ごま油がなければサラダ油で代用できます。注ぎ終えてから蓋をして2~3日置くとムカデの息の根が止まり、数カ月経つとムカデ油が出来上がります。さらに数年寝かしておくとムカデが溶けて油と同化するそうです。ここでポイントなのはムカデを‟無傷のまま捕らえる”ことです。もし少しでも傷をつけてしまうと、ムカデが腐って異臭を放ってしまいます。

ムカデ油は虫やムカデに刺された傷口に塗ると2~3日で傷が治ると言われています。また火傷やアトピーにも効く万能薬にもなるので「ムカデが家に出るとムカデ油を作る。」と友人は教えてくれました。昔は購入することもできたそうですが、現在は薬事法にふれるため販売はされていないそうです。

昔の人の知恵はすごい!

(本部 井上美穂)

※写真はイメージです。